テスト終了!
だから投稿!
もう一人の転生者登場!
いやはや温泉旅行の後のこの喧嘩イベントは面倒臭かった。
アリサちゃんがなのはちゃんに最近どうしたの?的な事を言ってもなのはちゃんは何も言わないからそれでアリサちゃんがプッツンしちゃって。
それをすずかちゃんが止めても全然駄目だったらしいからねぇ。
すでに私が教室に入ってきた時には喧嘩勃発。
時すでに遅し。
これは危ない。
「どうしたの?」
「あ!シェン!なのはが何か最近疲れてるように見えるんだけど何も言ってくれないの!!」
それは仕方ない。
ジュエルシードを集めてる、なんて口が避けても縦に割れても言えないからね。
まぁ、回避する方法はあるんだけどね……。
そんな事を考えていると
《ねぇ紫煙ちゃん。私どうしたらいいと思う?》
ふむ。
《笑えばいいと思うよ》
《ふざけてる場合じゃないの!》
怒られてしまった。
《なら私に話を合わせて》
《え?あ、分かったの》
「ちょっと!シェン。シェン!どうしたのよ!」
アリサちゃんは相も変わらず怒っている。
ならば食らえい!
「ハァ~…。せっかく秘密にしようと思ってたのにもう仕方ないから話す」
念話でなのはちゃんがあたふた言ってるがこの際無視する。
「え?……もしかしてシェンも知ってたの」
「まあね」
「何で教えてくれなかったの!!」
「アリサちゃんやめようよ……」
すずかちゃん。
今何言っても多分無駄。
「すずか。あんたはちょっと静かにしてて。で?何で教えてくれなかったの?」
おおう。
少し落ち着い……いやさらにヒートアップしてる。
「いや、だって言ったら秘密にならないから」
「な!」
「あ、アリサちゃん……」
「実はなのはちゃんと一緒にサプライズパーティを開こうと思ってたんだ」
「「「は?」」」
皆やっぱり驚いてる。
そしてなのはちゃん。
私に合わせてって言った筈だ。
その開いた口を閉じなさい。
バレちゃうでしょ。
「いや、私達がこの学校で出会ってもう3年。それを祝うために二人に内緒でパーティの準備をしてたんだ」
「なら私達が手伝った方が……」
「主賓に手伝わせる主催者がこの世界にいますか?第一、私はアリサちゃんとすずかちゃんのためにやりたいからってなのはちゃんに頼まれたからやった。後悔はしていない」
「そう、だったんだ……」
「なのは……。疑ってゴメンね」
「大丈夫なの……《私が主催したみたいになってるの…。でもおかげで助かったのありがとう紫煙ちゃん!》」
これで私の貯金が友人とケーキのために少し消えた。
まぁほとんど株で儲けた奴だったからいいけど。
にしてもあっさり納得してくれて良かった。
それだけ信頼されてるって事なのかな?
「それはいつ、どこでやるの?」
「え?」
「そのパーティ」
《し、紫煙ちゃん!さ、流石に危ないよ!》
《大丈夫。予想ずみ》
「準備が出来次第連絡する」
「そう……。分かったわ。楽しみにしてるね♪」
「なのはちゃん、紫煙ちゃん。じゃあ…私達は待ってるだけでいいの?」
「大丈夫だ。問題ない」
「どんとこいなの!」
やっぱり女の子の笑顔は素敵。
そんなことがあってただ今、夜中の街中にいます。
とりあえずフェイトさんとの三回目の戦闘が開始されました。
ユーノ君はアルフとの再戦。
そして私は今結界を維持している。
私が戦闘に参加しない……いやむしろ参加できないのは温泉旅行の時になのはちゃんに『紫煙ちゃんが居たらフェイトちゃんが怖がっちゃうの』とか言われたからだ。
何故だろうか。
心当たりがまるでない。
ん?
……もしかしてあれか?
