星狩りと魔王【本編完結】   作:熊0803

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どうも、作者です

シュウジ「シュウジだ。作者も大学の授業が遠隔で始まって、ちゃんと規定日時に更新できるか少し不安になってきたぜ」

エボルト「一度崩れると余裕でサボるからなあいつ。で、前回は新しいフォームが出たな。またおかしな姿だこと」

シュウジ「作者の趣味だからね、仕方ないね」

エボルト「で、今回はそれに関する話だ。それじゃあせーの、」


二人「「さてさてどうなる海底迷宮編!」」


新たなる力の代償は

 

 目の前で、巨大クリオネが形を失っていく。

 

 

 

 蹴りを入れた箇所から黒く変色していき、少しずつ海水へ溶けていくように消えていった。

 

 僅かに残り、揺蕩う断片から奴が再生する気配はない。当然だ、奴という概念そのものを()()()のだから。

 

「中々いい性能だ……っ!?」

 

 だが、余裕を保てていたのはそこまで。

 

 突如全身のアーマーに火花が走り、変身前のものに近い激痛が全身を駆け巡る。

 

 その発生源であるドライバーを握った瞬間、変身が解除された。

 

「ぐっ……ごぽっ……」

 

 目を見開いた瞬間、胸の部分の痛みがせり上がってきて、水中で血を吐く。

 

 その拍子に痛みと苦しさで、風の結界を維持していた魔力が霧散してしまった。

 

 普段ならなんてことない事態。だが痛みで体をうまく動かせず、技能も使うことができない。

 

 呼吸ができず、水中でもがき苦しむ。脳に酸素が回っていないのだろう、視界もかすみ始めた。

 

 ああ、このままだと溺れ死ぬな。どこか冷静にそう判断した。

 

『チッ、やっぱりこうなったか!』

 

 朧気な視界の中で、赤いものが俺の体から分離する。

 

 それは俺の体を包み込み、周りの空間から隔離されたことで呼吸のできる環境を作り出してくれた。

 

 どうにか空気を吸い、代わりに喉の中に詰まった血混じりの水を吐き出す。

 

「ゲホッゲホッ!」

『生きてるか?』

「な、なんとか……助かったエボルト……あーマジキツかった。あと少しでゲームオーバーだったわ」

『ったく、だから言ったんだよ。俺がいなかったら間抜けな死に様晒してたぞ』 

「これ、絶対説教されるよなぁ」

『それだけで済めばいいがな』

 

 今この瞬間だけは、麻痺したような体と一緒に首も動かないことに感謝した。

 

 後頭部にビシバシ当たる視線が、振り返ったらやばいことになるのをヒシヒシと実感させる。

 

「しかし……予想以上の性能だった。まさか技一発でこんなに反動が出るとは」

『だから言ったろ、そいつだけはヤバいってな。切り札も全部切った上で、どうしようもない時の隠し玉くらいが丁度いいだろうよ』

「珍しくお前の言う通り……ま、時と場合によっちゃ切らざるを得ないこともあるだろうがな」

 

 おいおい、と呆れるエボルトの声を聞きながら、ちらりと手の中に握ったエボルボトルを見る。

 

 カインが残していった厄介な置き土産。この分だと、ある程度は有効活用できそうなものだが……

 

「で、()()()()()()()()?」

『そうだな……これだと()()()()()か』

「はは……リスクがでかいこって」

 

 感傷に浸るのもそこそこに、ようやく正常な流れに戻ってきた魔力を使って敵意感知の魔法を展開。

 

 結果は……反応なし。どうやら重ねて心配する必要もなく、あいつは消しとんだようだ。

 

「さーて、これどうやってフィーラーの背中まで戻るかなー……」

『言っとくが、そう長くはこの状態じゃいられないぜ?』

「わーってるよ。打開策を考えなきゃなぁ……」

 

 魔法は使えるものの、肉体自体が動かんのでどうにもならない。

 

