筋力全開 スターダストブレイク!!   作:とかとか

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無理矢理捻り出した結果がこれです。


無理って、するもんじゃないですね………。

個人的にも、あの範馬勇次郎が出てきた時並みにどうしてこうなった感が激しくて…………。


それとジョジョの3部アニメ、始まりましたね。
個人的にはあのOPは好きですね。
クウガを見てたから、と言う理由もありますが単純に好みです。



あ、今回アンチ・ヘイトがありますのでご注意を。


第34話 開幕 ~opening~

時間帯は既に夕方と呼べる。

私が皆と別れ、家に帰っている途中アリサからメールがあった。

なにかな、と考えながらそれを開いたらそこにはアリサのGPSのアドレスと暴漢に襲われてそうになっているアリサに良く似た少女の写真。

それと『お願いします』の1文。

それだけで私は理解できたので、GPSが動き始めると同時に目的地に向かって走り出した。

その途中にいつもニコニコしている這い寄る混沌がこちらに近付こうとしてたので、どこかで撮っておいた宇宙人受けしそうな少年の写真を見せたら魅せられていた。

さて、ナイアーラトテップを軽くいなしそのままの変わらぬ速度で三つ目のコーナーを曲がる。

凄い体が軽い。

まぁそうだろう。

大切な人がピンチなのに全力以下の力しか出ないんじゃ意味がないもの。

おっと。

考え事をしていた所為か目の前を見るのをすっかり忘れてた。

目の前からはトラックだ。

ふむ………。

この程度なら…………

 

「フッ!」

 

まずは地を蹴り、まるで走り幅跳びのように身体をくの字の形に曲げ、トラックの荷台に着地しそうになると同時に霊力で足を強化し、強化した足で思い切り荷台の部分を蹴る。

痛みは無かった。

その代わり明日は筋肉痛だと思う。

紫煙も最初はこうだったのかな?

でも私じゃまだ紫煙には届かない。

この国の諺に『月と(すっぽん)』と言う言葉があるが、今の私じゃどうあがいても(すっぽん)どまりだろう。

だから私は──

とにかく、今はアリサの方を優先させる。

どうすれば早く着くだろうか。

………あ、そう言えば運動会の時に紫煙とはやてがやっていた『ジョジョ走り』ってのを再現してみよう。

 

 

 

──アリシア・テスタロッサ、彼女はもともと原作では既に死亡しており、それ以降はA'sの回想くらいでしか出番は無かった。

 

 

 

えっと………確か、踵を地面に一瞬だけ触れさせ、その衝撃を爪先に移動。

その移動の衝撃を使い前に進むだったっけ?

こうすればもっと速く行けれるよね。

 

 

 

──彼女は原作では不遇な立場だったが、これだけははっきりしている。

 

 

 

おっおっお♪

速度が凄い出てる。

だいたい……時速40㎞くらいかな?

 

 

 

──アリシア・テスタロッサは間違いなく天才(チート)である。

──それこそ、魔力があれば高町なのはやフェイト・テスタロッサ、八神はやてを凌駕するほどの魔導師になれた程の。

 

 

 

やっぱり真似して良かった。

これでもっと速くアリサの所に行ける。

んで、これに更に両手両足の動きを一緒にすれば……

 

「アリシアちゃん。そんなに急いでどこに行くのん?」

 

「うっひゃお!……って紫煙か。驚かさないでよ。今無理矢理止まったら大☆惨☆事になるんだから……」

 

「ごめんごめん」

 

紫煙、1体どこから出てきたのか。

そしてよく私の速度に着いてこれたよね。

 

「それで、アリシアちゃん、どこに行くの?」

 

「アリサの所にね。今ちょいとピンチっぽいから」

 

「なら私も行くよ。アリサちゃんは私にとって最初の友達だし」

 

「紫煙が来てくれるなら心強いよ。………そういや紫煙。今日はミッドチルダに行ってるんじゃ無かったの?」

 

「……………そうだっけ?」

 

「何今の"間"は……って、もしかしてサボったの?」

 

「そうなるね」

 

流石は紫煙だ。

私にはそんな、管理局に逆らうような事は(大切な人達が傷付けられない限り)絶体しない。

それにしても………この紫煙、ナニカがおかしい。

まるで、紫煙であって紫煙じゃないような………。

でもまぁ紫煙だし、別にいいか。

そうこうしている内にようやく着いた。

どうやら壁の角に追い詰められており、逃げ場がないようだ。

 