フェイトさんと最初に戦った時のバリアブレイクか?
そんなに怖かったのか?
もしそうなら土下座してでも詫びるしかない。
そのためにはフェイトさんの家にまで押し掛けるしかない。
そこでお待ちかねのこの霊力を使う時がやって来ました。
さて、用意する物はそこらに落ちてる石ころ(紙切れでも可)と半紙的な何かと筆(無かったら筆ペン)。
始めようか。
まず半紙的な何かに筆で適当に丸を書く。
その真ん中に霊力を込めた石ころを置く。
…………勿論何も起きない。
だからその辺に彷徨いている幽霊のようなモノを力(霊力)で服従させ、石ころに詰め込む。
2分くらい待つ。
正直半紙的な何かと筆はいらない。
これで私専用の式神の出来上がり。
なかなかにオリジナリティの溢れる式神だ。
これを粉々に粉砕、玉s……。
コホン。
……粉々にした後、風に乗せる。
そしてそれを私が遠隔操作して粉の一部をフェイトさんに付着させる。
これでいつ、どこにいても私が解除しない限り私はフェイトさんの居場所が分かる。
おまけでアルフにも付けておく。
おや、どうやら戦闘は終わったみたいだ。
えっと…確かこの後ってフェイトさんがプレシアさんにフルボッコにされるイベントだったっけ?
よく覚えてないから分からない。
だって私が見たのは10歳の頃だもの。
紫煙 side out.
side もう一人の転生者
俺がフェイト・テスタロッサに出会ったのは今から2年程前の事だった。
~12年前~
俺は気付いたら何か白い空間にいた。
そこにいた幼女に聞いたらどうやら俺は死んでしまったらしい。
その幼女は神様(?)らしい。
そして俺が死んだのはどうやら実験のためらしく俺は心底ムカついた。
そしたら幼女曰く『転生……つまり実験するために殺したんだから』とのこと。
しかも転生先はかの有名な『魔法少女リリカル☆なのは』らしい。
俺は神様転生とかが大嫌いだ。
はっきり言ってストーリーが崩れてしまうからだ。
チート主人公とかバカジャネーノとか思ってた。
だが、いざ自分がなってみると、そんな気はすぐに消えた。
何故なら原作で酷い目にあってる人達を助けられるかもしれないと思ったからだ。
どうやら附加効果とステータス附与が出来るとか。
ステータスはまぁ、昔軍隊に所属してたし振らなくていいと思いつつ、さて附加効果はどうしようか……。
確か4つまでなので、考えてしまう。
そして決めた。
まず一つ目。
顔を普通の人レベルにしてくれ。
アニメの世界って普通のモブでも顔いいからね。
そして二つ目。
『触れた生命の傷を治す』能力(オン・オフ可能)だ。
これがあれば傷付いた人も治せる。
そして三つ目。
これはいわゆる自衛のために付けておく。
最後、四つ目。
魔力をAAにする。
これは、まぁ魔力があったら『なのは』の世界だったら重宝するからだ。
そして転生。
名前はファクト・メタリア。
聞いた瞬間メタリカかと思ったが気にしない事にした。
産まれたのはミッドチルダのとある町外れ。
両親はとても優しい。
さて、何故俺がフェイトと出会ったのかと言うとそんな大それた………いや大変な事だった。
それは10歳の頃。
両親が出張で長期にわたって田舎に引っ越していた時の事だ。
俺が近くの森に探検に出掛けた時に、オレンジ色の髪の少女が何かを大声で切羽詰まったように叫んでいたから近寄ってみるとそこには金髪の少女がいた。
「おい。どうしたんだ?」
「あ、あんたは誰だ」
相手はこちらを警戒している。
頭に獣耳があるからして多分この子はアルフだろう。