 ダメージから復帰したフィーラーが触手で捕まえてくれるのを待つか、それともハジメたちの救助を待つか……

 

 

 〝よう兄ちゃん、困ってそうだな。おっちゃんが助けてやろうか?〟

 

 

「ん?」

 

 頭の中に聞いたことのない〝念話〟の声が響き、その魔力の発生源に顔を向ける。

 

 するとそこには……なんかおっさんの顔に魚のボディが張り付いたUMAがいた。

 

「……ん、え、はい?」

『おい、顔が宇宙猫になってるぞ』

 

 え、そんなのもいんのこの世界?ちょっと体動いたら予想外すぎて爆笑で腹筋死にそうなんだけど。

 

 〝なんだ、そんなに不思議か?この世界には自分の知らないことなんてごまんとあるもんだぜ〟

「なにこの人面魚、なんかイケメンなこと言ってる」

 

 ……あ、今思い出した。そういやハジメとシアさんがフューレンの水族館で人面魚に会ったとか言ってたな。

 

 諸事情があって助けたとか言ってたけど、もしかしてこのおっちゃん人面魚のことだろうか。

 

 そこんとこ聞いてみると、おっちゃん人面魚……リーさんというらしい……はハジメのマブダチだった。

 

 〝なるほどな。あんたはハー坊の親友か。悪食を一人で倒すたあ、大した男だぜ〟

「いやーそれほどでも」

 

 ちなみに悪食ってのはあの巨大クリオネのことな。なんか昔から海に巣食ってる魔物だったらしい。

 

 海の魔物の祖先とか言われてるらしいけど、まあそう不思議なことには思えない。

 

 なにせ、こっちの世界の地球の人間も元は微生物から進化したわけだしな。あれから他の魔物に進化するのはありえる。

 

「あ、それで助けてくれるんですかね?今マジで動けないんで、そうしてくれると非常に助かるんですが」

 〝おう、ハー坊のダチってんなら俺の友達だ。それに悪食を倒してくれたんだ、そのくらいお安い御用さ〟

 

 リーさんがそう言った途端、突然周りの海水の向こうから銀色の大群が集まってきた。

 

 魔物かと魔力感知の魔法を使うが、全く反応せず。と言うか近くまで来他のでよく見たらただの魚だった。

 

 何百、何千と集まった魚たちはエボルトのオーラに包まれた俺の体を包み込み、ドームの方まで連れて行ってくれる。

 

『出荷よー』

 

 ドナドナドーナードーナーってか。

 

「へえ、こいつはリーさんの力か?」

 〝ああ、俺たちの種族が使う念話には普通の海の生き物をある程度操れる能力があるんだ〟

「ヒュウ、優秀な能力だねぇ」

 

 魚群に運ばれ、ドームの上に降ろしてもらうと魔力を操作して穴を開ける。

 

 当然、ドーム内には水の抵抗がないので、重力に任せて自由落下するが……何人かの腕で受け止められる。

 

 顔を上げると、俺を覗き込む四つの顔。雫、ハジメ、ウサギ、シアさんである。

 

「おかえり、シュー」

「……おう、ただいま雫」

「よぉくやったなシュウジ。大金星だぞ」

「……ソウデスネ」

「ん、これはたくさん褒めてあげないと」

「そうですねぇ、たっぷりお話しましょうね?シュウジさん?」

「…………は、ハハハハハ」

「「「「ははははは」」」」

 

 ……うん、怖い。

 

『目が全然笑ってねえぞこいつら。まあ自業自得だけど』

 

 言うなよ……

 

「リーさん、ありがとな。おかげで助かった」

「この馬鹿が苦労かけたな」

 〝おう、達者でなハー坊、それにシュー坊も。兎の嬢ちゃん、ライバルはわんさかいるが頑張れよ。子供ができたら、うちの子供と遊ばせよう。そん時にはカミさんも紹介するぜ〟

 

 ふっとニヒルな笑みを浮かべ、リーさんは魚群とともに去っていった。ていうかあの人(?)家族いたんかい。

 

「……さて」

 

 一瞬前までの様子は何処へやら、ハジメの至極冷たい声にビックゥと跳ね上がる。

 

 恐る恐る目線をドームの外から上に戻すと、そこにはエボルトも真っ青な真っ黒い目をした四人がいた。

 

 いや訂正、その周りにいるメンバーも同じ顔してる。ユエさんその氷柱何に使うの?白っちゃんはなんで杖を磨いてるのかな?

