黒子のバスケ ifストーリー 「もし、黒子が桃井の事を好きだったら」 作:和泉春
なんだかんだ赤司が好きですwwww
勿論どのキャラも好きですけど、
あの謎が多い感じがやはりカッコいいんですよねぇww
Twitter方もよろしくお願いします!!!!!!!
@izumi36585108
楽しいですか?
部活が急遽offになった放課後。
図書館に本を返し終えて教室に戻る途中、
生徒会室に残っていた赤司くんを見つけた僕は、
少し開いている生徒会室の扉をノックした。
「どうぞ…。黒子か。
どうしたんだ?」
僕は扉を開けて中へ入った。
「赤司くんが生徒会室に残っているのを見かけたので、
何をしているのかと。」
「そうか。」
生徒会室に入ったのは初めてだった。
帝光中学の生徒会室は
他の教室より少し豪華に出来ていて、
棚や窓には装飾が施されている。
赤司くんの後ろの窓は開いており、
穏やかな風が流れ込んできて生徒会室を包む。
まだ明るい外からは、
下校する生徒達の笑い声や
部活動に励む生徒達の姿が見られる。
空から生徒会室に光が注がれ、
赤司くんの後ろ姿が眩しく感じられる。
赤司くんが腰掛けている椅子にも、
装飾が施されている。
僕はその時、
あまりに違和感のない後ろ姿に魅入ってしまっていた。
「黒子。どうした?ぼうっとして。」
「…いえ。何でもないです。」
僕は少し恥ずかしくなって、
右手で顔を隠した。
ふと僕は赤司の手元に将棋盤を見つけた。
将棋盤の上にある駒はばらばらに並べられていた。
どうやら将棋をやっていたようだ。
「赤司くん、将棋をしていたんですか?」
「あぁ。これがなかなか難しくてね。」
「珍しいですね、
赤司くんが難しいなんて言葉を口にするなんて。」
僕が物珍しそうに見つめていると、
赤司くんは少し照れたように笑った。
「…そうだね。一人でやっている時なんかは、
自分の仕掛けた罠に引っかかってしまって、
よく頭を悩ませてしまうことがあるかな。」
「将棋って楽しいですか?
僕した事がなくて…ルールをよく知らないんです。」
赤司くんは少し瞳を見開いて驚いたような顔をした。
だが直ぐにいつもの穏やかな微笑みを作り、
将棋盤の端にある飛車を動かした。
「やってみるかい?」
「え、でも…。」
「ルールは僕が教えよう。
まずは駒の名前と進める場所を覚えるんだ。」
そう言って赤司くんは
王将、金将、銀将、香車、桂馬、歩兵、角行と、
僕に分かりやすいように教えてくれた。
「さっきも説明したけれど、
角行は斜め、香車は縦、そして飛車は縦と横だ。」
「飛車は随分と動ける範囲が広いですね。」
「これを上手く動かして王将を狙う。
そうだな…バスケ部員に例えると、
この駒は青峰かな。」
「青峰くん、ですか?」
「あぁ。
青峰は帝光バスケ部のエースだ。
動く範囲が広い分、
勝利に最も貢献してくれている。
勿論他のレギュラーメンバーの皆も
貢献してくれているよ。
だが攻める意味としては、僕にとっては、
王将(ゴール)を狙う際に飛車(青峰)は
欠かせない駒(存在)でもあるかな。」
そう言って赤司くんは飛車を見つめていた。
九話 楽しいですか?
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次話もお楽しみに!!!!!!!