「落ち着け。俺はあんたらに危害を加える気は毛頭ないから」
訳を聞いてみると、どうやら金髪の少女、つまりフェイトがどうやら遊んでいて足を滑らしたらしい。
その後頭を打って気絶。
何度呼んでも起きないから慌てていたらしい。
俺がよくよく見てみると、痛々しく足の太股らへんに木が突き刺さっていたのを無理矢理引っこ抜いたような形跡があった。
「あんた名前は?」
一応知ってはいるのだが、聞いておかなくてはならないからフェイトの頭を撫でながらアルフに聞いた。
「あ、アルフ」
「いい名前だな」
「え?……あ、ありがとう。フェイトが付けてくれたんだ」
アルフははにかみながら言った。
「って!今はそんな時じゃないよ!フェイトが!フェイトがぁ!」
……アルフにとってフェイトはとても大切な人らしい。
つまりそれだけこのフェイトは優しいって事だろう。
俺がフェイトを手助けしようと決めた瞬間だった。
「アルフ。心配すんな。この子はもう治ってる」
「え?…あ、本当だ。フェイトに開いていた穴が塞がってる!」
俺はもうフェイトに触れていたから。
そこから俺の能力を使えば3秒もすれば傷なんてすぐに治る。
……ちなみに千切れた物も治るのかどうか試してみたが意外とあっさり治った。
「これでフェイトが助かった……ありがとう。……そういやあんたの名前は?」
「ファクト。ファクト・メタリア」
「う、うぅ……」
自己紹介をしているとどうやらフェイトが目を覚ましたらしい。
「フェイトォ!」
……前々から思っていたが、アルフはフェイトフェイト言い過ぎだと思う。
「ア、ルフ?あれ?私確か落ちて……。あ、傷が無くなってる」
「ファクトが治してくれたんだよ!」
「ファクト?えっと貴方、ですか?」
微笑ましく暖かい目で見ているとフェイトがこちらに気付いた。
「あぁそうだ。君は……フェイト、でいいんだよな?」
「え?何で私の名前……」
「そこのアルフが何度も何度も君の名前を呼んでるからね」
そこからフェイトとの関係が始まった。
~回想終了~
そして今に至る。
「……ファクトさん。今日もあの子と戦いました」
「……そうか。やっぱりフェイトはその子と戦うのは辛いか?」
「……はい」
俺は今、時の庭園、つまり原作ではラストバトルを飾った場所にいる。
それは俺がフェイトを助けたかったからついて来ただけだ。
フェイトの母親であるプレシア・テスタロッサには俺が価値のある人間だと思わせているのでここにいることが出来る。
その方法は原作を壊すかも知れない危険性があったが、ジュエルシードの場所を全て予言したかのように当てる事だ。
それのおかげで今俺はここにいる。
両親は俺が友達を助けたい、と言ったらすぐに許してくれた。
「……フェイト、お前手を怪我してるじゃないか。待ってろ、すぐに治してやる」
「あ、ありがとうございます」
俺にはこういった事でしかフェイトを助ける事が出来ない。
……その後、フェイトは原作通りプレシアに虐待をされた。
俺は
「何でだよ!フェイト!」
「だって、あ、なたが母さんに、怒られ、たら駄目。これは、私が悪い、から」
だが我慢出来ない。
……もう許せない!
「プレシ
ア、と言おうとした時だ。
バゴォ
いきなり扉が蹴破られた。
「プレシアさんの馬鹿!意気地無し!」
と、言いながら扉を蹴破った黄緑色の肩甲骨から腰の中間まで髪を伸ばした少女が
バチィ
と、この部屋いっぱいになるほどに響くくらいの平手をプレシアの頬にぶつけていた。
ファクト side out.
