しばらく私は自分が無力だった事に、久しく絶望を感じた。
どこぞのハイスピード論破の人みたく、絶望でヒャッハーするって事は無いから安心して貰っていい。
話は変わるが、いくら私の力が強くても今回は何も出来なかった。
シュテるんとレヴィちゃんを、助けられなかった。
この筋力は何のためにあるんだろうか…………。
しかし、それにしても笑えない皮肉だよ。
凄まじい筋力はとてつもない破壊力を生み出すのに、それは全くもって無力とはね……。
これからどうするべきか。
ディアっちはまだ泣いてるからそっとしておくとして………。
普通、この場面だと主人公とか物語の中心人物は頭を使って自分の破壊力を違うことに使えないかと頭をひねったりするだろう。
そう、例えるなら
それか新しい能力を入手してそれを使ったり。
だけど私は筋力と魔力と霊力しかない。
それも魔力と霊力に至っては中途半端なBランク。
ならこの筋力しかない。
破壊力しか生み出さない絶対的な筋力……。
ん?
破壊力?
いや、待て、そういやゴールデンちゃんって今は破壊と殺戮大好きっ娘になってるんだよね……。
つまり破壊の象徴?
ふむ………。
そうか、ならば私のやることが分かった。
破壊でもって破壊を破壊すればいいのか。
簡単な事じゃないか。
幻想の郷の妹様のようにすればいいだけじゃないか。
ゴールデンちゃんが
ふふふふ………。
この作戦で行こう。
私が壊すモノはたった一つだけだ。
しばらくして、ディアっちが泣き止むと同時になのはちゃん達が来た。
そしてディアっちがここで起きた事を全て、洗いざらい話した。
「嘘………。シュテルと、レヴィが?」
「あぁそうだ。だから我は奴等の残してくれたこの力で『U-D』を制御してみせる。いや、しなくてはならない」
「………シュテルとレヴィは、消えちゃったの?」
フェイトすんがどこか沈んだ顔でディアっちの方へ顔を向けた。
「そんな訳があるか!シュテルとレヴィがあの程度で消えてたまるかッ!今はただ、休んでおるだけだ。命懸けで打ってくれた布石、そして我を信じ、残された力を託した。…………『U-D』と、『U-D』と対峙するのは我だッ!誰の邪魔も受けんッ!」
誰も邪魔はしないよ。
トドメ以外は。
「邪魔は、せえへん。でもn「うるさい子鴉ッ!」
はやてちゃんの声には耳を傾けないようで。
「しかし王よ。お前の駆体は今とても不安定だぞ。3人分の力を手に入れたはいいがその分、駆体の強度が足りていない」
例えるなら私が筋力強化しても肉体に霊力、又は魔力の補強をしてなかったら腕がプッツン。
そんな事をアインスさんは説明している。
「お前が倒れたらシュテルとレヴィは………」
「黙れッ!殺して欲しいのか!!!」
「とりあえず落ち着け」
駄目だ。
いくら私達が抑えても収まらない。
興奮していちゃコンビネーションもクソも無い。
「王様ッ!」
「だmうぐッ………」
おおう……。
まさかのはやてちゃんの本気の腹パンが見られるとは思わなかった。
「………ええか?アインスは味方なんや。3人の事をほんまに心配しとるんよ?」
これで安心しろと言われたら、流石の私も間違いなく首を振る。
横にじゃなくて縦に。
「子鴉………貴様……」
「まだ言うか?」
「…………………………………済まなかった。我とした事が」
はやてちゃんの威圧。
ディアっちの精神にダイ(die)レクトアタック。
そしてクリティカルヒット。
ディアっちはトラウマを植え付けられたッ!
「ディアーチェ、まだ終わったって訳じゃないよ。だから、頑張ってくらたシュテルとレヴィのために、ゴールデンちゃんを止めようッ!」
と、ディアっちがトラウマを植え付けられて震えている時になのはちゃんからの精神的なヒール。
「私もなのはに賛成する」
おぉーっとッ!
フェイトすんからもエール。
これはディアっちの精神にいい方向で効果は抜群だッ!
その後もヴォルケンズやら未来組やらが慰め、完全復活。
そしていつのまにか怪我が治って復帰していたファクトがフラグを立てようとしていたから立つ前に折っておいた。
精神面は復活したから準備は出来た。
肉体?
