星狩りと魔王【本編完結】   作:熊0803

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どうも、どうすれば心惹かれるような文章にできるか日々模索中の作者です。
新たにお気に入り登録してくれた方、ありがとうございます。
ついでにコメントとかくれるとやる気が出るぞ。

雫「こんにちは。前回はウサギさんと魔人族たちが戦っていたわね」

ハジメ「ついでに知らないボトルが出てきたが…これもお前の仕業か?」

エボルト「さあて、なんのことだか……今回は少し時間を巻き戻して、ハジメとフリードの戦いだ。それじゃあせーの、」



三人「「「さてさてどうなる王都侵略編!」」」


ハジメVSフリード

「おお、さすがウサギ。すげえな」

 

 盛大に抉れた軍勢の一角を見て、思わず笑ってしまう。

 

 月の小函(ムーンセル)、だったか。ウサギの力は知っているが、まさかあれほどの破壊力とはな。

 

「たった一撃で、我が同胞と軍勢をああも容易く……やはり侮れん奴らだ。それに貴様、私を前によそ見をして独り言とは。随分と舐められたものだな」

 

 苛立たしげに投げかけられた声に、真正面を振り返る。

 

 そこには、グリューエンでシュウジが出した百足のような触手の跡が体に残る白竜に乗った、フリードがいた。

 

 その後ろには、あの結界を張る亀を体に張り付けた、なかなか厄介なブレスを吐く灰竜が百匹ほど。なかなかの戦力だ。

 

「舐めてる? 違うな、これは余裕っていうんだよ」

「貴様……」

「お前こそ随分と余裕がねえな?まだ怪我が治ってないなら家でおねんねしてた方がいいんじゃねえのか」

 

 フリードの頬には、微かに爛れたような跡が残っていた。あの時俺が拳を打ち込んだ場所だ。

 

 魔人族にも治癒師はいるんだろうが、あれだけの一撃だ。ご大層なイケメン顔に傷をつけてやった。

 

 フリードは手甲に包まれた指で頬を撫で、俺のことを恨めしげに睨み下ろしてくる。

 

「……この屈辱、1日たりとも忘れた日はなかった。その雪辱を今夜、今ここで果たさせてもらおう」

「そうか。こっちも色々と忙しいんだ、早めに終わらせてやるよ」

 

 殺気立つフリードに、俺はドンナー・シュラークをホルスターから抜いて構える。

 

 フリードは月光を背に、ゆっくりと腕を振り上げ──俺ではなく、横に向かって振り下ろした。

 

 思わず疑問を顔に浮かべれば、灰竜たちの一部が突然くるりと踵を返し、背後に向かって飛んでいこうとする。

 

「貴様は殺す。だがその前に、あの女を殺して見せしめにしてやろう」

「させると思ってんのか?」

 

 

 

 ドォンッ!!!

 

 

 

 突然、夜空に爆炎が咲き誇る。

 

 フリードが驚いて後ろを振り返れば──そこには黒焦げになって地面に墜落していく灰竜たちがいた。

 

 その周りには銃口……否、口から煙を吐き出す、小型で黒いサメ型のアーティファクトが宙を泳いでいる。

 

 クロスビットを改良し、オルカンのミサイル弾を搭載した新型アーティファクト〝シュヴァルツァー〟。

 

 初めての実戦だが、どうやら問題ないようだな。開発を手伝ってくれたシュウジには感謝だ。

 

「なっ、結界を張る暇すらないだと……それに全く気配を感じなかった……」

「よそ見してていいのか?」

「しまっ!」

 

 ドンナーの引き金を、振り返った眉間めがけて弾く。

 

 音速で飛び出していった弾丸は、しかし首をひねることで間一髪躱された。チッ、本能で避けたか。

 

「まあいい。次は殺す」

「おのれ、どこまでも油断ならない……! しかし、それほどの強さを持ちながら殉教の道を選ぶのか?それともこの国への忠誠のためか?」

 

 続けてシュラークを撃とうとすると、何やら頓珍漢なことを言い始めたので一応耳を傾けてやる。

 

「くだらぬ教え、それを盲信するくだらぬ国。そんなもののために命を捧げるのか?愚かの極みだ。一度、我らの神、〝アルヴ様〟の教えを知るといい。ならば、その素晴らしさに、その閉じきった眼も開くというもの」

「ハッ、生憎だが俺は神って類の輩は嫌いでね。むしろこんなくそったれな世界に連れてきた神は絶対に許さない」

 

 俺はもう、とっくの昔に神など信じなくなったのだ。

 

 そう、あの時……父さんの会社最大のピンチだった、あるゲームのバグを直した瞬間にその十倍のバグが出てきた時に。

 

 神がいるというのなら、なぜあの時助けてくれなかったのか。二日連続徹夜で駆り出されたんだぞ。

 