 

「説明してもらおうか。あれが一体なんなのか」

「……あの、今体動かないんで一旦休憩挟んでからじゃダメっすかね?」

「ちょうどいいじゃねえか。この際だ、全部洗いざらい吐くまでこのまま聞いてやるよ」

「いやあの、ちょっと一旦腰を落ち着けてですね……」

「「「「シュウジ(シュー、シュウジさん?)」」」」

「はい、全てお話しさせていただきますのでお願いですからその目で見ないでください怖いから」

 

『これが数週間前までカッコつけて、何もかもひた隠しにしてたやつの末路である』

 

 変なナレーションつけんな。

 

 とりあえずこの体制をずっと維持するのはハジメたちもキツいということで、一度降ろしてもらう。

 

 それからコテージを異空間から引っ張り出し、中へ移動してから居間で事情聴取が行われることになった。

 

 なお、俺が戦っている間にフィーラーはある程度エネルギーが回復したようで、既にエリセンに向かって泳ぎだしている。

 

「で?今度は何を使った」

 

 腕を組んで仁王立ちしているハジメの前で、コの字型のソファの中心で縮こまっている一人の男。

 

 はい、俺です。ついでに裁判官よろしくソファに並んで座っている女性陣の目がエグい切れ味を発揮してます。

 

「本当のことだけを話せ。一切の遠慮も、誤魔化しもいらん。もししたらエリセンまで投げ飛ばす」

「マジでできそうだから怖いんだよなー……」

「なんか言ったか?」

「いえなんでもございません……はぁ、わかったよ。どっちにしろこの展開は見えてたからな」

 

 最初から責められるのを覚悟で使ったんだ、もう誹りを受ける覚悟はできてる。

 

 ポケットの中から、アサシンエボルボトルを取り出す。それを見て、既に知ってるメンバーは首を傾げた。

 

 ちなみに知らないのは雫や白っちゃん。まあアクロノギア戦でしか使ったことなかったしね。

 

「それ、お前のボトルじゃねえか」

「そ、俺の体から作り出したエボルボトル。解析しても色々と謎だから、これまではあんまし使わなかったんだけどな……あの一件の後、もう一度調べたら変身に使えるようになってた」

 

 その瞬間、今の空気が張り詰める。全員の顔は強張り、特にハジメの視線は鷹のように鋭くなった。

 

 俺自身あんまり思い出したくもない思い出ではあるが、話の関係上持ち出さなきゃいけないんだよなー。

 

「スペック自体はブラックホールの約六割。能力は毒と虚無魔法の能力向上に特化してる。何より……」

「何より……?」

「これには、〝抹消〟の力が宿っている。いや、直結しているといってもいい」

「「「「「「っ!!!」」」」」」

 

 絵に描いたようなリアクションをしなさる女性陣。あらまあという吹き出しがついていそうだ。

 

 一方、観察眼の鋭いハジメはさっきの戦闘である程度予想がついてたんだろう。深い深いため息を吐いた。

 

「また物騒なもん出しやがって……で、しかもお前がろくに動けなくなるほど反動のやばいもんなんだな?」

「ところがどっこい、それだけじゃあないんだ」

「どういうことだ?」

 

 ……これ、いったら絶対ぶん殴られるよなぁ。

 

『だろうな。つーか殴られろよ。俺が何のためにこいつらにカインのこと説明して止める気にさせたと思ってんの?』

 

