星狩りと魔王【本編完結】   作:熊0803

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今回はおじいちゃんサイド。

時系列がやっと追いつきました。

楽しんでいただけると嬉しいです。


そして、未来が希望を知らしめす 2

 一人称 SIDE

 

 

 

「なんで……お前が、ここに……」

 

 

 

 目の前に立つ女に、指一本も動かせずに見入る。

 

 ありえない。あり得るはずがない。

 

 何度も何度も、雷化の反動で疲弊した脳は同じ言葉を吐き出し続ける。

 

 それをきっかけにしたように変若水(おちみず)の効果も終わって、その体は徐々に老魔王のものへと戻っていた。

 

 いつもは、笑っている時でさえもどこか厳しさのようなものがあったその顔は、未だに呆けたまま。

 

 

 

 

 

 ──これは、夢だろうか? 

 

 

 

 

 

 いくらか思考力の戻った頭でようやく考え付いたのは、そんな予想だった。

 

 あるいはこの時代の自分達がもうシュウジを取り戻し、先にシアだけが助太刀に来たのか。

 

「あ、もしかして夢とか思ってます?」

 

 始の考えを読んだように、シアは少し目を細めてジトッと視線を送ってきた。

 

 かなり多く見積もっても30程度にしか見えない美貌でそんな仕草をすると、不思議な魅力が醸し出されていた。

 

 何故そこまで年を取っていないのか。未だに生身の心臓が大きく鼓動を打ち、始は場にそぐわぬことを考える。

 

 それとも、これさえも死ぬ間際の夢幻──

 

「また同じこと考えましたね。ちゃんとここにいますよ、ほら」

「むぐぃっ……」

 

 ドズン、と音を立てて真紅の鉄槌を地面に落とし、両手で頬を引っ張られる。

 

 ひどく気だるい体は、感覚も鈍っていたけれども。

 

 

 

 ……ちゃんと、痛かった。

 

 

 

 僅かに始が頷くと、手を離したシアは両手を後ろで組んで少し首を傾げる。

 

 そのまま、「ね?」と微笑んだ。

 

 可愛らしい仕草は、アベルの刺突よりよほど始のことを貫く。

 

「……でも、どうして、いや、やっぱり」

「あー、んー、まあ仕方ないですよねぇ。25年も会ってませんでしたから。今更って感じですか」

 

 少し寂しそうに、でも仕方なさそうに笑うシア。

 

 嫌なものが始の胸の中にこみ上げる。シアにだけはこんな顔をしてほしくない。

 

 何十年も前に忘れたと思っていた考えの下、始は何かを言おうと口を開いて──

 

「──シア、勝手に先に行かないで」

 

 そこに、天から声が降り注ぐ。

 

 耳朶を震わせる懐かしい声音は、未だに目の前の奇跡を疑う始には甘すぎて。

 

 グッと目元を歪めながら空を見上げ──そこからゆっくりと降りてくる、金に輝く天女に破顔した。

 

「──ユエ、なんだな」

「……ん。そうだよ、ハジメ」 

「ごめんなさいユエさん、ついつい体が動いちゃいまして」 

 

 シアの隣に降り立ったユエは、泣きそうな顔の始に柔らかく微笑んでみせる。

 

 成長の絶頂期をそのまま留めたような美しい玉体に白い布を絶妙に巻きつけ、包んでいた。

 

 そんなユエはぺたりぺたりと裸足で始に歩み寄り、頬に手を添える。

 

 その暖かさが、今度こそ始の疑念を完全に打ち砕いた。

 

「……皺だらけ」

「ああ。お前らと違って、随分と干からびちまったよ」

「ん。でも、渋くてかっこいい」

「そうですね。でも今のハジメさん、自由に容姿を変えられるみたいですし、若くすればいいのに」

「この方が落ち着くんだ」

 

 奈落で無数の魔物を食らって変質し、人間の寿命をはるかに超えた時間を生きることができた始。

 

 だが雷化を筆頭に、本来はもう限界に到達した数々の力を昇華させるためにかなりの無茶を押し通した。

 

 その結果、始は老いた。

 

 概念特化を使えば再生魔法で戻せもしたが、己の努力と悔恨の証であるこの姿が始は気に入っていた。

 

「でも、ユエはわかるがシア。お前はいくらなんでも若作りしすぎじゃないか?」

「若作りじゃないですよ。簡単に言えば……始さんと同じことをしたんです」

「俺と同じ……まさか」

 

 あの奈落を、100階層まで下りきったというのか。

 

 それは、神結晶から生成されるポーションだけを頼りに殺した魔物の肉を喰らい、体を変質させたということ。

 

 そして魔物の肉が持つ毒素をそのまま摂取できたのならば、シアの十八番である身体強化は使わなかったことになる。

 

