日記は前回で終わり。またあるかも?
茨木の口調難しい。難しいよね?ね(威圧)
「くはははは喰らえ空亡!叢原火」
「ちょまっ絢、それは洒落にならな……あぶね焼け死ぬぅ!」
「知らんぞ空亡、
「あれ絢のだったのか!?謝るから火はやめてくれ!」
「知らぬ!許すわけなかろう!おとなしく燃えろ」
「それは拒否するだって死にたくないからなぁぁ危なっ髪燃えたぞ!?」
「汝が避けるのが悪いだろう!おとなしく死ね!」
「遂に死ねって言ってきたぜこの子、雅さんに言ってやるからな馬鹿絢!」
今日、俺の朝はこんな馬鹿げた喧嘩から始まった。絢の餅を俺が食べ俺が悪いんだけどさ……でも火はないよな、下手したら死ぬぞ。そうだ
そして俺達は十分ほどの追いかけっこは屋敷の庭で続けたんだが、この喧嘩の結末は……ひどく残酷な物だった。そう……母さんがうるさいという理由で俺達を庭に埋めたのだ。母さん寝起きは機嫌悪いからな。埋めれた俺達は頭だけがさらし首の様になって放置された。それだけじゃなくて俺は遊びに来た動物に頭を突かれたり乗られたりした。
許さない。餌を上げた恩を忘れやがって……。
「なぁ空亡、吾らはいつまでここに居ればいいのだ?」
「知らねぇよ絢、夕食までじゃないか。それと絢、ごめんな餅食って」
「もうよい。鬼である吾はいつまでも細かいことを気にする器ではないわ」
そう見栄を張る絢だが少し表情もむすっとしているので、完全に許してくれたわけではないだろう。
今度、別の甘い餅でも作って許してもらおう。絢の拗ねる姿は可愛いが、笑ってる姿の方が断然いい。当たり前だよな?
埋められているそんな俺達の元に足音が聞こえてくる。この気配は母さんだろう。この屋敷には基本、絢に俺、母さん、父さんの四人が居る。何年も一緒に居て皆の気配くらいは完全に覚えた。
そして案の定、俺達の目の前に現れたのは朱殷の髪そして額に一本の鋭利な角が生えている女性だった。
やっぱり母さんだ。何の用だろう?まさかもう出してくれるのか?
「あれ、二人共?何で埋まってるの?落とし穴でも作って落ちた?」
「母さんが埋めたんだぞ」
「そうだったかな?覚えてない」
「夜刀、寝ぼけてたんだろう。それより吾達を早く出してくれないか?」
「ごめんね、二人共もう寝ぼけないようにするよ、ちょっと待ってね」
「そうしてくれ母さん」
「『上がれ』」
母さんがそう言うと、地面が急に盛り上がった。そして俺達はそのまま地面から出されて、土まみれで飛び出した。
「汚れたな絢」
「だな空亡、湯を沸かしてれないか?早くお湯に入りたい」
「了解だ絢、十分ほど待ってくれ」
「うぅ、母上がくれた着物が汚れてしまった」
よし、今すぐに風呂と洗濯の準備だ。絢の泣き顔など絶対に見ない、涙など流させない。
俺はそう絢に出会った時から誓ったんだ。
俺は全力で言霊を使い、湯を沸かしてから着物を洗う。
舐めるなぁ!俺のかかればこの程度三分で終わる。言霊を舐めるんじゃねぇ!…………使い方違う気がするけど。
「おおぉ!空亡早いな、風呂はもう沸いたのか?」
声がする方を見ると、そこには布を体に巻いた絢が居たが、それを見ても俺は特に何も思わないだってさ……今、絢は七歳だぜ、それに興奮するのはロリコン以下の糞野郎だし。
それに前世で茨木に惚れたり理由はその生き方や聖杯に託す願いだ。酒呑の笑顔が見たいというこの子の願いに俺は惹かれたのだ。
まぁ無駄話は置いておいておこう。風呂に入った後俺は、茨木の体を洗い、髪を結う。流石にいじり過ぎると怒られるが、いろんな髪型の茨木の姿を見てみたいし。ポニテとかツインテとかお団子とか。
俺の結い方は全部独学で覚えた。
俺に髪を弄られている絢は足をブラブラさせながら終わるのを待っている。結局、今回の髪型はポニーテイルにした。俺のかなり好きな髪型だし絢の髪の長さ的に丁度いい。
「終わったのか空亡?」
「完璧これなら雅さんにも褒めらると思うぞ」
「なんと母上が!?早く見せたいぞ!」
「次、雅さんが来るのは二日後だ。それまで待……て」
そう一言いうたびに絢が悲しそうな顔になっていく。……なんか罪悪感が
「また結ってやるから」
「本当か!?なら頼むぞ!」
「可愛い」
可愛い。茨木は俺に花が咲いたような笑顔を浮かべてきた。可愛い。大事なことなので二度言った。
「な、な、可愛いと言うな空亡!吾は鬼だぞかっこいいと言え!」
「ほいほい絢はかっこいいよ」
「ふっ分かればいいのだ。これから気を付けろよ」
ほんと可愛い。適当にあしらったのに胸を張る絢は可愛い。
もはや鬼じゃなくて天使だろうこの子。
風呂から出た俺は、父さんとの日課の鍛錬を行うことにした。
「よし空亡今日は蝿声だっけ?それを強化するぞ!」
「父さん蝿声はもうある程度できるんだけど……」
「何を言うんだ空亡!技という物は日々進化する!故に鍛錬に修行試し切りそれを何回
もやるんだ。努力は裏切らないぞ!」
「そうなのか父さん。俺やってみるよ」
なんか丸め込まれた気がするけど。父さんは嘘は言わない、嘘を言えないというか使えない。騙すことを嫌うからな、父さんはそこがいいところなんだけど、妖怪らしくないんだよな。
「良しまずは殺気の出し方だ。この技は殺気の量で威力が変わるんだろう。ならまずは、殺気を出せるようにしないとな!見本を見せるぞ」
そう言った直後。父さんから何かを感じる。寒気を覚えて俺は身構える。何かしなければ、殺されるという事を本能で覚ったのだ。言霊を使おうとするが恐怖で何もできない。
「あ、出し過ぎた。やばいだっ大丈夫か空亡!?」
「父さんこれ……からはそれ……やめてくれ、怖かった」
「あぁ約束する。本当に空亡大丈夫か、怪我してないか?俺が殺気を放つと何かがいつも壊れるんだが空亡に怪我はないよな?」
「大丈夫……父さん……怪我はないだから離して、指が食い込みそう」
「本当にすまん空亡」
今日は初めて殺気を感じる事が出来た。怖かったので忘れるために今日はもう寝る事にした。俺の布団には絢が寝ていたが疲れていたので気にせず今日は寝た。
骸鬼さんは天然馬鹿。
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明日は休もう。疲れた。