筋力全開 スターダストブレイク!!   作:とかとか

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遅くなりました。

やはり年末はいろいろと忙しいです……。


第20話 闇を統べる王

空間震動があったであろう所に行くと、はやてちゃんモドキ、もといディアーチェちゃんがいた。

何かを探しているかのようにあっちをキョロキョロこっちをキョロキョロ。

で、こちらを発見。

その瞬間嫌そうな顔をする。

 

「なんか久しぶり~」

 

「二日も経っておらぬのに何が久しぶり、だ」

 

いや、気分ですよ。

気分って本当に大事だよ。

 

「やっと見つけたで王様」

 

「子鴉も一緒とは………。それで、我に何か用でもあるのか?」

 

「用も何も悪さをしたらあかんって言いに来たんやけど。さっきも揺れとったし、何しとるん?」

 

「はっ……。答える義理などない。我は王ぞ。成すべき事を成すのみよ」

 

同じ声だから見分けを付けにくい。

そう考えていたけど………。

両方とも喋り方に特長があるから分かりやすいと言ったらありゃしない。

ここは私も喋り方に特徴的な何かを付けた方がいいのかも知れない。

 

「慢心せずして何が王か!!」

 

「ぬぉ……。いきなり何だ小娘」

 

「小娘とはなんだはやてちゃんモドキ」

 

「我の名はディアーチェだ………!!」

 

「私はただ、王の基本を教えただけだよ?」

 

「王の基本?」

 

そうだ。

王様なら王様らしくこれはやっとかないといけない事がある。

 

「王様が王様たるために必要なモノ!それは6つあるッ!」

 

「子鴉………。何でこやつはいきなりこんな事を始めおったのだ?」

 

「知る訳無いやろ。紫煙ちゃんは始めて会った時からあんなんや」

 

何やら内緒の話が聞こえるが完全に無視する。

 

「財力ッ!カリスマッ!慢心ッ!退かぬッ!媚びぬッ!省みぬッ!の6つだッ!」

 

本当は"帝王に逃走はないのだ!!"まで入れたかったが、あいにくディアーチェちゃん(以下面倒だからディアっち)は帝王ではないので渋々諦める事にする。

まぁディアっちが帝王ディアボロになれば当てはまるが。

あのディアっちが『私の側に近寄るなぁぁーッ!』か。

いいね。

いや、違うな。

ディアっちだから『我の側に近寄るなぁぁーッ!』か。

 

「………紫煙ちゃん。後半から一子相伝で有名な暗殺拳のアニメに出てくる台詞が入っとったで?」

 

気にしたら負けだ。

 

「で、王様。その『砕け得ぬ闇』っちゅうのを探してんやろ?人様に迷惑にならん程度なら私達にも手伝えるで?」

 

「無礼者めッ!貴様らの助力なぞ必要無いッ!貴様らが手伝う事こそが迷惑だ」

 

あらあら酷い言いようね。

それとはやてちゃんも発症したのか厨二病。

とりあえず話を戻すけどディアっちは私達の助力は、要約すると、期待してないと言うことらしい。

……そこで私に策が一つ。

 

「あ、あんな所に『砕け得ぬ闇』がある」

 

「何だと!?」

 

「嘘だよん」

 

「本当にぶち殺すぞ貴様!!」

 

許してやってください。

ただのお茶目なんです。

せやから許してやって。

 

「まぁ、よい。で、子鴉よ。我が『砕け得ぬ闇』を入手した後、何をするか知らぬであろう?」

 

許して貰えたようだ。

それにしても『砕け得ぬ闇』ってどう使うんだろ。

そんなTHE・厨二病なもの。

ん?

