オールマイト「相澤君から離れてもらおうか、ヴィラン共!」
壊した扉からジャンプで噴水広場へ降り立つ平和の象徴
死柄木「やっと来たよ・・・お前さえ倒せば俺らはゲームクリアだ、脳無そいつを返してやれ」
脳無は死柄木の指示を受けるとボロボロになった相澤を無造作に投げつけた
ガシッ
オールマイト「すまない、相澤君。私が不甲斐ないばかりに・・・!」
相澤を抱え入り口の方に飛び相澤を下ろす
芦戸「先生!しっかりして!大丈夫!?」
相澤「騒がなくても聞こえている。大丈夫だ。・・・オールマイト気をつけてください、奴は貴方専用に造られたと言ってました、その力はデタラメではありません、それと・・・」
オールマイト「相澤君もう大丈夫だ。粗方のことは飯田君に聞いている・・・もちろん墓守少年のことも・・・」
麗日「っ!!・・・オールマイト先生、お願いします。墓守君のことも・・・」
麗日は堪えきれず涙をこぼしてしまう
オールマイト「麗日少女、任せておきなさい!何故ならば私は・・・平和の象徴なのだから!!」
すべて救って見せる!
再びジャンプで敵の前に降り立ち対峙する。
死柄木「ラスボス戦だ、殺れ脳無!」
オールマイト「カロライナ・・・スマッシュ!」
オールマイトが渾身のクロスチョップを見舞うも・・・
オールマイト「全然効いてないだと!?」
死柄木「そいつの個性は[ショック吸収]、ダメージを与えたいならゆっくり肉を切り刻むとかが効果的だね出来るかは別として」
ゴッ!
オールマイト「ぐっ・・・なかなか重いパンチを打つじゃないか、面白くなってきた!」
ーズズズ
「死柄木 弔、連れて来ましたよ」
死柄木の横に黒い煙が現れると同時に中から緑の癖っ毛が特徴的な少年が出てきた
死柄木「おい、黒霧。脳無だけで十分だろ。こいつの手なんか必要ねぇよ」
黒霧「申し訳ありません、ですが万が一を考えて可能性は少しでも高い方がよろしいかと」
緑谷「別に必要ないなら手は出しませんよ。今回僕は雇われの身ですから・・・、まぁ特等席で平和の象徴が崩れる様を見させてもらいますよ。」
オールマイト「墓守少年・・・いや本当は緑谷少年かな。」
緑谷の姿になって初めて向き合う。
緑谷「はじめまして、オールマイト。細かい自己紹介は必要なさそうですね。」
オールマイト「ああ、こいつを倒して君を必ず取り戻す!君も私の大切な教え子の一人だからな!」
そう言うとオールマイトは脳無に飛びかかり、素早く後ろに回り込むと
オールマイト「これならどうかな!」
ぐあっ!
バックドロップを敢行、しかし・・・
オールマイト「ぐうぅぅ!?」
叩きつける筈の地面は黒い煙に覆われそこに吸い込まれた脳無の頭は綺麗なブリッジの下に現れ脇腹を爪で攻撃していた。
緑谷「おや、だいぶ痛がってますけど古傷にでもあたりました?」
ヘラヘラと尋ねる緑谷
オールマイト(!?なぜ傷のことを・・・いやそれよりもこの状況は不味い!)
黒霧「脳無が動きを止めて私の個性で切断する。完璧な作戦ですね・・・・・・なにっ!?」
死柄木「ッ!!」
緑谷「来たね。」
パキパキパキッ
BOOM!!
