あ、言い忘れてましたがこの世界の作風は漫画版ですので。
ハジメ「よう、ハジメだ。前回はプロローグだったな」
シュウジ「なんで師匠のシンビオートが……まーそのうちわかるか。とりあえず作者は締める」
作者 (びくっという顔文字
エボルト「ていうか前回大した反応されなくて作者地味に凹んでたな。ワロタ」
雫「ああっ、作者が瀕死に!」
ハジメ「ほっとけほっとけ。で、今回は俺たちに視点が戻る。それじゃあせーの、」
「「「「さてさてどうなる真実編!」」」」
【グリューエン大砂漠】は、まさしく灼熱の世界だった。
燦然と輝きを放ち、地上を照りつける太陽。その熱を十全に受け止めてさらに強くする砂原には蜃気楼が見える。
大小様々な小丘を作る赤銅色の砂はとても細かく、風が吹くたびに舞い上がって360度全て同じ色に世界を染め上げていた。
そんな中を爆走するのは、もちろん俺の操る魔力駆動四輪。時折方位磁石を見ながらハンドルを握る。
「外凄いですねぇ……普通の馬車とかじゃなくてよかったです」
「妾たちはともあれ、子供たちは少し危なかったの」
シアとティオの会話に、ちらりとミラーで後部座席を見る。ちなみに拡大化した四輪だが運転しづらいので異空間で中身だけ広くした。
「最初はグー?」
「あ、じゃあ私はパー!」
「あはは、そういうことじゃないかなー?」
苦笑しながら頭を撫でる八重樫に、ルイネの膝の上でリベルはきゃっきゃとはしゃぐ。もうすっかり仲良くなってんな。
最初はルイネと揉めるかとでも思ってんだが、どうも似通った性格してるせいか仲が良い。今じゃ二人でリベルを世話してる。
「にへへ」
「ふふ、じゃあもう一回やろうか」
「うん!あ、ママも一緒にやろ!」
「ああ、いいぞ」
見ての通り、リベルの方も八重樫に懐いてる。一日置きに一緒に寝てるらしい。
地球の常識で見ると何んとも奇妙な固形だが、同行者の仲が険悪でもこっちも参るから俺としては大歓迎だ。
「香織は引っ込んでて」
「えー、何でかなぁ?」
……大歓迎だ。
「ふ、ふふふふふふ」
「あはははははは」
異空間化しているため、中央になった運転席の両隣。俺を挟んで笑いあってるユエと香織……本人に呼べと言われた……で胃が痛い。
「ミュウ、水いる?」
「ん、いるの!ありがとなのウサギお姉ちゃん!」
「ほら、これも食べときな。塩分は大事だよ?」
「美空お姉ちゃんもありがと!」
ああ、今すぐ後ろに行きたい。そんで微笑んでるウサギと美空とミュウと一緒に戯れたい。
「今更香織がなにをしたところでもう遅い。ご両親に紹介してもらうのも約束済み」
「なっ! ど、どういうことかなハジメくん?」
「いや、聞いたまんまだよ」
「それに、明るい家族計画も……ね?」
下腹部のあたりを撫でながらいうユエに、香織が真っ赤な子でプルプル震える。ていうか俺もそろそろ胃がアレなんでやめない?
