それで、遅れてしまったのにも関わらず、今回凄いグダグダしてますし、なんかコレジャナイ感が半端ないです
何て言うか、お気に入り登録して下さっている方々に申し訳ないです……
これも全部テストの所為にしたい今日この頃
時間帯はアリサ達が襲われた次の日の事
side すずか
私は今、目の前で凄い人達を目撃している。
なんとアリサちゃんが二人もいるのだ。
片方は私達がよく知っている金髪が目立つアリサちゃん。
もう片方は茶色と金色を混ぜて2で割ったような髪の色のアリサちゃん。
アリサちゃんが二人に別れたのかな?
何が起こっているのだろうか。
それは私にも分からない。
なので聞いてみる事にした。
「アリサちゃ~ん」
そしたら二人ともこちらに振り向いた。
あれ?
もしかしてアリサちゃんが二人に別れた可能性も無きにしもあらず?
どういう事態になっているのか、私の頭は咄嗟の事についていけなかった。
「あら、すずかじゃない。どうしたの?」
あ、こちらはいつも通りのアリサちゃんだ。
「………?」
もう片方は私を見て不思議そうな顔をしている。
「あぁ、紹介するわ、あたしの親友のすずかよ」
「………あ、初めまして、私、月村すずかって言います」
一応流れには乗っておく。
「それで、こちらがつい昨日知り合った、"アリサ"・ローウェルさんよ」
アリサちゃんが"アリサ"って所を強調してって…………えぇ!
「やっぱり驚くわよね………ふふ」
ええっと………ローウェルさんが微笑んだ。
見た目は私達と同い年に見える。
でも真正面から見てみると凄く大人びて見える。
「貴女がお察しの通り、アタシは貴女方より一つ年上です」
どこか妖艶な微笑みを浮かべたローウェルさん。
どうやら本当に見透かされたみたいだ。
アリシアさんとは違って、なんと言うか大人な
まるで内のお姉ちゃんと話しているみたい。
それで、色々と話しているとローウェルさんはどうやらバニングス家に養子として向かい入れられるそうだ。
アリサちゃんも姉が出来るから嬉しいって言っていた。
…………でも、そうだとしたらアリサ・バニングスが同じ家に二人いることになってしまう。
その場合はどうするんだろう。
「すずか、その点は心配しなくても大丈夫よ。あたしはリサ姉って呼ぶから」
あ、そうなんだ。
って、ん?
アリサちゃんはそれでいいかも知れないけど、デビットさんとか鮫島さんとか、ローウェルさんを呼ぶときどうするんだろう。
更に次いでかも知れないけど、私も
こんな時、紫煙ちゃんなら何か思い付いたりするんだろうな………。
「う~ん………確かに。それはどうするのかしら……」
「それは……まぁ、その時の状況によるんじゃないかしら?」
それもそう、だよね。
今、そんな事を考えても仕方ないよね。
あ、そうだ。
それより一つ聞かなくちゃ。
「そう言えば、一つ聞かなくちゃいけない事があったんですけど………」
「なにかしら?」
「ローウェルさんとアリサちゃんって、どうやって出会ったんですか?」
「え?」
さっきからずっと気になっていたけど、いたんだけど、話したくて話せなかったモノだ。
「そうね………話は今年の4月頃まで巻き戻るわ」
そして、ローウェルさんは話してくれた。
誘拐された事。
その時に紫煙ちゃんが助けてくれた時の事。
その後、会おうとしていた事。
そして襲われていた所をアリサちゃんに助けて貰った事。
……それらを全て話終わったローウェルさんは清々しい笑顔になっていた。
「誘拐やら襲われていたりやら……とっても物騒な事がアタシ達の始まりなんて、本当に凄いわよね。それと、アリサにも聞いた話なんだけど、アリサもシエンちゃんと始めて出会ったのが、誘拐されて、なのよね?」
ローウェルさんはどこか自虐的に微笑んだ。
