さて、私は今なのはちゃんが最初に変身する現場に居合わせてます。
原因はやはりあのフェレットだろう。
今日の夕方ごろ。
帰り道の途中でなのはちゃんがいきなり『何か声が聞こえる』とか言い出した。
リリなのを知らなかった頃の私だったらお早い厨二病の発症ですね、分かります。で済ませていただろうが、私はリリなのを見ていたからもう何のイベントか分かる。
まぁ原作通りなのはちゃんを追いかけたら一匹のフェレットと赤色の宝石が落ちていた。
それを拾って動物病院へ直行。
そして私は家に帰って夜になった頃にそういえば今日新しいライトノベルの発売日だった、と思い出して親に許可を貰い外に出たらこんな事に。
そして今に至る訳だ。
何あの気持ち悪い黒い塊。
うねうね動いてて気持ち悪い。
あれがジュエルシード?
うわぁ……。
晩御飯が胃から口にカムバックしそう。
そうこうしてるとなのはちゃんがいきなり呪文を唱え始めた。
「我使命受けし者なり 契約のもと その力を解き放て 風は空に 星は天に 不屈の心はこの胸にレイジングハート セーットアーップ!!」
なのはちゃんェ……。
よく恥ずかしげもなく言える。
と、思って見てたら赤色の宝石が
『stand by ready. set up!』
なんて言ったらなのはちゃんが素っ裸になってそのあと白い………あぁ、神様。これが、これが天使か…。
「ふ、ふえええ!」
貴女は何処のCCさくらですか、というほどにふえぇを言ってる。
私はもう天使を見れたからいいや。
と、言うことで、私は帰路についた。
……そういやライトノベルを買うのを忘れてたのを思い出した。
私は後悔した。
だがその分天使を見れたからプラスマイナス0だ。
私がジュエルシード事件に巻き込まれたのはそれを見た翌日の事だ。
私はなのはの世界にも巫女さんいるのかな?なんて考えながら神社に行くと黒くて大きい犬のような変なのがいた。
側には倒れた女性。
これは事件だ。
犯人はあの犬。
「グルルルルゥゥゥ……」
唸ってる。
めがっさ唸ってる。
そしてこっちを見てる。
おおヤバイヤバイ。
なのはちゃんまだ来ないのかな?
「グルォォォォ!!!!」
仕方ない筋力値をBランク(成人男性のリミッターを外して毛が生えたくらいの筋力)にしてからいくしかない。
勿論霊力で拳、肉体を補っておく。
「ウラァッ!」
ドグッ
「ゲァァッ!」
鈍い音が響く。
犬の腹に拳をねじ込んだらしい。
おお犬がぶっ飛んだ。
「ほらほらワンちゃん。まだやる?」
最近のワンちゃんは元気がいいらしい。
しかし私の両手はいきなり危険だ。
長引けば長引くほど腕がブッチする可能性が高い。
「グワァァァァッ!」
ワンちゃんがこちらに突っ込んで来る。
ならその頭目掛けて拳を叩き込む。
一撃で決める!
「グワァァァァッ!」
「うおォォォォッ!」
ゴッ
かなり鈍い音が響いた。
結果は私の拳の方が強かったらしい。
ワンちゃんは気絶した。
そしたらなんか青くて菱形の宝石が出てきた。
……願い、叶えられるんだっけ?
「ならば……巫女さんを召k「し、紫煙ちゃん!?な、何でジュエルシード持ってるの!?」
パキン
「「「あ」」」
なのはちゃんがいきなり話し掛けてくるから私はビックリした。
私は能力を解除してないからまだ筋力Bランク。
そして握る。
ジュエルシードが割れた。
それはもう粉々に。
中に入っていたと思われる青い魔力的な何かは空気に溶けるように消えた。
そしてこの沈黙。
「「「…………」」」
さぁどうしよう。
ならこうしよう。
「じ、ジュエルシード封印!(物理&永遠に使えない)」
「封印!じゃないの~!!」
(あれ?ジュエルシードってこんな簡単に砕けるっけ?)
