私、何もしてません、よね?
こうなると怖いです……
あ、ディアっちがゴールデンちゃんをお姫様抱っこして帰ってきた。
「王様ッ!ゴールデンちゃん。大丈夫?」
「あ、ゴールデンちゃんが気絶してる」
「お、王様は無事っぽいなぁ。でも、ゴールデンちゃんは傷だらけやな。せやから傷を治さなあかんなぁ……」
「本当はジャーマンスープレックスだけだったんだけどねぇ………。まぁ、ゴールデンちゃんが治ったのならいいや」
よかった。
これでハッピーエンドだね。
「うぬらは馬鹿かッ!ユーリは疲れて寝ておるだけ。だから騒ぐな」
「だが、断る」
「ぶち殺すぞ?………と、言いたいが、疲れておるからまた今度にしてやる」
ほほう。
寛大になったもんだ。
「そう言えば、さっきからスルーされてたけど、ユーリって?」
「こやつの産まれた時の名よ。そう呼べ」
ええ名前や。
「その名前、いい響きだね」
おお。
フェイトすんもそう思うか。
「そうであろう?」
「私もそれには同意だね。まさか名前にまで百合、なんて入れてるなんて」
「ん?ユーリ、だからな?小娘」
「いや、紫煙ちゃんの場合は意味合いが違うんや……」
その後、消耗したディアっちとゴールデン……いや、ユーリちゃんをアースラに連れて帰ってテーレテッテテレテー。
この事件、後の『
皆消耗していてへばってた。
だらしないね。
だけど私もその一人。
さてさて、それから朝になって…………。
ゴールデンちゃんって本名がユーリ・エーベルヴァインって言うらしい。
と、言うのをシュテるんが思い出したらしい。
と、王様は供述しておりました。
それと、元は人間だったらしいね。
勿論そんなの気にしないよ。
可愛ければいいんだよ。
そんでもって戦いが終わった後に未来組を見ると、かなり疲れていた。
ふん。
軟弱者め。
だがルルーシュちゃんとヴィヴィオちゃんとアインハルトちゃんとシュトロハイムちゃんは可愛いから許す。
だが当麻とエリ雄。
お前達は男だろ?
もうちょいしゃきっとせんかい。
にしても、まさかなのはちゃんに子供がいるなんてねぇ。
「お相手は誰だろうねぇ?」
「にゃはははは………。照れちゃう」
でもヴィヴィオちゃんとは、今は接触出来ないらしい。
プギャァ。
だが、なのはちゃんと付き合えるくらいの男……いや、漢ってどんなのがいるだろうか。
ラオウとか?
それとも勇次郎?
まさかの女性だったりして。
しかも拷m………問い詰めた結果、エリ雄君とルルーシュちゃんはフェイトすんの子供のようなモノらしいじゃない。
なんでも?
引き取ったとか。
そんでもって、私達は今、アミタさんとキリエさんに連れられています。
この場にいるのはなのはちゃん、フェイトすん、はやてちゃん、私。
そんくらい。
「未来の事は知らない方がいいのよ」
「博士から聞いたんですが、過去の人物がもし未来の情報を知った場合、それに関する記憶は封鎖するか、消さないといけないそうです」
そりゃそうだよね。
「知ったら知ったで、未来が変わっちゃうかも知れないもん。なのはちゃんの場合だと、あの子と親子になれないかもねぇ……」
「「そんなのやだよぅ」」
見事なハモり。
流石親子。
ん?
じゃあフェイトすんの場合はエリ雄君とルルーシュちゃんとは出会えなくなるんじゃって事か。
「トーマ君とリリィちゃんも天文学的確率で生き残ったそうで………」
つまり、知ってたら当麻君とシュトロハイムちゃんは死ぬ、と。
「嫌だァァァァァッ!死にたくねぇぇぇぇッ!」
あ、発狂した。
「激しく同意ですッ!」
タイムパラドックスって事が起きると解釈すればいいのかな?
