なんにでも変身出来るヒーロー志望ですが何か 怪! 作:輝く羊モドキ
脳ミソ丸出しでよく生きていけるよな……寒くない?
今日のヒーロー基礎学は人命救助訓練。融剛ン家で色々なヒーロー訓練をしてきたが人命救助訓練はあまり出来なかったな。精々応急手当から緊急縫合位しかやってないからなぁ。
まあ流石に家の中に災害や事故を再現するって言っても限度があるしそれは仕方ない。
つまりは人命救助訓練の経験値は私も融剛も皆とあんまり変わらないって訳だ。
話によれば雄英の人命救助訓練は大規模な災害でも再現できるって聞いたし、これは本腰を入れて学ばなければならんぬ。
「バスの席順でスムーズに行くよう番号順に二列で並ぼう!」
「何はしゃいでんだアイツ」
「気合い入ってるだけだろ!?はしゃいでるとか言うな遊戯!」
今日も融剛の醜い嫉妬がまる出しだなぁ!切島君に突っ込まれてるがお前そういうとこ治せよー?
「(なんだ……?この唐突に湧き上がる苛立ちは……)」
◇
爆豪の性格がクソの下水煮込みな事以外は特に何事も無くバスは
「えー、始める前にお小言を一つ二つ……三つ……四つ……」
増える増える、乾燥ワカメか。
そうして13号の有り難い『お小言』が終わった。ヒーローとしてもそうだけど、教師としても模範的なお話だった。やっぱり本物のヒーローってのはかっこいいなぁ。(相澤先生から目をそらしながら)
ふとそらした目を広場にやれば黒い靄が見えた。
その黒い靄はどんどん広がっていき、人一人が通れるサイズになった時、中から異様な男が見えた。
「一かたまりになって動くな!!13号!生徒を守れ!!」
奇しくも、命を救う訓練時間に私達の前に現れたのは途方もない悪意、そして
「……脳無?」
『私』の記憶に眠っていた
「の、ノウム?殺生石、ノウムって何だよ……?」
「えっ!?あっ!の、のう……脳
「脳味噌むき出し……うぇ、確かに居るな……!」
「何だアリャ!?また入試ん時みたいなもう始まってるパターン?」
「呑気かお前!?あれは
「ヴィラン!?バカだろ!?ヒーローの学校に入り込んでくるなんてアホすぎるぞ!」
「アホはアホだが何か目的あって来てんだろ!じゃなきゃ本校舎から離れた隔離空間で、其処にクラスが入る時間割を狙って来ねえよ!」
なんでヴィランがこの場に現れたとか、その目的はどうだとか、今重要な事はそうじゃない。
「飯田ァ!!テメェはクラス纏めて連れて逃げろ!上鳴お前個性使って連絡出来ねえか試せ!」
「遊戯、お前は……」
「
ああ、融剛とセンセが仲良さそうで何よりよ。まあそんな事はどうでも良いけど。
「化太郎!お前も」
「先手必勝よ!」
「飛び出すなってんだよ馬鹿野郎!!」
融剛の声が後ろから聞こえるがそんな事はどうでもよかった。入口から広場へと高低差があって助かる。
ヴィラン共の上空で両腕を広げる。イメージするのは、魔影軍団の軍団長にして大魔王の影。
闇の衣を身に纏って眼下のヴィラン共を視界に納める。
「なんだアイツ!?空を浮いてやがる!!」
「構いゃしねえ、射撃隊行くぞぉ!!」
「情報じゃ13号とオールマイトだけじゃなかったか?」
「知らねえよ。だが良い的だ!あの大マヌケを打ち落としてやれ!」
「
「「「 ぐああああっ!!? 」」」
「何なんだお前等『大マヌケ』とかちょっと可愛い言葉使いやがってほんとにヴィランかこの野郎共」
自身の手から発する糸状の暗黒闘気でヴィラン共を操り、射撃隊とか呼ばれた奴等の向きを変え、そのまま射撃を続行させる。
「「「 ギャアアアア!! 」」」
「グっ!?お前等何しやがる!!」
「ち、違っ!これは勝手に!!」
「テメエっ!なにしやがる!」
ヴィラン共が阿鼻叫喚に陥っている。ま、自業自得やんね。
私は地面に降り立ち、そのまま辺り一帯の地面に暗黒闘気を張り巡らせる。
「
「づっ!?な、んだコレ!?動けねえ!!」
「どうなってやがる!!」
フフフ、怖いか?なーんて。
まあ、ともかく光の闘気を持たぬ貴様等にこの技は破れんよ。今まで光の闘気を持ってる奴に出会ったことないけど。
「す、すげぇ……!殺生石のヤツ、一瞬でヴィラン達を拘束しちまいやがった!」
「化太郎君、凄い!うっすらと光ってるアレが拘束のキモなのかな……?」
「あの、バカ……」
「……いや、今はともかく避難だ!皆!早く避難を!」
「させへんでぇ」
◇
「おいおい……なんだアイツ。有象無象とは言え、一瞬で全員使いモンにならなくなったぞ。チートかよ……」
「死柄木 弔、恐らくアレが彼女が言っていた
「あぁ……成程な。つまりアレがサブクエストか。丁度いいや、あの生意気なネズミ女にアイツの死体でも持っていってやろう。『お前が苦労した因縁の相手はこんなもんだったぞ』なんてな」
うーん……明らかにボスクラス……ボス?ボスか?あの全身に手ぇくっつけてる男がボス?ヤバさだけで見れば多分ボスなんだろうがいかんせんボスっぽくないけど。
ともかく、全身手男まで闘魔滅砕陣が届いてない……。これは、もしかしてもしかするかもじゃな?