「その神罰も恐れぬ不遜な発言……やはり貴様は危険だ。ここで今度こそ殺す!」

「やってみろ、神の犬が!」

 

 フリードが再び手を振り上げ、今度こそ白竜を筆頭に全ての灰竜の敵意がこちらへと向いた。

 

 全身を突き刺すような殺気に口元を歪ませて、俺も追加のシュヴァルツァーを近くに三体浮遊させて構える。

 

「奴を殺せ!」

 

 フリードの命令とともに、灰竜たちが散開して四方八方から顎門を開いて極光を俺に撃ち放つ。

 

 更には真正面から白竜がそれは大きな口を開き、そこへ灰竜たちの数倍は威力のありそうなブレスを吐いた。

 

 さながら某国民的ゲームの技の流星群のごときそれに、俺はシュヴァルツァーたちに命令を下した。

 

 シュヴァルツァーはすぐさま動き出し、俺の周りを高速で旋回し始めた。

 

 そうすると、俺を台風の目にだんだんと魔力の渦が発生し、瞬く間に赤い竜巻になると俺をブレスの一斉掃射から守った。

 

「ぬう、奴が見えん!?」

「ここだ間抜け」

 

 フリードの()()から、その後頭部に向けて話しかけてやる。

 

「なっ、いつの間に上空に──!?」

「死ね」

 

 

 ドパンッ! ドパンッ!

 

 

 ドンナーとシュラークの同時射撃。狙ったのは首筋の頸動脈。

 

 だが、なんと奴は一瞬で白竜に命令を下し、その巨体を一回転させることで、無理やり軌道から外れた。

 

 おまけに尻尾を叩きつけて来ようとしてきたので、対空していたシュヴァルツァーから炸裂スラッグ弾を投下して爆炎に隠れる。

 

 そのスラッグ弾と少しの間残っていた竜巻で、灰竜が五匹は削れた。あと95匹。

 

「くっ、どこに──!?」

「おい、どこ見てんだ」

 

 ()()()()()()()声をかけてやれば、奴は面白いくらいに勢いよく振り返った。

 

 驚きっぱなしで目が乾きそうなほど見開いている奴を笑い、ふと街を覆う新しい結界を見上げる。

 

 この結界、どうやら俺は自由に出入りできるらしい。そんな機能が元からあるとは思えないし、誰が張ったんだ?

 

「まあいい。それよりトカゲ退治だ」

 

 再びシュヴァルツァーに命令を下し、フリードの命令でこちらに向かってくる灰竜の大群に対応させた。

 

 灰竜たちを上回るスピードでこちらに飛んできたシュヴァルツァーたちは、ジャキン!と音を立てて変形する。

 

 胸ビレの縁に露出したノコギリ状のカッターを煌めかせ、灰竜の間をスイスイと泳いでいく黒鮫たち。

 

「馬鹿め、どのようなアーティファクトか知らんが命中率が──」

「リリース」

 

 その言葉を呟いた瞬間、シュヴァルツァーの通った空間が()()()

 

 何もない空間に無数の亀裂が出現し、そしてそれに重なっていた灰竜たちの体はバラバラに切断されて墜落する。

 

 その数二十と少し。〝斬羅(きら)〟の付与も問題なし、と。ユエの高い空間魔法の習熟度のおかげだな。

 

 

 ドパンッ! ドパンッ!

 

 

 後に続いていた灰竜たちもゴリラフルボトルを装填したドンナーとハリネズミフルボトルを装填したシュラークで撃ち落とす。

 

 あの亀みたいな魔物が結界を張っているが、数倍に膨張した弾丸が打ち砕き、円錐形のエネルギーを纏った二弾目が頭を貫いた。

 

「ありえない、神に選ばれし者でもない人間ごときが、このような……!」

「そういう独り言は、もう少し優位に立ってから言え!」

「なっ、いつの間に接近し──!?」

「オラァッ!」

 

 重力魔法を付与した浮遊する円盤の上で腰を入れ、奴の横っ面にストレートを叩き込む。

 

「ごぁっ!?」

「ぶっ飛べ!」

 

 腕を振り抜き、白竜の背中についた鞍の上から吹っ飛ばす。

 

 すぐに無防備な奴に発砲しようとするが、横から迫ってきた白竜の大口にすぐに撤退した。

 

 だが、ただでは逃さないと言わんばかりに背後から灰竜たちが襲いかかってくる。

 

「どけ!」

 

 灰竜たちの皿に背後にいるシュヴァルツァーにミサイル弾をしこたま撃たせ、崩れた包囲の穴を抜ける。

 

 そのまま宝物庫からイェーガーを取り出し、ついでに出したもう一枚の円盤に左足を置いて半身を引いた。

 

 

《ガトリング!》

 

 

「纏めてくたばれ!」

 