 エボルトさん、あんたまで敵に回ったら俺孤立無援なんですけど。

 

「こいつを使うと……あー、何だ」

「もったいぶらずにさっさと言え。もう並大抵のことじゃあ驚かない自信がある」

「寿命が削れる」

「……………………………………………………………………………………………………………………………………もういっぺん言ってみろ」

 

 長い沈黙の後、無音の居間にハジメの何かを堪えているような声が響く。

 

「だからですね。これを長時間使用すると、魂と融合してる〝抹消〟の力が俺の寿命を吸いとるわけなんですよ、はい」

「──────」

 

 どっしーんという音とともに、雫が顔面から床に敷かれた毛皮の上にぶっ倒れた。

 

「雫ちゃん!?」

「きゅ、急患ですぅ!ティオさん手を貸してください!」

「……はっ!?わ、わかったのじゃ。あんまりにも阿呆なことを聞いて、意識が飛んでおった……」

 

 三人掛かりで雫が二階の寝室に運び込まれていき、残るはハジメとユエ、ウサギの三人。

 

 やけに肌寒いのは、人が減って人口密度が下がったからだろう。きっとそうだと信じたい。

 

『いやお前、目の前の阿修羅どもをみてよくそんな現実逃避ができるな?』

 

 ………………わかってて言ったんだからほっといてくれ。

 

「シュウジ」

「はひっ」

 

 やべ、変な声漏れた。

 

 でも仕方ないよね、プレデターも真っ青な悪鬼羅刹のスタンドを背負ってる仲間たちの前だもの。

 

 もうね、生まれて初めてちびりそう。いますが服を全部脱ぎ捨てて土下座しちゃいそうな勢いで本当に怖い。

 

「俺は、お前に感謝してる。元の世界でも、この世界に来てからも、沢山助けられた。だから死なない程度の無茶無謀は目を瞑る」

「あ、ありがとう?」

「その上で、だ……俺の言いたいこと、わかるよな?」

「つ、つまり……」

 

 ニッッッゴリと、そんな擬音がついていそうな笑顔で顔を近づけてくるハジメ。

 

 これまでのどんな時よりも威圧感を孕んだその顔は、拳を鳴らしてるウサギとミニ雷龍を作ってるユエもいて三倍増しになってる。

 

「没収だ。今すぐ俺にそれを渡せ、この場でぶっ壊してやる」

「い、いやちょっと待ってくれ!これは必要なんだよ!」

 

 座ったまま後ろへ後ずさり、慌ててドンナーを握りしめたハジメに弁明する。

 

「お前らも知ってるだろ!?グリューエンで現れたランダと紅煉ってやつ!あいつらはエヒトの召喚した眷属だ!対抗するにはこれを使うのが一番勝率が高い!」

「ほう、そうかそうか。じゃあ渡せ」

「そ、それにだ!今後の迷宮攻略でも他の眷属が現れるかもしれないし、ある伝手によると王都にもヤバいのが潜んでる可能性がある!」

「それは大変だな。じゃあ渡せ」

「こいつならエヒトも確実に殺せる!俺の寿命が何年か縮むだけで済むんだ、そう悪い取引じゃあない!」

 

 弁を並び立てる俺に、ハジメはまたため息を吐き。

 

「シュウジ」

 

 ゴリッ、と額にドンナーの銃口が押し付けられる。

 

 気がつけば後ろには壁があり、すでにこの場に逃げ場がないことを遅れながらに理解した。

 

 しかも後ろには、同じスタンドを背負ったお二方がいつでも俺をどうにかできるように準備済みだった。

 

「一回どタマぶち抜かれなきゃ、わからねえか?」

 

 ……この瞬間、俺はこれまでハジメに脅されていた皆さまの気持ちを心の底から理解した。

 

『ふっはっはっはっはっ!こいつは傑作だ!』

 

 内海さんが裏切った時と同じくらい爆笑してるんじゃねえよ!

