この二人は同じだけど決定的に選択が違って、概念も違ってしまった同一人物です
さて、感想ありがとうございます!
ゆっくりしていってね!
あいつは俺に右手の手刀を向けて心臓を貫こうとしてくる
俺はそれを左手で右にそらしつつ左足で蹴る
それを避けたあいつは距離を取る
そして話しかけてきた
「いいところだな」
俺が展開したこの世界のことだろう
「ああ、いいところだろ?俺の心象風景を具現化した」
某聖杯戦争のアーチャーや征服王が使う固有結界と言う魔術をもとに作ったから似ていてもしかたない…だからその辺は触れないでくれ…
ちなみに、下は海…綺麗な、透き通るような海でずっとずっと続いている…水平線の向こう側まで続いている…
南の方角にアーチ状の虹がある、太陽がないけど、雲がところどころにある
太陽がないのにとても明るい空間だ
そして空もどこまでも広がっている…
いくら空に上がっていってもずっと空が続いているだけだ
重力はもちろん下に働いている
この世界はどこまで言っても終わりはない…地球みたいに一周することもないし地球球体説の前に信じられていた海の終わりのように、滝になって落ちているわけでもない
ただただ続いて行くだけだ
この空間で俺に有利なことなど一つもない
ただ、本気で殺せる!それだけがこの空間のメリットだ
「これがお前の心象風景…ね、今の俺なら、どんな空間ができるのだろうな」
「さあな、それはお前にしかわかんねぇだろ?」
「ククク…確かにそうだ…」
そんな会話をしたあと…
「「さて…それじゃあ…」」
同時に口を開いて…
「「はじめようか?本気の…殺し合いを!!!!!!!!!!」」
同時にしゃべって
同時に動いた
動いた衝撃は捕食せずにそのままだ、俺もあいつも…
普段は衝撃を捕食してるから派手じゃないだけで実際は…海が割れるくらいの速度なんだぜ?
俺たちが動き始めたスタート地点から同時にぶつかったところまで、綺麗に海が割れている
ザバァッ…って音を出しながら海は元に戻っていく…
ちなみに深さは深海500メートル…んで海の底の地面がきっちり水平に伸びて行ってる…終わりのない向こうまでな
海が割れて地面が見えなくなるころには俺もあいつも上に同時に飛びながら手刀で切る、脚で蹴る、手で殴る…そんあことをお互いにしながら上に飛んで行く
俺の飛び方は霊力、妖力、神力を使わない…
自分の身体能力で空気を蹴って飛んでいる…
それはあいつも同じだ…
空中で止まるときは霊力使うけどな…
いつもは空気を蹴ったときの衝撃も、速く動いたせいでできる衝撃波も、全部捕食するが、今回はそんなもん気にしてられねぇ…だからそのままだ…
これ現実で戦ってたら全部吹っ飛んでたな…
「お前はこの世界に正義も悪もあふれすぎていると言った!だがな、正義を貫けず、悪にも染まれず、中途半端なものもいる!このものたちには正義も悪もない!そしてすべての生物すべてが、悪を!正義を!そのどちらもを抱えて生きている!この者達の正義や悪は幻想だ!そもそも割り切れぬなら悪も正義もないだろう!?」
俺たちは殴りあいながら会話する
「なんですべてを正義と悪で見ようとする!この世は正義も悪も存在しすぎていて!そしてそれ以外の概念も存在している!」
少し距離が開いた…
俺は空間を喰らい尽くしながら手刀を振るう
あいつも同じ行動をする
空間ごと対象を喰らい尽くす二つの衝撃がぶつかり合う…
その二つの衝撃がぶつかったところにはよくわからない、真っ黒の空間ができていた
が、俺もあいつもそんなもの無視して、互いに距離を詰める
そして同時に相手を殴る…どちらも反対方向に吹っ飛んでいく…
いてぇ…すげぇ威力だな
さっきできた黒い穴は周りの海水やらなんやらいっぱい吸い込みながらどんどん小さくなっていって消えた…空間の裂け目ってやつか…
結構あいつと離れたな…
と思ってたら上から踵落とし腕で受けたけど簡単に吹っ飛ぶ…下に吹っ飛んで海にでっかい穴があいた…いってぇ…
「その他の概念すらも幻想だ!存在していないんだよ!個人が作り出したただの妄言だ!」
海の底に大の字の状態で叩きつけられた…
そこに追い討ちが飛んでくるそれをかわして、逆に殴り飛ばす
「ふっ…とべ!!!!!!!!!!確かに、正義も、悪も、その他の概念も、その人それぞれが作り出した幻想だろう、でもな、妄言なんかじゃねぇ!それを抱えて生きてるやつらがいるからこの世はなりたっているし、個人という個性があるんだよ!!!!!」
あいつは上に一気に吹っ飛ぶ
俺もそれに続いて海から出る
俺が出た直後に海が戻っていく
俺とあいつは向かいあって、睨み合いながら止まっている…
まだまだ続きそうだな…この殺し合い…
後半戦に続きます
結構規模がでかい戦いしてます
現実でやったら軽く日本が消し飛んで、次元が歪んで、地球が違う次元に吸い込まれる程度の規模ですがね
感想待ってます!
次回もお楽しみに!