転生したら平安時代だった件について   作:鬼怒藍落

22 / 35
タイトルごめんなさいこれしか思いつかなかったのデス。
朧さんキャラ崩壊


今日の京は魔京なんつって……ごめんなさいby空亡

 

 京の町に着いた。色々新鮮だ。平安時代の京はこんな感じなのか。

 結構人もいるな……あるぇー狒々が居るぞー……何か言っているな、耳を澄ませてみよう。

 

「ここら辺から二代目の気配がする……待っててください二代目。絶対に見つけますからね、俺から逃げた理由たっぷり聞かせてもらいます……ふふふ」

 

 あ、これ駄目なやつだ。逃げないと……狒々は異様な雰囲気を纏っていた。一目でわかる。今の狒々はやばいと、椿妃と同じ雰囲気がするし。よしここから今すぐ離れよう。

 

なぁ絢に朧ここから離れよう

 

「何故だ空亡? それに何で小声なのだ?」

 

声がでかい。ばれる小さくしてくれ

 

しかたないな。誰にばれるのだ?

 

 俺は声を出さないように狒々の方を指さす絢は俺の指さした方を見て察したようだ……これでもかと言いたいほどに冷や汗を流している。絢と俺は顔を見合わせた。そして――――

 

逃げるぞ

 

了解だ空亡

 

「なんじゃお主ら仲い……い……のう……お主ら逃げるぞ」

 

 俺達は朧に気配を消してもらって、この場から逃げ出した。見つかったらヤバイ。その思いは今、三人の心一致させて一心不乱に走り出す。暫く逃げてから俺は朧に尋ねた。

 

「なぁ朧どこに向かうんだ?」

 

「儂の昔なじみの店がある。そこに向かうぞ」

 

「分かった」

 

「あの店か楽しみだな」

 

 絢も表情に楽しみと出ているそんなにいい店なのだろうか?それから俺達は店に着いた。その店では鮎の塩焼きを売っているらしい。

 皮はパリパリ塩は完璧と言っていいほどいい感じに振られており! 凄く食欲を刺激する匂いが俺の鼻を襲う。身も引き締まっていて焼かれた体は光っている。

 なんだこれは!? 本当に鮎なのか!? いやこれは鮎ではない……鮎様だ!!

 あのー絢さん? そんな冷めた目で見ないでくださいますか? 何故だかとっても悲しいです。

 

「ここの鮎はうまいぞー空亡」

 

 そう言いながら髪に鮎が付かないように髪をかき上げ食べる姿はどことなく色気を感じられる。絢は少し指に着いた鮎の破片を舐めながら、俺に視線を送って来る。上目遣いのまま俺の方を見る絢はかわいすぎて死ぬ……あ、鼻血が。

 

「…………」

 

「どうしたのだ空亡鼻血が出てるぞ?」

 

「あぁー気のせい気のせい、絢はそのまま食べてていいよ」

 

「まさかまだ傷が残っておったのか? 大丈夫か空亡?」

 

 絢はそう言いながら少しずつ涙目になっていく……なんだこれ? 何だこれ? 天使? 天使なのか? もう無理、鼻血がまた……でる。

 

「空亡布じゃこれで押さえろ」

 

「あ、ああ、ありがとう朧」

 

「気にするな……食べないのか?」

 

「食べるよ」

 

 俺は鮎の頭から丸呑みする蛇の癖なのか俺は魚を丸呑みしてしまう。まぁ味は分るからいいんだが。少し苦い皮、口の中で雪の様に溶けて崩れる身。苦みを消してくれる塩。完璧だ。こんな美味しい塩焼きは今まで食べてことがない。この店は神だまた来よう。てか崇めよう。蛇神が崇めるって変だけど。

 

「うまいなー」

 

 俺は自然と口からその言葉が漏れた。あぁ美味しい鮎の塩焼きがこんなにおいしかったのならうどんはどうなのだろうか? 今から涎が……。きっつねうどん♪きっつねうどん♪き~つ~ね~うどん!……何だこの歌? 冷静に考えると……かなり恥ずかしいぞ……声に出てないよな?