 

「お前の寿命が縮むだけ?いい加減ふざけたことばっかぬかしてると殺すぞ。こっちも我慢の限度ってもんがあるんだ」

「そ、そうですね。その節は本当にご迷惑をおかけしておりまする」

「なあシュウジ。これ以上……俺たちに、お前を失わせないでくれ」

 

 そこで途端に、ハジメは銃口を押し付ける力を緩め、珍しく泣きそうな顔で言ってくる。

 

 それは昔、ハジメに絡んできたヤクザどもの事務所に踏み込んだ時に浮かべた表情と似ていて。

 

 それはまた、ユエたちも同じだった。いつの間にか、階段の中程から顔を覗かせている他の三人も一緒だ。

 

「……わかった。これはもう使わない」

「そうか。なら……」

「だが、渡すことはできない」

 

 ハジメ、再びのスタンド。今度はプラスアルファで五人分。

 

「お前、この期に及んで!」

「ハジメ、わかってくれ。これは保険なんだ。あいつらは強い。それこそ全員でかかっても倒せるか怪しいくらいに」

 

 カインの経験が言っている、ランダも、あの獣野郎も、決して一筋縄でいく相手ではないと。

 

「約束する。俺自身や、お前らにどうしようも無い命の危機が迫らない限り、俺はこれを封印する。だから譲歩してくれ」

「…………本当に、使わないんだな?」

「ハジメ!」

 

 叫ぶユエの声を無視して、ハジメは俺の目をまっすぐに見てきた。

 

 それに俺なりの誠意を持って見返すと……ふっ、と笑ってドンナーを下ろす。

 

「わかった。男と男の約束だ」

「おう。俺も早死にはしたくないからな」

 

 手を貸してもらって立ち上がり、振り返るハジメと一緒にユエたちに振り返る。

 

 ユエたちはまだ心配そうな表情を顔に浮かべていた。あー、俺って本当に大切に思われてるんだなぁ。

 

『もっと別の場面でその感想思い浮かべろよ……』

 

 俺もそうしたかったよ。

 

「ハジメ……」

「……本当に、いいの?」

「ああ、昔からこの目をしている時のこいつは信じてるんだ。もし反故にすれば……」

 

 わかっているな?と睨んでくるハジメに頷き、俺はユエたちに向き直る。

 

「そういうことだから、頼む。俺だってお前らが好きだし、家族だと思ってる。だからなるべく長く一緒にいたい」

「……むぅ」

「普段はそんなこと、あんまり言わないくせに」

 

 そりゃズルと煽りが俺の専売特許ですから。

 

『人として最悪だな』

 

 お前ほんと辛辣だな。

 

「雫と家族にもなりたいし、ルイネのことだってまだ解決してない。だから俺がこれを使わないよう、協力してほしい。この通りだ」

 

 深く、腰は九十度で頭を下げる。

 

 そのまましばらく待っていると、ため息と一緒に視界の端で震えてた桃色の魔力と雷龍が消えた。

 

「……わかった。協力する」

「次無断で使ったら、ケツバット」

「肝に命じとくわ」

 

 仕方がないと言わんばかりの顔をする二人に笑っていると、階段にいた三人もドタドタと慌ただしく降りてくる。

 

 それからお三方にもお小言をもらい、とりあえず本当の本当に、もうこれしかないって時以外使わないことにした。

 

 元からそこまで言う気だったから、まあ結論は最初から変わってないんだけどネ。

 

『とりあえずドライバーが認識しないよう、ボトルの成分を非活性化させとくわ』

 

 頼む。

 

「ああ、そういえばシュウジ」

「ん、なんじゃらほい」

「……八重樫、後でフォローしとけよ」

「あっ」

 

 それから数時間後、目覚めた雫に一晩中説教されましたとさ☆

 

 




読んでいただき、ありがとうございます。
次回、ルイネに関する重要な回。

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