違います。
キャラ解放です。
紫煙が既にミッドチルダに行っているというのは知っていた。
私の能力を使えば楽に分かる。
そして、そんな私は今、
凄いヒヤヒヤしたよ。
さて、そんな事より目の前の象をどうしようか。
能力を使えばこれもまた楽に倒せる。
だけどそんな事をすれば一瞬で私が紫煙じゃない事がバレる。
それは駄目だ。
なので私は、アリシアちゃんが
時を止めた。
止めれると言っても十数秒が限界だけどね。
そう言えば紫煙の周りには時止めが特典の奴がいた筈だ。
名前は……そう、ファクトだったかな?
名前が
ちなみに、言わなくても分かるだろうけどフェイトは英語で運命。
アリシアはギリシャ語で真実。
プレシアは分からない。
話は元に戻るけど、時を止める事が出来る能力者はどうやら自分がその範囲に入っていない場合は気付かないそうだ。
だから今が狙い目だと思って時を止めた。
さてこの象をどうしてくれようか。
多分注射器に書いてあった『AGV』という文字から察するにこれはブラック・ブレッドに出てきた『AGV試験薬』で間違いないだろう。
『AGV試験薬』……使えば肉体を修復することが出来るが、20%の高確率でガストレアと呼ばれる化物になる。
と、言った所で時が再び動き始めた。
まぁ、こんな無駄な事を考えてたら仕方無いよね。
そう言えば紫煙の能力は筋力強化だとか。
…………………紫煙の考えそうな能力だ。
だとすれば、私の能力は本当に紫煙にとっては天敵にも等しいかも知れない。
にしても、目の前の象がうるさい。
とりあえず紫煙みたく筋力を強化し、象を殴る。
その時に拳にバラニウムを纏っておくのを忘れずに。
バラニウム?
能力で出した。
目の前のガストレアはバラニウムと呼ばれる金属が苦手である。
どうやらバラニウムはガストレアの超回復力を阻害する効果があるらしい。
なので両拳に纏ってまっくのうち~をやらせていただきましたぁん。
象を消滅させた後、アリシアちゃんに近付くと、どうやら肋骨を二、三本いっちゃってるようだ。
まぁ、治すよ?
勿論治す。
だって可愛い女の子は怪我してちゃいけないからね。
「シェン?アリシアさんは、無事、なの?」
アリシアちゃんを治したら今度は私の近くにアリサちゃんが来た。
はっきり言おうビックリした。
とりあえず私が紫煙じゃ無い事がバレないように、この場にいる3人から紫煙の情報を全て引き出しておく。
「うん。大丈夫みたい。壁に叩き付けられた時はドキッてしたけど、当たり所が良かったらしくてね、そんなに怪我は酷くなかったよ」
「良かった………。確かにアリシアさんを呼んだのはあたしだけど、まさかあんな怪物が出てくるとは思わなかった。………本当にアリシアさんには悪い事をしたわ」
アリサちゃんが小さくなってる。
可愛い。
「大丈夫だよ。アリシアちゃんもアリサちゃんを助けれたって分かったら喜ぶよ」
「…………うん」
いい言葉が浮かばない。
もしかしたら紫煙も、もしこの場にいたらこんな風になるのかな?
そう物思いに耽っていたら私の肩を叩く人物がいた。
あ、アリサ・ローウェルちゃんがいた事をすっかり忘れてた。
「あの……少し、いいかしら?」
どうしよう。
そうだ、こうしよう。
「あーっと………ちょっと今日はこれから用事があるからまた今度でいいかな?それで大丈夫ならその子達を通じて私に連絡してくれればいいんだけど……」
「………(あれ?)」
「あ、うん。別に大丈夫。その、ただ、お礼を言いたかっただけなんで………じゃあ、また後日、でいい、わ」
と、私はそそくさとその場から離脱。
もしあのままあの場にいたら何を言われるか分かったモンじゃない。
「…………シェンは、例え急いでいたとしても私達の事を"その子"とかは呼ばない筈なのに………」
アリサちゃんが小さな声でボソリとそう呟いたのは、私の耳には届かなかった。
縁 side out.