 あれだけの下準備を経てようやく対等になったアベルを、あっさり殴り飛ばせたのも納得できた。

 

「大変でしたよ。話で聞いたよりも、ずっとずっと苦しくて、怖くて、辛くて……たった一人ぼっちで、片腕を失いながらあの地獄を生き抜いたなんて。ハジメさんに惚れ直しました」

「まさか、お前も……」

「ああいや、流石に四肢欠損するような状況の時は、身体強化を封印するアーティファクトを解除しましたよ。ハジメさんのお役に全力で立てるように、鍛え上げたかったので」

「お前は相変わらずだな」

 

 嬉しいことを言ってくれるシアに、始は微笑んだ。

 

 自慢げに胸を張っていたシアは、そこで「でも」と少しだけ顔を曇らせる。

 

 半歩ほど後ろに下がりながら、恥じるように両腕で自分の体を覆い隠した。

 

「消えない傷も、いくつかできてしまったので。あんまり見ないでください」

「……お前は相変わらずだな」

「えっ、あれっ。なんかさっきとニュアンス違いません?」

 

 始の視線から感動が半分ほど消え失せた。

 

 そういえばやけに露出の少ない格好をしている。昔は下着同然だったというのに。

 

 年齢的な羞恥心からかと思っていたが、もっと些細なことだった。

 

「……はぁ。だからずっと言ってたのに。ハジメはそんなこと気にするはずがないって」

「ええ〜、でもぉ。流石に70間近の、いろんなとこに傷をこさえた体見せるのも嫌なんですよぅ」

「そこの羞恥もやっぱりあるのか」

「そんなことを言ったら、私はもう三百七じゅっ………………なんでもない」

 

 口を噤むユエと、狼狽えるシア。それを見て苦笑する始。

 

 ここにウサギとシュウジ、ルイネが加わったのならば、あの旅の始まりとそっくりの光景だ。

 

 ちなみにユエの格好の理由だが、始が彼女達の前を去った当初のことが原因である。

 

 始ニウム欠乏症に陥った結果、ユエは何週間も服すら着ずに廃人化していた時期があった。

 

 これはその名残りである。

 

 

 

 

 懐かしさと、嬉しさと、それ以上の何かが始の半ば鉄と化した胸を、強く、強く締め付ける。

 

 二度と会わないと誓った。二度と顔向けできないと諦めていた。

 

 二度と同じ道は歩けないと、そう自嘲した。

 

 なのにこうして、シアの言う通りに。

 

 始の隣に、当たり前のようにやって来てくれたのだ。

 

「……どうやってここに?」

「シアの目で、時空を越えてきた」

「ほら、私の未来視って元は再生魔法が根源じゃないですか。それで、始さんの神の造眼(ヘイムダル)にも組み込まれていますよね?」

「ああ。そういえばさっき、同期したとか言っていたな」

「はい。奈落で死にかけながら戦っている間も、ずっとハジメさんの所に行きたい、ハジメさんと同じ景色を──貴方が掴み取りたい未来を視たいと、そう願い続けていたら。奇跡が起こったんです」

 

 そして、シアは淡く微笑みながら語った。

 

 地獄の中、かつてその想いを伝えた時のように始と並び立つことを強く願いながら己を追い詰め続け。

 

 その極限の願いに、奈落を制覇した瞬間、未来視の最後の派生技能が発現した。

 

 

 

 〝万界見透瞳〟。

 

 

 

 奇しくも始が神の造眼(ヘイムダル)を使って行っていたのと同じ、あらゆる時空の未来を見通す瞳。

 

 想いが形となったその力を使い、シアは毎日毎日始が観測しているのと同じ未来を探し続けた。

 

 ユエ達の手も借りながら、少しずつ、少しずつ始の魔力の波長を放つ神の造眼(ヘイムダル)に近づいていき。

 

 始が先刻使った未来観測にて、ついに完全なる同期を成功させた。

 

「やっと、辿り着いたんです。ようやく、貴方を見つけたんです。未来を変えるために過去を見つめ続ける、貴方を」

「あとは、私と他の数人で開発したアーティファクトで時空の扉を開いて、始を座標に逆行してきた」

「そこまで……」

 

 そこまで、してくれたというのか。

 

 愛故に何度も止めようとしてくれたその手を、最後の最後まで振り払ったというのに。

 

 そう感極まった心に、始は──気がつけば、二人に頭を下げていた。

 

「……すまない、お前達の思いを裏切って。俺は、とっくに立ち止まる方法を見失っていた」

「いいですよ。どんな壁だってぶち破って、走り抜けるのが貴方。私が、私達が心から愛した、南雲ハジメですもの」

「それなら、私達が付いていくだけ。貴方の進む所、目指す未来。それが、私達がいるべき場所だから」

「……ははっ。本当に良い女だよ、お前達は」

 