「まあいいや。うっすらと見える光がヤツの個性か?有象無象には聞いたけど脳無には効くかな?」
脳無。ああそうだ、そう言えばこいつg
ドガアァァァン!!
「……あー……あ~あ。やっちまったな……跡形も無く叩き潰しちまった」
ガリガリと死柄木弔と呼ばれた男が首を掻きむしる。
「ま、いいや。あのネズミ女にゃ肉片でも出しときゃいいだろ。それより黒霧、
「わかりました」
そう言って黒霧と呼ばれた方は身体から噴出してる黒い靄を納めていき、何処かに消えていった。
「……さて、少なくともあの変な仮面の欠片でも残ってないかな」
そう言って死柄木弔は脳無によってあけられた大穴に近づいてくる。
「うん。お前さては馬鹿だろ?」
「っ!?」
ビュートデストリンガー!
「脳無!」
私の鋭い爪が高速で伸び、死柄木弔を刺し貫く……前に、脳無の身体を刺し貫いた。しかし残念。この技、直線距離なら何人でもイケるんだ。
「ぐっあ!?」
私の鋭い爪はそのまま伸びて死柄木弔を貫いた。当然、急所は外してるがな。
「『大魔王より強い』は伊達じゃないのさ」
「ぐふっ……ふざけやがって!脳無!!」
脳無は伸びた私の爪を無理矢理捻じ切って殴りかかってくる。『脳無!』の単語だけでこんな複雑な動作が出来るとかズルい。しかも脳波コントロールできる!じゃねーよハゲ!
まあ、物理一辺倒じゃ私は倒せないんですけどー!
脳無の拳が私に直撃する前に全身をスライムの様に変化させる。拳が私を貫くが、既にその攻撃は私にとって致命傷たりえない。粘体は脳無の腕を伝って、身体を伝って、そのまま頭にへばり付く。うーんやっぱ脳味噌丸出しで……キモッ!!
「脳無!そいつを殺せ!!」
死柄木弔は必死に脳無に命令を飛ばす。
だが、いつまで経っても脳無は微動だにしなかった。
「脳無!!どうした!!?」
「残念だったねぇ死柄木弔とやら。音声認識機能が仇となったようだ」
「テメェ……何しやがった!!」
「何って……脳無の耳を塞いでやっただけさ」
さらに言えば脳無の耳には常にザリザリと雑音を大音量でお送りし続けている。もうお前の声が脳無に届くことは無いよ。
「クソッ……クソッ!クソッ!このチート野郎が!!」
そう言って死柄木弔はかなりの速さで私に向かって来た。お前将を射んと欲すれば先ず馬を射よって名言知らねえのかよ。つーか速いな本当にお前。脳無の耳を塞いだまま、私は迎撃に当たる。
「ヘイこのヴィランお前この野郎。雄英を襲撃した目的を話せば見逃してやらんでもないぞ?」
「ブッ殺してやる!!」
「お?お?この私を殺せると?やってみろよガキぃ。ほらほら私はココだぞぉ?」
死柄木弔を挑発する。すると殺気を持ってその腕を私に向かって伸ばしてきた。手から何か出る様子は無し。なら触れる事で発動する個性か?
私は腕を飛ばして様子を見る。HAIたーっち。
「馬鹿が!」
パージした腕が捕まれ、ボロボロと崩壊していく。なるほど、触ったもの……それも、五指で触れた物を崩壊させる感じか。崩壊させるのに物体の硬柔関係なさそうだ。問題なのは触れた部分だけじゃなく、触れている場所から感染するように崩壊していくところか。恐らくコイツが雄英バリアーをぶっ壊した犯人だろう。掴まったらヤバいな。
ま、私とは相性が悪いみたいだがな!
「手に触れたらヤバいなら、触れられないように戦えばいい!撃つと動く!間違えた、動くと撃つぜ!弾幕はパワーだせ!」
黒い帽子を深くかぶり、黒いドレスに白いエプロンをかけたステレオタイプな普通の魔女。
「ふざけてるのか……!?」
「ふざけてる姿なのはそっちだろ?全身ハンドマン」
「死ねっ!」
手男が飛び掛かってくる……よりも早く空へと飛んで、胸元からスペルカードと呼ばれるただの紙を取り出す。
「スターダストレヴァリエ!」
「っ!光の弾!?」
闇夜に浮かぶキラキラとした星のように輝く弾幕が死柄木弔を襲う。ついでに辺りのチンピラヴィランを吹き飛ばしていく。
USJのセンターエリアでは、一方的な戦闘が展開されていた。
一旦ここまで。
そんなことよりB組の女の子ってアブノーマルプレイが捗りそうな子多くない?
お前のことだぞとかげちゃん!
授業中とかげちゃんの口だけ机のしたでふぇ
げふん。
とかげちゃんはバレないようにマスクしてて
げふんげふん。
ってかキノコの子もお薬(オブラート表現)プレイ捗りそうな目つきしやがって!
幽霊の子もお外(オブラート表現)とか似合いそうだしよう!
そもそもいーちかちゃんがどスケベボディ(直喩)なのがいけないと思います!
いかん、輝くエロ羊大先生の血が鼻から騒ぐ。
あーだめだめ!えっちすぎます!
貴方の風邪は何処から?私は元から!(錯乱)