side 紫煙
あーうー………。
私はただ今ミッドチルダいます。
電話……ではなく念話で黒野原を呼び出し、アースラに乗ってミッドチルダへ。
呼び方は簡単。
来ないと、どこにいたとしても拡張させるZO☆って、言ったらすぐ来てくれた。
その時の黒野原は赤くなったり青くなったりと、色々点滅してた。
その時に思ったよ。
信号機にしてやろうかって。
そんな
くそ上司め。
ダンガンな論破でもって政論を正論でぶち壊して精神崩壊させてやろうか。
それで胃をマッハにさせて正露丸を飲ましてやらぁ。
あ"~……超めんどい。
例えるなら土日にバイトをフルでいれて休む間もなく月曜日で学校にgoって感覚だね。
こうなったら私が管理局を乗っ取ってやろうか。
データベースにハッキング仕掛けて全てのデータ(汚職の情報除く)を消す事くらい出来るからな~。
さて、ただ今管理局の本局に着きました。
確か受付で呼べばいいんだっけ………。
えっと………確か私の上司の名前は………黒酢・おいしいれす^q^…………だった気がする。
どうだったかな。
まぁ、気にしなくていいや。
ふぅ…………。
受付嬢が可愛い………。
「あ、すんまそん。私、刻 紫煙って言うんですけど、黒酢・おいしいれすって人、どこにいます?」
「……………はい?」
「黒酢・おいしいれす」
「クローズ・オシレウスさんならおりますが……」
「あ、多分その人です」
よくみたらこの
可愛いのも頷ける。
と、言うよりもしかしたら本当に対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースなのかも。
と、言う事で物は試しなので聞いてみた。
「…………何故貴方が知っているのです?」
あってた。
そこでしばらく話し込んでたらいつの間にか一時間経ってた。
やっぱり女の子と話すっていうのは本当に楽しい。
さて、と、言うわけでやって来ましたB3区画。
「遅いぞッ!刻三等陸士」
「来たくなかったんで」
だってこんなんと話すよりは女の子と話した方がいいからね。
「お前、上司に向かって口答えするのか?」
え?
しちゃいけないの?
「したら駄目?」
「くっ…………
コイツ今さっき私の事をガキとか言いやがったよな。
よし。
後で私と訓練しよう。
で、話は戻るけど本題はやっぱり私が違法な工場を吹き飛ばした事だろう。
何故吹き飛ばしたかって?
いや、あれはたまたまだったんだよ。
いきなりトイレに行きたくなって、それで近道しようと思ったらその通り道が偶然(わざと)工場で、それで仕方ないから邪魔するモノはキラー・クイーンって事で吹き飛ばした。
反省どころか後悔なんて無かったんや。
それどころか清々しくて最高にハイって気分だったね。
トイレに行った後だったけど。
トイレにダッシュしてる時は地獄だったね。
トイレ行ってもいい?って上司に聞いても駄目だって言われてぶちギレそうになって。
お前は私を膀胱炎にする気なのかって思ったね。
それともあれか?
お漏らしそうになってる私を見て愉悦感に浸ってどこぞの愉悦神父みたいに『愉悦……』って言う気だったのだろうか?
どちらにせよ本当に間に合ってよかったよ。
工場は犠牲になったのだ。
私の尿意の犠牲にな。
「…………つまり、話を纏めるとお前はトイレに行きたいが為にあの工場を粉砕したのか………」
「ざっつらいと」
ひらがな英語だぞドヤァ。
「それはそんなに胸を張って言う事じゃ無いッ!」
「そんなに怒ってたら頭の血管切るよ?」
「誰の所為だッ!………ってお前が切るのかよッ!」
うん。
この上司、突っ込みの才能がある。
管理局員になるよりお笑い芸人になった方がいい。
「とにかく、お前には厳罰が与えられるから覚悟しとけよ」
「ねぇねぇ、黒酢・おいしいれすさん」
「私の名前はクローズ・オシレウスだッ!」
「じゃあクローズさん、これ、見てよ」
と、言いながら私が手渡したモノはなんて事はない。
ただの管理局の汚職を纏めたモノだ。
こんな事もあろうかと何時もコピーを持ち歩いている。
原本?