確かゴールデンちゃんがその『砕け得ぬ闇』って話だ。

だとするとディアっち達はまさか、ゴールデンちゃんをエロい事に使う気じゃ………。

私は別に百合もいけるから良いものを……。

けしからん。

早くしてくれ。

 

「そりゃ教えて貰ってないもんなぁ……」

 

「無限のちかr「まさか無限の黄金の回転エネルギーなんか!?」……子鴉、お前黙れ。話を戻す。無限の力、『砕け得ぬ闇』を手に入れて我は真の王になるのよ。何者にも縛られず、何者からも害されず、何者からの障害も吹き飛ばす強き王にッ!」

 

「なら私はゴールデンちゃんを手に入れて百合百合パーティーを開いてやる。そして何者にも邪魔されない百合ん百合んな一時を……」

 

「小娘、お前も黙れ」

 

………はい。

 

「闇の書の部品に過ぎなんだあの苦渋の日々はもう終わりを告げた………。シュテルとレヴィも自由にしてやりたいしな………」

 

「そらなら尚更やん。局にはシステム解析のエキスパートがおるし、そのエキスパートすら超え、"闇の書"を改竄し元の夜天の書に戻した紫煙ちゃんだってこの場におるんやし、三人を自由に出来るのは案外こちらの方が早いかもしれへんで?」

 

「子鴉よ。お前は阿呆か?情けによって恵んで貰った自由を本当の自由と呼べぬ。そこも所詮は誰かの手に縛られるようなモノだ」

 

「王様………」

 

「ディアっち………」

 

「それに、そんな小娘に何が出来る。後、我の事をディアっち等と馴れ馴れしく呼ぶでない」

 

だが断る。

そして私に嘲りと挑戦を含めたな?

 

「お前に、勝てる」

 

「なにぃ!?」

 

お、怒ってる怒ってる。

まぁ、初戦で勝ってるからね。

私は。

 

「ならば貴様をミンチにしてくれるわ!!」

 

「最初は負けた癖に~」

 

「あれはまだ我が完全に目覚めてはおらんかったし、シュテルとレヴィが我の魔力を吸いとっていたからに過ぎぬ。つまり、結論を言えばあれで勝てぬ方がおかしいのだ」

 

ほほう?

ならば私も本気出しちゃうよ?

Bランクの、だけど。

私の新しいネタ…………もとい技も使っちゃうよ?

別に使ってしまっても構わんのだろう?

 

「おら来いよ」

 

「我を甘く見ているその目を抉り出してやろうか」

 

さてさてディアっちとの2回目の戦いでぃす。

後、さっきから空気のアインスさん。

何故見てるんでぃすか!

いや、本当に。

もしかしてこの前私を取り込む………吸収したから、だろうか。

その所為で私の存在空気(インビジブルエア)が移ってしまったのだろうか。

そういえば、エリ雄君とルルーシュちゃんとフリードリヒは私が目を離した隙に逃げてた。

やっぱりあれだろうか。

出番のようなモノが無くなるのを察知してこの場から離れたくなったからなのだろうか。

そのあと、はやてちゃんに怒られたのは言うまでもない事実。

さて、そんな下らない事はどうだっていいんだ。

今はこの戦闘だよ。

 

「我が敵を射抜く剣の兵よ、紫天の光の元、軍勢となりこの空を埋め尽くさん」

 

あららあれはヤバイ。

例えるならゲームハードに麦茶が掛かったくらいには。

 

「剣兵召喚、乱数展開」

 

ディアっちがそう叫ぶと同時に真っ黒い色の剣が大量生産。

なんと言うか、これだけで王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)とタメ張れる気がするってくらいに真っ黒い色の剣が全方位に向けて展開される。

いくら結界が張ってあるとしてもあの量が一気に来たら完全にオワタッてなるだろうね。

ならば発射される前に砲台をぶっ叩くしかない訳で。

とりあえず筋力はBランクにしておいて、ディアっちに近付くように飛翔。

 

「ほう………。我を叩きに来たか。だがその志、我が直々に折ってしんぜようッ!『エルシニアダガー』!」

 

ちょ、術式の同時展開って。

ディアっちの杖から小さな黒い球体がぽわわんって沢山飛んでくるんですけど。

何で同時展開なんて芸当が出来るの?

