東方戦愛録   作:島夢

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今回は晴夢さん!
だがまだ戦いは始まらない…
晴夢さんをボコッたのが誰なのかわかります!
感想ありがとうございます!
ゆっくりしていってね!


34話 「なあ…俺、お前は俺だろ?」

「なあ…俺、お前は俺だろ?」

 

 

俺がそういった瞬間、あいつは…フードを取る

そしてそこには…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺の俺と同じ顔があった

そして俺と同じ顔の…いや、こいつは…俺と同じ人間、まったくの同一人物だ

あいつはニヤァと三日月のような笑いを浮かべながら聞いてくる

 

 

「いつから気づいた?」

 

 

俺はそれに答える

 

 

「お前に殺されかけたときだよ」

 

「そうか、やっぱり戦い方は誤魔化せなかったか…まあ、俺がお前とばれたからと言ってもなんの問題もないがな」

 

 

少し残念そうにそういう

 

 

「ならなんで顔隠してたんだよ…」

 

「できればバレない間に殺したかっただけだ」

 

「ああ、そうですかい」

 

 

まあ、俺の予想が当たっていればって言うか当たってるけど…こいつはパラレルワールドの俺だ…

あの夢…あれはこいつの記憶…

俺が、いやこいつが龍桜を殺したときの記憶だ

それをあっちの世界の龍桜が俺に夢を見せた

そして俺が心臓を貫かれて気絶しているときに、向こうの龍桜に出会った

なんでここにこいつが来るのがわかったのか、あの俺が龍桜に聞いたら勘だと言った

その勘は見事に当たったな…

女の勘ってなんでこんなに当たるんだろうな…かなり恐ろしいものだ…正直程度の能力認定されてもおかしくないだろ…

そして…あのとき、夢の中の最後の記憶…

龍桜が最後に何ていったか…こいつは覚えてない…

だからこうなった、というのが俺の予想…ほとんど当たっていると思うが…

 

 

「なぜこの世界に来た?この世界に来て俺を殺そうとしたのはただの八つ当たりみたいなもん…と言う訳か?」

 

 

俺はこの部分だけわからなかった…

なぜこっちにきて俺を殺す必要があったのか…

それがまったくわからなかった

そう聞くと、あいつは…

 

 

「ふっ…さあて?どうだろうな?」

 

 

鼻で笑いやがった…結構イラッとくるな…しかも俺と同じ顔だから余計に…

そう考えてると向こうから話掛けてきた

 

 

「なあ、俺…この世界は選択の連続でできている…どれが正義でどれが悪か…どれが間違いでどれが正しいか…そもそもそんなものはこの世に存在しない…そう思はないか?」

 

 

そう…たずねてきた…

なぜか…その質問は…本気で答えなきゃならない気がした…

あそこに立っている俺が…ひどく悲しそうな瞳をしていたから…

だから俺は…自分の考えを言う

 

 

「ちげぇよ…この世界には悪も正義も、正解も不正解も、間違いも正しさも…多くありすぎるだけだ…ただそれだけだ、だから人々は争うし何かを欲する…自分の正しさと、間違いを貫くために…

正しさも、間違いも人の物差しによって変わるそんな幻想だ…

少なくとも…俺はそれが正しいと思う」

 

 

俺自身が正義はあり過ぎると言っているのだからこれが正しいとは言えない…

だから少なくともこれは、俺の正義、正しさだ

 

 

「そうか…そもそもの俺とお前の答えすら違うんだな…」

 

 

こいつが何を考えているのかわからない…

 

 

「俺はそこまで変わってるんだな…変わってしまったんだな…」

 

 

俺とこいつは同じ人物だ…でも…違う…決定的に、選択が違ったのだろう…どこかで俺と違う選択をしたのだろう…

そしてこうなった…

何があってこうなったかはわからない

少なくとも…龍桜を殺した…自分の手で…

そこだけが決定的に違う…

 

 

「違うからこそ…俺は龍桜を…あの世界を…壊してしまったのかもしれないな…」

 

 

俺とこいつはただ同じ選択肢を与えられ…どこかで違う選択をした…ただそれだけだ

 

 

「俺がどうしてお前を殺すか…だったな?」

 

「ああ」

 

「自分で考えてみな!」

 

 

そういってあいつは…そして俺は…同時に距離を詰める

そして…それと同時に俺の世界が展開される…




どうでしたか?
正しさのことについての意見の交換…
俺は正しさも間違いもいっぱいあるって言うほうが俺の意見です
みなさんにもそれぞれ正義があるんでしょうね…
感想待ってます!
次回もお楽しみに!
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