Fate/Grand Order ~巻き込まれた特異と少女たち~ 作:コーラテートク
今回は訳が分からないことになってる気がします、です(´・ω・`)
「うん…。最近の魔術礼装はしゃべるんだなぁ。」
「ああっ!?誠さんが混乱してる!」
「そりゃそうよねぇ…。本来なら意思を持って話すステッキなんてありえないもの。」
クロの言う通りである。
音を発生させる魔術礼装は存在するが、自らの意思を持って行動・発言する魔術礼装なんてものは、もはや魔法の領域なのだ。
「誠さん、大丈夫ですか?」
「…はっ!?え?ああ、大丈夫、大丈夫。心配してくれてありがとうな。」
心配そうにこちらを見ている美遊の頭をなでながら、軽く微笑んでお礼を言う。
「ひゃっ、あの、その…。」
何故か顔を俯かせてしまった。
「あ、ごめん。驚かせちゃったか。」
「い、いえ。もう少し…。」
「「…羨ましい!」」
「?」
何故か羨ましがられた。イリヤたちも美遊を撫でたかったのだろうか?
『姉さん、これは…。』
『いやぁ、なかなかの朴概念ですねぇ。イリヤさんをいじるネタが増えました♪』
「はぁ…?あんまりイリヤたちをいじめてくれるなよ?」
『わかってますよぉ。イリヤさんが本気で嫌がることを、このルビーちゃんがするわけないじゃないですか!』
どうだかなぁ…。などと軽口をたたくことで緊張感は紛れた。
そして、タイミングを見計らったように、ヘラクレスの蘇生が終わる。
「■■■───!」
再度咆哮を上げ、己の命のストックを減らした相手に目を向けた。
「来るか!?」
なけなしの魔力をかき集めて干将莫邪を投影、即座に動けるように体勢を整える。
───だが、ヘラクレスの視線がイリヤに向いた瞬間。
自由意志のないバーサーカーであるヘラクレスが、明らかな動揺を見せた。
「ぁぁ…。」
そして、
「生きていてくれて、ありがとう。」
と慈しむような顔で呟いた。
「■■■───!!!」
その後ヘラクレスは大きな声で咆哮し、崩れた街の中に消えていった。
ヘラクレスが去ったため、一度休息をとることにする。
「あのヘラクレス、イリヤのことを認識して…?いや、まさか、な。」
思考を奪われているバーサーカー、かつ戦闘しか考えられない黒化サーヴァント状態だったにも関わらず、意思を伝えて見せたヘラクレス。
その理由に、一つだけ心当たりがある。以前別の
その話の中では、ヘラクレスはイリヤを守ることができず、イリヤが殺されてしまった。
───もし、この世界がその世界線と似たものであったなら。ヘラクレスのあの行動にも納得がいった。あの大英雄はずっと、イリヤを大切に思ってきたのだろう。
だが、それを誠の口から語ることはない。己の胸に秘めておくべきことなのだろうと感じた。
まあ、ヘラクレスとともに戦うようなことがあれば話は別なのだけれど。
今回のヘラクレスの行動については、Fate/stay night 及びに、Fate/stay night[Unlimited Blade Works]を見られた方なら想像はつくかな、と思います。
ここから、誠が辿ってきた世界も何となくは分かる───かもしれないとか思ってたり思ってなかったり?
まずは読みやすい文章を書けるようにしていきたいかなぁ(遠い目)
思いつくままに書く、はだめですなぁ…。