 

「空亡……可愛いのう」

 

もうちょっと歌ってもいいのだぞ?

 

「あはは聞いてた?」

 

「ばっちりな、可愛かったぞ?」

 

 俺の容姿は母さん似の中性的な容姿だそれも女性に偏っている。傍から見たら俺は女に見えるだろう……ははは、あーうん。

 

「……いっそ殺せよ! ひと思いに殺してくれよ!……このままじゃ恥ずか死する」

 

「……可愛いのう」

 

「死んでやるぅ! お前らみんなみちづれだぁ! ああぁぁぁ!」

 

 やろうおぶくらっしゃー俺を止めれるものはいないんだぁ!

 

「よしよし空亡、落ち着くのだ……もうなにしたって遅いぞ? 周りを見てみろ」

 

 俺は絢に抑えられて頭を撫でられえている。ぐすん……惨めだそれになんか絢に母性を感じれる。ん? 周り……周りには和むような表情で俺を見てる通行人の姿が……何人かは鼻血を出している……終わった……いろいろ終わった。もうやだぁ屋敷帰るぅ。雪花に慰めて貰おう。

 

「これこれ空亡うどん食べるのであろう?……ぷっ」

 

 この場の全員殺せば……証拠隠滅? そこからは早かった俺は言霊を使う。

 

() () () () () () () ()九十(ここのたり)

 

布留部 由良由良止 布留部(ふるべ ゆらゆらと ふるべ)

 

血の道と血の道と其の血の道返し(かしこ)(たま)おう

 

禍災(かさい)に悩むこの病毒(びょうどく)を この加持(かじ)にて今吹き払う(とこ)の神風

 

(たちばな)小戸(おど)(みそぎ)を始めにて―――――」

 

 詠唱の途中で俺は絢に羽交い絞めにされた。あ、胸の感触が……

 

「やめるのだ空亡!? それは洒落にならぬ!」

 

 でも今は……俺はやるんだ!!

 

「離せ絢! 全員殺すぅぅ!」

 

「落ち着けぇ! そんなことしても意味がないぞ!」

 

「いやだ! じゃなきゃ死でやる! 道連れだ!」

 

「かはははははは、空亡が壊れあははははは!」

 

 朧は腹を抑えながら大爆笑してる。ふふふふ……ブッ殺す!

 

「まずは朧だぁ!」

 

「ちょ、そら、あはははは!」

 

 つい地面に転がりながら笑い出した……絶殺。

 

「かれその神避(かむさ)りたまひし伊耶那美(イザナミ)

 

 出雲の国と伯伎(ははき)の国 その(さかい)なる比婆(ひば)の山に葬めまつりき

 

 ここに伊耶那岐(イザナギノミコト)

 

 御佩(みはか)せる十拳剣(とつかのつるぎ)を抜きて

 

 その子迦具土(カグツチ)(くび)を斬りたまひき

 

――太・――」

 

「空亡その技は使うなと骸鬼に言われているだろう! やめろぉ! 早まるなぁ!」

 

「こうなったら――太・極――無間山葵!」

 

「なんだそれはぁぁぁ!?」

 

 そう俺が唱えるとともに、無数の削った山葵が、朧の口の中に入った。

 ふっいいざまだ。笑えてくるわ。

 

「なんじゃそら……ぶふぉ! かりゃい……いひゃい……つーんとくるぅ」

 

「ざまぁ! 朧ざまぁ……ごめん」

 

「かひゃいのじゃぁ、口がかひゃいのじゃ……うぅーそらなきひどいのじゃ」

 

 やばい程の罪悪感が……俺は悪くなくない。絶対に俺が悪い、やり過ぎた。この埋め合わせは絶対にしよう。絢に凄くジト目で見られてる。あ、やばい俺が悪者じゃん……。

 

