ここはカルデア。
かつての英霊の集う場所。
なぜ俺がそんな大層なところにいるかって?
まあ、よくある異世界召喚というものだ。
前の世界のことは追い追い話すが
まずは今の状況を整理したい。
「ねえ、なんで100連もしたのに星5出ないの?
なんで星4礼装は凸できるの?意味わかんないよ!」
石が減って行く様子を死に腐った目で見守り
見事な爆死。こんな残酷な事が起こっていいものか!
「大丈夫ですよマスター。星4の方はたくさん
召喚できたじゃないですか。」
やっぱりマシュは優しいなぁ。あとで種火をあげよう。
そう、前の世界ではガチャと言われていた
召喚をしているのだ。さながら碇司令のような
体勢を取りながら。
「今回来てくれた人はこっち来てくださーい!」
今回来てくれたのは、マルタさん、エミヤ、デオン君、
フェルグス、術.槍.プロトクーフーリン、
メディアさん、Wジル、静謐ちゃん、牛若丸、
ジキル、あとは胤舜。
何人か宝具レベル上げられるな。
「マスターの水呉だ。これからよろしく!」
なんかもうエミヤさんが厨房に向かっているがまあいいや。
「みんな規則を守って自由にしよう! 」
仲良くしてくれるといいなぁ。
あ、そういえば今日のログインボーナス
貰ってないな。しかも呼符の日だ。
また召喚できる。さっきとはピックアップの
違うやつを回すか、もしかしたらがあるかも。
まあこんな欲にまみれた状態で回しても物欲センサー発動
するだけだな、と自嘲の笑みがこぼれる。
呼符に魔力を流す。そうするとあとは
勝手に魔法陣が描かれるのであとは待つだけ。
どうせ当たらないし水でも飲んでこよ。
今一瞬虹色に光った気がするけど
気のせいだな。
「快楽のアルターエゴ・メルトリリス。
心底イヤだけど貴方と契約してあげる。
光栄に思いなさい?」
アレ?この子ピックアップされてなかった?
しかも星5の方。見た目痴女だけど。
どっちみちこれはもう、
「ありがとうございます!
うちのカルデア初の星5なんです!
光栄です!光栄過ぎます!」
今の俺を客観的に見ると痴女に
土下座をしている変人だろう。
「それは結構なことね。 まあせいぜい
頑張ることね。」
「頑張ります!明日からじゃんじゃん
種火注ぎ込みます!」
ちょうど育てるサーヴァントが
いなくて退屈してたんだ!
誰だよ退屈してた、とか言ったの。
星5って最初50レベルまで上げないと
霊基再臨できないのか....!
初耳学〜 とりまキッツい。今まで
低レアしか育ててなかったから忘れてたァ!
今の編成だと周回に向いていない。
だからといって変えようとしても
育成が間に合っていない。
ホント退屈とかいってたのどこのどいつだよ。
まあ、俺だけど。