あぁ、超万能薬使った。
そんでもって、エリ雄君、ルルーシュちゃん、フリードリヒ、ヴィヴィオちゃん、アインハルトちゃん(new!)、当麻・阿辺似る君(new!)、リリィ・シュトロハイムさん(new!)と、デバイスのストラーダ、ケリュケイオン、セイクリッドハート(通称クリス)、アスティオン(通称ティオ)、銀十字、が手伝ってくれる事になった。
なんでも、未来に帰りたいとか?
そんなタイトルの映画、どっかで見た気がする………。
「僕の名前はエリオ・モンディアルです。字が一字違ってますから………」
「私はキャロ・ル・ルシエですからッ!」
「キュクル(名前、合ってて良かった……)」
「なんで私達は合ってるんですかねぇ?」
「ヴィヴィオさん、それは私にも分かりません」
「俺はトーマ・アヴェニールです………」
「私はリリィ・シュトロゼックです」
それは偽名でしょ?
「「「「「「「それが違いますッ!」」」」」」」
わあお。
「茶番をやめい」
ディアっちからの一喝で私達の茶番は終わった。
とりあえず対ゴールデンちゃんの布陣は決まった。
まずはシャマルさん、ファクト、エリ雄君、ルルーシュちゃん、フリードリヒ、アミタさん、キリエさん、と言った、ワクチンや対『U-D』プログラムを走らせれない人達で壁………………もとい魔法使いでゴールデンちゃんを一先ず赤モードになるまでフルボッコ。
その後になのはちゃん、フェイトすん、シグナムさん、ヴィータちゃん、黒野原、はやてちゃん、ディアっち、当麻・阿部似る君で動きが止まるまでワクチンを流し込む。
そしてジャンジャジャーンッ!
真打ち登場ッ!
トドメで私、アルフ、ザフィーラ、ヴィヴィオちゃん、アインハルトちゃんがワクチンを流し込む。
ワクチンは、ヴィヴィオちゃんとアインハルトちゃんが一応使えたから渡した。
そしたら予想以上に使えたからトドメチームに入れた。
ちなみに、エリ雄君のストラーダにもカートリッジはあった。
でも数が足りなかったってのとデバイスと合わなかったってので使えなかった。
ファクトが何故第一部隊にいるのかって?
アイツは黒野原からデバイスのデュランダルを借りている。
デュランダルの説明?
出来ません。
ただ一つ言える事は、ファクトはただの足止め要員かなって所だけだね。
当麻・阿倍似る君の説明は時が来たらしよう。
さて、今目の前でゴールデンちゃんと第一部隊が対峙しております。
エリ雄君の先制攻撃だべ!
でもここからだと、ストラーダでつんつく突いている
ん?
ルルーシュちゃんが呪文を唱えたようですよ?
その内容がこちら。
「蒼穹を走る白き閃光、我が翼となり天を駆けよ。来よ。我が竜フリードリヒッ!」
そしたらフリードリヒがまるでウルトラマンみたいに大きくなった。
それでそのまま大きくなったフリードリヒの上にルルーシュちゃんが乗った。
なんだ、竜使いだったのか。
おいギアス使えよ。
「使えま、せんからッ!」
まさか返してくれるとは思わなかった。
あそこ、とっても忙しい筈なのに。
……ん?
フリードリヒが口に炎を溜めてる。
あ、あれはまさか………。
滅び?
それとも破滅?
「フリード、ブラストフレアッ!」
どちらでも無かったって言うね。
大きなフリードリヒの口から炎がドーンッ!
