☆月○日 もはや曜日は分らない 雨
あの出来事から二年が経った。正直、未だ父さんたちが少し怖いけど……関係は前よりずっといい物だと思う。俺は無意識に二人を避けていたことを自覚して二人と一緒に居る時間を増やした。母さんの語る話を聞き、父さんと稽古をする。そんな毎日を過ごしていた。
父さんの稽古はきついが、せっかくのファンタジー世界だ、強くなってみたいと思う。
それに、この体はスペックがやばい。ジャンプすれば屋根を超えらえるし、岩を殴ったら壊れるし、十メートルぐらいから落ちても無傷だし。半神半妖のスペックスゲー! てか半神半妖って言うのだるいから。これからは鬼蛇と呼ぶことにした。何故か凄くしっくりというか、しっぽりくるし、呼びやすい。鬼蛇、空亡。これらが俺の妖怪としての名だ。今決めた。
そしてこの日は、俺の能力を試すことにした。母さん達から聞いた能力だと、俺の力は言霊と骸童子の骨を操る力らしい。言霊って聞いてよくわからなかったがそこは母さんが分かりやすく教えてくれた。
言霊とは言、葉に妖力を込め言ったことを現実にする事が出来るらしい。いまいちよくわからなかったが実際に母さんは見せてくれた。母さんが燃えろと言ったら木が燃えたし、火よ消えろと言ったら火が消えた。ようするに劣化版
空想具現化とはアルクェイド・ブリュンスタッドや朱い月とか型月でのやばい奴ら筆頭が使う事が出来る能力で呼んで字の如く、空想を具現化する力だ。世界と己の意思を繋ぎ、世界を自分の思い描いた通りの環境に変貌させることができる。例えば砂漠を氷河に変えたりもできるんじゃないかな? 要するにヤバイ。それに近い能力が使えるってやばいよね。
それだけじゃなくて父さんの力もある。あれ?俺、最強じゃん……そう思ったが、使えなきゃ意味がないしこの力に慢心したら、某慢心王みたいにになってしまう。それはやめといた方が良いのでいろいろ頑張ってみよう。能力だけに頼らず鍛錬とかね。
☆月△日 雨
前の日記では色々頑張ると言ったが何をしようか考えてみたが何も思いつかなかった。なんか今日雨でやる気でないしー部屋でゴロゴロ過ごしていたそんな時、俺はあることを閃いた。そうだ一先ず目標を立てる事にしようと。何をやるにも目標を決めないとどうにもならない。例えば強くなるって決めても、どこまでかを決めなければ永遠に終わらないから。
そして俺が決めた目標は神咒神威神楽の天魔みたいになることだ!
だってかっこいいし、俺も――太・極――随神相――神咒神威!とかやってみたい。だってあれ一度見たらやりたくなるじゃん?無間焦熱とか無間叫喚とかのオサな技を使ってみたい。男なら誰でも目指すと思うんだ。
母さんの種族は一番好きなキャラの天魔・夜刀の元の夜刀神だし丁度いいかもしれない。
だが冷静に考えようどうやって言霊を鍛えるんだ?……よくある限界まで能力を使うって奴をやってみるか?なんかそれで総量上げている本とか読んだ気がするし。
そうと決まれば早速実行!と意気込んで俺は妖力を初めて使おうとしたが……妖力ってなんだ?という事態が発生してしまった。本当に妖力って何だよ、明日母さんに聞いてみるか。今日は目標も決めたし明日また続きを書こう。
☆月×日 晴れ
母さんに聞いたが、帰ってきた答えは「分かんない?」だった母さんが分からなければ誰が分かるんだろうか?
あまり父さんはこういうの分からなそうだから聞くの避けてたけど、駄目もとで聞いてみたら「鍛錬だ!」と言われて何故か俺は刀を振っていた。そう気付いたら俺は刀を振っていたのだ。何で?とか、ワット?とかいろんな言葉が溢れてきたが、突っ込まなかった俺は偉いと思う。
そして分かった事がある刀は重い。絶対に五歳児に持たせるものじゃないよ。馬鹿なのかな父さんは。いつもは色々頼りになるけどこういうことになると馬鹿って母さんが言ってたけどこういう事だったんだね。僕は一つ賢くなれたよ。
それで父さん曰く俺には剣の才能があるらしい。マジで!?ってめっちゃ喜んでしまってその場で飛び跳ねたら父さんも一緒に喜んでくれた。それと壬生宗次郎も目指せるんじゃねとか思って目標が増えてしまった。
剣の最初の目標は首飛ばしの
☆月◇日
今日こそ妖力の修行することにした。修行法はもう適当に集中して出してみる事。きっと出来るだろうという謎の確信があったのは覚えてる。この体になってからよく感が当たる気がするし、きっとできると思ったんだろう。
うん、改めて考えるとほんと馬鹿じゃん、過去の自分を殴りたい。マウント取ってボコボコにしてやろう。
それから俺はひたすら集中して自分の中にある妖力を探してみた。瞑想すればいいって前世の友達が言っていた気がするし信憑性は高いだろうと信じて……その後二時間程瞑想していたらなんか出た。
すごく赤黒いオーラだってけどきっとこれが俺の妖力だろうと確信できた。俺の中のものだ。多分自分が一番理解できる。それにそれを出している間は安心できたのだ。心地が良かった。
抑えていたものを全部出したような開放感。俺はそれがどのぐらい出せるのか気になってしまい。全力で出してみた。そうした瞬間胸の中で何かを縛られる感覚が俺を襲った。全身を鎖で拘束されながら体を四方に引っ張られる感じ。痛かった今生で初めて感じる痛み。前、自分を気付てけた時とは比べ物にならない程の激しい痛み。
痛い、痛い、痛い、痛い、イタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイ!
死にたくない。いやだ!
そう思った俺は更に妖力を放出した。この痛みを紛らわすように、痛みを忘れるために。そしたら妖力が周りに広がり続け、辺り一面を染めた時。何かが砕ける音がした。
その後、俺は気を失って気付いたら母さん達に看病せれていた。起きた途端にすごい怒られたかと思うと、母さんは泣き出してしまい罪悪感が……これからは気を付けて修行すると俺は誓った。もう母さんには泣いて欲しくないから。マザコンじゃないよ。ファザコンでもない。二人の事は大好きだけど。
次は一気に進むよ、水曜までには投稿する予定。待っててね。
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