脳無の体が凍りつき、黒霧達は飛び込んできた爆豪の爆破により吹き飛ばされる
黒霧「ぐあっ!」
爆豪「やっと追い付いたぞ、覚悟はできてんだろうな雑魚ども」
切島「ヒーローらしからぬ言動・・・」
轟「平和の象徴をてめぇらなんぞにやらせるか!」
死柄木「くっ・・・なんだよ・・・今いいところなのに邪魔すんなよ」
緑谷「いてて・・・楽しくなってきたね。」
爆豪組は遂に決戦の噴水広場に到着した。これでヒーロー達は数の上では一応有利にはなった。
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少し前
切島「もう少しで噴水広場だ!」
砂糖「おい、あれっ!」
峰田「オールマイトがピンチじゃねえか!?」
脳無と黒霧のコンビネーションにより追い詰められるオールマイトを見たとき轟は駆け出し、爆豪は
爆豪「蛙女!俺を舌で投げ飛ばせ!!」
蛙水「!わかったわ・・・いくわよ!」
爆豪の体に舌を巻きつけ遠心力で思い切り放り投げた
爆豪はさらに手の爆破で加速をつけ
爆豪(余裕そうな面しやがって、なめんじゃねえ!これでも喰らいやがれ!!」
爆豪はまだ使っていない方のピンに手をかけ三人に向け放った
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オールマイト(轟少年の氷結で力が緩んだ・・・!)
ここぞとばかりに脳無の爪から逃れるオールマイト
切島「よし、ここから反撃だ!」
砂糖「熱くなってきたぜ!」
オールマイト「いや、君たちは逃げなさい。」
闘志を見せる二人の生徒を冷静に諭すオールマイト
オールマイト「君たちはまだまだ未熟だ、相手は強い、ここからは私に任しておきなさい」
轟「・・・さっき俺のサポートがなければ危なかったでしょう。」
オールマイト「それはそれさ、ここからはプロの世界だ」
脳無は轟の氷結により体の動きが鈍くなっていたが
死柄木「おい、まだできるだろ脳無。」
脳無「があ」
ボロッバキャ
轟「なに!?」
脳無は氷結により脆くなった体が崩れるのを意にも介さず無理矢理体を動かす。
すると
爆豪「なんだと!?」
切島「さ・・・再生しやがった!」
崩れた筈の脳無の体は元通りになってしまった。
オールマイト「バカなっ!?個性はショック吸収じゃないのか!?」
死柄木「別にショック吸収だけとはいってないだろ・・・今のは再生能力だな、お前の攻撃に耐えれる最強サンドバッグだよ・・・しかしあのガキ共もムカつくな。」
しばし考え込む死柄木そして、
死柄木「よし、今日はオールマイトだけでいいと思ってたけどガキも全員殺してから帰ろう・・・だから緑谷、なんか良いカード使え。」
緑谷「そこで僕かい!?ってか僕の手を借りないんじゃ・・・」
死柄木「気が変わったんだよ。作戦変更だ、オーバーキルして気分よく帰る。」
黒霧「すいません、緑谷さん死柄木はこうなると聞かないので・・・」
緑谷は溜め息と共にカードをかざす
ジュラゲド 星4 闇属性 悪魔族
攻1700
守1300
ジュラゲドの①の効果は1ターンに1度しか使用できない
①自分または相手のバトルフェイズ中に発動できる。このカードを特殊召喚し、自分は1000LP回復する。
②このカードをリリースし、自分フィールドの表側攻撃表示モンスター1体を対象に発動できる。その表側攻撃表示モンスターの攻撃力を次のターン終了まで1000アップする。この効果は相手ターンでも使用できる
爪の鋭い奇妙な怪物が出現すると
脳無「・・・」 グパッ
ガブッ
即座に脳無がそれに食らいついた。
「「「「「「ッ!?」」」」」」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ
脳無がすべて飲み込むやすぐにその意味がわかることとなる
巨大だった脳無の体が更に張りを増し見るからにパワーアップしている
死柄木「はっはッは!対オールマイト用個性プラス筋力増強かよ、最高だな。」
脳無「ヴォォォォ!」
バッ
オールマイト(疾い!!)
爆豪「あっ?」
その拳は呆気にとられていた卵達に向けられた
ドバンッ!