……ご覧の通り、こいつらは非常に仲が悪い。原因はホルアドで告白されて以降、アプローチしてくる香織だ。
そんな気は無いと言っているのだが、一向に諦める気配がない。それに対抗してか、ユエが香織をよく煽る。
で、香織が返して、あとは見ての通りのやりとりを始めるのだ。八重樫たちは苦笑してるし、シアたちは助けてくれない。薄情だ。
「パパすごいの!いっつもお水が冷たいの!」「ん、冷蔵庫最強。ハジメは何でもできる」
いやーそれにしてもミュウは可愛いなぁ。最初はどうかと思ったけど最近パパって呼ばれると頬緩むしなー(現実逃避)
……まあ、ユエも真正面から言い合える相手ができたから、きっと嬉しいんだろう。本気で敵視していたら、容赦無く魔法を使う。
シアは今は妹分だし、ルイネやウサギはともに迷宮攻略したから最初から仲がいい。ティオは論外。
一番起こりそうな美空は、まあ一番思い出があるからか特に何も言わない。時々拗ねたような目を向けてくるけど。
「はぁ、はぁ、今変態扱いされた気がするのじゃ。口に出さずとも罵るとはさすがご主人様……!」
「次に似たようなことを言ったら簀巻きにしてボンネットに縛り付けるぞ」
「んっ!」
「………………」
声を上げつつ、一応口をつぐむ変態。美空からのしらーっとした目が目を感じるが、これが一番マシな対処法だ。
「へーハジメそんな趣味があったんだ。ふーん。へー、ほー」
「………………」
こ、これが一番マシだ(震え声
まあ、それはともかく。そんな最中にできた喧嘩相手。昔は気の許せる人間が周りにいなかったこともあり、つい挑発するのだろう。
だいたい俺の話なのでこっちがダメージ食うのは大概にしてほしいがな!
「あれ、そういえばこんな暑いなかシュウジさんはどこいったんですか?」
乾燥してるからか、耳をいじっていたシアが聞いてくる。
俺は無言で後部座席のミラーを下げて、代わりに砂が入らないようにシュウジの設置した装置で風の膜を張った。
外は相変わらず砂塵一面の世界。とても対策なしではいられない灼熱地獄の真っ只中、俺たちの視界には……
「ふっ、別に堂々と出てしまってもいいのだろう?」
見るからにアロハーなシャツを着てフィーラーの鼻先で腕組みする、サングラスをした
「…………なにしてるんですかあの人」
「乗るしかない、このビッグウェーブに!だとよ」
「いつものことだから気にしなくていいよシアさん」
「は、はぁ」
あいつ砂を避けれるのをいいことに、全力でこの暑さを楽しんでるらしい。うん、ちょっとよくわからん。
そんなシュウジの乗ってるフィーラーは、ああの図体なので悠々自適に泳げる場所なのが嬉しいのか、頻繁に嬉しそうに鳴いている。
「だがまあ……いつも通りでよかったわ」
「確かに、変にへこんでられるよりマシだし」
美空の言葉に、先ほどまで言い争っていたユエと悶えていたティオを含めた全員が神妙な顔で頷く。
アレからすぐ、シュウジは元に戻った。その日は多少表情に影があったものの、翌日にはすっかりいつものテンションである。
「ったく、心配しがいのねえやつだよ」
「するだけ無駄とも言えるし」
「だな」
あるいは、あんな気持ちで一千年も暗殺者なんてやってたら……そういう切り替えは早くなったのかもしれない。
俺は別に、あいつの悩みに対してどうこう思っちゃいない。アレはあいつ自身の悩みだし、その答えが出せるのもあいつだけだ。
むしろルイネや、先生の中にいるマリスとかが惚れている理由が改めてわかった。
苦しみながら悪の刃であり続けた在り方。嘆き悲しみながら、それでも擦り切れてしまうまで歩き続けた強さ。
本人には絶対に言うつもりは毛頭ないが、あいつは俺の自慢の親友だ。だが……
「……ハジメ、美空、もしかして少し寂しい?」
「「別にー? これっぽっちもそんなことないし」」
べっつに?そんなにへこんでんなら柄にもなく励まそうとか、ゆっくり話聞こうとか思ったりしてませんけど?
あんなになる前に俺たちに言えよとか、それが言えないくらい頼りないのかよとか、全然思ってねえし!