「へへッ………。ここまでくりゃぁ……」

 

「残念だったなぁお嬢ちゃん達ぃ……。まぁ、二人仲良く売り飛ばしてやっから感謝しろや」

 

二人の男が汚ない声をあげ、ジリジリと近付こうとしている。

アリサの顔は少し苦悶の表情だったが、私達を見付けると同時に口の左端を釣り上げ、

 

「それはどうかしら?」

 

と、アリサのどや顔。

正直に言おう。

似合ってる。

 

「なんだとぉ?」

 

男のすっとんきょうとした声。

 

「私の友達に手を出そうなんて、何を考えているのかな?」

 

「このお姉ちゃんの目が黒い内は、手は出させないから」

 

なんか、私達はまるでヒーローみたい。

でも、私達はヒーローなんかじゃない。

何故なら、遅れていないから。

大変な事になる前に間に合ったから。

だから私達は、ヒーローじゃない。

さて、始めようか。

この男達の処刑を。

おっと、とばっちりがあったらいけないからアリサ達の方に結界を張っておく。

この結界は図書館にあった『博麗の歴史』という題名の本にあった『二重結界』に少し改良を加えたモノだ。

これはまぁ、簡単に言えばトラックが同時に十台ぶつかるくらいなら普通に耐えられる。

 

「アリシアちゃん。片方は私が」

 

「うん。分かってる」

 

私と紫煙は走り出し、ふたてに別れる。

そして、私はまず霊力による糸の結界を男の周りにだけ展開させた。

動けばどこかがスッパリされる結界だ。

 

「へっ。こんなガキ、………って、は?」

 

男が右腕を私に向けようとした瞬間、肘からスッパリと切れた。

やはり、この霊力の糸はよく切れる。

私の家でも料理の時によく使っている。

ゆで玉子をバラバラにするのに役に立つんだよね、これ(霊糸)

 

「お、おおお、俺の、腕?が、あ?腕、が腕が腕が腕が腕が腕が腕が俺の腕がァァァァァッッッッ!」

 

男が発狂しだすと同時に、赤黒く鉄臭い液体がばらまかれた。

あっちゃ~……。

向こうにアリサとアリサに良く似た少女がいたことをすっかり忘れてた。

どうしよう……。

口を手で押さえてる。

とりあえず……無理だろうけどアリサとその後ろの()には慣れて貰うしかない。

 

「う、ぁ、この糞ガキがぁあッ!」

 

男が激昂したが動かなかった。

やはり気付いたのだろう。

次に動いたらその部分が切られる、と。

私も、昔よりは強くはなった。

しかしこの前夢で見た死神と呼ばれているウォルターと言う男性にはまだ遠く届かないだろう。

私の今の目標はウォルターさんを越える事だ。

出会った事もない。

夢でしか見た事が無いが、その背中は、本当に遠い。

どうすれば私は強くなれるのだろうか。

私の目標としている人物の方へ目をやるとやはり相手の男をフルボッコにしていた。

 

「あ、はははは、そうだよ……。そういや、俺達にはこれがあるんだよ」

 

すると、私が相手をしていた男がナニカを取り出した。

それはまるで注射器の形をしていた。

と、言うよりそのまんまの注射器だった。

その注射器を持った男はそれを上に掲げ、それを自分の無くなった右腕に突き刺した。

その注射器に『AGV』と書いてあるのがチラリと見えたが、『AGV』とはなんなのだろうか。

と、そんな事を考えていたら目の前の男の肉体が変化し始めた。

まずは右腕が生える。

だけど皮膚は無かった。

筋肉が剥き出しで私的にはあれは無いかな。

そしたら筋肉が一瞬だけ盛り上がり皮膚が出来た。

うわぁ、あれはキモい。

 

「ははは………俺は、俺は20%の確率に勝ったんだ……はは……」

 

男は笑う。

まるでチーズが裂けたかのような、まるで扉が軋むかのような声を出しながら、笑う。

私ももう一度身構える。

だが、男の周りには既に霊力による糸の結界を張っているので動いたらバラバラになる筈だ。

だから私も、少し慢心してしまう。

だけど男に異変が起きる。

 

「このままお前を殺せば………覚悟しろよ、糞ガ……ってあ、れ?なん、でだ、身体が言うことを聞かな、い」

 

