ケンイチ側との接点を持たせつつ裏で強くなっていく感じです。
UA数三万突破ありがとうございます!
精進します!!!
コンチャッス。神威デス。
最近川神からの来訪者が多くてその度に鍛錬きつくなるんだけどおかしくない??
なんだかんだで時間が過ぎて、ケンイチさんは色々大変そうです。
俺は基本的に周りの部下とかその辺りの相手をしてるけど、ケンイチさんはリーダーとかボスとかとドンパチしてる。
基本的に勝ってるから才能無いとか嘘に感じるよ…
一回心臓止まってたりして大事になったけど。
まぁ色々あったけど今は…
「着いたぞい皆の者。」
「おお…でかい…凄い…」
DofDって言う裏の世界の弟子級達の登竜門的な大会に来てます。
何で俺いるの?ヤバそうな気配がガンガンしてるよ?
「ケンイチさん…帰りたいです…」
「奇遇だね…僕もだよ…」
「それにしてもケンイチさんのお友達…あのまま帰りましたかね?」
「いやぁ…そこは帰るに決まってる!!って断言できないから何とも…」
ケンイチさんを想っての事だろうけど、危ないからなぁ…
でもあの宇宙人みたいな人はいつ見ても自分の利益しか考えてなさそう…
「さて、行くぞいケンちゃん。」
「はい…」
また一波乱あるよねきっと…
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中に入り、ある程度立つと一人の男にスポットライトが当てられた。
『笑う鋼拳』と言う通り名を持つディエゴ・カーロである。
色々話しているとスクリーンが急に『新白連合』と言う文字が入ったマークに変わった。
「ケンイチさん…これ…」
「あぁ…新島の仕業に違いない…やっぱり帰ってなかったか…」
ケンイチさんが頭を抱えているとあっという間に運営に捕まっていた。
だが、ディエゴはこういうパフォーマンスが大のお気に入りらしく、大会参加が認められた。
「ガキども!!!来んなって言っただろうが!!!」
逆鬼さんに制裁される新白連合の人たち。
一人避けようとして逆に威力が増してしまっている。
「あの拳骨どういう仕組みなんですか…なんで威力増してるんですか…」
「あの距離で手加減しようとしてるから距離がずれるとその域を超えてしまうだけね。」
「食らいたくはないけど、そういう機会あったら甘んじて受けよう…」
神威は叱られることがほぼ無いが、吹っ飛ぶほどの拳骨は食らいたくないので頭の片隅に置いておくことにした。
何だかんだあったが、一旦これにて解散となった。
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食事も済んだ神威は身体を休め、気分転換に散歩していた。
「んー、着いてきたのは良いけど、俺参加するのかねぇ…」
一応弟子クラスではあるので、参加は可能であるが、ケンイチと美羽の間に入れるかどうかが不安なのである。
参加するのであればどう闘おうか、どのように動こうか、そんなことをフワフワと考えてながら歩く。
5分ほど歩いていると…
「ん?あれはケンイチさんと…宇喜田、さん?だっけ?」
兄弟子ケンイチとその友達の宇喜田が二人で何か話している。
何処か神妙な面持ちだ。
「これは…話しかけない方がいいかな。もうちょっと近づいて聞くだけにしよっと。」
神威は二人にばれないように近くの物陰に移動する。
「ケンイチ…お前はすげえよな。あんな奴らと真っ向から闘っててよ…」
「僕が凄い…?ふふふ…そんなことは無いよ…今だって緊張の糸を張り詰めてるんだから…」
「何?じゃあ本当だったらあんな風に立ち向かえないって言うのかよ。」
「そうだよ…少しでもこの緊張を緩めると…」
そう言うとケンイチは小刻みに震え始め嘔吐する勢いで咳き込み始める。
そんなケンイチを見て驚愕しながらも必死に謝る宇喜田。
「うわぁ…ケンイチさん本当はあんな精神状態なのか…梁山泊で鍛えられてなかったらあそこまで自分をだませないよ…」
ケンイチの本来の状態を目の当たりにして尊敬と同情の想いを持つ神威。
そして、それを慰める宇喜田を見て神威は思う。
(宇喜田さん…確実にこの闘いに参加していいレベルに達していない…最悪死もあり得るレベル差だ…)
ケンイチの今の状態よりも宇喜田に対する不安の方が大きくなる。
新白連合の宇宙人は出すことは無いと思うが、万が一のことも考えて後で師匠方に相談してみよう、と密かに決める神威であった。
「よし、戻って柔軟して寝るか。」
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神威が部屋に戻る途中に…
「む?この前の赤子ではないか。」
「えっ、ヒュームさん…?どうしてここに…」
「このような大会には九鬼に仇なす者がいる可能性が高い。放っておけとは言われているが、
陰でコソコソ動き回られるのも癪だからな。リストに載っている見つけ次第報告、場合によっては粛清だ。」
「ヒュームさんの粛清は人が死ぬ気がしますよ…それにしても、よく来れましたね?」
「俺の主に観戦の招待状が届いてな。護衛も兼ねて来ている。」
「なるほど…あんまり物騒な事はしないでくださいね。」
神威が諦めながらもヒュームに伝えるがどこ吹く風でニヤっと笑うだけで何も返さない。
はぁ…とため息をつく神威。