「ふふっ、二人とも拗ねてます」
「だから違うつってんだろ残念ウサギ」
「いや、その顔は絶対拗ねてるの」
「るっさい変態」
「今のご主人様の罵倒は効かんのう」
「そんなことないしー。あのアホのことなんかどうでもいいしー」
「ふふ、美空がそういう時って一番心配してる時だよ?」
「……香織」
チッ、こういう時だけまともになりやがって。あとナチュラル百合百合しないでくれませんかね?オカンが嘆息してるし。
「ふふ、あれは拗ねているな」
「あはは、おじちゃん拗ねてるー!」
「みゅ?パパ拗ねてるの?」
「いや、だからだな……」
「それにしても……もしやユエではなくシューくんがラスボス……!?」
「お前は劇画顔で何を言っているんだ」
「っ!?」
「ユエさんや、なんでそんな盲点だった!みたいな顔すんの?違うからな?」
ええい、どいつもこいつも俺が拗ねてるなんて根も葉もないこと言いやがって。後でティオをトランクに詰め込んでやる(八つ当たり)
そんな風にニヤニヤとしているやつらの視線と言葉をシャットダウンし、車を走らせていると、不意にティオが黙る。
「どうした?」
「何やら、三時の方向で騒ぎが起きておる」
言われた方向を見てみると、確かに右手の大きな砂丘の向こう側にサンドワームという魔物が数匹見えた。
平均20、でかくて100メートルにもなるそいつらは、普段地中にいて虎視眈々と通行者を待ち構えてる。
で、獲物が来ると奇襲してその馬鹿でかい口で食うんだが……
「なんであいつらぐるぐる回ってんだ?」
サンドワームたちは一定の範囲を回っては、その中央に三重構造の口を向けている。まるで何かを迷っているように見えた。
「食べるか、食べないか迷ってる?」
「言い得て妙じゃな、ウサギ」
「そんなことあるもんなのか?」
「いや、奴等は悪食じゃからの、獲物を前にして躊躇うということはないはずじゃが……」
「つまりは異常事態ってことだな」
変態な部分を除けば、こいつは200歳年上な上封印されてたユエより博識だ。そいつが知らないというのならイレギュラーなんだろう。
てことで、こういう事態に強そうな奴に念話を繋げる。まあ外にいるんだし、俺たちより早くあれを見てるだろ。
〝おいシュウジ、ちょっといいか〟
〝おーハジメっち、ちょうどいいタイミングで。俺あそこにいる奴助けてくるから〟
やつ、っていうことは襲われてんのは人間か。あいつが助けに行くあたり、悪人ではないと推測できる。
〝わかった。で、どうすりゃいい? こっちに乗っけるか?〟
〝そうだなー。見たとこ衰弱してるっぽいし、外に出しとくわけにもいかん。とりま白っちゃんに治療してもら……ハジメ、避けろ!〟
「っ!!!」
脳内に響くシュウジの叫びと同時に、気配感知に反応が引っかかる。場所は……車体のすぐ下か!
「全員捕まってろ!」
いうや否や、全力でアクセルを踏んでありったけの魔力を注ぎ込む。四輪はすぐさまそれを受理してタイヤを回転させた。
一気に最高速度まで行った四輪は凄まじい速さで前へ進む。そしてコンマ数秒の差で、車体が浮く感覚を覚えた。
オォォオオオオオオオオオオオオオ!