その一言と同時に男の背中が裂け、そこからまるで節足動物のような足が8本出てきた。

その足は元の身体にどうやって入っていたのか、と問いたくなるほど大きい。

何故ならその足が1本だけで既にその男の身体二つ分はあるからだ。

それが更に+7本で計8本。

そして、

 

「あ、ががががががががががががッッッッッ!」

 

男が人間とは思えない叫び声を……いや、ここでは断末魔なのかも知れないが、その声をあげた瞬間、再生したばかりの右腕と元からあった左腕が避け、蟹のようなハサミが生えると同時に腹を突き破り、先端に針のついたようなまるで柱のような太さの縄が霊力の糸の結界を切断する。

そして、それを私目掛けて直進させてきた。

それを避け、男の方へ目をやると既に人間では無くなっていた。

そこにいたのは(さそり)

足の1本1本の大きさが3m以上あり、ハサミもだいたい4m以上ある。

そして一番気を付けなくてはならないであろう尻尾。

長さはだいたい5mくらいだ。

だけどあの先端の針。

あれに刺されば毒云々の前に私は即死する。

圧倒的私の不利。

だけど何故だろう。

こんなにもテンションがうなぎ登りで上がっていく。

そして思考もどんどんクリアになっていく。

改めて両手の五指から霊糸を出す。

今度はもう少し強く、だ。

心なしか周りの温度が上がっていく気がしたが、今は関係ない。

私は直ぐ様蠍の後ろに周り、まずは後ろ左足に霊糸を絡ませる。

そしたら後は引くだけだ。

力を入れず引っ張る。

それだけで蠍の足が紫色の液体を撒き散らしながら切れる。

更に左足をもう3本次いでに切っておく。

これで蠍は一気に4本の足を失った事になる。

 

《キシャァァァァァッッッ!》

 

耳に響く悲鳴をあげる蠍。

だけど私の攻撃がこれで終わる訳がない。

次は尻尾だ。

霊糸で縛る。

そして引っ張る。

ブリュンと、まるでソーセージを噛み千切るような音が聞こえた。

ボトリと落ちる尻尾。

その切り取られた足と尻尾からは(おびただ)しいほどの蠍の血液が出ていた。

だけど直ぐに再生したようだ。

再生のスピードが速すぎる。

私は同じ戦法を取った。

今度はハサミ、足×8、尻尾を霊糸で結ぶ。

後は引くだけだ。

これで、終わりの筈だ。

いくら再生するとしてもバラバラになってしまえば絶命してくれる筈だ。

私は糸を引く。

だが、引けれない。

恐る恐る蠍の方を見ると、霊糸は蠍の殻に浅く食い込むだけでそれ以上進む事は無かった。

蠍が動く。

私はそれに引き摺られる。

咄嗟の判断で霊糸を蠍に結んだまま私の指からは切断。

これは、ちょいと危ないかも知れない。

まさかこの化物は…………いや、でも憶測だけで結論を出しても混乱するだけだ。

なのでより強力な霊糸を出しておく。

蠍は既に霊糸を引き千切り、自由になっていた。

もしかしたら同じ戦法は聞かないのかも知れない。

ならば今度は霊糸を1本に纏め、(つるぎ)の形にする。

切りつけた。

弾かれる。

今度は傷一つない。

それどころかこの剣の方が折れている。

憶測が確信に変わった。

とりあえず現実逃避と言う事で紫煙の方へ目を向けたら紫煙は物凄く大きな象と力比べをしていた。

さて、現実逃避終了。

恐らくあの薬、『AGV』と名のついた薬は男の言動からして20%でこんな化物になるらしい。

そしてその化物は最初は普通の攻撃も効くが、その最初の一手で仕留められなかった場合、成長する。

今回はどうやら私にとって一番困る霊力に耐久出来るようになってしまったらしい。

ふぅ………。

どうしよう。

策が思い付かない。

 

「ぐぶッ!………あぅ……」

 