なのはちゃんの怒りの声が響いた。
……そしてこの時私は予想してなかった。
まさかこの時ジュエルシードを粉砕した結果。
将来困る人が二人もいるなんて。
「な、なのは。落ち込まないで」
「そうだよ。そう。過ぎた事は仕方ない」
「う~。も、もとはと言えば紫煙ちゃんのせいじゃないの~!……ユーノ君の大切な物が壊れちゃったの…」
その後、私はフェレットが喋った事にうっすら驚くフリをしつつ、なのはちゃんに謝りながら帰路についていた。
そしたらユーノ君が私にも協力してくれないか、と言ってきた。
ユーノ君曰く、『君にも魔力があるから少し協力を頼む』とかだそうだ。
と、言うよりジュエルシードが取り付いたワンちゃんを魔法を使わずにそれも素手で、バリアジャケットも着けずに倒したから是非とも協力をしてほしいらしい。
私は断ろうとしたが、なのはちゃんによる罪悪感で断れなかった。
わかりましたから、是非ともこの微々たる力で協力させて頂きますのでもう怒らないでくださいなのはさん。
「にしても君は「刻 紫煙。どう呼んでもいいけど君、とかそこのって言うのは嫌いだからやめて(一部を除く)」あ、ごめん。紫煙はどうしてジュエルシードを知っているんだい?」
その事か。
それはなのはちゃんが言ったって事にすればいいか?
いや、昨日のありのまま起こった事を話そう。
「昨日のなのはちゃんの変身を見た」
「にゃッ!にゃにゃ、にゃんで!?み、見てたの!?」
「うん」
「ど、どこからなの?」
目に見えて焦っている。
おお可愛い。
「我使命受けし者なり、から」
「最初からじゃないの!!」
おう可愛いのう。
これだけでもう死んでもいいと思えた自分がいた。
だけどこの子を守るのもまた一興だと感じる自分もいる。
いや、守ると思った自分が多すぎる。
なら守るしかないじゃない。
「どうしたの?」
「何でもない」
そのまま私達は家に帰った。
……なのはちゃんとユーノ君に秘密だ、と念を押されたのは言うまでもない。
そこからは原作通りに進んでいく。
私は魔力と霊力を混ぜれば空を飛べる事を覚えた。
学校での封印。
サッカー少年による木の蔦的な何か。
原作とは違うのは月村邸での猫の巨大化、フェイトさんとの初対面の時。
やっぱりフェイトさんはなのはちゃんより強かった。
なのはちゃんはフェイトさんにより吹っ飛ばされた。
でもフェイトさんはなのはちゃんを撃つ時に「ごめん」って言ってたからね。
それは私の
「これ以上怪我したくなかったら、もうジュエルシードに関わらないで」
「く、うぅ……」
「だが断る」
「え?な、何で貴女は無傷で浮いていられるの?」
「筋肉」
「見た感じ凄く細く見えるんだけど……」
霊力による耐久力アップだ。
「今度はこちらから行くよ?」
「ッ!」
筋力値はだいたいD(成人女性くらいの筋力)でいいかな?
フェイトさん防御力豆腐だし。
私は空中に浮いているフェイトさんに肉薄する。
そして拳を叩き込んだ。
私、女の子だからいいよね。
女の子同士の喧嘩のようなモノだからいいよね。
よし!
通った。
と、思ってたら
『protect』
斧みたいなデバイス(バルディッシュ)がこんな事を言っちゃったから私の攻撃弾かれちゃった。
「ありがとう。バルディッシュ」
『You are welcome』
ならばBランクで行くか。
大丈夫。
全然怒ってないから。
これっぽっちも怒ってないから。
「もう一発!!」
私は今度は拳に魔力と霊力を混ぜたモノを纏い、もう一度フェイトさんに近づき、放つ。
「くっ!!」
おやおや今度はフェイトさん自身がバリアを張ってるよ。
だけどその程度じゃ防げないよ?
「フン!!」
ガイィィィィン
どうにか防いでいるようだ。
が、
パリン
なんと気味のいい音だろうか。
例えるならプレパラートの上のカバーガラスを割った時(真似したら駄目)に出る音のような、そんな感じだ。
私の拳は完全にフェイトさんを捉えた。
と、思ってたがフェイトさんは持ち前の速さで私の拳を避けた。
私の拳は空を切る。
これは恥ずかしい。
私の目の前は拳圧だけが飛んでいく……。
これを自動追尾にすればいいんじゃないかな?
まるでタスクact2みたいに。
そんなことをしてる間にフェイトさんはジュエルシードを封印したらしい。
私となのはちゃんの目の前から逃げるように帰って行った。
…あれ?
フェイトさんは何で私を見る目はそんなに怯えているの?
その後、私は温泉旅行に同行。
フェイトさん再び登場。
なのはちゃんと再戦。
ユーノ君はアルフと戦闘。
私は温泉でまったり。
私がその後怒られたのは言うまでもない。
次回原作崩壊させてしまいます。
それでは
質問、感想、批評、誤字脱字報告お待ちしております。
次回もお願いいたします。