筋力全開 スターダストブレイク!!   作:とかとか

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物語もとうとう最終局面へ


第6話 後悔先に立たず

フェイトそんにもうジュエルシードを集めなくてもいい、と言うのを忘れてた結果。

私は今、なのはちゃんとフェイトそんとユーノ君とアルフと一緒に次元空間航行艦船アースラにいます。

 

それはつい先程の事だ。

なのはちゃんがジュエルシードを公園で発見。

そしてフェイトそんもジュエルシードを発見。

さてさて事情を知らない二人が出会ったらどうなるでしょう。

結果、取り合いが始まる。

そして原作通りクロノ君が出てくる訳だ。

 

「時空管理局執務官のクロノ・ハラオウンだ。この勝負は僕が預かった。君達にはこれからアースラについて来て貰う」

 

「くっ……!」

 

おっとフェイトそんとアルフだけ逃げ出そうたぁそうは問屋が卸さねぇぜい!

私は目にも止まらぬ動きをしてフェイトそんの前に立つ。

 

「えぇ!し、紫煙!?」

 

「よく言うよね。死ぬときは、皆一緒にって」

 

「や、やめて!!母さ~ん!アルフゥ!お姉ちゃぁん!!た、助けてぇ!」

 

「フェイト!!……紫煙あんた、フェイトを離しな……って、え?私も?」

 

私はフェイトそんとアルフを引きずりながらクロノ君の前まで歩いて行く。

 

「私は時々紫煙ちゃんが悪魔か鬼に見えるの……。あれ?何時の間に仲良くなったの!?」

 

「……彼女は一体何者なんだ?」

 

ハハハハ。

何をご冗談を。

 

 

 

そんなこんなで今に至る。

途中ユーノ君が人間になったのも今はもうどうでもいい。

そして今、私は何故か日本らしい茶室にいます。

なんでも、リンディ提督の趣味だそうだ。

 

「さて、貴女達が集めていたのがロストロギアだと言うのは知っていますよね?」

 

ロストロギア?

 

「ロストロギアって何ぞすか?」

 

「……貴女のその言葉使いが少し気になりますけど進めます。ロストロギアとは、過去に何らかの要因で消失した世界、又は滅んだ古代文明で造られていた遺産の総称の事で、多くは現存技術では到達再現する事が出来ない超高度な技術で造られた物で、使い方次第では世界はおろか全次元を崩壊させかねない程危険な物もあります。そして、これらを確保し、管理する事がここ『時空管理局』の任務の一つなのです」

 

つまり、ジョジョで言う所の『石仮面』とか『石の矢』とか『聖人の遺体』……は違うか。

もしかしたら同じようなモノがあるかも知れない。

クロノ君に聞いてみた。

 

「……驚いたな。何故それを知っているんだ?」

 

あるんかい。

 

「さて、何故貴女達はロストロギアのジュエルシードを集めていたのですか?」

 

リンディ提督はお茶(抹茶だった)に砂糖とミルクをドバドバと……。

 

「私はユーノ君の大切なモノだからユーノ君と一緒に探してました」

 

あぁ………。

抹茶ェ……。

 

「貴方が確か発掘したんでしたっけ?」

 

「はい…。それで管理局に運んで貰おうと思ったんですけどその途中に護送船が襲われてしまって……。そしたらジュエルシードがこの地球に落ちたので僕が責任を取ってジュエルシードを封印しに行ったんですが、魔力が足りずそこにいた現地人である彼女に協力を仰ぎました」

 

あ、この抹茶美味しい。

砂糖とミルク入れなくても美味しいのに……。

 

「順調にジュエルシードを集めてたらそこの二人に出会って……」

 

「フェイトさんとアルフさん、でしたね」

 

お茶菓子も美味しす。

この羊羮どこで売ってるのだろうか。

まぁ、味を覚えたからだいたい投影(トレース)出来るからいいか。

 

「あ、はい。フェイト・テスタロッサです」

 

「私はフェイトの使い魔のアルフだよ」

 

にしても抹茶に砂糖とミルクを入れたら美味しくなるのだろうか。

やってみた。

 

「テスタロッサって事はまさか貴女はプレシア・テスタロッサの娘?……いや、彼女の娘のアリシア・テスタロッサは事故で死んだ筈……。まさかクローン?」

 