ミラーに移る後部ガラスに素早く目線を走らせば、ほんの一瞬前までいた場所からサンドワームが飛び出していた。
「っぶねえな!」
「うわわっ!」
「あ、ミュウちゃん!」
美空の焦るような声。どうやらいきなり飛ばしたことでミュウが飛んじまったらしい。
「えいっ!」
「……あれ? なんでミュウ浮いてるの?」
「ふー、かんいっぱい!」
「それをいうなら、間一髪?」
「ウサギさん今突っ込んでる場合じゃないわ!それよりよくやったわねリベルちゃん!」
「ふふん、リベルはやればできる子なのです」
「全員シートベルトを締めろ!まだまだくるぞ!」
ルイネの叫び通り、進行方向に出現した返納にハンドルを右に切る。フレームを削るようにして二匹目の口が勢いよく砂中から突き出た。
奴らの猛攻はそこで終わらない。立て続けに二匹、三匹と出現して、その度にハンドルを左右へ回して回避する。
なんとか総勢四匹のサンドワームの奇襲をいなし、車を一旦停止する。フロントガラスにはこちらを睥睨する奴らの姿が。
「危なかったな……で、お前ら。俺から離れろ」
「う、うん」
「むぅ」
どさくさに紛れて腰のあたりに抱きついていた香織とユエを離れさせる。その位置は非常によろしくないからな。
「浮気者」
「ここぞと言ってくるな……っと、無駄なこと考えてる今はねぇな」
今にもこちらを飲み込まんと上から迫ってくるサンドワームに、俺は手元のセンターコンソールのボタンを一つ押す。
《mode:Launcher》
機械的な音声とともに、ボンネットの一部がスライドしてひらく。そこから立ち上がるのはメツェライと同型のランチャー砲。
フロントガラスにホログラムが浮かび、照準が四体のサンドワームに定められた。ここまで全部メイドインシュウジ工房だ。
セレクトレバーに当たるレバーを握り、一番上のボタンを人差し指で押し込む。刹那の瞬間にミサイルがランチャーから飛び出した。
全部で八つのミサイルはオレンジ色の尾を引いて飛んでいき、大口を開けるサンドワームのまさにその口に入って……
ドォォオオンッ!!!
大爆発。
当然、大量の肉片と血が降り注いだ。傘のモチーフが描かれたボタンを押して、屋根から装置を展開すると魔力の傘で防ぐ。
こちらに倒れてくるサンドワームの死体をバックして退避することでかわした。地響きを立てて倒れた死体からは、血の海が広がる。
「うへぇ……子供達の目塞いどいてくれ」
「もうしている」
その言葉に後ろを見れば、ルイネが縮小化した翼でリベルの目を、怖がりなミュウはティオが袖で耳も塞いでいた。
よし、と頷いてそのまま車体を180度回転させる。そして先ほどのサンドワームたちのいた手前の丘まで移動した。
ガァァァア!!!!!
そこで見たのは、怪獣大決戦さながらに口からビームを吐いてサンドワームをチリにしているフィーラー。
頭部だけで平均的なサンドワームと同じでかさのフィーラーは、《百魔の獣王》(※解放者命名)の名に恥じぬ力強さだった。
「見たとこ、シュウジはちゃんと襲われてたやつを回収してるな……さて、お怒りな奴さんらがきたぜ」
「ん、じゃんじゃん」
「うわっ、すごい数……!」
前方に視線を戻せば、いるわいるわ地上と砂中のすれすれを移動する何匹ものサンドワーム。
仲間をやられたことに怒っているか、はたまた単にミサイルで俺たちに気づいたか。隠密性無視で高速接近してくる。
「もういっちょかまして、全員木っ端微塵に……」
「いんや、その必要はないぜ」
驚いて右側を見る。するといつの間にやら開いていたガラスの向こうに憎たらしい相棒の笑みがあった。
「シュウジ!?」
「おう、あっちは片付いたから来ちった。さあ、とくと見たまえ!」
ジャンプしてボンネットに着地したシュウジは、アロハシャツの裾をはためかせて右手を掲げる。
オォォォオオオオオ……
突然、四輪が巨大な影に飲まれた。
窓から顔を出して見上げると、フィーラーが50メートルに迫る半身を露出させている。
筋骨隆々の極太の両腕で体を支え、触手のような器官を地面に深く突き刺す。そして大きく口を開け。
オォォォオオオオオオオォオォォォォオォォォォォォォオオォオオン!!