 ボトルを装填したライフルの引き金を引けば、フルメタルジャケット弾が轟音を立てて発射された。

 

 それは空中で百の弾に分裂し、雨のように降り注いで灰竜たちを叩き落とす。これでようやく半分だ。

 

 幸い、害のあるものは防いでくれるらしい結界のおかげで下に被害はない。ドームの上に死体が散乱している程度だ。

 

「ふう、数だけは多いな」

「貴様、一度ならず二度までもこの私を……!」

 

 怯えたように下がる灰竜たちの後ろから、天高く白竜が飛び上がった。なんだ、落ちる前に拾われたのか。

 

 鼻血を流した奴の頬には、くっきりと赤い痣が付いている。治りかけのところにとびきりのを入れたんだ、しばらくはあのままだろう。

 

「すまん、自分が正しいと思い込んでるイケメンを見るとどうしても殴りたくなってな」

「訳の分からんことを……だが、いつまでも調子に乗っていられると思うな!」

 

 もう何回聞いたのか分からない噛ませキャラみたいなセリフを吐いて、こちらに指を突きつけるフリード。

 

 しかしその殺意は本物で、()()()()シュヴァルツァーを全機近くに集合させて重力球を一斉掃射した。

 

 ミサイルの代わりに吐き出されたそれは、しかし突然下に軌道を変えたかと思うと不自然に落ちていった。

 

 見下ろすと、あのオルクスで会った女魔族が連れてた、魔法を吸収する亀を大きくしたような魔物がいる。

 

 

 

 ゴバァ!

 

 

 

 重力球を飲み込んだそいつらは、あろうことかそれをこちらに黒いブレスにして返してきた。

 

 再びシュヴァルツァーを動かし、今度は外に向かって湾曲する大きな壁のように魔力障壁を作る。

 

 それは跳ね返ったブレスを外へ散らし、ついでにここぞとばかりに飛び込んできた灰竜を細切れにした。

 

 

「隙を見せたな!」

 

 

 ゴァアアアアアア!!!

 

 

 突然後ろから聞こえた声に振り向けば、空間にできた亀裂の向こうから口に極光をためた白竜とフリードがいた。

 

 奴は俺の死を確信したように笑っているが──その視界から一瞬で消えてやれば、すぐさま顔を強張らせた。

 

「また消えただと!?」

空間移動(それ)はお前だけの十八番じゃないってことだ!」

 

 [+豪脚]、豪腕、[+覇撃]、おまけに[+超加速]の技能を発動。

 

 上から白竜の脳天に向けて足を振り下ろす。

 

 頭蓋骨にヒビを入れる感触とともに、白竜の口の中で極光が暴発した。

 

 

 グァアアアアッ!!?

 

 

「自分のブレスの味はどうだ?」

「──待っていたぞ、この瞬間を!」

 

 もう一発ヤクザキックを入れてお帰り願おうとした瞬間、白竜の背でフリードが笑った。

 

「汝、絶望と共に砕かれよ! 〝震天〟!」

「なっ……」

 

 すでに詠唱を完了していた魔法が、この至近距離で発動する。

 

 次の瞬間、一瞬空間が収縮したような感覚を肌で感じ──そして、炎のない大爆発を引き起こした。

 

 空間そのものが破裂する。そうとしか言いようのない凄絶な衝撃が、残っていた30匹弱の灰竜ごとその場を吹き飛ばす。

 

 それどころか、ドームの上をよじ登ろうとしていた魔物はおろか、外壁に群がっていた魔物も纏めて破壊した。

 

 後に残るのは、崩れかけの外壁と無傷の結界のみ。それがなければ城下町も跡形も無くなっていただろう。

 

「ふっ。ここまでの不意打ちを食らわせれば、さしもの奴も──」

「俺が、なんだって?」

 

 何度、奴は俺を見上げたことだろうか。

 

 退避していたフリードと白竜が、ありえないと言わんばかりに目を見開いて俺を見る。円盤の上から俺はそれを嗤った。

 

「助かったわ、わざわざ自分から邪魔な魔物を殺してくれて。おかげで殺す手間がはぶけた」

「馬鹿な、なぜ貴様生きている!?あのタイミングで、逃げられるはずが……!」

「言ったろ、お前だけの十八番じゃないって」

 

 俺の横には、二匹のシュヴァルツァーが互いの尾鰭に鼻先をくっつけ、輪を作って浮いていた。

 

 直径三メートルほどのその輪の内側には、指で触れた水面のように波紋が広がっている。

 

「貴様、それは空間魔法の……なるほど、それで先ほどから不可解な接近ができたのか」

「そういうことだ。まっ、お前のおかげでほとんど壊れたけどな」

 

 予めインビジブルエア的な魔法で隠してばら撒いておいたゲートのほとんどが奴の魔法で破壊された。

 

 辛うじて範囲外にいくつか置いておいたから助かったものの、もし直撃してれば相当危険だっただろう。

 

「さて、ネタが割れたところで第二ラウンド……と言いたいところだが、もう終わっている」

「何を──ッ!?」

 

 奴は、俺に言われて初めて自分と白竜を包囲する〝それ〟たちに気がついた。

 

 〝それ〟たちは口を開け、そこから飛び出した無数の弾丸で驚くフリードと白竜を全方位から撃った。

 

「デザートだ、礼はいらないぜ」

「がっ、はぁ……!?」

 

 

 グ、ガァアア…………!?