あぁ、そういや魔法を使える人達ってマルチタスクってのを使えるとか。

確か、考え方的には一つの脳で二つの事を考える事が出来るって感じらしい。

まぁ詳しい事は知らんが。

 

「紫煙ちゃんッ!危ないでッ!『クラウ・ソラス』やッ!」

 

はやてちゃんの杖から凄く……太いです……とも言える白いビームが出た。

それはくしくも私が闇の書にハッキングして、中に入った時に遭遇したまだ銀髪巨乳と言う名前だった頃のアインスさんが放った破壊光線モドキと見事に一致していた。

それで、話を戻すけど、もう少しで当たりそうって時にはやてちゃんに助けて貰った。

さて、皆さん。

お気付きでしょうか。

先程はやてちゃんが使った術式、そう『クラウ・ソラス』だ。

この名前は初めて聞いた人達にとっては『喰らう・逸らす』と、いった感じに聞こえるかも知れない『あぁ、ネタ技だな』と言う人も少なからず、いや、かなりの多さでいるはずだ。

だが、この一見ネタに見えるこの技だが、実はちゃんとした元ネタがあった。

 

『クラウ・ソラス』(別名:クレイヴ・ソリッシュ)は、アイルランドの言葉で「光の剣」又は「輝く剣」を意味し、口承アイルランド語民話の数多くに登場する宝剣。

あるいは魔法剣で、手に持つ者に照明を与える道具だったり、巨人などの敵に特殊な効果を発揮する武器など、物語によって異なる描写がされている。

また、スコットランド・ゲール語の口承民話にも多くの類例が見られる。

 

とのことだ。

ちゃんとwiki先生にも書いてあった事だから信用出来る。

やったね。

無駄知識が付いたね。

 

「ええい!子鴉めッ!我の邪魔をしよって………。うッ!」

 

なんかディアっちがブツブツ言ってるが、気にしない。

何故ならディアっちは既に私の射程距離内に入っている。

 

「行くよん!新技、相手の不幸につけこむ事から名付けて『メシウマ三点バースト』ッ!」

 

ここで良く分かる?

用語解説!

・メシウマ

意味:他人の不幸で今日も飯がうまい!

・三点バースト

意味:銃によく使われる。引き金を引くと3発発射される。

………だった筈だけど、どうも自信が持てない。

詰まる所、fate/stay nightの佐々木小次郎の『つばめ返し』のようなモノだ。

まぁ、佐々木小次郎のは並行世界の剣撃を持っ来るだけの簡単なお仕事(w)で、その並行世界から持って来た剣撃の合計3発を同時に、だけど私の場合はただ高速でジャブを3発打ってるだけだからねぇ……。

余談だけど、佐々木小次郎はただつばめを切りたいがために『つばめ返し』を練習していたらしい。

話を戻すけど、私の技の場合は動体視力が凄かったら見切れるよ。

きっと。

 

「ぐぶぅッ!」

 

結局ディアっちは動体視力が凄くなかったらしい。

全弾命中。

いや、拳だから全拳命中、かな?

ディアっちが吹っ飛ぶ。

 

「ぐ、あ、まだまだぁぁッ!『アロンダイト』ォッ!」

 

ディアっちの杖からはやてちゃんで言う所の『クラウ・ソラス』が発射される。

色は黒だ。

なんだ。

こんなの楽に避けれ

 

「掛かったなッ!間抜けがッ!滅ぼせ『レギオン・オブ・ドゥームブリンガー』ッ!」

 

………そういやそれ、まだ発射されて無かったね。

ディアっちの一声で真っ黒の剣が一斉射出。

はやてちゃん、アインスさん、そして私に向かってくる剣の数はそれぞれ均等に約200本は下らない。

私は目の前のディアっちより後ろの沢山の剣の方を向く。

それを弾く弾く。

いや、なんと言うか昔打ち合いしたサブマシンガンやザフィーラの攻撃よりは早かったよ。

 

「敵に背中を向けるとは、随分余裕な事だな」

 

ナンテコッタイ。

 

「『アロンダイト』ッ!」

 

「ぐぅえッ」

 

蛙の潰れたような声が出ちゃったじゃないか。

どうしてくれるん………。

って、ちょ、ちょい待ち。

そうやって背中を押すの駄目だよ。

目の前には真っ黒な剣が沢山………。

あ、これ、駄目じゃね?