「………うん。でもそれをシェンに言ったらこう返してきたの。『始まりなんて条件はそこかしこにある。それは食パン加えて街角だったり、公園でのキスだったり。私達の場合は誘拐だった、でもそれのお陰で今が成り立っている。誘拐された、なんて事からお釣りが来るくらい。だからその始まりから派生した今を目一杯楽しまなくちゃ』ってね。だからあたしは今の日々を楽しんでるわ」
………あの時(パーティの時)アリサちゃんも紫煙ちゃんも顔を真っ赤にしていたのはこれの所為なのかも。
私が『夜の一族』だからなのか、うっすらとは聞こえていたけど、こんな話をしていたんだ……。
まぁ、あの時のウエディングケーキは本当に美味しかったけど……。
何て言うか、同じ女の子として自信を失うくらいには。
そう。
今でも思い出せるくらいには。
口の中に入れた瞬間広がるしつこくなくあっさりとしていてもっと食べたいって気分になる味だった。
紫煙ちゃんの作るお菓子やスイーツは本当にダイエットの敵になるよ。
でも、紫煙ちゃんに頼めばゼロカロリーのスイーツとか作ってくれるから逆にダイエットには持ってこいだってお姉ちゃんが言っていた。
さて、話が逸れたけど私はローウェルさんの話をつい最近……って言っても紫煙ちゃんが範馬さんと
もしかしたら………
「あの、ローウェルさん」
「ん?なにかしら?」
「えっと………思い出したくないかも知れませんが、その誘拐された場所ってもしかして今はもう崩れてしまって瓦礫の状態になっている廃工場ですか?」
「瓦礫になっているかどうかは知らないけど……確かにアタシが誘拐された場所は廃工場だったわ?だけど、それがどうかしたの?」
………やっぱり。
「実は、その………私と紫煙ちゃんともう一人、はやてちゃんって
「えぇ!?」
アリサちゃんの顔が驚愕に歪んだ。
それはそうだよ。
まさか同じ時、同じ場所で誘拐されていたなんて誰が考えるだろう。
………にしても、本当に奇妙な運命だとしか私は思えない。
なのはちゃんとフェイトちゃんは知らないけど、私、アリサちゃん、ローウェルさん、はやてちゃん、アリシアさん……そして……紫煙ちゃん。
私達は何故か誘拐と言った奇妙なモノにとらわれている。
そしてその全てから助かっている。
もしも……もしも紫煙ちゃんがいなかったら、今頃私達はどうなっていた事だろう。
そんな時だ。
地震が起きた。
突然の事だったけど、なんとか倒れずローウェルさんを支える事が出来た。
その地震が収まると同時に私の見た光景はなんというか、おかしなモノとしか言い表せない。
空は星空なのに明るい。
そして私達以外の人が誰一人としていない。
そんな時だ。
再び地震が起きた。
今度の地震は流石に立ってはいられず、倒れてしまった。
起き上がろうとしている最中、こちらに近付いてくる足音を耳にした。
すると、そこには私の目の前で紫煙ちゃんに目も当てられない程に痛め付けられた氷村のおじ様がいた。
「やぁ、月村すずか。どうしたんだい?無様に地面に這いつくばって………」
その氷村のおじ様から感じる
おかしい。
足が震える。
嫌悪感よりも恐怖心が勝ったらヒトは動けなくなってしまうんだな………と、現実逃避をしたくなるくらいには怖い。
「仙道………
すると、氷村のおじ様の後ろからアリサちゃんの声が聞こえた。
どうやらアリサちゃんは飛び蹴りをしたみたいだ。
氷村のおじ様から鈍い音が響く。
だが、意味が無かった。
「やれやれ………そんな蚊の刺すようななまっちょろい攻撃はやめてくれ。虫酸が走る」
その瞳はまるで鉄のような赤い瞳だった。
かつての彼の面影がまるでない。
これは……本格的に危険だ。
だが、足が動かない。
こんな大切な時なのに。
腰が抜けた?