甘い。

糖尿病まっしぐらレベルで甘い。

やるんじゃなかった。

 

「え?あの……アリシアは……お姉ちゃんは生きてますよ?」

 

「え?事故で亡くなった筈では?」

 

「紫煙が生き返らす……じゃない……甦らす……も違う。あ!目を覚まさせたんです」

 

「「はい?」」

 

普通の抹茶で口直し。

だが苦すぎる。

なんて負のデフレスパイラル。

 

「ん?」

 

と、料理番組よろしく食べ物解説していたら皆がこっちを見てる。

 

「キャッ!恥ずかしす」

 

わざとらしく頬を染めてみた。

顔を手で覆うオマケ付きだ。

 

「あの……恥ずかしがらずにどうやって植物状態だったアリシア・テスタロッサの目を覚まさせたのですか?」

 

「魂と肉体のリンクを強化しただけだよ?」

 

それ以外やってない。

と言うかそれ以外は筋力強化しかやれない。

あ、空も飛べるし、霊力による補強も出来るか。

 

「…………貴女は本当に人間ですか?」

 

「初対面なのに失礼な」

 

え?何?

私は罵倒されに来たの?

 

紫煙 side out.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side ファクト

 

くそ!

何なんだよアイツは!

アリシアとフェイトを助けてくれたのには感謝するが何なんだあの性格。

ねじ曲がっているにも程がある。

原作は結局、崩壊した。

それは皆が幸せになったという事でもある。

そんな事を考えていると、

 

「ファクト。貴方に話があるのだけど。今いいかしら?」

 

プレシアがやって来た。

 

「………………何ですか?」

 

俺は全力の殺気を込める。

 

「そんなに殺気を込めないでくれるかしら?私はただ、貴方にお礼が言いたいだけよ」

 

お礼?

何で急に。

 

「貴方は私が……私がフェイトを傷付けてしまってもフェイトを支えてくれたから……エグゥッ!」

 

俺は気付いたらプレシアの首を絞めていた。

 

「ふざけんじゃねぇぞ……。お前は、お前は自分自身のためにフェイトを利用してたんだろ?しかもフェイトが頑張ったとしても何の労いもせずに常に自分の目的のためにフェイトを傷付けて、利用して更に自分の幸福こそがフェイトの幸福みてぇに言ってやがったじゃねぇか!!それで今更になって家族に、本当の家族に戻れると思ってんのか!!」

 

すると、プレシアは弱々しく俺の首を絞めている両手を掴み、

 

「そん、なの、分か、ってるに、決まっ、てるじゃ、ない……。あの、時の私、はアリ、シア、の事、しか、考えて、なかった、わ。でも、ね?あの、子に……紫煙、にあって、アリ、シアが目を、覚まして、くれた時に……」

 

プレシアの手に力が入っていくのが目に見えて分かる。

そるは本当に女性なのかと思えるほどの力だ。

 

「アリシア、の平手、で気付いたの、よ。私は、何て馬鹿な、事を、したの、かって……。取り、返しは、付かな、いかも、知れない。フェイトは、私、の事が、嫌いになった、のかも、知れない。でも、私は、それでも、私は、今は、分かるのよ。いつも、私は、気付くのが、遅すぎるけど、気付いたのよ。私は、娘達の、事が、大好きだって事が……。だから私は、今ここで、死ぬ訳にはいかない!!」

 

俺の両手は外された。

そしてプレシアの魔法で吹き飛ばされる。

 

「私の本当の幸せは、まだ始まってなかったのよ。だから私は、始めるわ。私の家族としての幸せを。そして貴方は私を殺そうとした。つまりアリシアをこの場で独りぼっちにさせようとしたわよね?私はね?二度とアリシアを独りぼっちにさせたくないのよ。だから、貴方を殺す。比喩でも何でもなく、殺す。母親を嘗めないで」

 

あれは本物の殺気だ。

本気で俺を殺す気らしい。

 

「…………上等だ。殺れるもんなら殺ってみろよ」

 

「言われなくとも!」

 

そう言うとプレシアの周りに50発以上の紫色の光の玉が出てきた。

 

「喰らいなさい!!PL(フォトンランサー)・デストロイシフト!!」

 

