戦争の夜へようこそ   作:カツアキ

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何か難しいですね!
話が一向に進まないですね!


はじめまして異世界

DMMORPGユグドラシル、そのサービスが終了する。

はずだった。

 

 

 

 

かの地にて、かの宿敵、彼を打ち破り、かの宿敵、彼女らにより打ち破られた少佐。

 

 

 

 

リアルでの生活より、ユグドラシルを優先し、あの素敵な友たちが、いつか帰って来てくれるかもしれないという淡い希望にすがり、ギルド アインズ・ウール・ゴウンを維持してきたギルド長モモンガ。

 

 

 

 

全くもって似通っていない彼ら二人の数少ない共通点。

それは「このまま終わってたまるか!」というもの。

 

 

 

 

かたや、かつてのナチズムによる戦争願望もとい、狂気

 

 

 

 

 

かたや、かつての眩い思い出への未練ともとれる希望

 

 

 

 

 

醜くて、美しくて、脳裏に焼き付いてどうしようもない過去への執着。

 

 

 

そんな二人の願いは……叶った。

 

 

 

少佐にとっては二度目の、モモンガにとっては初めての異世界転移だ。

 

 

 

しかし二人はいつまで経っても世界が終わらない事に違和感を感じただけだった。

 

 

 

「はぁ、最後の最後にこれはないだろクソ運営」

 

 

 

「フフッ、まぁいいじゃないか。

最後の最後なのだから。少しばかり運営のクソぶりに振り回されても構わないじゃないか。」

 

 

 

「少佐さん、何か楽しそうですね。」

 

 

 

「そうかね?私は至っていつも通りだ。」

 

 

 

「そうですか?」

 

 

何故かやたらと粘ってくるモモンガに少佐は少し肩をすくめながら答える

 

 

 

 

「まぁ強いて言えば、こうやって少しの時間かも知れんが君と話していられる。

友人との時間が僅かに増えた。

これが理由なら満足かね?」

 

 

 

「なんか、ありがとうございます。

少佐さんはいつも前向きですね。」

 

 

 

 

正直、モモンガが粘ってくる理由は大体検討がつく。

いつログアウトさせられるか分からない、この状況では、他愛ない話しかできないからだ

 

 

 

「フッ、君はもう少し前向きに物事を見たまえ。

そんなに悲観せずともいいじゃないか。

まぁもう少しこのアルベド美貌でも眺めていようじゃないか。」

 

 

 

「お褒めに預り光栄にございます。少佐様。」

 

 

 

「えっ?」

 

 

 

「ッ!これは……」

 

 

突然、頬を赤らめつつ言葉を発した絶世の美女に驚愕を隠しきれないモモンガと少佐だが、事態を先に察したのは少佐であった。

 

 

「スンスン、ほう、香水の匂いがするな」

 

 

「申し訳ありません‼ご不快でございましょうか?」

 

 

「いやいや、嗅ぎ慣れない匂いだが、決して嫌いではないぞ。」

 

 

「ありがとうございます。少佐様

?、モモンガ様?先程から固まっておられる様ですが、私は何かしてしまったのでしょうか?」

 

 

「えっ?いや、その、ゴホン。

別に、お前が気に病む必要はない。

少し考え事をしていただけだ。」

 

 

「左様でございますか。委細了解いたしました。」

 

 

「あー、アルベド君。一つ聞かせてくれまいか?

君にとって我々はどのような人物だ?」

 

 

「神すら凌いで有り余る深き慈悲と強さをあわせ持った至高の御方々にございます。」

 

 

信じられない事に匂いを感じる事ができ、更には自我を持たないNPCがこちらの質問に答えている。

しかもモモンガの方を見て頬を紅潮させながら、ハァハァしている。

あまりに信じられない出来事に固まるモモンガと少佐だが、少佐は一つ確信した。

これがなんなのかを。

ニヤリと笑いクツクツと喉を鳴らしている様は幾千の軍を率いていたあの頃の少佐だ。

 

 

「フフッまだまだ世界は狂気に満ちている。

……では、アルベド君、今活動している階層守護者を集めよ。

この玉座の間に。」

 

 

 

「はっ、了解いたしました。

早速行動に移ります。」

 

 

 

恭しく頭を下げ、姿勢を崩さない程度に足早にその場を去っていくアルベドを見送り、

 

 

 

「少佐さん。

どうしたんですか?」

 

 

「どうした?どうしただと?

まだ気付かないかね?

あぁ、そうか。君は初めてだったね。

気分はどうだい?モモンガ君。

異世界転移をした感想は。」

 

 

「?何をいっているんですか?

異世界転移?そんな馬鹿な。あり得ない……」

 

 

 

「あり得ない、何て事はない。」

 




少佐が少佐でなくなっていっている様で、自分の想像力の乏しさが浮き彫りになっている気がします。
次回の更新まで結構かかると思います。
すみません。
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