あの黒い剣が刺さりそうになる3.5秒前ッ!

私の精神力に眠る色々な欲望がとんでもない無謀とも思える考えを思い付いたッ!

『なに紫煙?光線が背中を押して動けない?紫煙それは無理矢理身体を動かそうとするからだよ。逆に考えるんだ。「寝転がっちゃってもいいさ」と考えるんだ』

………そう言う事はジョナサンに言ってあげて下さいジョースター卿。

まぁ、私はこの光線から避けるように転がる、と言うより背中に接している光線を別の方向に変えるように身体を傾ける。

そしたら光線は違う向きに行った。

後はこの剣だが、東方のSTG(シューティングゲーム)をクリアしてきた私に死角はないッ!

ふはははははッ!

安全地帯を見付けつつそこに身体を滑り込ませる。

 

「な、何故だ。何故当たらないッ!」

 

確かに当たれば即死レベルだろけどねぇ。

 

「当たらなければどうという事はないのだァァッ!」

 

止めだッ!

デレデッデレーデデ

デレデッデレーデデ

テーレーテーレーテー

テーレーテーレーテー

 

「うおりゃぁぁッ!」

 

気分は完全にクウガだね。

 

「ぬぉぉお、おのれぇぇッ!」

 

爆発まではしないだろうが吹っ飛ぶのまではしたようだ。

私の足に封印エネルギーがなくてよかったね。

 

「き、貴様らは本当に人間なのか!?」

 

「人間………の筈だよ?」

 

「紫煙ちゃんは人間やで!何でそないに自信がないんや!」

 

だって最近本当に自分が人間かどうかが疑わしくなって来たからね。

まぁ、怪我すれば痛いもん。

所でさっきから私の背中がはだけてセクシー(そんなもの欠片もない)になってるんだけど。

 

「貴様らはいつもいつも我の間が悪い時ばかりに邪魔をしおる」

 

「そりゃ当たり前や。悪い事をしよる時に邪魔が入るのはもう自然の摂理みたいなもんやし。私はただ聞かせて欲しいだけや。『砕け得ぬ闇』の事。皆がどんな思いで闇の書の中にいたのか」

 

私が感じたのはとても住みやすそうだなぁって感じたよ?

割りと快適だったし。

 

「誰の迷惑にならず、尚且つ誰にも縛られずに皆が幸せになるやり方。それは探せばきっと見付かる筈なんやで?」

 

「夢物語だな。なにもかにもがそんな上手くいっていれば誰も悲しまん」

 

ちなみに私は鬼物語が好き。

 

「まぁ、例え貴様らがそんな方法を見付けようがもう遅い。時は既に満ちたのだ」

 

なにあの禍々しい黒い球体。

あ、淫乱さん。

もといピンクさん。

お久しぶりっす。

 

「桃色。準備は良いか」

 

「なんかさっきとても失礼な事を感じたけど……ま、いいや。強制起動システム正常。リンクユニットフル稼働」

 

おおう。

日本語でお願いしゃす。

 

「さあ、甦る時が来たぞ!無限の力『砕け得ぬ闇』!!ふふふ。我の記憶が確かなら、その姿は『大いなる翼』!!」

 

ディアっち生えてるじゃん背中に小さいのが。

 

「名前からして戦船か。あるいは体外強化装備か」

 

「うーんどんな感じかしらね♪」

 

とりあえず宇宙の戦艦な大和を想像する私。

とりあえずストレングス(ジョジョ3部)を想像するはやてちゃん。

とりあえず古代の古い時代の聖王が乗っていたとかの戦艦を想像するアインスさん。

とりあえずロボットに羽が生えたような物を想像するピンクさん。

皆考え方が違う。

 