 こんな壊れかかった、鉄人形には勿体なさすぎるほどには。

 

 いつぶりか忘れた、柔らかい笑顔を浮かべる始を、顔を見合わせたユエとシアは笑顔で抱擁する。

 

 今一度その暖かさを全身で感じて、始は二度と自分が彼女達から離れることのできないように抱き返した。

 

「……ユエ。シア。心から、お前達を愛している」

「ふふっ、やっと聞けました。その言葉を、50年以上待ち望んでましたよ」

 

 本当に、本当に嬉しそうに胸の中で笑うシアに、ユエもくすりと微笑んで。

 

「……忘れないで。貴方は、一人じゃない」

「私達だけじゃありません。ウサギさんも、ティオさんも、香織さんも、美空さんも……他にもたくさん、貴方を迎えにきました」

「あの日、諦めてごめんなさい。ハジメを一人にして、ごめんなさい」

「私達は間違えた。二度目は間違えません。貴方だけを、苦しませたりしません」

「もう二度と、一人で背負わせない」

 

 

 

 あの日、あの夜。

 

 

 

 同じように、失った。

 

 

 

 取り返そうとして、心折れてしまったけれど。

 

 

 

 でも、だからこそ。

 

 

 

 

 

「「私達は、死の果てのその先まで。何度だって、貴方の隣に立ち続ける(ます)」」

 

 

 

 

 

 たった一人、絶望の底から這い上がった貴方を、冷たい鉄にさせはしない。

 

 今度こそ一緒に、魂の一片が消え去る最後の瞬間まで共に行こう。

 

 過ちを……繰り返さないために。

 

「……ありがとう。俺があと三十くらい若かったら、もっと熱烈な返事を返してたかもな」

「別にしてもいいですよ?」

「ん。イケオジのハジメに口説かれるのも、それはそれでいい」

「そうしたいのは山々だが……」

 

 抱擁を解き、始はある方向を見る。

 

 

 

 

 何かを無理やり引きずって抉り取ったような跡が、地面に残っていた。

 

 その終着点……盛大に破壊された一点から、ゆっくりと一人の影が立ち上がる。

 

「……よもや、更なる未来からの人間が現れるとは。それが君の絆か、復讐者」

「遅いお目覚めだな、アベル」

「そこの彼女の一撃、よく効いた。気絶など数百年ぶりだ」

 

 今の今まで、シアの一撃でノックアウトされていたアベルは賞賛を口にする。

 

 始としても感動の再会に水を刺されたくなかったので、あえて放置していたのだが。

 

 そんなアベルに向き直り、始は今一度白銃を取り出す。

 

 すかさずユエが魔法を用いて、削れた始の存在を回復させようとした。

 

「ユエ、いい」

「……そう」

「ああ。このままがいいんだ……決着を、つけなくちゃいけないからな」

 

 その言葉に、チャキリと小さな音を立ててアベルが細剣を握った。

 

 始もセーフティを外し、握ったまま足に出現させたホルダーに収める。

 

 相対する二人を見たユエとシアは、仕方がないなぁという顔をした。

 

「戦場の方を任せていいか。こいつが何かを解き放ったみたいでな」

「ん、了解」

「いっちょ暴れてきますかね」

 

 ふわりと浮き上がったユエと、戦鎚を手に取り笑うシア。

 

 そんな二人は、踵を返しながら始に向かって。

 

「また後で会いましょう、ハジメさん」

「今度は、ちゃんと迎えに来る」

「安心しろ、もうどこにも逃げやしないさ」

 

 しかと答えを聞き、二人はそれぞれ結界をすり抜けて戦場へ向かった。

 

 再び、始とアベルの二人だけになる。

 

 嫌に静かになった広場に、どこからか一人の風が吹き込み二人の体を撫でていく。

 

「大した伴侶だ。一撃でライオットを一片も残さずに消しとばされてしまった」

「だろう? うち一番の自慢のウサギ娘だ」

 

 軽口を交わしながらも、予感する。

 

 ライオットを失い、隻腕となったアベル。

 

 弾倉の中には、既に残り一発しかない始。

 

 次の一撃で、今度こそ終わりだ。

 

「なんでだろうな。あれだけお前を憎んだのに、ひどく落ち着いた気分なんだ」

「奇遇だ。僕も、不思議と今は冷静に怒れているよ」

「怒るのは変わらないんだな」

「ああ。変わらないさ……それが、僕だ」

 

 言葉は、それまで。

 

 静謐が支配する。

 

 そして、二度目の風がそれを破り。

 

「オオォオッ!!!!!」

「はああぁぁあっ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 刃が、風を切る音がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 銃声が、空気を揺らした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………………………」

