東方零無対 ~All Dimension of Opposite 作:zakky
-[幻想郷]博麗神社-
[藍]
「紫様ー!何処ですかー?」
神社は静まり返っていた
[藍]
「一体何処に行ってしまわれたのか...
霊夢が居ないから異変解決に行ったのかな...」
今、幻想郷は
咲き乱れる花と果実
未だ日食中の太陽が浮かぶ星々を失った雲無き灰色の空
それ自体に入ったヒビが崩れだし
裂け目には星空が広がっている
[藍]
「確実に異変が進行している...」
-[幻想郷]人間の里/正門-
[慧音]
「確か貴方は八雲紫の式神だったわね」
[藍]
「紫様を見てませんか?」
[慧音]
「すまぬが見ていない...
今里はパニック状態でな永夜の時よりひどいのだ
経済が麻痺している程にな
終焉異変だとか言って...」
[藍]
「そうか、こんな時にすまない」
[紫]
「藍....聞こ...る?」
[藍]
「紫様!今何処にいるんですか!」
紫は直接藍に声を送っている
[紫]
「話..後に..て
それよ..今..どんな..んじ」
[藍]
「今は段々と異変が拡大していっています
このままでは外の世界に影響が!」
-[負の場所]-
[ルナク]
「じゃあ行こうか」
ルナクは20色の結晶を生成し
身体の周りで円盤状に回転させた
[魔理沙]
「あんだけ回ってるといよいよアルセ〇スだな」
[ルーミア]
「あの時のように返り討ちにしてやるわ」
2人はお互いに向かって突っ込んだ
速度は音速を超え、拳同士がぶつかり
衝撃波が発生する
[霊夢]
「ぐ...
これじゃ観戦すらしてられないわね...」
[うつつ]
「ちょっと加勢してきます」
2人は取っ組み合いながら闇の槍や
結晶から出る光線で攻撃し合ながら
ルーミアが手に神力を込めるとルナクはそれを中和し
ルナクが攻撃するとルーミアが中和を繰り返していた
[霊夢]
「私も!」
加勢しようとした霊夢の前に正邪が立ち塞がる
[正邪]
「おっと!悪いな!
リハビリの相手を頼もうかな?」
ルナクから5つの結晶が飛んできて
正邪の周りを回り出した
[正邪]
「こいつらを使えってか
おい!これもいいのか?」
[ルナク]
「なんとかなる!《飴》でも舐めながらやれ...
つまらすなよ?」
[正邪]
「《飴》ねぇ...
ってそんなカッコ悪いことしねーよ!」
正邪はポケットから飴を取り出し舐め始めた
[魔理沙]
「妖力の飴か?」
正邪が結晶に妖力を込めるとそれぞれの色に輝き出した
[魔理沙]
「なんかヤバそうだぜ…」
[正邪]
「まずはどいつにしようかな?」
[霊夢]
霊符「夢想封印」
不意打ちで霊夢がスペカを発動させた
複数の輝く光弾が正邪へと飛んで行き
正邪は避けれずに仁王立ちのまま全て食らった
[霊夢]
「所詮は弱小妖怪天邪鬼...
博麗の巫女である私を軽く見ないで欲しいわね」
発生した煙が薄れてゆき
徐々に地に崩れた正邪が見え始めると霊夢は思っていた
しかし、煙の中には仁王立ちのまま
無傷の正邪が現れてゆく
[霊夢]
「え?」
[魔理沙]
「全部食らったのに傷一つついてねぇ...」
5つの結晶の内の白い結晶が特に輝いていたが
徐々に他の4つと同じ輝きに戻った
[正邪]
「げんきだねー
まずは霊夢からかな?」
-創造主サイド-
[ルーミア]
「6つも貸しちゃって良いの?
なんのためかは分からないけど」
[ルナク]
「黒が無い分ちょっと不利だがなんとかなるさ」
2人は殴ったり蹴ったりの肉弾戦を始めた
[うつつ]
狙突「鴉の弾丸」
うつつが打ち出されたスナイパーライフルの弾のように
回転しながらルナクへと飛んで行く
[ルナク]
「ぐ..」
ルナクの横腹にザックリ刺さるとうつつは人型になり
予め妖力を込めたガラス玉を横腹の傷口に埋め込み
起爆させた
[ルーミア]
「ちょっと!!!まだ私が!!」
ルーミアを巻き込みながらルナクが爆発する
しかしルナクに致命傷を与えるどころか
傷一つ与えられていなかった
[うつつ]
「硬すぎる...」
[ルーミア]
「また巻き込んだわね!!
モロに受けたらどうするのよ!!!」
[うつつ]
「受けてなかったからいいじゃないですか」
[ルナク]
「好きだな、お前、その爆弾」
ルナクが特に明るく輝く紅い結晶を鎮めながら言った
[うつつ]
「やっぱり火力が違いますよ」
[ルナク]
「なるほど、そんなに好きか...」
ルナクは右手を前に出すと神力の弾を1つ作り
それに更に神力を注いだ
大きさは変わらず、密度が上がってゆく弾は
次第に金色から赤へ、赤から青へと変色してゆき
表面が線香花火の雫の様にビチビチと音を立てている
[ルナク]
「弾けろ!!」
スペルカード
「超高圧圧縮神力式炸裂弾幕」
[うつつ]
「かっこいい...」
[ルーミア]
「長いしダサい、漢字並べとけばカッコイイとでも?」
[ルナク]
「うつつ向けだからしょうがない...」
ルナクは弾をうつつに向けて発射する
[うつつ]
「数が少ないけど威力を考えたら
遠くに言った方がいいわね」
うつつが遠くに避けていると着弾前に弾が
大爆発を起こした
[???]
「ああああああああああ!!!!!!」
何処からか悲鳴が聞こえた
うつつは爆発範囲の外にいたが
爆風に煽られ体制を崩した
[うつつ]
「く...でもこれで一安し....」
ルナクが次を打ってきた
[うつつ]
「ちょ」
それはうつつの目の前で爆発した
[ルナク]
「戦闘中は気を抜くなってこの前言っただろ...
あいにく今は回復している暇は」
[ルーミア]
「残念ね、その心配は要らないわ」
ルーミアはうつつを闇に包んで守っていた
[うつつ]
「し、死ぬかと思った...」
[ルナク]
「死んでもよかったんだけど一応俺の式だし
同じ釜の飯を食い、家族の様に暮らしてきたしな
君にはここで離脱して貰おう」
ルナクはうつつを睨みつけ、物凄い殺気を放った
[うつつ]
「嫌です、貴方を止め...っ」
(何これ...身体が動かない!!意識が!
本能が危険を感じている...)
[ルナク]
「またいつか会う日まで式神契約解除」
スペルカード
解消「ディスエイブルサージ」
ルナクが発生させた波動に当たると、式が落ち
カラスへと戻ってしまった
この状態で意識を保つことが出来ずにうつつは
気を失った
-天邪鬼サイド-
[霊夢]
スペルカード
夢符「封魔陣」
[魔理沙]
「ダメだ、全く聞いてない」
[正邪]
「今の私に勝とうとは、100年早い...わ...!」
異様な神力を背後に感じ、後ろを振り返ると
小さなビチビチ音を立てた弾幕が近ずいて来る
[正邪]
「なんだこりやあああああ!!!!!!」
思いっきり爆発に巻き込まれた
[正邪]
「く...そ...」
正邪は倒れた
[魔理沙]
「今だ!!」
ラストワードスペルカード
魔砲「ファイナルスパーク」
正邪に零距離でファイナルスパークを撃った