東方戦愛録   作:島夢

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今回の話で本当の北欧神話、ラグナロクを知っている人はわかるのですが、本当のラグナロクからは大きく違う展開になります

感想ありがとうございました!
ゆっくりしていってね!!


24話 「じゃからのう…」

side龍桜

 

 

「まさか…なぁ…あの二人が両方負けるとはなぁ…」

 

 

イザナギがそういう…

人里に来た鈴音と言う少女が、正太郎さんが帰ってこないから助けて欲しいと、ここまで上がって来たのだ…そのときに事情を全部話してくれた…

人数の少ない村だったが、いい人達ばかりの村のこと、正太郎に助けてもらったこと、そして…正太郎が帰ってこないこと

ここまであがるのはかなりつらいのだが…

それを聞いたイザナギが探しに行ってギリギリ生きてた正太郎を見つけて連れてきた…

周りには…たくさんの死体があったそうだ…

多分…それが彼女の言っていた村人たちなのだろう…

 

 

鈴音は正太郎と同じ部屋にいる…

ここにいたいと言っていたから…

私は晴夢の部屋に…

アマテラスと鬼姫もずっとこの部屋にいる…

イザナギ、イザナミ、スサノヲ、ツクヨミもお見舞いみたいな感じでよく来る

晴夢は誰に負けたんだろうか…

何も出来ない自分に少し腹が立つな…

それはアマテラスも鬼姫も同じだろう…

 

 

そういえば…

本当に色々あった…

月と太陽が隠されて、空の星?かなんかわからんが妖力の塊やらが色々降って来た…

この里はイザナギが守ったが…

そしてその影響で封印されていた者たちが封印から出てきたそうだ

フェンリル、ヨルムンガンドなどのことだ

そしてその封印されていた奴らを味方につけた巨人族が神と戦争をしたらしい

イザナギやイザナミ、アマテラス、スサノヲ、ツクヨミは参加していないが…

結果は神の方の圧倒的な差での敗北だった…

やはり、人間が生まれる前から存在していた

フェンリルや、ヨルムンガンド、こいつらに多大な被害を出されたらしい…

そして一部の巨人族…そしてロキという神だったか?こいつらも強かったと聞いている…

私達は晴夢、正太郎が死に掛けているので動けないし…

その巨人の軍勢はそのままこちらに来ているそうだ…

ここにいる神を殺して、巨人族の治める世界にしたいんだそうだ…

だがここにくるまでには一週間以上かかるだろう…かなり離れているし、巨人族たちも休まなければ戦えないからな

 

 

「のう、イザナギ」

 

「なんだ?」

 

 

鬼姫がイザナギに話しかけた…なんだろう?

 

 

「このままではここが全滅するじゃろう?」

 

「ああ、そうだな…」

 

「このまま人間が負けたらのう…わしら、妖怪もこまるのじゃ…わしらは人間の恐怖によって存在しておるゆえ、このままではわしらへ向けられておる恐怖が巨人族に向けられ、わしらも弱体化し、巨人族に負けてしまうのじゃ…」

 

「ああ、確かにそうだな…」

 

 

そういえばそうだった…確かにこのままでは人間の恐怖は巨人族に向けられてしまう…

妖怪も支配されるのはいやだろう…

 

 

「じゃからのう…一部の戦える人間達と、妖怪の連合軍をつくらんかのう?」

 

「正気か?」

 

「鬼姫…それは少し難しいと思いますよ」

 

「ああ、私もそう思う…」

 

 

全員が難しいと言っている…

それ位難しい物なんだ…

そもそも、妖怪は人間の恐怖から生まれた存在だ…

鬼姫自身も例外ではない…

だから妖怪は人に危害を加えるし、人間も怖がるのだ…

人間たちは妖怪に恐怖し、妖怪は恐怖させることで人間に存在させてもらっている…

逆に妖怪に襲われるからこそ人間は強くなった、文明的な意味でも、そして能力的な意味でもな…

だから人間と妖怪は協力できないのだ…

 

 

「一回だけじゃ…と言ってもその一回が難しいのじゃがな…それはわかっておる…じゃがな、これ以外に勝つ方法があるか?人間だけでも、妖怪だけでも勝てんじゃろう?

どちらもたくさん殺されておるのじゃからな…ならば手を取り合うしかなかろう?

妖怪たちもそれがわからんほどバカでもないのじゃ」

 

「確かに、そうだが…」

 

「それに、わしは妖怪のなかではかなり…と言うか頂点に位置しておるからのう…

それぐらいはなんとかできるのじゃ…妖怪は圧倒的に強い奴には従うのじゃ

わしだけではなく、イザナギやアマテラス、スサノヲ、ツクヨミ

イザナミは戦えんからのう

あとは…かなりの数の妖怪を殺してる…人間がいればほぼ完璧に集められたじゃろうが…」

 

「まあ、二人とも駄目だな…」

 

「この呼びかけをここらの妖怪に一週間後…あの平原かのう?ぶつかりそうなのは?」

 

「そうだな、あそこに集まるようにしようか…全員死にたくなきゃ来いと、妖怪は自分だけのことじゃなく自分の種のことを考えるやつも多いし、自分のことを考えてる奴もここで負けたらsとは狩られるだけとわかっているだろうし…集まるだろうが…」

 

 

そうだ…問題は人間だ…あいつらは皆妖怪を恐れている…

 

 

「あ!」

 

「ん?」

 

「どうしたのじゃ?」

 

「いや、イザナミに説明してもらえば集まるなと思って…」

 

「「ああ…確かに(のう)(そうですね)」」

 

 

イザナミの人間からの信仰はもうすごい…妄信って言うレベルだ…

確かにそうさせるだけのカリスマ性があるんだがな…

 

鬼姫とイザナギはその計画?を話し合っている…

 

晴夢…はやく目を覚ませ…じゃないと…そろそろ待つのも飽きてきたぞ?

寝坊だ、いつも私より早く起きるのに…はやく起きろ…晴夢…




まだ目を覚まさない正太郎さんと晴夢さん…
そして人間と妖怪と神の連合…
何億年もあとに紫が理想とする幻想郷のような関係ですね…まあ、戦争が終わったらその関係を続ける必要もないので解散ですがね…
さてさて、そろそろ大変なことになっている地球ですね…
そしてこの頃思う…これ東方じゃないよね!?と…
すいません…あと数億年したらえーりん!我らがえーりんが出るので!それまで待ってください…
ん?数億?と思った方…心の内にしまっておきましょうね?
では感想待ってます!!!
次回もお楽しみに!!
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