それと、結局、時間移動、と言う出来事を封印するってさ。
アミタさんとキリエさん、ディアっちファミリーとの戦いの日々は忘れない。
でも未来組との出会いと戦いの記憶はやっぱり封鎖するってさ。
おまけで未来組達も過去での記憶は封鎖だとさ。
マリーさんは治療データを破棄。
私はゴールデンちゃんワクチンを破棄。
マリーさんは悲しんでたけど、私は別に持ってても使わないから丁度良かった。
「あ、黄緑ッ!元気だった?」
「あ、レヴィちゃん。私は元気だよ」
私達が歩いていると、ディアっちファミリーがいた。
「ナノハ、皆さん。ご無沙汰ですね」
「シュテルとレヴィ、ちゃんと戻ってこれたんだッ!」
元気そうでなによりですな。
「ユーリのお蔭ですね」
ユーリちゃんスゲー。
「皆さん。私を止めてくれて、ありがとうございます」
「あ、ユーリちゃん。頭、大丈夫だった?」
「あはははは………。少しヒリヒリするくらいで、大丈夫です。………それと、ちゃんと約束、守ってくれましたね、いつぞやの通りすがりの淑女さん♪」
お、フラグが立った。
これは来たか?
「まぁ、私は可能な限り約束は破らないからね」
「小娘。今回ばかりは助かった。礼は言わんからな」
「ああ、それなら別にいい。礼が欲しくてやったんじゃないからね。……そう言えばディアっち」
「何だ?」
「ずっと忘れてたけど、私の事を一度、紫煙って呼んでたけど、もう呼ばないの?」
「呼ぶかバカタレッ!」
何で怒られたし。
理由が分からないよ。
「ディアーチェ、めっですよ。仲良くしなくては……」
「ぐぬぬぬぬ………」
たしなめられてやんの。
「まぁ、そんな事より伝えねばならぬ事があった」
「聞かせてもらおうか」
「我等が完全に復活した。だからぼちぼちこの世界を我が闇と混沌に陥れようと思っておったのだが………」
ほう?
「貴様らの世界はちと窮屈でな。だから我等は熱血と桃色の世界を侵略することにした」
いいんじゃね?
つか、私も行きたい。
いや行かせて下さい。
「はい。何故か王様達、私達の世界に来てくれるらしくて………」
「行く、ではなく、侵略だと言うことを忘れるな、熱血」
…………もし、もしもアミタさんとテニスの熱い人が出会ったら、冬、無くなるんじゃね?
そのくらいの熱血だと言う事は分かってた。
「聞いた話だと、エルトリアって超エキサイティングでハイデンジャーなTHE・WORLDって事だから、退屈しないだろうってさ!!!」
なにそれ、凄い楽しそう。
なんかスタンドがいたけど凄い楽しそう。
「ダンジョンとか迷宮とか魔王の城とかモンスターとかエイリアンとか青眼の白い龍とかがいるんだって!!!!」
おい、社長の嫁がいたぞ。
しかも魔王って……。
エルトリアって、カオスなんだな~。
「そ、そうなんだ………」
「そ、それなりに古い遺跡が多いですし、死触によって突然変異した危険生物もいますから………」
「んふふ~。私もお姉ちゃんも訓練はそこでね~。あの時は、本当に死ぬかと思ったわよ………」
それはもっと行きたくなってきた。
筋力をEXoverにして、色んな所を殴ったりすれば行けるかな……。
と、そんな下らない事を考えまくっていたらいつの間にか別れの時間が来たようだ。
「ではでは~。未来組の皆さ~ん。帰る準備は万端ですか?」
「それでは記憶封鎖するんで、こちらへ」
「は~い」
見ろ!
未来組がカルガモ親子のようだ!
「現在の皆さんはあっちでキリエに」
「はーい」
見ろ!
私達がカルガモ親子のようだ!
「ではいきまーす」
記憶封鎖ってどんなんだろ。
私、初めてだから気になりますッ!
そう思いながらキリエさんの方に目を向けたら、ヴィータちゃんの持っているような鈍器がそこにあった。
あ、記憶封鎖(物理)ですか。
それが降り下ろされ、私は気を失った。
………………あれ?
あそこのカラフルヘアーの皆さんは誰だ?
それと微妙に頭が痛い………。
何で気が付いたらあんなに沢山のカラフルな髪の毛の色をした方々が?