 

 

 〝それ〟はまるで、サメの稚魚のようなアーティファクト。シュヴァルツァーの5分の1ほどの大きさだ。

 

 故に貫通力を高めた一発の弾丸以外はロクな装備を積んでいないが……その代わり〝空間の隙間〟に隠れる機能を持つ。

 

「ぐはっ、まさか、このようなものまで……貴様、一体何者なのだ……」

 

 フリードの様子は酷いものだった。

 

 この世界じゃそれなりに堅牢なのだろう鎧は穴だらけで、全身から血を流している。それは白竜も同じだ。

 

 それでも、主従共々まだ空中にとどまってこちらを睨みあげるのは、流石の執念というべきか。

 

 そう長くないうちに、大量出血でくたばるだろう。それを悠長に待ってやるほど優しくはない。

 

「お前が知る必要はない。ただお前は友を傷つけ、敵意を持って俺の前に立った。だから死ね」

「くっ……ここまで、か……」

 

 確実に射殺できるよう、イェーガーを両手で構えて狙いを定める。

 

 

 

 

 

 ドッガァアアアアアン!!!

 

 

 

 

 

「うぉっ!?」

 

 その瞬間、空気すら揺らす凄まじい振動に思わずよろけ、照準が奴の頭からズレた。

 

 顔をあげると、王宮の後ろ……【神山】が赤と鈍色の閃光と共に()()()()()()()()()()()ところだった。

 

 轟音を立てて、月光に照らされた大山は崩れ落ちていく。まるで砂で作った波打ち際の城のように。

 

「…………うそん」

 

 思わずそう呟いてしまった俺は、多分悪くないだろう。

 

 おそらくシュウジと、例の謎の化け物がやったんだろうが……山ごと切り刻むとかどういうこと?

 

「って、そうじゃねえ!」

 

 緩みかけた自分の気を引き締めて、もう一度小型シュヴァルツァーに包囲された奴を見る。

 

 しかし、一瞬目を離した間に奴は忽然と姿を消していた。気配感知を使うと後ろに反応がある。

 

 振り返ると、奴は瀕死ながらも凛々しい表情で白竜の背中に立ち、空間の裂け目を背に俺に叫んだ。

 

「南雲ハジメ!今日は勝負を預けてやる!だが三度は負けんぞ!」

 

 そう言って、奴は裂け目の中へ消えていった。

 

「……なんか、最後まで三下っぽかったな」

 

 ああなっては追いかけられないので、仕方がなくイェーガーとシュヴァルツァーたちを宝物庫に仕舞う。

 

 円盤を操作して外壁の最初に立っていた場所に降り立ち、下を見下ろすと戦い終わったウサギがこちらを見ていた。

 

 そちらに手を振っていると、念話が繋がってしばらくぶりの懐かしい声が聞こえてくる。

 

〝ご主人様、無事かの?〟

〝おう、無事に片付けた。まあ一人逃したがな〟

〝ほう、ご主人様ともあろうものが珍しい。情けでもかけたのかえ?〟

〝そうじゃないが……まあいい。で、そっちはどうだった?〟

〝うむ、見立て通りじゃ。正面の本体の他にも、側面から別働隊が攻めてきおったわ〟

〝そうか。こうして話してるってことは、もう倒したんだな?〟

〝もちろんじゃ。ちゃんと美空殿も無事じゃよ〟

〝当たり前だろうが。そうじゃなかったらぶっ飛ばしてたとこだ〟

〝あ、やっぱりちょっと怪我をして……〟

〝くだらない嘘をつくな〟

 

 相変わらずの変態にため息をつきながら、とりあえず王宮で合流する旨を伝えて念話を切る。

 

 もう一度地上を見て、フィーラーに乗ってこちらに来るウサギを見てから、沈黙した山の方を見た。

 

「……ちゃんと先生連れて帰って来いよ、シュウジ」

 

 そう独り言を呟き、俺は外壁から街の中へ飛び降りたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『やれやれ、焦ったぜ……あいつにはまだ利用価値があるんだ。殺してもらっちゃあ困るんだよ、ハジメ?』

 




読んでいただき、ありがとうございます。

次回、シンビオートVSシンビオート。

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