「俺はもう部屋に戻ります。」
「またな赤子よ。」
神威って名前があるんだけどなぁ、と思いつつヒュームと別れる神威。
(ふっ、俺に対して何も危機感を持たず意見を言うとはな。中々面白い赤子だ。川神神威よ。)
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「はぁ…今日はびっくりする事ばっかりだ。」
「どうしたね神威ちゃん。」
「あ、師父…いやですね…」
俺は師父に散歩から戻って来るまでの事を伝える。
「なるほどね…ケンちゃんや九鬼の事よりケンちゃんのお友達が気になるところね。」
「そうなんですよ…実力的にはこの大会で一番弱いクラスに何とか食らいついて引き分けが良いところですかね…」
「中々えげつない分析をするね神威ちゃん…だけど正しい分析ね。」
とは言えどうしたものか…
俺たちが悩んでいると、
「どうしたんだい二人とも?」
「秋雨どん…あっ!おいちゃん良い事思いついたね!!秋雨どんに空き時間鍛えてもらうね!」
「何の話をしてるんだい?剣星?」
「ケンちゃんの柔道家のお友達を少しでも良いから強くしてほしいね。あのままじゃ犬死にも良いとこね。」
「ふむ…確かに彼は柔道家だが、柔術はそれとは遠くかけ離れているよ?」
「それでも通ずるモノはある筈ね。この通りね。」
師父が秋雨師匠に頭を下げる。
師父が男性にここまでなるなんて…珍しい…
「剣星らしくないねぇ。一体どうしたんだい?」
「男が女を守る為に強くなりたいって気持ちを無碍に出来るほど、この馬剣星腐ってないね!!!」
珍しくかっこいい…矢の雨でも降るかな…?
「ふむ…君がそこまで言うのであれば…ただ時間が無さすぎやしないかい?」
「彼は元々柔道家ね。それならケンちゃんより吸収は早いはずね!!スパルタで一個でも闘う術を増やしてほしいね!」
「分かった。やってみようじゃないか。それで、彼に了承は得ているのかい?」
「それは今からやる事ね。」
師父がそういうとその時丁度誰かがノックをした。
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「なっ!?俺がこの人から教わるだと!?」
「そうね!君が短時間で強くなれるチャンスね!!」
「いや、そうは言ってもよぉ…もう試合はすぐだぜ?修行で怪我でもしたら意味ねえじゃねえか。」
「怪我をさせないように強くすることも可能だよ?ただ精神的にかなりきついけど。」
「うーーーーん、でもなぁ…」
ノックしたのは宇喜田であった。
剣星に呼ばれてやってきたは良いがいきなりそんなことを言われて困惑している。
「好きな子を守りたいならこのくらいしないと守れないね!!!」
「!?オッサン!!!何でそれ知ってんだよ!?」
「そんなことはどうでもいいね!強くなって守るか、弱いまま守られるかのどっちかね!!」
「くっ!!!仕方ねえ!!やってやろうじゃねえか!!!」
「いい顔つきね!!!…ってな訳で秋雨どん。後は頼んだね。」
「任せたまえ。さて、宇喜田君。」
秋雨が真剣な目つきで宇喜田に問いかける。
気迫に押されそうになるが、好きになった人を守る為に、と決心した宇喜田は負けないように目を見る。
「これから君がやるのは、格上に気圧されないようにする精神作り、そして少しでも食らいつけるようにする搦め手だ。」
「なんだ、ケンイチみてえな技じゃねえのか。」
「あれは一朝一夕でどうにかなるものじゃないからね。とりあえず、この島にいる間は覚悟するんだ。」
秋雨の目が光るように感じる宇喜田。
一瞬やめたくなったが、『漢』宇喜田、口にしたことを曲げることは決してしない。
「よし!!やってくれ!!少しでも、一ミリでも強くしてくれ!」
「いい覚悟だ!さぁ、移動して始めようか。」
秋雨に着いて行く宇喜田。
神威は御愁傷様…と心の中で合掌しながら見送るのであった。
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「師父。宇喜田さん耐えられると思いますか?」
「うーーーん。正直微妙なところね。だけど、彼もケンちゃん達に着いてきた立派な戦士ね。
ここで成し遂げられなきゃ今後着いて行くことは難しいね。」
確かに、と思う神威。
だが、幹部と呼ばれるクラスで特に宇喜田のレベル差が激しいのでどうしても心配なのだ。
「神威ちゃんは人の心配するより自分の心配したらどうね?」
「?どういうことですか?」
「明日は恐らく神威ちゃんも闘いに参加する事になると思うね。ケンちゃんでさえも格上ばかりの大会。苦戦は必至ね。」
「うっ…そうですね…でも、参加するからにはやるしかないので。」
「心の方は問題ないようね。おいちゃんはケンちゃんも神威ちゃんも無事なままこの大会を終えてほしいね…」
「師父…」
自分たちの事を想ってくれている師匠に感動する神威。
だが…
「まぁ怪我してもおいちゃんと秋雨どんで何とかするね。全力で当たるね。」
「さっきまでの雰囲気どこいったんですか…」
最後はどうしても締まらない剣星であった。
いよいよ始まるDofD。激戦は必至である。
宇喜田の運命や如何に!!!
話を飛ばしすぎとかいう意見は受け付けないのである。
宇喜田さん好きなんですよね…
もっと強くなってほしいから無理やりです!