全身ははじけ飛ぶのではないかという、絶大な咆哮。それは砂嵐を吹き飛ばし、大地をえぐり、サンドワームたちを吹き飛ばす。
◯ジラ顔負けのそれは、終わる頃にはものの三十秒で砂漠を、広範囲にわたって深くえぐりとっていた。
「うっし、よくやった!サンドワームは食っていいぞ!」
歓喜のような声をあげ、フィーラーは絶命して転がってるサンドワームたちに向かっていく。きっとご馳走だろう。
さすがに腹一杯になんじゃねえのと思いつつ、魔力操作で後部座席のドアを開ける。タイミング良くシュウジが乗り込んだ。
「さんきゅ♪」
「いや。で、そいつの容態は?」
「結構衰弱してるねん」
刺激しないように、そっと寝かせられるそいつ。見たとこ若い青年で、白い衣服に身を包んでいる。
とりあえず冷房を全開にしつつ、一旦魔力供給を切って結界のボタンを押す。それから座席をパーティーモードにして広くした。
「これって……」
「毒による体内の魔力暴走、かな」
「イグザクトリー。おおよそ変なもんでも食ったか、あるいは飲んだか」
床に沈んでいった運転席から目を外して、男を診察している香織と美空、エボルト状態のシュウジに近づく。
近くで見ると、男はまともな状態じゃなかった。呼吸は荒く、大量の発汗に浮き出た全身の血管。触れれば相当な高熱だ。
「感染の可能性は?」
「いや、ない。これは病原体を直接取り込んだ時のみ発症するタイプだ」
「さすがは毒のスペシャリストだな。ティオ、一応子供達を遠ざけてくれ」
「承った」
「それで香織、その人の症状は?」
「ちょっと待ってね美空……出た」
魔法で香織のステータスプレートに表示された情報を覗き込む。
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状態:魔力の過剰活性 体外への排出不可
症状:発熱 意識混濁 全身の疼痛 毛細血管の破裂とそれに伴う出血
原因:体内の水分に異常あり
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「こりゃまた重症だな……エボルト、解毒できるか?」
「するにしても、体が弱りすぎてて現段階じゃ無理だ。いったん暴れまわってる魔力をどうにかしなきゃ話にならん」
「それじゃあ……美空」
「うん」
「「〝光の恩寵を以って宣言する ここは聖域にして我が領域 全ての魔は我が意に降れ 《廻聖》〟」」
美空と香織が、魔力を他人に譲渡する魔法を使う。それを応用し、体内を圧迫する魔力を放出しているのか。
蛍火のような淡い光とともに、男の体から魔力が抜けていく。何ああってはいけないので、エボルトが引き寄せて消滅させた。
「ふぅ、これで一応、大丈夫なはず。でも下手なことをしたらまた暴走しちゃいそう」
「こりゃまた厄介な毒だ。チョチョイとやりたいとこだが、多少集中できる場所じゃないとあれだな」
参ったねえなんて言いながら手をひらひらさせるエボルトに、香織はシュンと項垂れた。どうやだ自分の力不足だと感じたらしい。
「う、ぉ……」
何か励まそうかとちょっとだけ思った瞬間、うめき声をあげて男が目を覚ました。
「ここ、は……?」
「あの、平気ですか?」
「あなたは……女神?」
「えっ」
「そうか、ここはあの世か……」
どうやら熱で頭がやられてるらしい。香織に手を伸ばす男にそろそろ面倒臭くなって、適当な力で踏みつける。
「おうふっ!?」
「ハジメくん!?」
「ハジメ!?」
「おう起きたか?起きたな。じゃあさっさと事情を説明しろ。じゃなきゃ外にほっぽり出す」
暑さでイラついてるのもあって、少し威圧を込めていうと男は慌てて姿勢を正して話し始めた。
それを聞きつつ、俺はまた面倒ごとかと内心ため息をついたのだった。
この章は書いてるだけで辛い……理由は章のタイトルから推測してください。
読んでいただきありがとうございます。
感想よろしくぅ!