パーフェクトヒューマン(緑)   作:蕎麦饂飩

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せかいでいちばん――――

最終話『せかいでいちばん――――』

 

 レッドとの戦いに勝ち、ハナダの洞窟では勝負を挑んできたミュウツーに開幕でマスターボールを投げて捕獲して、それで、色々あって、

エリカと無事結婚式を挙げて、その後に三十路を過ぎてしまった(カンナ)の結婚式にも出た。

 ポケモン図鑑は全て埋めたし、その後に幻の151匹目とも出逢った。

 

 世界の革命を続け、常に情報が飛び交い、その情報を作り出し、操作し、発信する事が出来なければ生きられない、

そんな世界へと革命した。

 

 子供も生まれた。

 俺とエリカに似て聡明な子供だ。

 

 俺がシルフカンパニーの社長として、世界経済を支配した。

 本も何冊も出した。ブログだって人気が出た。

 

 それでも止まらず革命を続けた。

 俺は新たな世界を求め続け、新たな世界は俺を求め続けた。

 相思相愛という奴だろう。

 

 ポケモンリーグも、それに連なるジムも大改革した。

 トレーナーに開かれたジムを提供するために、尽力した。

 

 他の地方で新たなポケモンがいると知ったときや、既存のポケモンが地方によって違う姿や能力であると知ったときは足を運んで制覇した。

 他の地方のチャンピオンと戦ったのもよい思い出だ。

 だが、あの時のレッドとの戦いほどは心は躍らなかった。正直に言えば物足りなかった。…いや、比べるのが酷だろう。

 あの戦いは、最高すぎた。

 

 ロケット団の総帥、サカキの息子とも会った。

 まさか再生ロケット団を潰す一人になるとは思わなかった。

 それから暫くしてサカキにあったが、随分と老け込んでいた。

 そろそろ妻の家に帰るそうだ――――墓参りに。

 息子の成長を報告したいのだと。

 それと、ロケット団の設立当初の理念は随分と違ったものだったことは驚いた。

 サカキも、世界を変えたかった。

 最初はそうだったらしい。

 悪の手段を許容している内に、本物の悪へと変わってしまったのだろう。

 後は、俺の父親と幼馴染みであったことも驚いた。

 

 

 俺の父親と言えば、漸く家に帰ってきた。

 その1年後、俺に年が離れた妹を作っていた。

 エリカ曰く妹は俺によく似ているらしい。

 見た目だけで無く、色んなところが似ているそうだ。

 俺は、前世があったからこその俺だと思っていたが、それは何かの勘違いだったのだろうか?

 俺の中身は器とは全く関係ない別人だと思っていたのは、何かの間違いだったのだろうか?

 

 いや、考えなくても良いことだったな、これは。

 俺の始まりが何であろうと、今までに尽くしたベストは何度だって同じ選択をしただろうし、

これからも俺はベストを続けるだろう。いや、絶対に続ける。

 何故なら、それが俺だからだ。それ以外は決して俺じゃ無い。

 

 

 

 

 

 世界の情報と経済を手中に収め、あらゆるポケモンを手に入れ、育て上げ、勝利させ、

 最愛の妻と子供達にも囲まれている。

 

 ベストを尽くし、ベストを尽くさせ、ベストな結果を世界に奉納して、ベストな世界へと革命した。

 

 

 

 

 

……そして今!俺は全ての頂点にいる! この意味がわかるか?

……………………分かった!教えてやる!この俺が!世界で一番!強いってことなんだよ!




お読みいただき、ありがとうございました。
これにて完結です。
この作品を書くにあたって、殆どパソコンの前で執筆を続けるという、私なりのベストを尽くしてみました。
他の作品を書くときももっと頑張れよと言われればそれまでですが…。

感想や評価や誤字修正ありがとうございます。
遅くなり済みません。とにかく書き上げることを優先していたので返信は後回しになりました。
でも、大変励みになりました。

もし、この完結後も感想や評価、誤字修正を頂けると嬉しく思います。

それでは、再度になりますが、
改めて、ありがとうございました。
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