そんな事を考えていたら私はいつの間にか壁にめり込んでいた。

痛い、痛い、痛い。

あ~……これはもしかしたら肋骨いったかも知れない。

口からは血が垂れる。

視界がぼやけ、頭がクラクラする。

蠍は今が好機と思ったのか針をこちらに向け、直進させる。

なんとか回避。

針は壁に突き刺さって抜けないらしい。

まさに今は絶体絶命の状況だ。

紫煙の状況も見るに、助けも得られそうになさそうだ。

なら私一人でやるしかない訳だが………。

駄目だ。

立っていられない。

後ろには壁があるため、寄っ掛かる事は出来た。

針さえ切ればなんとか楽になる筈だ………。

だけどそんな考えは甘かった。

なんと、針がまるで日本神話のヤマタノオロチのように多数に別れたのだ。

ちくしょう。

万事休すじゃないか。

折角紫煙に助けて貰った命をここで、失いたくないなぁ……。

でもそんな考えなど針達は聞いてくれない。

無慈悲に私の方へ一方通行だ。

私は目を閉じ、来るべき痛みに備える。

でも、あの針は大きいから当たったら即死だって先程言っていたから痛みを感じる暇は無いのかも。

………。

…………。

……………?

あれ?

まだ生きてる。

閉じていた目を開けるとそこには、真っ黒焦げになっている蠍がいた。

それはもう消し炭レベルで。

え?

なんで?

そこで気付いた。

針が………掴まれている?

誰に?

そこにいたのは身長が180cmはあるだろう人型のモノ。

下半身は燃えていて、その身体も炎のように赤く筋肉質、手首も燃えている。

何より特徴的なのはその頭だ。

その口はまるで鳥のような(くちばひ)で後頭部は鶏のトサカのようだった。

………これは感覚だが、もしかしたらこの人型のモノは私の一部なのかも知れない。

蠍が身体を回復させながら立ち上がる。

だが、回復が間に合っていないようだ。

今なら、殺れる。

 

「炎は、お好き?」

 

私のその一言で、炎を纏った人型は口から炎を吐く。

そして、蠍を影も形も無いほどに燃やし尽くした。

燃え尽き、無くなるのを見届けたら身体から力が抜けた。

あ、ぁ………。

安心したからなのか、へたりこんだ。

そうだ、あの人型はどこへ行ったんだろうか。

周りを見渡すけれど、そこには何もいなかった。

でも、あの人型が私の中にいると感じれる。

本当に、あれは私の一部なのかも知れない。

ならとりあえず名前を付けとこう。

…………そうだ、いい名前を思い付いた。

魔術師のように赤い炎を出すから『魔術師の赤(マジシャンズ・レッド)』と名付けよう。

あぁ、駄目だ、もう意識が保てない。

アリサ、あとは、頼んだ。

 

アリシア side out.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこかのお話

 

ある所に少女がいました。

 

その少女には同い年の親友がいました。

 

しかしその少女はある日、その親友と遊びに出掛けた時、殺されてしまいました。

 

少女は自分の死を受け入れ、永遠の眠りに付こうとしました。

 

しかし、少女は目が覚めてしまいました。

 

そこはどこまでも白い空間。

 

だけどどこか浸食されている空間。

 

少女が周りを見渡すと、いつの間にか少女に向かって土下座をしている老人や美人、美少女や羽を生やした天使などがいました。

 

それは、転生プログラムを扱っている神様、などと呼ばれるヒトタチでした。

 

その神様達は口を揃えて言います。

 

『どうか私達を助けてください』、と。

 

理由(わけ)を聞くと、どうやら一人の神様が面白半分で世界のバランスを壊す存在を転生させたので、それを止めてほしい、なんでも好きな特典を4つ付けるから、との事でした。

 

少女は勿論了承しました。

 

何故なら生き返れるからです。

 

そもそもこの少女は今までの人生の大半を病院で暮らしていた為、自由にする事が出来なかったのです。

 

そして、少女は神様に、その世界のバランスを壊す存在の能力を聞きました。

 

そして、だいたい一時間近く考えた結果、少女は言いました。

 

一つ目は、前世と同じ姿

 

二つ目は、前世と同じ名前

 

三つ目は、どんな病気にもならない身体

 

四つ目は、・・と・付・いた・能力を・える能力

 

そして、その少女は再び、今度は元気な身体で生まれて来ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは、私こと竜夢 縁がお送りする、真実のお話。




今回、紫煙ちゃん余り出ませんでしたね~。

あ、アリシアverのマジシャンズ・レッドのステータス載せときます。

破壊力:B スピード:B 射程距離:C
持続力:B 精密動作性:C 成長性:A(原作ではD)
原作通り炎を操るスタンド
アリシアverだと、霊糸を燃やし半径50mまでならだいたい届せれる事が出来る。

さてさて、感想、質問、批評、誤字報告待ってます。

次回もよろしくお願いいたします。














少女達が出会う運命は、はたして希望か絶望か……それとも…………
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