しかし効果は今一つのようだ。
弱点属性は火じゃ無いらしい。
「私達も行きますよッ!キリエッ!」
「OKッ!お姉ちゃんッ!」
今度はアミタさんとキリエさん、二人はプリkなんでもない。
二人で武器を銃の形にし、
「「ファイネストカノンッ!」」
今まで見てきた二人の砲撃よりも大きなのが出た。
って言っても私は見てない。
それも防ごうと、ゴールデンちゃんが爪を振るおうとする。
その時、ファクトが登場。
ファクトがデュランダルを使い、ゴールデンちゃんの体を凍らせた。
………女の子に向かってエグい事する奴だ。
話は戻るが、二人の砲撃は当たった。
でもまだ足りない。
ならどうするか。
シャマルさんの出番が登場ですよ。
おい誰だよ。
シャマルさんの事を忘れてた奴は。
素直に出てきたら私の
味は保証するけど、命は保証しない。
そしてシャマルさんの体内への……詳しく言えばリンカーコア、ゴールデンちゃんの場合はきっとエグザミアへ、いつの間にか持っていたエリ雄君のストラーダを突っ込んだ。
流石のゴールデンちゃんもこれは痛いらしい。
なんと言うか、例えるなら胃をシェイク&アタックされたようなもんだ。
そらにより、ゴールデンちゃんが真っ赤になった。
第一部隊は後ろに下がり、お次は第二部隊の出動。
そしていきなりなのはちゃんが
「『
七発同時砲撃。
これは酷い。
ちなみに、ネーベルベルファーはドイツ語で煙幕兵器と言う意味らしい。
そんでもって、砲撃がゴールデンちゃんに当たる。
おおっと。
ゴールデンちゃんが顔をしかめた。
どうやら効果はあったらしい。
「更に更にィィッ!全力全開ッ!スターライトォ……」
あ、集束魔法だ。
なのはちゃんの十八番のスターライトブレイカーって、アインスさんが使ったの以外で見たことないんだよなぁ……。
と、言うことは、これが『はじめてのスターライトブレイカー』だね。
スターライトブレイカーが撃てるよ。
やったねなのはちゃん。
さあ、これにゴールデンちゃんはどう対応するかな?
「ブレイカーッ!」
発射されると同時に
「あ」
ゴールデンちゃんは簡単に避けた。
「な、何で?何で避けられたの!?」
……バインドしないからだと思うけど?
「次は私、だね。カートリッジ『
なぁにこれぇ。
凄い力が抜ける掛け声。
それと、ホルニッセはドイツ語でスズメバチ。
あ、やっぱりゴールデンちゃん、避けた。
「まっがーれ」
ファッ!?
フェイトすんの放ったジェットザンバーが曲がって追尾した。
え?
フェイトすんって実は超能力者?
しかもそれがゴールデンちゃんに当たる。
なのはちゃんぇ………。
スターライトブレイカーとはなんだったんだろうか…。
あ、ゴールデンちゃんがこっちに飛んできた。
どちらかと言えば飛ばされたって感じだけど。
それと同時に黒い影。
「邪魔だ紫煙」
イラッ★
「行くぞシステム『U-D』。カートリッジ『オストヴ「TE☆N☆TYUッ!」ゴブファッ!」
黒野原。
お前、死にたいのか?
私がやったこと。
内蔵があるであろう所に
ただ、筋力Cだから………運が良ければ血便かな?
運が悪ければ破裂してる。
「紫煙、き、君と言う奴は………」
まぁ、私には殺す気なんてこれっぽっちも無いから安心しても大丈夫。
「クロノ提督の犠牲は忘れませんッ!ディバイドゼロ・エクリプスッ!」
「いや、僕は………死んで、な……い」
あ、当麻・安辺似る君の剣のような何かから白い砲撃が出た。
さて、何故、当麻・安陪似る君が第二部隊か、それはディバイドってのがあるからだってさ。
魔力分断だと。
私には関係無いけどね。
「くぅ………」
でも、魔力分断はゴールデンちゃんには聞くらしい。
「『U-D』よ。貴様の絶望、葛藤………。その全てを我が闇で打ち砕いてくれるッ!絶望にあがけ、『エクス・カリバー・モード・トリニティ』ッ!」
あ、何も出来ないゴールデンちゃんにディアっち番のラグナロクが飛んでった。
しかもそのエクス・カリバー、赤色と青色が付いてる。
つまり、シュテるんとレヴィちゃんも………。
想いを込めた一撃にゴールデンちゃんは更に吹っ飛んだ。
「ほな、私達も行こか。アインス」
「はいッ!我が主」
そこに待ち受けるはやてちゃん&アインスさんッ!
「「創聖合体……/ユニゾン……(あれ?主の何か違う)」」
あれ?
もしかしてはやてちゃん、アクエリオン、知ってるの?