いや、私も人の事は言えないけど。
「それでは、皆さん!ありがとうごさいました」
えーと………。
確か、ユーリちゃんを助けたって事は分かっているんだよ……。
あとアミタさんとキリエさんとディアっちファミリーの事も。
「お邪魔しました~」
「邪魔されました~」
あのカラフルヘアーズって一体………。
うっ……。
考えると更に頭が痛くなってくる。
周りを見ると、なのはちゃんやフェイトすん、はやてちゃん、アルフにヴォルケンズにファクトに黒野原、アースラメンバーと…………。
誰だっけ、あの……えっと………確かフェレットをしていた人の名前。
まぁいいや。
その全員も頭を抱えていた。
どうやら私と同じように頭に痛みがあるらしい。
それと、フェレット君の名前だけど、思い出せないって事はそれほど重要じゃないって事か。
なら納得出来る。
私は思い出すのを止めた。
それと同時に空間に穴が出来た。
それにアミタさんとキリエさんとディアっちファミリーズ。
+αでカラフルヘアーズが飛び込んで行った。
これで私達のG.J.S事件は終わり。
あのカラフルヘアーズが一体何者だったのかは分からないけど、これで私達は日常に戻ってきた訳だ。
さてさて、ユーリちゃんの事件からだいたい二日後──
私達ははやてちゃんの家に集合してお茶を飲んでた。
「アミタさん達はエルトリアで元気にしとるかな~」
「熱くなれよッ!てなってるよ、きっとね」
断言出来るね。
「何か、分かる気がする自分が怖いの………」
「多分その熱血パワーで復興してるよ」
蜆がトゥルってなってんのかねぇ………。
お、そんな事より気になる事が。
「あ、そう言えばはやてちゃん」
「どったの?紫煙ちゃん」
「私、何かジョニィみたいな声の人と話した気がするんだよ」
「それって…………ミストファイナーな人の事?」
「ハッピーエンドの条件はハンサムが勝つ事さ………って違う違う」
最近フェイトすんの知識が怖い。
「フェイトちゃん………。それは違うジョニーや」
「え?そうなの?」
「な、なんかフェイトちゃんが遠くに………」
それには同意出来る。
一体誰がフェイトすんを………。
もしかして、アリシアちゃんかな?
「私が言いたいのは………『来いよべネット。怖いのか?』あ、メールだ」
「なんやの!?その着信音!?」
「はやて、気にしたら負けだよ………。『誰がテメェなんか………。テメェなんて怖かねぇ』あ、私もだ」
「フェイトちゃんもか!?」
私の周りで流行ってる事がビックリ。
「あはははは…………。『野郎ぶっ殺してやああぁぁる!』あ、お兄ちゃんからだ」
「なのはちゃんだけはそっちや無いと思っとったのに~………」
あ、はやてちゃんが目に涙を浮かべてる。
悪いことしたな………。
どうすればいいかな………。
そうだ。
「そんなはやてちゃんにはこのボイスを『とんでもねぇ、待ってたんだ』………どう?」
「………気遣いだけは貰っとくで」
駄目か………。
「なら『WRYYYYYYYYYYッ!』」
「買った」
毎度。
「紫煙ちゃん………なんでそんなに入ってるの?」
これが私の着信音シリーズ。
「あ、紫煙。私、『これから毎日家を焼こうぜ?』のボイスが欲しい」
「いいよ」
「ありがとう」
私達は今日も平和です。
紫煙 side out.
side エリオ
「は~い。んじゃ今日は卵を割らないようにジャグリングしよっか~」
「紫煙………。お前はまた下らねぇ訓練やってんのか……」
「でもヴィータちゃん。卵を割らずにジャグリングってかなりの集中力が必要にるよ?」
「むぅ………。それも、そうか…………って食べ物で遊ぶなよ…」
僕は今、キャロ、フリード、ティアナさん、スバルさんと一緒に紫煙教官と高町教導官、ヴィータ副隊長の教導の真っ最中。
いつものように紫煙教官の無駄のようで実は無駄じゃないけど必要の無い訓練を受けている途中だ。
それでいて、時々必要になるから困る。
一通り紫煙教官の説明が終わった後、紫煙教官が、
「今日は自由に動いていい。フラフラしてる私かなのはちゃんかヴィータちゃんに1発でも当てたら合格」
と、言っていたから、僕はキャロとフリードと一緒に夢の中で見た事を実践しよう、と念話で伝えた。
「1発でも当てたら合格。合格だけど……」
あれ?
まだ続きがあったみたいだ。
「私はやり返す」
前言撤回。
試すのは実践にしよう。
エリオ side out.
side ヴィヴィオ
「こないだの夢の事、まだ覚えてます?アインハルトさん」
「ええ、少しずつ薄らいではいますが」
この前、奇妙な事が起きた。
それは、私が何か金髪の少女だったり、紫煙さんっぽい人と戦ったりした夢を見た次の日の事だ。
なんと、私が見た夢をアインハルトさんも見ていたッ!
