黒子のバスケ ifストーリー 「もし、黒子が桃井の事を好きだったら」 作:和泉春
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@izumi36585108
「……ん、さつき?」
額にヒヤリとした冷たさを感じた青峰くんは
まだぼーっとした意識の中で言った。
僕は二人の雰囲気に少し嫉妬した。
「あ、ごめん。起こしちゃった?」
「いや………別に。」
幼馴染みで、お互いに特別な存在で、
離れることはない。
そう、確信しているように思えて…。
青峰くんはベットからのそっと体を起こすと、
不意に僕の姿を捕らえた。
「うおっ⁉テツ⁉いつから⁉」
「さっきからです。
体調は良くなさそうですね。
お見舞いに来ました。」
「あぁ…そうか。わりぃな。」
「はい、青峰くん体温計。
熱はかっておいてね。
着替え持ってくるからちょっと待ってて。」
「ん。」
熱で弱っているからだろうか、
いつもより桃井さんの言う事を素直に聞いている。
いつもの青峰くんなら、
お節介だのお前は俺の保護者かだのと
ことごとく口にするのに。
桃井さんが部屋を出て行って、
部屋には僕と青峰くんが取り残された。
「あ、そうだ。
これ、赤司くんから。」
そう言って、
僕は複雑な気持ちを隠すのに専念しながら
赤司くんに渡された紙袋を青峰くんに渡した。
青峰くんは紙袋を受け取ると、
早速開けて中に入っている物を取り出した。
僕も少々中身は気になっていた。
「…何だこれ。
まいう棒明太もち味?」
「赤司くんが言ってました。
メンバーからのお見舞いだそうです。」
「ってことは、紫原か?」
「みたいですね。
メモが付いてました。
『やっぱりわさびにすればよかった。』」
「意味わかんねぇよ‼」
青峰くんはそう怒鳴って
まいう棒を放った。
まいう棒を投げつける事にも体力を使うらしく、
異常に息を荒くしていた。
他にも袋の中には
面白い物がたくさん入っていた。
黄瀬くんからはスポーツタオル、
緑間くんからはブーブークッション、
赤司くんからは将棋の駒の飛車だった。
僕も個人的に手土産を持ってきていた。
「黄瀬くん被ってしまいましたね。
ちょっと悔しいです。」
自分のバックから大きめのスポーツタオルを取り出して
シュンとする僕に青峰君は
照れたように微笑んでくれた。
「気にすんな、ありがとよ。」
その笑顔に心が踊った。
「青峰くん、
このスポーツメーカー好きでしたよね。」
「まぁな、よく分かってんじゃねぇか。
にしても…緑間のは何なんだ?
ブーブークッションとか…。」
青峰くんは黄緑色のブーブークッションをつまみ上げた。
「ラッキーアイテムだそうです。」
「ふーん。赤司もなんだ?
飛車って…。意味わかんねぇ。」
ブーブークッションに続いて飛車の駒をつまみ上げる。
ベッドに胡座をかいて座り、ずっとそれを眺めていた。
「そのままの意味だと思いますよ。」
「ん?」
「この前、赤司くんに
将棋の駒の意味を聞いたことがあるんです。
その時に言ってました。」
第八話 そのままの意味だと思いますよ
を読んでいただきありがとうございました‼
第二章終了‼︎
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