東方零無対 ~All Dimension of Opposite 作:zakky
飽きるまでは
第1話 科学的な魔法使い
潜入作戦があった日から数ヶ月が経ち
季節は春になり
戦いの傷も心身共に癒えていた
-博麗神社/寝室-
[魔理沙]
「起きろー霊夢ー」
[霊夢]
「うーん...」
魔理沙は寝室の障子を開け
霊夢を起こした
[魔理沙]
「まだ寝てたのか...もう10時だぜ」
[霊夢]
「春眠暁を覚えずって昔の人も言ってたように
春の眠はいいものね...zzz」
[魔理沙]
「寝るな!!」
[霊夢]
「何よ...いいじゃない...異変じゃあるまいし」
[魔理沙]
「残念ながら…異変だ」
魔理沙が入口からどくとそこには
辺り一面紅葉が広がっていた
[霊夢]
「静葉のせいかしら?」
[魔理沙]
「それ以外も有るぜ」
恋符「マスタースパーク」
ミニ八卦炉から光線は発射されず
代わりに闇の光線(?)
が発射された
[霊夢]
「付喪神」
[魔理沙]
「確かに前あったけど」
一向に霊夢は信じようとしない
[魔理沙]
「これを見てもか?」
魔理沙が指さした所にはフランがいた
[フランドール]
「キュッとして」
フランは右手を霊夢に向けて出し
[フランドール]
「ドカン!!」
思いっきり握り締めた
すると霊夢の頭の上にティーカップが落ちてきた
[霊夢]
「痛た!」
[魔理沙]
「フランの能力が反転して
ありとあらゆる物を創造する程度の能力
になってる」
[霊夢]
「確かにこれは異変ね
フランが物を破壊せず作るなんて」
[フランドール]
「ちょっと!酷くない?」
[霊夢]
「でも私の能力は変わってないわよ」
[魔理沙]
「お前の能力で防げたんじゃないか?」
[霊夢]
「かもね、取りあえず情報を集めましょう」
-紅魔館/正門-
[美鈴]
「そうですね...
紅魔館の住民は小悪魔位しか影響を免れていません」
[霊夢]
「アンタには何が起きたの?」
[美鈴]
「気が操れなくなる代わりに体術が凄いことに」
[魔理沙]
「体術を扱う程度の能力ってところか」
[美鈴]
「じゃあそう名乗っておきます」
-紅魔館/玉座の間-
[レミリア]
「そうね...私は運命は操れなくなったけど
意思を導くことが出来るようになってるわ」
[咲夜]
「私は空間を操る能力に
応用で時間も操れますけど」
[霊夢]
「あんた達も反転してるわね」
[レミリア]
「パチェは魔法が使えなくなってるわ
後は本人から聞いた方がいいわ
私は上手く理解出来なかった」
-紅魔館/ヴワル魔法図書館-
[パチュリー]
「確かに能力が反転してるわ...強いて言うなら
物質のエネルギーを操る程度の能力
ってとこかしら
で試しに私の右手の運動エネルギーを
数倍にして小悪魔を殴って見たら」
パチュリーの目線の先には大きな本棚と
大量の本の下敷きになっている小悪魔がいた
[霊夢]
「吹っ飛んだと」
[魔理沙]
「助けてやれよ...」
[パチュリー]
「日頃のイタズラのお仕置きよ」
[魔理沙]
「ドンマイ...」