ちゃんと保管してる。
「……………………どこでこれを」
おお、上司の顔面に汗が溢れてる。
「どこだろーねー。あ、そういや私に厳罰あるんだって?あーヤバイなーつい手を滑らせてばらまきたくなってきちゃったなー」
うん。
やっぱりこういう
ふふふ。
とっておきは最後までとっておくものさ、とはよく言ったモノだ。
そういや、ユーリちゃんの時に録音したはやてちゃんの『ハッピーうれピーよろピくねー』も使う機会が本当にくるのだろうか。
あってくれたらいいなぁ………。
「こ、これしきの事で、こ、ここ今回の事が不問になると思っているのかッ!?」
「さってと………あ、こんなところにスピーカーが落ちてる。あ、スイッチが入っちゃったー。コホン『あ、あー本日は晴天と言うより曇天なりーさてさて、管理局に就職している人達にこの管理局の真実を「分かった!分かったから止めろぉ!!いや、止めてくださいッ!」
仕方無いなぁ………。
にしても、本当に
「ッ!今だ」
あ。
取られた。
「ふふふ、はーはっはっは!燃やしてしまえばどうと言うことは無いッ!」
「スペアなら腐るほど」
「すいませんでした」
そ の た め の 右 手
完全勝利だね。
「だ、だが、それとこれとではあの光景を見た民衆が納得せんぞッ!お前が工場を吹き飛ばした所為で怪我をした人だっているんだからなッ!」
へー。
いたんだ。
まぁそれが女の子だったら土下座してでも謝るけど。
「その怪我をした人の性別と年齢は?」
「ん?男でだいたい二十歳。最近まで家に引き込もっており粗大ごみを不法に投棄しようとしていた所にお前が吹き飛ばした工場の欠片が飛んできて腕を少し切った、とのことだ」
「もしやそれで訴訟を?」
「まぁ、そうだな」
「おい。ソイツの住所よこせよ。私が黙らせてやる」
ふふふ。
久々に頭に来たぜ。
どうしてやろうか。
甦った3分クッkillング~アッープラス~か、雛見沢拷問フルコース~二年耐えたら10円あげる(渡すとは言っていない)~か、男としての人生を止めさすか、足の小指をぶつけた痛みと肘を机にぶつけた時にたまにある痺れるような痛みでオーバーレイしたモノを永遠に、か。
さて、どれがいいだろうか。
「い、いや駄目だ。この情報は下っ端であるお前に教える訳にはいかない。あくまで個人情報だからな」
「じゃあいいよ。もうハッキングして入手したからもういいや」
「な、い、いつの間にッ!?」
今の間に。
あれ?
このネタ、前もやった気がする。
まぁいいや。
とりあえずその男にする拷問は全部って事で。
ふっふっふ………。
さぁ、
邪魔者は全ての力でもって全力で捩じ伏せる。
紫煙 side out.
海鳴市内のある病院のとある病室
「く、くそが、あの黄緑頭の糞ガキが………」
そこで呻いていたのはつい先日まで瓦礫に埋まっていた氷村 遊。
もともとは月村家を乗っ取り、ゆくゆくは世界を動かす人物になる、と言う夢のまた夢の事をやろうとした、顔はいい(殴りたくなる気分付き)人物だったのだが、今ではその姿はかなり哀れなモノ………いや、別に哀れとは感じないが、まぁ何も知らない人が見れば『哀れだなァオマエ』くらいは思う姿になっていた。
自業自得ゆえ致し方ない。
病院に来てすぐの頃は、顔は包帯でぐるぐる巻きな上、目も潰されており耳は鼓膜が破れていた。
腕、腰、足、肋骨など、そのほとんどを粉砕骨折。
更に内蔵の一部が破裂したり、普通の人間なら痛みで喋る事はおろか、呼吸するにも何かしらの機具が必要なくらいの怪我である。
だが、そこは一応『夜の一族』なので回復力は普通の人間以上はある。
憎たらしいけれど。
なので目も形くらいなら治っており、今もうっすらとくらいなら見える。
鼓膜は既に治っており、音は普通に聞こえる。
骨も一応は治っている。
動いた瞬間ポキッといくけれど。
内蔵は破裂部分も修復されている。
しかし、顔は腫れたままである。
それこそア○パン○ンよりも酷く。
医師も黙って首を横に振るほど酷いモノだ。
「氷村はん。かなり手酷くやられましたな」
そんなおおよそ誰もお見舞いが来る筈のない病室に訪れたのは紫色の髪の毛をオールバックにしたメガネッ!ちょび髭ッ!小太りッ!と3拍子が見事揃った、何故かとっても殴りたくなるpart2の顔をした人物だ。
その人物の名前は月村 安次郎。
月村姉妹の財産とノエルとファリンをストーカーのように付け狙う、彼女の親族の一人。
性格は強欲かつ傲慢と、よくあるような典型的な悪役。
欲望のメダルの化身に出会ったら確実に『お前の欲望、解放しろ』と言われるであろう人物。
一応『夜の一族』としての力はあるけど超極少である。
強いて言うなら…………力が強いくらいじゃない?
