もらった装備がダサすぎるんだが・・・・   作:悠蓮

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第1話

「この道を曲がったらもう少しだな」

「やっとかーー」

装治はサークルの仲間と一緒に旅行に来ていた。行先は海の近くがいいという意見が多かったので海の近くに安い宿があったのでそこにすることにした。

宿は駅からバスを一時間乗ってついたバス停からまた三十分歩かないといけないというかなり遠いところにあった。

宿につく頃には夕方で全員くたくたになっていた。

「ここか・・・」

「結構遠かったね」

「今日はもう休むしかないな」

メンバーがそれぞれ話している間、装治は宿のチェックインしてこようと思い一人宿の中で入っていった。

中は思っていたよりもきれいで掃除が行き届いていた。しかしそこに人は誰もいなかった。

「すみません」

装治が呼んでからしばらくすると奥のほうから男が一人やってきた。

「いらっしゃいませ」

「塚本装治で予約してるんですけど」

装治がそういうと男は受付の引き出しから予約票を取り出して確認をした。

「はい、塚本様ですね。お部屋のカギをどうぞ。もし何かあれば部屋にある電話を使ってお呼びください」

「わかりました」

そして装治は部屋のカギを受け取ると表に出て外に待ってるメンバーを呼んで決めた出発前に決めた部屋割りにしたがって各自の部屋へと入っていった。

装治は部屋に入ると荷物を置いて外の景色を見てみた。

「おお、きれいだな」

同じ部屋のメンバーも着てみると、

「本当だな」

その時はちょうど夕日が水平線に沈んでいて夕日でそれは赤く染まっていた。

そのあとは初めに荷物を整理していた。するとメンバーが

「風呂行かないか?」

そう装治に行ってきて疲れを早く癒したいと装治も思っていたので迷いなくその考えに賛成した。

二人が部屋を出ていくと一階にある風呂場へと行くと他の部屋のメンバーも何人かすでに風呂場に来ていた。

風呂は中に少し大きめのものと露天風呂があった。

風呂から上がるとすぐに夕食の時間だったのでそのまま食堂へと向かっていった。食事は海が近いので海鮮系が多かった。

「結構うまかったな」

「いやーー食った食った」

夕食が食べ終わり自分たちの部屋へと戻っていく時、装治は少し夜風に当たりたいと思い外に出ようとした。

すると後ろからチェックインの時の男が声をかけた。

「どちらに行かれるのですか?」

「ちょっと風に当たりたいと思って」

「そうですか。夜は宿から遠くに行かないようにお願いします。近くに崖があるので危険ですから」

「そうですか。ありがとうございます」

そして装治は外へと出て行った。

「すげぇ・・・」

装治は外の景色を見ると周りには明るいものがないので星がすごく出ていて今までに見たことがない夜空だった。装治はそのまま夜空を見ながらあたりを少し歩いて夜は静かで波が当たる音がよく聞こえた。

しばらく歩いていると近くに崖があり足を止めた。

「危ないな」そう呟いて引き返そうとすると右足は地面を踏まずに宙を切った。

「な!?」

装治が来た横にも崖はあったが視界には入っておらず足を踏み外してしまった。そしてそのまま装治は崖の下へと落ちっていった。

装治はもう助からないと思い目を閉じて死の覚悟をした。

だがいつまでたっても感じはしなくさすがにおかしいと思い目をゆっくり開くとそこはさっきの崖ではなかった。ましてや落ちていなくどこかに寝そべっていた。

「あれ?俺は落ちたんじゃ」

装治は何がなんだがわけがわからず困惑していた。すると後ろから足音が徐々に近づいてきた。振り返って切るとそこには一人の女性がいた。

「おや?あなたは?」

女性は装治を見てそう言った。

「あ、あのここってどこなんですか?」

装治が女性に尋ねると女性は微笑みながら言った。

「ここは生と死の間の世界ですよ」

「は?」

装治はこの女性の言ってる意味が分からなかった。しかし女性はそのまま話をつづけた。

「あなたはここにいるっていうことは死んでしまったのですね。できればここまでいきさつを教えていただけますか?」

女性がそう言うので装治は崖で落ちたことを話した。

「そういうことですか。それはお気の毒に」

「俺はもう死んだんですか」

装治が尋ねると女性は残念そうな顔をしてうなずいた。

「うそだろ・・・」

女性はそんな装治を見て言った。

「あなたが良ければ生き返ることはできますよ」

「え!?できるんですか!?」

「はい。ですが・・・」

「・・・・ですが?」

「あなたが元いた世界には生き返ることはできません。それでも良いですか?」

装治はしばらく考え込んで言った。

「お願いします」

「わかりました。ではあなた向こうの世界で必要なものを渡しておきます」

そう言って女性が差し出したのは大きな石埋め込まれた金属製の物体だった。

「これは?」

「それは向こうではモンスターというものが存在しますから自分の身を守るための魔道具というものです」

「へえ・・・」

「では転送を開始しますね。もう一度聞きますが本当にいいんですね?」

「はい」

(こんなところで死ぬならまだ異世界行ったほうがましだ)

最後に転送される瞬間に女性は装治に向かって言った。

「あなたに祝福あるのを願っています」

そして装治が気づくとそこは見たことも荒野だった。

「本当に異世界に来たのか。ん?」

後ろで何か音がすると思って見てみるとそこには猪見たイデアあるが猪ではないものがいた。

「これがモンスターか。よし・・・早速やってみるか」

装治はさっそくあの女性からもらった魔道具を起動してみた。起動すると魔道具が光りだして装治の体をまとった。

「よし!」

装治はモンスターに向かって拳を打つとそのモンスターは一撃で倒れた。

「倒せた・・・倒せたのはいいんだけどな」

確かに装治の体は魔道具によって戦うことはできそうだがその姿は肌色の前身タイツであった!

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