「…………………………」

 

 少しの、沈黙。

 

「……見事な早撃ち、だ」

 

 そして、一人が刃を落とす。

 

 心臓の位置から一筋の血を流し、アベルは膝をついた。

 

 そんな彼を、上着の襟元を切り飛ばされた始が銃を下ろして見つめる。

 

「……………………一つ、質問する」

「……俺に答えられる事ならば」

「…………我が、怒りは。間違って、いたか?」

 

 

 

 

 

 怒れ、と。

 

 

 

 

 

 そう死の間際たる今この瞬間でさえも、何かが魂の底に響く声で囁き続ける。

 

 他のあらゆる思考を許さずに、ただただアベルに怒る事それのみを迫ってきた。

 

 不快ではなかった。元から怒り続けた人生だ、これまでと同じように怒るだけ。

 

 そのはずなのに。

 

 この怒りはどこか、空っぽだった。

 

「……お前は」

「………………」

 

 答える前に、始は目を瞑る。

 

 スッと、一度息を吸って。

 

 それから、見開いた錆色の瞳で見ると。

 

()()()()()()()()()()()()?」

「……………………だれの、ため、に」

 

 

 

 

 

『この手を、血濡れる為だけに使うのはもったいないわ』

 

 

 

 

 

 脳裏に思い起こされたのは、柔らかい手の感触。

 

 

 

 

 

『貴方って、冷たいけれど。でも、ちゃんと暖かい人間よ』

 

 

 

 

 

 剣を握り、血に濡れる感触しか知らないこの手を包み込む暖かさ。

 

 

 

 

 

『ほら、行きましょう? あっちに甘くて美味しいケーキのお店があるの!』

 

 

 

 

 ひどく冷たい自分の声音に帳尻を合わせるように、明るく弾むようなその声。

 

 

 

 

 

『きっと貴方にも理解できる日が来る。愛するということを、諦めないで。私がずっと、この手を握り続けるから』

 

 

 

 

 

 生まれながらに心を包み込む闇を照らした、一人の光。

 

 

 

 

 

「……そう、か。僕は、忘れたくなかった、から。怒って、いたのだ、な…………」

 

 愚かな祖父母に、我が子は奪われ。

 

 愛した女は、亡き者とされた。

 

 長い長い時を経て出会った弟子は、利用されて。

 

 そして、かの世界が滅んだ今。

 

 

 

 

 

 自分が怒らねば、誰が彼女達の存在を憶えている? 

 

 

 

 

 

 消したくなかった。ずっとそこにいてほしかった。

 

 必要なくなったからなどと、そんな戯言は心底許せなかった。

 

 だから怒った。怒ることで、心から愛した彼女達の実在を訴え続けた。

 

 怒ることしか、ずっと知らなかったから。

 

 そうすることでしか、証明できなかったのだ。

 

「……結局は僕も、私利私欲のため、人を傷つけた、悪人、か…………」

「……どうだろうな」

 

 始は、一歩踏み出す。

 

 そのまま、アベルの前までやってくると跪いて。

 

 地面に垂れ下がった右手を掴み、ぶっきらぼうに握った。

 

「少なくとも、俺はお前と戦ったおかげで最高の女達と再会できた。そのことには礼を言おう」

「……甘い、詭弁だな」

「だがその詭弁のために、お前は〝世界の殺意〟になったんだろう?」

「……肯定、する。そして……感謝する。我が、最後の疑問に、答えを、得られた」

 

 ふっと、ほぼ力の入らない顔で微笑んで。

 

 それに最後の余力を使い果たしたのか。

 

 ボロボロと、アベルの体は崩れだす。

 

「……友と、そう呼べる存在は、僕には、存在しなかった」

「まあ、気難しいもんな。お前」

「我が怒りが、為した、僅かな善行の……その報いが、あるのなら。君と出会えた、ことかも……しれないな」

「なんだ、随分とクサいことを言うな。千年前の流行か?」

「許せ。骨董品の……戯言だ」

「……ま、俺も老い先短い身だ。同じように、死人のことで人生丸ごとこじらせた知り合いが一人増えたところで困らんさ」

「……ありがとう。南雲、始」

 

 

 

 

 

 そして、アベルは消えた。

 

 

 

 

 

 その様を見届けた始は、そのまましばらく静止して。

 

 やがて、深いため息とともに尻から座り込んだ。

 

「やっぱり老骨には堪えるな。しばらく、休ませてもらおう」

 

 頼りになる仲間もいることだしな、と呟いて。

 

 

 

 

 

 始は、未だ音の鳴り止まぬ戦場の方を見た。

 

 

 

 

 




さてさて、次回から各戦場の様子になりますよ。

腕がなるなぁ。

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