「朧、何でも言うこと聞くから……許してくれ」

 

やったのじゃなら空亡儂の屋敷に来てくれ絢もな」

 

「そのぐらいなら……まて何か言わなかったか?」

 

「からいのじゃー」

 

 凄い棒読みなんだが……でも俺が悪い、付いて行こう。

 

計画どうり

 

「何か言ったか?」

 

「何でもないのじゃー」

 

 その後は京の端にあるという朧の屋敷まで向かった。

 

「じゃあ空亡に絢、酒を飲むぞ!」

 

「酒かよいな、どんな酒だ?」

 

「いや俺は未成年……そう言えばこの時代そんな法律なかった気が……飲むか」

 

 今日ぐらい付き合ってやろう、俺が悪かったからな。あれ、意外とおいしい、お酒美味しい。

 

「お主らと飲む酒もよいのう。月見酒じゃ、ほれ綺麗じゃろう? 春になったら桜も咲く、また飲もうではないか?」

 

「本当だ月が綺麗だな……この時代は綺麗な物ばっかりだ現代とは違う

 

「そら……なき……吾は眠い……ねる――――」

 

 絢がそう言っていきなり倒れてしまった。絢の手から酒瓶が転がってきて俺の足元にその瓶にはこう書いてあった。眠酒。この酒を飲み干すと寝ます。どんな妖怪でも一発だぞ☆効果は八岐大蛇で実証済み安心して眠らせてね☆……え?……この酒やばくない? まさか俺のも?……

 発情酒このおさけわぁどんなに不能な人や妖怪、興奮しない女でも一瞬で発情するぞキラッ。注意、飲むときは一人で飲まないでね。一人遊び(意味深)という目的のために作ったのじゃないからね☆酒解神ちゃんよりー。

 いっぱい子供作ってね♥

 

「はー……はー……」

 

 頭がくらくらする。やばい何も考えられない、朧がエロイやばい。もうどうでもいい本能に従えば……。

 

「効いてきた効いてきたよしよしこのまま既成事実を……あ、やばいのじゃ儂の酒、間違えたこれ酔怪(よいかい)。妖怪殺しと言われる最強の酔わせるためだけの酒じゃ……やっべ」

 

 何か言ってるが、気のせいだろう……思考よ戻れ、流石に駄目だ。

 

「『覚めろ』」

 

 すごい言霊凄い。一瞬で酔いがさめた。やっぱ言霊ってスゲーや

 

「しゃけおいしー……そらなきー……なーそらなきー?」

 

「何だ朧?」

 

「よんだだけじゃーふへへ」

 

「…………幻覚か……朧が酔うわけないし」

 

「しょらなきーなんでふたりおるのじゃー? うれしいのー」

 

 がっつり酔っぱらってるね! それはもうべろべろに朧は俺の方に倒れて抱き着いてきた。豊満な胸が俺に当たり足を絡めてくる。女性特有のいい匂いがする。それに胸の感触がー……朧デカイ。

 

「なーそらなきー?」

 

「どうした朧?」

 

「よんだだけじゃー……ふひひー……あははー」

 

「何この妖怪可愛い!」

 

「儂が可愛い? うれしいのじゃー空亡の酒も飲ませるのじゃー」

 

「それはやばい……やめろ朧!」

 

「儂に逆らうなーのませろよー」

 

 俺の静止も聞かず朧は発情酒を飲んでしまった。朧の目がとろんとなり息も荒くなっている。

 

「からだあついのじゃー、ぬぐー」

 

 わーお、女の裸初めて見た。

 

「空亡? 暑いのじゃ……覚ましてくれんか?」

 

「あ、ちょ、やめ……あーーーーーー」

 

 先に言おうオネショタはなかった。何とか俺は守り切った。

 

 

 




今回やばいって何回使っただろう?
良ければ感想やお気に入り登録お願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。