でもちゃんとやることはやっているんですよ?うん。最近運動不足らしいですけど…。
今回は少し短いです。
感想ありがとうございました!
ゆっくりしていってね!
暇だぁ…暇だぁ…暇だぁ…。
寝転がってゴロゴロしながら思う…。
まあ、何もすることがない…無職な生活してるわけだが、暇で暇で仕方がない…。
旅に出るのもいいかなぁとは思いつつも、なぜかあんまり動く気がしない。
これはあれか?典型的なニートになってしまったか?
でも戦いたいっていう衝動は変わらんし…。
「暇だ…」
「む?晴夢、どうしたのだ?」
頭上から声がしたので、寝転がったまま見上げると、いつも通りの藍色の布地に白い百合の花の模様の着物姿の龍桜がいた。
あー…龍桜が家にいたのか…。
確か、他のみんなは出かけてたな…。
俺は寝転がっている状態から起き上り、のびをする。
「んー!」
全身の骨がポキポキとなる、最近運動不足だからかな…?
最近殺し合いもしてないし…。
運動不足かぁ…。でも運動する機会なんてないしなぁ…。
まあ、今日はいいや。龍桜がいるんだし、龍桜と遊ぼうかな。
「龍桜」
「ん?なんだ?晴夢」
「久しぶりに二人きりだな」
なぜわざわざ立ち上がったのかわからなくなるが、俺は縁側に腰を下ろしながら言う。
龍桜も俺の横に腰を下ろす。
庭の景色が無駄にいいこの高天原のアマテラスの家。
というか、庭がでかい…馬鹿みたいにでかい…。
「空が真っ青だ…。雲が一つもねぇな…」
俺が空を見上げて思わず粒やく…。
俺と一緒に見上げながら、微笑みを浮かべている龍桜はとても奇麗だ。
「そうだな、晴れているな…晴夢のようだ」
? 空が俺のよう?どういうことだろうか…?
俺は頭の上に ? マークを浮かべて龍桜を見る。
龍桜はそんな俺に気づき、俺を見て楽しそうに笑う。
「だってそうじゃないか、晴夢。この空はお前のようだよ。ずっと晴れ渡っていて、見るものすべての心を晴らす…。
広大で、でもみんなを優しく見守ってくれる、晴夢のようじゃないか」
「………龍桜がそう思うんならそうだろうさ…。でも、俺はそんなに人に自慢できるような人生は送ってねぇぞ?」
自分勝手で、人の気持ちなんて少ししか考えなくて、優しく見守るのは知り合いだけで…そうじゃなくても俺の気が向いた時だけだからな。
まあ、俺は俺でこの生き方でいいと思っているんだけど…な。
「晴夢、ずっと近くで見ていた私が保証する、自慢はできなくても素敵な人生だと思うぞ」
優しく微笑む龍桜の顔を見て、なぜか安心する。
自慢はできなくても…か。
まあ、確かに、自慢するつもりもないからなぁ…。
「そうだな、その通りだ…でもな」
いったん言葉を区切り、龍桜の顔をまっすぐ見て、笑いかける。
「素敵な人生になったのは、龍桜たちのおかげだぜ?」
そうさ、本当に…な。
お前らに出会わなければ、俺は今頃どうなっていた?
何をしていた?
ただただ喰らって喰らって…そんなことばかりして、ただただ破壊して…。
どこかで壊れてそんなことになっていたかもしれない。
「だからこそ、お前らが大好きなんだよ」
そういって龍桜を抱きしめる。
龍桜の体温が感じられて、女性的な柔らかさが両手の中に収まり、龍桜の匂いが鼻の中に潜り込む。
龍桜も俺の腰に手を回す。
「『ら』…というあたりが晴夢らしいな」
「ああ、これが俺だからな。俺はお前らみんなが大好きなんだ。恋人はみんな愛してる」
龍桜から離れて微笑むと、龍桜も微笑んでいた。
すごくかわいい顔だ。
ずっと守って行ってやろうと思えるくらいには…な。
「それにしても、本当に久しぶりだな、龍桜と二人っきりは」
「そうだな、いつもは周りにみんながいたからな」
龍桜は俺の隣で俺と一緒に縁側に腰をかけ、足をプラプラさせている。
少し嬉しそうな顔だ。可愛いねぇ…。
「晴夢…」
龍桜が少し笑って、空を見ながらささやいた。
「私はずっと、こんな風に、普段はここでみんなとのんびりして、たまに荒っぽいことをして、たまに旅に出て…ずっとこんな日常を送りたいよ」
「そうかい、それが龍桜の夢か?」
「ああ、そうだ。私の大切な大切な夢だ」
「じゃあ、俺がその夢、お前と一緒に守って、晴らさせてやるよ」
「ああ、期待している」
「守ってみせるさ、ずっと…ずっとな…」
ニートでも晴夢さんは晴夢さん、ちゃんとかっこいいです。
次回は、晴夢さんの運動不足の解消、とっても力持ちな晴夢さんの恋人、鬼姫様との
感想待ってます!
次回も頑張って編みます!