「中々かっこよいモノばかりではないか」

 

「かっこええ、か?」

 

ストレングス(ジョジョ3部)を思い出してげんなりするはやてちゃん。

 

「嫌な………戦争でしたね」

 

聖王が乗っていたらしきモノを思い出してガタブルしているアインスさん。

 

「波動砲は見てみないと」

 

なにせ宇宙の戦艦な大和だからね。

 

「ともあれ、こんな偉大な力を手にする我等にもう敗北の二文字は無くなるッ!残念だったな子鴉、融合騎、小娘ッ!」

 

ディアっちが手を広げ、受け入れ準備を完成させる。

 

「さぁ来い忌まわしき無限連環機構、システムU(アンブレイカブル)-()D(ダーク)──『砕け得ぬ闇』よッ!」

 

そして禍々しい黒い球体がひび割れて出てきたのは……

 

 

「ユニット起動──無限連環機構動作開始」

 

 

闇の書に吸い込まれていた時に出会ったゴールデンちゃんだった。

なんと言うか、想像でゴツいモノを想像してごめんなさい。

 

「システム『アンブレイカブル・ダーク』正常作動」

 

「お?……おおお!?」

 

「はれ?」

 

「え?あれ?これって……」

 

「………ブツブツブツ……聖王のゆりかご……ブツブツ」

 

アインスさんだけリアクションがおかしかった気がする。

だがあえて無視をする。

 

「ちょ、ちょっと王様!!システムU-Dが人型だなんて聞いてないんですけど!!」

 

「む、むう?おかしい。我の記憶の中でも人の姿をとっているなどとは……。いやいや、そもそも我々ももともと人の姿はしておらんかったし……」

 

ディアっちとピンクさんはあたふたしてる。

それは放っておく。

 

「んー……。『砕け得ぬ闇』やから……ヤミちゃん?それとも闇……影……ブラック・サバスちゃん?」

 

流石に5部の敵のスタンドの名前はどうかと思うよ?

 

「違うよはやてちゃん。名前はゴールデンちゃんだよ」

 

「何故にゴールデン!?」

 

うるさいピンク。

 

「視界に夜天の書を捕捉──防衛プログラム破損、保有者認証、困難………」

 

あれ?

私の事、忘れたのかな?

目がいつか見たはやてちゃんのようなレイプ目になってるし。

 

「え、えっとこんばん……いや、これやない。ハッピー、うれピー、よろピくねー。さぁご一緒にハッピー、うれピー、よろピくねー」

 

やっ、やった。

はやてちゃんがジョセフの真似をした、だと?

良かった、ビデオに撮ってて。

これで将来脅s……お願いがしやすくなる。

 

「待てぇいッ!うぬら、何を勝手に横から入りおるッ!起動させたのは我ぞ!」

 

「起動方法を伝授したのは私ですぅ」

 

「そやけど、夜天の主は私やから………」

 

「なら初めてこの子とエンカウントしたのは私だぞ!!」

 

「「「「え?」」」」

 

「だって闇の書に吸い込まれた時にこの子と会ったもん」

 

「あぁ、あの時か」

 

その時だ。

 

「何か封印してある。ぶち破る。中に入る。発見。キャッキャウフフ。排出」

 

「どうしてそうなったんや」

 

私がしるもんか。

故意だ。

故意でやったんだ。

文句あるか。

あるよね。

 

「これは我のだッ!誰にも渡さぬッ!」

 

人(人かどうか怪しいけど)をこれとか言うな。

そんな、おぉ、醜い醜い的な言い争いをしていたらゴールデンちゃんの背中にこれまた禍々しい紅い血液のような色の翼が生えた。

翼、と言うより噴出のような、まるで一方通行(アクセラレータ)の黒い翼のような翼だった。

 

「「「「!!!!」」」」

 

「状況不安定……駆体の安全確保のため、周辺の危険因子を……排除します」




感想、質問、批評、誤字報告待ってます。

次回もよろしくお願いいたします。













紫煙ちゃんは外道(確信)
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