東方零無対 ~All Dimension of Opposite   作:zakky

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第10話 迫りゆく終焉の異変

-[幻想郷]博麗神社-

 

[藍]

「紫様ー!何処ですかー?」

 

神社は静まり返っていた

 

[藍]

「一体何処に行ってしまわれたのか...

霊夢が居ないから異変解決に行ったのかな...」

 

今、幻想郷は

咲き乱れる花と果実

未だ日食中の太陽が浮かぶ星々を失った雲無き灰色の空

それ自体に入ったヒビが崩れだし

裂け目には星空が広がっている

 

[藍]

「確実に異変が進行している...」

 

 

-[幻想郷]人間の里/正門-

 

[慧音]

「確か貴方は八雲紫の式神だったわね」

 

[藍]

「紫様を見てませんか?」

 

[慧音]

「すまぬが見ていない...

今里はパニック状態でな永夜の時よりひどいのだ

経済が麻痺している程にな

終焉異変だとか言って...」

 

[藍]

「そうか、こんな時にすまない」

 

[紫]

「藍....聞こ...る?」

 

[藍]

「紫様!今何処にいるんですか!」

 

紫は直接藍に声を送っている

 

[紫]

「話..後に..て

それよ..今..どんな..んじ」

 

[藍]

「今は段々と異変が拡大していっています

このままでは外の世界に影響が!」

 

 

-[負の場所]-

 

[ルナク]

「じゃあ行こうか」

 

ルナクは20色の結晶を生成し

身体の周りで円盤状に回転させた

 

[魔理沙]

「あんだけ回ってるといよいよアルセ〇スだな」

 

[ルーミア]

「あの時のように返り討ちにしてやるわ」

 

2人はお互いに向かって突っ込んだ

速度は音速を超え、拳同士がぶつかり

衝撃波が発生する

 

[霊夢]

「ぐ...

これじゃ観戦すらしてられないわね...」

 

[うつつ]

「ちょっと加勢してきます」

 

2人は取っ組み合いながら闇の槍や

結晶から出る光線で攻撃し合ながら

ルーミアが手に神力を込めるとルナクはそれを中和し

ルナクが攻撃するとルーミアが中和を繰り返していた

 

[霊夢]

「私も!」

 

加勢しようとした霊夢の前に正邪が立ち塞がる

 

[正邪]

「おっと!悪いな!

リハビリの相手を頼もうかな?」

 

ルナクから5つの結晶が飛んできて

正邪の周りを回り出した

 

[正邪]

「こいつらを使えってか

おい!これもいいのか?」

 

[ルナク]

「なんとかなる!《飴》でも舐めながらやれ...

つまらすなよ?」

 

[正邪]

「《飴》ねぇ...

ってそんなカッコ悪いことしねーよ!」

 

正邪はポケットから飴を取り出し舐め始めた

 

[魔理沙]

「妖力の飴か?」

 

正邪が結晶に妖力を込めるとそれぞれの色に輝き出した

 

[魔理沙]

「なんかヤバそうだぜ…」

 

[正邪]

「まずはどいつにしようかな?」

 

[霊夢]

霊符「夢想封印」

 

不意打ちで霊夢がスペカを発動させた

複数の輝く光弾が正邪へと飛んで行き

正邪は避けれずに仁王立ちのまま全て食らった

 

[霊夢]

「所詮は弱小妖怪天邪鬼...

博麗の巫女である私を軽く見ないで欲しいわね」

 

発生した煙が薄れてゆき

徐々に地に崩れた正邪が見え始めると霊夢は思っていた

しかし、煙の中には仁王立ちのまま

無傷の正邪が現れてゆく

 

[霊夢]

「え?」

 

[魔理沙]

「全部食らったのに傷一つついてねぇ...」

 

5つの結晶の内の白い結晶が特に輝いていたが

徐々に他の4つと同じ輝きに戻った

 

[正邪]

「げんきだねー

まずは霊夢からかな?」

 

 

-創造主サイド-

 

[ルーミア]

「6つも貸しちゃって良いの?