決して範馬 勇次郎とは比べてはならない。
比べる事すらおこがましい。
「なんや………えらい
「メタ発言は止めろ。それで、君が僕になんの用だ?」
「おお、それやそれや。あんさん、最近とっても殺したい奴がおるやろ?」
それを言われて顔を苦痛に歪ます。
歪ました瞬間物凄い痛みが氷村の顔面を襲った。
「いるね。で?」
苦痛に耐えながら氷村はなんとか言葉を紡ぐ。
「それで、なんやけど、氷村はん。この薬の事は知っとるか?」
「それは、『AGV試験薬』だろう?それがどうしたんだ?」
ちなみに、アリサ達を襲った人物は氷村から逃げた部下だったりする。
あれはロリコンが過ぎた結果だ。
yesロリータnoタッチ。
これ、常識。
「って、まさか」
「そうや。やっとこの薬の出所が分かったで」
そう。
今までこの『AGV試験薬』は元々この世界には無かったもの。
だいたい、こんなモノが存在してたら作品が違う事になっている。
「そんで、この薬の出所を今捕まえとんのや。………入ってきぃ」
呼ばれて出てきたのは辛うじて形が残っている手錠を右人差し指でくるくる回している、黄緑と言うより碧銀の髪の毛をした少年だった。
「あのねぇ………何回も言うけどこの程度じゃ僕は拘束出来ないよ?」
「あんなぁ………それ、一応えらい金がかかっとんのやで?」
「なら使わないと言うことをお勧めするよ」
それを言うと少年は
「で?僕に話って?」
「分かっとるやろ?この薬の事や」
「それね、作り方?それとも正義の味方気取りで止めろって?」
少年は怖がる様子すら見せず、それどころかその少年と対峙している二人の方が怖がっている。
「も、勿論前者で」
「あー……企業秘密なんで」
「なんやとッ!…………なら、ちょいと痛い目に会って貰うしかあらへんけど、それでええんか?」
その一言でわらわらと黒服を来た男達が現れた。
「ハァ~……」
少年は面倒臭そうに立ち上がると──
~20分後~
そこには、死屍累々とはまさにこの事と言わんばかりに黒服の死体が転がっていた。
「ゆ、許しぶがッ!」
月村 安次郎も少年に殴られ、気を失う。
絶命しなかった所を見ると、流石は一応『夜の一族』である。
「お、お前は………一体!?」
その場で唯一、少年以外で気を失わなかった氷村は、
「んー?………名前か。あ、そうだその前に」
少年は注射器を取り出す。
「そ、その注射器は………」
「なに、強くなりたいんでしょ?」
言うが早いか、少年は注射器をブスリと氷村に突き刺し、中身の液体を全て氷村に注入する。
当然、氷村は一応『夜の一族』だとしても怪我人のため動けない。
なので逃げる事が出来ず、なすがままである。
「あ、がぁ………」
中身の液体が無くなると少年は満足そうに微笑む。
「うん。やっぱり一応は吸血鬼なだけはあって、馴染んでるね」
氷村の肉体の傷全てが修復されてゆくと同時に遺伝子の情報が書き換えられていく。
「あ、ぁあ……ぎぐぇぶぁぁぁぁぁぁぁッ!」
氷村の瞳が、赤く紅く染まった。
「そうだ、僕の名前だけど、僕は、いや、俺は
彼は、遺伝子が書き換えられていく氷村を見ながら満足げに名前を名乗った。
物語がやっと回り出しましたねェ………。( ´,_ゝ`)
ちなみに最後のナレーションっぽい第三者目線のようなモノは私の恨み辛みとかは全然込めてm嘘です。
かなり込めてます。
いじめっ子キャラにはそれ相応の罰を………。
可愛かったら許しますけど。
さてさて、感想、質問、批評、誤字報告待ってます。
次回もよろしくお願いいたします。
次いでに、次回にちゃんと波奥君と縁ちゃんの能力を説明とかが出来たらいいな………。
目には目を
歯には歯を
チートにはチートを