そして、それが一斉にこちらに向かってくる。

速い。

だが無意味だ。

 

世界(THE・WORLD)ッ!時よ止まれ!」

 

世界が一瞬にして変わる。

プレシアが放ったPL(フォトンランサー)・デストロイシフトも空中で止まっている。

その中を俺は歩いてプレシアに近付く。

 

「お前がどんな攻撃をしようとも俺には無意味だ」

 

俺はもう一つの能力の『触れた生命の傷を治す』能力をオンにし、拳でプレシアの腹部を貫く。

 

「しばらくの間、フェイトの苦しみを味わいやがれ」

 

そして時は動き始める。

 

「なっ!……ゴボッ!」

 

プレシアは盛大に血を吐き出す。

その血は俺にも掛かったが、気にしない。

プレシアには治りながらの攻撃を受けて貰っている。

その結果、吐血の量が半端じゃないが。

 

「ふ、ふふふ……。残、念ね。予想通りよ」

 

え?

俺はプレシアの腹部をよく見てみる。

これは、障壁!?

 

「私、のエクス、ディフェンダー、を貫い、たのは誉、めてあげる。でも、私、の策略、に嵌まってくれて、ありがとうね!!」

 

プレシアがそう言った瞬間。

俺の視界は紫色に染まった。

 

「………が、ぐふ、うぁ」

 

俺はどうやら吹き飛ばされたらしい。

そして、右腕の感覚がない。

 

「ハァ、ハァ……。貴方に付けられた傷はどうやら全部治ったわ。結局、貴方のその行動は貴方の言葉を借りるなら、無意味なのよ」

 

遅れて右腕の痛みがやって来た。

そして出来る血の海。

 

「止めをさしてあげる!サンダー……」

 

プレシアのチャージが始まる。

だが、俺は動けない。

 

 

しかし、俺の飛ばされた先は幸運にもジュエルシードが保管されている部屋だった。

 

 

俺は5つのジュエルシードに願う。

 

助かりたい、と。

その瞬間、眩い光が輝いた。

 

「なっ!」

 

俺は人生を終えた。

 

ファクト side out.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side 紫煙

 

私が再び子供のしぶとさと、オマケで魂について教えていると、何かブザーらしきモノが鳴り始めた。

 

『リンディ提督!!』

 

うわっ!

なんか画面出てきた!

 

「どうしたの!エイミィ!」

 

『次元の狭間でかなりの大きさの次元震を観測しました!』

 

な、なんだってー。

って顔を皆がしてる。

えっと、つまり、どゆこと?

 

「ふ、フェ、イト……ゴボッ!!」

 

そんな事を考えているとプレシアさんが血を吐きながら転移してきた。

良く良く見ればアリシアちゃんもいる。

 

「母さん!?一体ど、どうしたの!そんなに傷だらけで!?」

 

「ファクト、がジュエル、シードを暴走さ、せ……ぅ」

 

そしてプレシアさんは倒れた。

にしてもアリシアちゃんは見事にスヤァとしてる。

落書きしてやろうか。

…………しまった。

ペンが無い。

 

「ファクトって誰なの?」

 

同意。

 

「紫煙は会ったことがある筈なんだけど……。私とアルフの命の恩人だった人だよ」

 

「でも何でファクトが……」

 

「多分だけど、プレシアさんと戦闘したんだろうね。ほら、プレシアさんの服の腹部の部分だけ穴が開いてる」

 

「何でファクトと母さんが?……まさか、私の所為?」

 

あ~…あれか、虐待か。

 

「つまり私達はフェイトちゃん達の命の恩人と戦わなくちゃいけないの?」

 

「よし!殺るからには全力全壊で行こうか!」

 

「字が間違ってる気がするんだけど……」

 

うるさいユーノ君。

 

「どちらにせよ。あれを止めないとあなた達の世界が崩壊します」

 

なんやて!?

ならば私は行かせて貰おう。

まだ読み終わってないラノベやら漫画があるんでね。

 

「行くにしてもどうやって!?そもそもあそこは危険な所になっているのよ!!」

 

「昨日転移して場所分かってますんで、後、この世に危険じゃない場所なんて存在しません。それじゃ!生きてたらまた会おうではないか」

 

私はその場で転移した。

…………あ、能力聞くの忘れてた。

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