「「goッ!リインエリオンッ!/インッ!(もういいや、このままで)」」
そして現れる白髪はやてちゃん。
目にカラーコンタクトまで入れて……。
《何故、我が主は創聖合体などと………》
「合体の代名詞だからね」
「シュテルがくれた、このプログラム『
《はいッ!主ッ!》
ヴァッフェントレーガーはドイツ語で武器運搬車。
さて、はやてちゃんが本気のご様子。
「海より集え水神の槍、彼方より来たれ銀雪の吐息、逆巻き連なり天に座せ『ヘイムダル』」
何あの氷塊。
とっても大きい。
「更に行くでッ!槍陣を成せ白銀の槌、虚実を世界へ示せ『ヘイムダル・ファランクスシフトver.lie』」
overkillって所の話じゃない。
これ、近くの私達も危ないんじゃ。
「ラグナロクかと思ったか?残念、ヘイムダルや。それもファランクスシフト。これをどうやって防ぐ?」
ゴールデンちゃん、これ、どうすんだろ………。
「ッ!仕方ない………エグザミア、フルスロットルッ!エンシェント・セイバーッ!」
あ、ゴールデンちゃんから真っ赤な砲撃。
しかもとっても太い。
でっかいヘイムダルとどっこいな大きさ。
それを受けて粉々になるヘイムダル。
ん?
あの大きさにしては、落ちてくる氷が少ない気がする。
「ま、まさか………」
ゴールデンちゃんも気付いたらしい。
「言うたやろ?ヘイムダル・ファランクスシフトver. lieやってな」
lieとは嘘の意味。
「これは囮や」
「なッ!」
ゴールデンちゃんはどうやら反動でしばらく動けないらしい。
破壊光線みたい。
「行くぞヴィータ」
「あいよ、シグナム」
「「飛竜……/ラケーテン……」」
今回、スラッシュ(/←これの事)の使われる回数、多いな……。
「「一閃ッ!/ハンマーッ!」」
あ、ゴールデンちゃんに当たった。
「どや、ワクチン入りの攻撃は痛いやろ?」
どこのダイアーさんだよ。
「う、がは………」
これで最後だ。
「行くよん。アルフ、ザッフィー、ヴィヴィオちゃん、アインハルトちゃん」
「おうッ!任せなッ!」
「………ザッフィー?」
「はいッ!紫煙さんッ!」
「私でお役に立てるなら」
「「「「「五人一緒に」」」」」
先ずは五人とも溜め動作に入りまーす。
「バリアブレイク・ストライク……」
「牙獣走破……」
「粉砕、隣のリア充タイム………」
「ディバイン・ラッシュ……」
「断空無限拳……」
それでは皆さんご一緒にラッシュタイムに入ります。
「「「「「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラッ!」」」」」
「うぶぁッ!」
傷一つ付かないとは、これいかに。
「よし、トドメでジャーマン決めてやんよ」
「はぁ、はぁ、な、何で、ど、どっからそんなスタミナが」
『萌え』と言う万能エネルギーから。
さて、まずはゴールデンちゃんの後ろに回り、腰に手を回し、
「くっ………はな、せ」
「残念ッ!離しませんッ!そういえば、ゴールデンちゃん、破壊がしたいんだって?なら私が変わりにゴールデンちゃんの、
「んなッ!」
「さて、悲劇のヒロインは救われますよん。私が言った通りになるね、ゴールデンちゃん」
そんでもって、私は腰をブリッジを決めるように曲げる。
これでトドメやッ!
……あ。
ジャーマンスープレックスやろうと思ったのに地面が無いから出来ない。
海まで待てと?
ふざけんな。
「僕を忘れて貰ってちゃ、困るよ」
あ、えっと………ゆ、ゆ、ゆ、ユベル?
いや、確か……ユーノ君だよッ!
ユーノ君が足場になるような結界を作り出し、ゴールデンちゃんの頭が落ちるであろう所に200枚を圧縮したと思われる結界を設置。
ナイスです。
そしてそのままゴールデンちゃんの頭が結界に直撃。
「げぶぅ………」
こ れ に て 決 着ッ!
ゴールデンちゃんは気絶して、落ちて行きました。
あ、ディアっちが拾いに行った。
まずはG.O.D編は一段落です。
さて、感想、質問、批評、誤字報告、待ってます。
次回もよろしくお願いいたします。
クロノ君の尻について、質問らしきものがあったので。
下品、ダメ、絶対と思う方は読まない事をおすすめします。
ちなみに、私は決してクロノ君アンチ、と言う訳ではないので。
平行世界でなのはさんのハートをゲットするクロノ君は凄いですよね(遠い目)。
怪我をして拡がる。
傷は治る。
あくまで傷だけのため、穴は広がったまま。