side 紫煙
私はユーノ君に転移魔法を教えて貰い、フェイトさんの家まで謝りに行った。
気味の悪い家に住んでいるんだなぁ、と思いながらぶらぶらしていたら、部屋が見えた。
するとフェイトさんは虐待を受けていた。
私、キレてしまいました。
最後のガラスをぶち破るが如く扉を蹴破った。
ちなみに見慣れた景色なんて(アニメで見たことしか)ない。
私は平手をぶつけた。
全く。
黙って見てたら頭に来る。
「可愛い女の子に手を上げるもんじゃない!」
傷になったらどうするんだ。
「貴女が何者かは知らないわ。私の名前を何故知っているのかもどうでもいい。でも私の邪魔はしないで。私には時間が無いのよ!!!!」
カチンと来たね。
「だからって女の子に手を上げるもんなの?バカジャネーノ!あんたに足りてないものは時間じゃない!栄養と睡眠時間とカルシウムだ!」
「そんなこと知ってるわよ!」
知ってたんだ。
「だからあんたはプリシアって言われるの!!」
「プリシア!?」
「何歳かは知らないけどそんな格好恥ずかしくないの?そもそもなんでフェイトさんを!!」
すると相手も負けじと言う。
「私の目的のためにその子は必要なのよ!貴女に何が分かるって言うのよ!!」
「分かるわけあるかァ!それで?目的のためにィ?なら自分で動けって話だよ!なんでフェイトさんを使うの?まるで意味が分からないよ!」
「全ては私の可愛いアリシアのためよ!!そのために使いたくもない人形を使ってのよ!!」
私達がこんなことをしていると、後ろから何か息を飲む音が聞こえた。
「人、形?」
フェイトさんがショックを受けていた。
これはしまった。
「ええそうよ。私はアリシアとの失った時間を取り戻すために、アルハザードに向かうために、それに何より大切な娘を取り戻すために貴女にジュエルシードを21個集めさせていたのよ」
「あんたって奴は……」
「……プレシア。テメェ……」
アルフは分かる。
だが男の子よ。
あんた誰?
「そもそも私はね?フェイト。貴女の事が、大きゴフゥ」
あ、血を吐いた。
大切な場面の筈なのに。
それで何故か頭に登っていた血が下がったのを確認しながら
「あ~…。プレシアさんや」
「……何かしら?」
ちょっ目付きが怖い。
「ジュエルシードを21個。全部集めるの無理だよ?」
「何ですって?」
「いやだって私が1個壊しちゃったから」
「「「「はい?」」」」
壊した時に見たなのはちゃんとユーノ君を思い出す。
「力込めて握ったら壊しちゃった♪許してぇな」
するとプレシアさんは嘘つきゲームで負けた人みたく膝から崩れていった。
「あ、ああ……。私の、私のアリシアが……。アリシアがァァァァァァ!!」
泣きたいのはこっちだ。
いたたまれない気分だよ。
ん?
何か向こう側に裸の幼女が……。
気付いたら私は時を超える早さで裸の幼女の所まで行っていた。
その裸の幼女は黄緑色の液体に満たされた円筒形の筒の中に体育座りの格好で浮いていた。
「プレシアさんや。この子がアリシア?」
「え?ええそうよ……って貴女いつの間に!?」
今の間に。
「その子に触らないで!!」
さっきプレシアさんはこの子が死んだ、みたいに言ってた。
でもこの子。
「プレシアさん。この子生きてるよ?」
「「「「え?」」」」
その場にいた私を除く全ての人が呆け面になった。
何これ面白い。
「それは一体どう言うこと?私は確かにあの時……。アリシアが死んだ時をはっきり見ていたのよ?」
ハァ~…。
分かってないね。
「ではでは私の保健の授業を開始します。今回は子供の生と死についてです。まず、子供は生と死の境界があやふやで死んだと思ってたら生きていた、と言う事があり……………」
それからたっぷり三時間くらい話た。
まぁこれは保健の先生の話をそのまま話しただけなんだけどね。
当初もう一人の転生者の能力が
目標は主人公よりも主人公らしいモブです
…………出来ていただろうか
さて、感想、質問、批評、誤字報告お待ちしております
では次回もよろしくお願いいたします