東方零無対 ~All Dimension of Opposite 作:zakky
-[反転郷]紅魔館/
[ルナク]
「ダメか?
なら霊夢と魔理沙の黒歴史は?」
[霊夢&魔理沙]
「やめろー!!」
さけぶ2人を無視してルナクは祭壇へと行き
現れた画面を操作し始めた
[紫]
「河童のホログラムみたいね」
[ルナク]
「あっちは科学的なものだが
コレは魔法でつくっている
だからといって科学もあなどれないけどな」
そんな会話をしているうちに
操作を終えたらしく
結界の奥の方から2つの本が飛んできて
結界をすり抜け祭壇の上で静止した
[ルナク]
「ほいよ」
ルナクが手にしたほんの名前には
「博麗霊夢 過去編」
「霧雨魔理沙 過去編」
という題名が書いてある
[霊夢&魔理沙]
「わーーーーー!!!!!!!」
2人は顔の色を真っ青にして叫んだ
[ルナク]
「お前ら大分かわったなー」
ルナクは2人に霊夢が
博麗靈夢
と名乗っていた時の写真を見せた
[紫]
「懐かしいわねー」
紫は懐かしそうに
[正邪&うつつ&針妙丸]
「だいぶ変わったな(わね)(ね)」
正邪は笑いながら
うつつは驚き気味に写真を見ていた
一方霊夢と魔理沙は
白目むいて座り込んでいた
[霊夢]
「...ちょ....」
[魔理沙]
「やめ...て........くれ...」
[ルナク]
「紫!
この2人を連れて帰ってくれ
あと針妙丸も」
[紫]
「いいもの見れたわー」
[針妙丸]
「じゃーねー!」
そう言って白目の2人を連れて紫と針妙丸は
元の世界に帰っていった
[ルナク]
「そろそろ夕ご飯でも食べるか」
[正邪]
「あんたは食わなくても死なんのに
なんで食うんだ?」
[ルナク]
「だってさ、周りが食べてるのに
1人だけ食わんてのもあれだし
食えばそれだけ霊力とかになる」
[正邪]
「確かに食べてるところをじーっと
見られてもあれだしな
ところでうつつ
今日の献立は?」
[うつつ]
「白ご飯に味噌汁、きんぴらごぼうに
鮭の塩焼きですね」
翌日
-[反転郷]紅魔館/居間的な部屋-
[正邪]
「おい!」
[ルナク]
「よくねむれたか?」
[正邪]
「よくねむれたか?じゃねよ
なんで私のベッドが廊下にあるんだよ」
[ルナク]
「まだ部屋を与えてないから
野宿よりはましだろ?」
[正邪]
「確かに野宿よりはましだ
それより部屋をくれ」
[ルナク]
「じゃあ仕事を出すからそれをこなせ
そうしたら上手くやれる毎に
何かしらやる」
[正邪]
「ゲームのクエストみたいだな」
[ルナク]
「要はそんなところさ」
[正邪]
「で、何をさせる気だ?
さっさと片付けて部屋を手に入れたいんだが」
[ルナク]
「じゃあ
1週間、人里でアルバイトしてこい
妖怪がやってる店があるから」
[正邪]
「はい!?」
ちなみに夕ご飯の献立は作者の和食の中でも好きなものです