なんのためかは分からないけど」

 

[ルナク]

「黒が無い分ちょっと不利だがなんとかなるさ」

 

2人は殴ったり蹴ったりの肉弾戦を始めた

 

[うつつ]

狙突「鴉の弾丸」

 

うつつが打ち出されたスナイパーライフルの弾のように

回転しながらルナクへと飛んで行く

 

[ルナク]

「ぐ..」

 

ルナクの横腹にザックリ刺さるとうつつは人型になり

予め妖力を込めたガラス玉を横腹の傷口に埋め込み

起爆させた

 

[ルーミア]

「ちょっと!!!まだ私が!!」

 

ルーミアを巻き込みながらルナクが爆発する

 

しかしルナクに致命傷を与えるどころか

傷一つ与えられていなかった

 

[うつつ]

「硬すぎる...」

 

[ルーミア]

「また巻き込んだわね!!

モロに受けたらどうするのよ!!!」

 

[うつつ]

「受けてなかったからいいじゃないですか」

 

[ルナク]

「好きだな、お前、その爆弾」

 

ルナクが特に明るく輝く紅い結晶を鎮めながら言った

 

[うつつ]

「やっぱり火力が違いますよ」

 

[ルナク]

「なるほど、そんなに好きか...」

 

ルナクは右手を前に出すと神力の弾を1つ作り

それに更に神力を注いだ

大きさは変わらず、密度が上がってゆく弾は

次第に金色から赤へ、赤から青へと変色してゆき

表面が線香花火の雫の様にビチビチと音を立てている

 

[ルナク]

「弾けろ!!」

スペルカード

「超高圧圧縮神力式炸裂弾幕」

 

[うつつ]

「かっこいい...」

 

[ルーミア]

「長いしダサい、漢字並べとけばカッコイイとでも?」

 

[ルナク]

「うつつ向けだからしょうがない...」

 

ルナクは弾をうつつに向けて発射する

 

[うつつ]

「数が少ないけど威力を考えたら

遠くに言った方がいいわね」

 

うつつが遠くに避けていると着弾前に弾が

大爆発を起こした

 

[???]

「ああああああああああ!!!!!!」

 

何処からか悲鳴が聞こえた

 

うつつは爆発範囲の外にいたが

爆風に煽られ体制を崩した

 

[うつつ]

「く...でもこれで一安し....」

 

ルナクが次を打ってきた

 

[うつつ]

「ちょ」

 

それはうつつの目の前で爆発した

 

[ルナク]

「戦闘中は気を抜くなってこの前言っただろ...

あいにく今は回復している暇は」

 

[ルーミア]

「残念ね、その心配は要らないわ」

 

ルーミアはうつつを闇に包んで守っていた

 

[うつつ]

「し、死ぬかと思った...」

 

[ルナク]

「死んでもよかったんだけど一応俺の式だし

同じ釜の飯を食い、家族の様に暮らしてきたしな

君にはここで離脱して貰おう」

 

ルナクはうつつを睨みつけ、物凄い殺気を放った

 

[うつつ]

「嫌です、貴方を止め...っ」

(何これ...身体が動かない!!意識が!

本能が危険を感じている...)

 

[ルナク]

「またいつか会う日まで式神契約解除」

スペルカード

解消「ディスエイブルサージ」

 

ルナクが発生させた波動に当たると、式が落ち

カラスへと戻ってしまった

この状態で意識を保つことが出来ずにうつつは

気を失った

 

 

-天邪鬼サイド-

 

[霊夢]

スペルカード

夢符「封魔陣」

 

 

 

[魔理沙]

「ダメだ、全く聞いてない」

 

[正邪]

「今の私に勝とうとは、100年早い...わ...!」

 

異様な神力を背後に感じ、後ろを振り返ると

小さなビチビチ音を立てた弾幕が近ずいて来る

 

[正邪]

「なんだこりやあああああ!!!!!!」

 

思いっきり爆発に巻き込まれた

 

 

[正邪]

「く...そ...」

 

正邪は倒れた

 

[魔理沙]

「今だ!!」

ラストワードスペルカード

魔砲「ファイナルスパーク」

 

正邪に零距離でファイナルスパークを撃った

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