そんな私を他所に、氷村のおじ様が1歩、また1歩と私に近付いてくる。
その時だ。
「そこのおじさん。これ、あげるわッ!」
ローウェルさんが氷村のおじ様の方へナニかを投げた。
それは、氷村のおじ様がキャッチすると同時にとても眩い光を放つ。
私の目の前も真っ白になる。
どうしてローウェルさんがこんなものを持っているのか、と言う疑問が真っ先に出てくる。
しかも、どうやら音が出ない耳に優しいタイプらしい。
その所為なのか、音だけがはっきり聞こえた。
「すずかちゃん、アタシの手を掴んでッ!」
その、ローウェルさんの声だけが。
声を頼りに手を掴むと、強い力で引っ張られた。
………目が見えるようになっていた頃には、私達は海鳴臨海公園に来ていた。
「すずかちゃん、大丈夫だった?」
「あ………はい」
ローウェルさんが私に語りかけてくれる。
心配してくれているのは分かっている。
でも、未だに身体が震えたままだった。
──情けない。
私は全然変わってなんか無かった。
紫煙ちゃんと範馬さんが力比べをしていた時に望んだ時から私はこれっぽっちも変わってなんて無かった。
だけど、目の前にいる二人、アリサちゃんとローウェルさん………。
彼女達は普通の人間だ。
私みたいな
でも彼女達は氷村のおじ様を……あの
それに比べて私はどうだ。
力があるのに。
なのに………私は…………。
なんで私はもっと力が欲しいなんて、考えているんだろう。
その時だ。
私は懐に不思議な暖かみを感じた。
それは私がかつて拾っていた青い菱形の石。
おかしい。
私はこれを家に置いていた筈だ。
なのになんでこんな所に?
その青い菱形の石を、懐に何故か入っていた石を取り出すと、そこから溢れんばかりの光が輝いた。
「ぬぅ……どこだ?ここは……」
光が晴れると、そこには筋肉質で、長髪で、片手に額に穴の空いた奇妙な石の仮面を持った男が現れた。
え?
どういう事?
「おかしい………このカーズ、先程までリサリサを『駒』として使い、JOJOを追い詰めようとしていた筈だが………更にこの明るさ……星空が輝いていると言うのにまるで太陽が昇っているかのようだ……………だが、まぁいい。赤石はここにある。このまま究極生命体に…………」
究極生命体?
赤石?
目の前の男はその赤石?と言うものを探しているようだが、無いみたいだった。
「何故だ。何故赤石が無いッ!?………まさか。お前が奪ったのか?」
すると突然こちらに目を向け、目には獣のような光を宿し私の方へ近付いてきた。
「もしかして………お前達の内の誰かかぁ?このカーズから赤石を奪ったのは………」
そして男は私達を見渡した。
「まぁ、いい。一人一人殺せば分かるだろう」
その目には微塵も義理や人情なんて籠ってなく、どちらかと言えばモノを見る目だ。
「先ずはお前からだ」
男が先ず狙いを付けたのはローウェルさん。
ローウェルさんはいきなりの事に頭がついてきていない。
男が手をローウェルさんの方へ突き出す。
だがそれは許さないと男の手を、アリサちゃんが弾く。
その時、バチっと静電気が起きたような音がした。
そして、アリサちゃんは距離を取った。
「リサ姉、すずか、ここから離れてッ!!コイツ、なんかヤバイ気がするッ!」
「はもん?ふむ。この場にも中々良い『波紋』を持った波紋戦士がいるようだが、まだまだこのカーズには届かんな」
そう言うと、男は手に持っていた石で出来た奇妙な仮面をその場にあった木に掛ける。
「では
何が起こっているのか、さっぱり分からなかった。
すずか side out.
──白い空間──
そこはどこまでもどこまで行っても白しかない空間。
強いて何かがあると言えば、椅子とその周りに散らばっている紙切れぐらいである。
そこに一人の少女、と言うより幼女が椅子に座っていた。
この幼女も髪色は白く、その瞳も白く、肌も透き通るように白い。
その幼女はおもむろに椅子から立ち上がり、右腕で真正面を指差す。
その右腕を右方向に、まるでスライドするように動かすと、画面が5つ現れた。
一つの画面には紫色の髪色をした少年が理不尽を前に奮闘していた
一つの画面には碧銀の髪色をした少年が笑いながら力を震っていた
一つの画面には金色の髪色をした少年がいきなりの環境の変化についていけず、おろおろしていた
一つの画面には黄緑の髪色をした少女がボロボロになって倒れていた
一つの画面には黒の髪色をした少女が草むらで眠り込んでいた
それをまるで酒の
それは本当に年相応の微笑みだ。
そして、幼女は呟く。
「頑張ってね
そう喋った幼女の周りに落ちていた紙切れからは、『バグと転生者が戦った場合の勝者』とどうみても一つの言語の筈なのに、どの世界にいる人でも読めるような字で書いてあった。
少し少なくてすいません
次回からはなるべく元の長さに戻していきたいです
感想、質問、批評、誤字報告、矛盾してね?など待ってます
次回もよろしくお願いいたします
ラスボスがチラッチラッ