「面白いですよね。二人ともおんなじ夢なんて」
「確率面から見れば有り得なく無い事なんですが、それでも、不思議な事です」
それは一言で言うなら、楽しくもあり、いろんな人に会ったり………あ、これ一言じゃない。
ともかく、覚えていないのがとても残念だ。
その後、二人のママと紫煙さんと私のライバルであるあの子が来た。
なのはママが持ってきたおやつ、美味しかったです。
でも、その中の紫煙さんが作った
一つは石が入ってたり(固すぎる煎餅)、また一つは唐揚げが入ってたりで………。
でも、当たりのココアはとっても美味しかった。
つまりそれ以外は地獄だと言うことだ。
ヴィヴィオ side out.
side トーマ
「さて、トーマ、リリィ、アイシス。
「ありませんッ!」
「「以下同文ですッ!」」
「なぁ、はやて。判決は?」
「勿論ギルティ♪」
終わった…………。
俺達の人生が………。
いや、流石に死ぬまでって事は無いにしても……。
「ウチのトレーニングシステムは、まだ魔導戦用がベースだって、何回教えた事やら……」
あぁ、またヴィータ副隊長のお小言が……。
「いや、その。つい夢で見た戦術をやろうとしたんですが………」
「加減を間違えましたッ!」
それを聞いて八神隊長はニッコリと笑った。
それは見る人が見れば(主に紫煙さん)聖女の微笑みだが、俺達にとっては死神の微笑みだ。
「さて、そんじゃあそのぶん、身体で支払って貰おうかな?」
うえッ!
またあの強制労働をやらされるのか!?
あの………次から次へとアニキ達が……。
あ、あああ…………。
こ、怖い。
「ここの設備はな?皆さんの税金と紫煙ちゃんの投資で作られてるんやから、無駄にしたら紫煙ちゃんが来るで?」
もし、そうなったらアニキ達よりも酷い事にッ!
リリィやアイシスは確か雑巾がけ(本部全部)だった。
それで、もし、紫煙さんが来た場合………。
「はやてちゃんに呼ばれた気がして」
ぎゃぁぁぁぁぁッ!
来たぁぁぁぁッ!
「で、でも、こ、こここここコンビネーションは上がったんですよ?」
「そーゆー話じゃ無いんだけどなぁ……。全く、見習いどもは………」
「そうや。なら私、ヴィータ、紫煙ちゃん、この後加わるなのはちゃん、フェイトちゃん一人一人にそのコンビネーションを見せて貰おうかな?」
「「「い"ッ!」」」
これは、終わった………。
命懸けで、防ごう………。
せめて、せめてリリィとアイシスは守ろう。
「ほんじゃぁ私は筋力はAランクで」
救いは無いんですか………。
「ほなら、40秒で支度しいッ!覚悟はええか?私は出来とるで」
「「「は、はいッ!」」」
覚悟を決めよう………。
トーマ side out.
side アミティエ
結局、紫煙さんに貰った超万能薬のお陰で博士は助かりました。
そのさい、博士が
『なぁにこれぇ』
と言っていましたが、私はもう超万能薬については考えるのを止めたので、あまり気になりませんでした。
紫天の盟主であるユーリと王様、シュテル、レヴィ。
彼女達のお陰で死触の大元の元凶である魔王と言うのを倒し、それでニッコリ笑顔で帰って来たので、もうエルトリアは大丈夫だそうです。
しかし、魔王が『私が死んでも第2第3の私が……』と言っていたらしいので、真の平和はまだ遠いそうです。
あ、そう言えばこの前レヴィさんが青眼の白い龍をカード化させた、と言っていました。
もう訳が分かりません。
ただ一つ。
これだけは言えます。
あの時代で、ほんの少し触れ合えた彼女達に、心からの感謝を。
彼女達がいてくれたお陰で
「私達の世界は救われました」
本当に…………ありがとうございます。
G.O.D編はこれにて終了です
この後は無印とA'sの後日談を2話ほどあげた後、空白へと行きたいと思います
さてさて、感想、質問、批評、誤字報告待ってます
次回もよろしくお願いいたします
紫煙ちゃんのしゃべり方でイライラすると感じる方がおられるようです
一応、オリ主情緒府安定ってタグを入れているんですが、足りないのかも知れません
何か付け足した方が良い、と思うもの(タグ)があれば、可能な限り教えていただければありがたいです
それと、紫煙ちゃんのしゃべり方でムカつく、又はイライラする、と思われた場合はその部分を教えていただけますでしょうか………
出来るだけ紫煙ちゃんのキャラを壊さないように改善しようと思いますので