死柄木「ヒュー、まずはガキ共の始末完り「それはどうかな!」はぁ!?」
見るとオールマイトが拳を受け止めていた
爆豪「オール・・・マイト・・・」
死柄木「流石だな、平和の象徴、だがさっきですら精一杯だったお前が更に強化された脳無に勝てるかな?しかもガキ共の御守りをしながら。」
オールマイト「愚問だな!対私専用?強化?ならばその更に上から押し潰すのみ。有精卵諸君、見てたまえこれがプロの世界だ!」
ゴウッ
脳無の拳を払い除けるとオールマイトはそこからノーガードの殴り合いを展開していく
ドゴンッ! ガスッ! メリッ!
バガンッ! ズガっ! バキャ!
緑谷「なんてデタラメなパワーなんだ!」
黒霧「くっ、迂闊に近寄ることすらできない!」
オールマイト「ヴィラン共よ、こんな言葉を知っているかい?かつての英雄ナポレオンが放った言葉を、
ゴッ!
更に向こうへーーーPlus Ultra!!」
バゴオオォォォォン!
渾身の力で繰り出された一発は脳無を吹き飛ばしUSJの屋根を突き破り外へと出ていってしまった
死柄木「・・・チートかよ、ここまでして殺れないか。どこが衰えたんだよ、ガセネタだったのか・・・ブツブツ」
オールマイトは息をきらしながら残った敵と向かい合う
オールマイト「さて、君たちの切り札はご覧の通りだ・・・どうだい平和の象徴の力は?」
死柄木「あーっくそっ!マジかよ!あと一歩なのに!」
黒霧「落ち着いてください。死柄木 弔、よく見れば脳無と戦った時のダメージが残ってます。」
苛立ちを露にする死柄木を黒霧が諭す。
死柄木「ああ、そうだな。まだゲームは終わってない、脳無の仇討ちだ!」
オールマイト(くっ、実は結構ギリギリなんだけど・・・)
闇緑谷『ギャハハ、いいねぇ、オールマイトもう1ゲーム楽しもうぜ』
爆豪「てめぇの相手は俺だ!」
BOOM!!
まだ13号の血が乾いてない金の杖をかざし飛びかかろうとした緑谷にカウンターとばかりに爆豪が立ち塞がる。
オールマイト「爆豪少年!?」
闇緑谷『ぐあっ!かっちゃん。いい加減に・・・!』
バンッ! バンッ!
死柄木「っ!?」
飯田「クラス委員長飯田 天哉、ただいま戻りました!!」
出入口を見ると飯田を筆頭に雄英高校のプロヒーロー教師陣が臨戦態勢で入ってきた
死柄木「あーいってぇ、時間切れゲームオーバーだ。」
黒霧「死柄木 弔!撤退しましょう、まだ機会はあります。ここは退きましょう!」
ーズズズ
黒霧は個性を展開するも
ゴオオォ
黒霧「なに!?引き寄せられる!?この個性はまさか・・・!」
13号「僕だ!」
なんと、緑谷、黒霧により傷を負わされていた13号が個性で懸命に敵の撤退を妨害していた。
黒霧「くっ、このままでは・・・」
闇緑谷『くっ、しょうがない、余り手の内は見せたくないけど・・・』
緑谷はカードケースから無地のカードを取り出し金の杖に付着した血を着けた
すると
パアアアァァ
カードに絵が映し出される。
ブラックホール 魔法カード
フィールドのモンスター全てを破壊する
ゴウッ
13号「なに!?」
かざしたカードから放たれた力により13号の個性が相殺される。
緑谷「二人共、今のうちに「デエエエエエェクウウウウゥ!」なに!?」
見ると爆豪が緑谷が放ったブラックホールの引き込む力を利用し迫ってきた
完全に虚を突かれた緑谷に爆豪は右手で個性を叩きつける
BOOOOOOOOOOM!!
「ぐっ・・・・・・そが・・・!」
緑谷「惜しかったね・・・かっちゃん。」
爆豪の体にカードが一枚突き刺さっていた。
ドサッ
切島「バクゴーーーー!!」
オールマイト「爆豪少年!」
緑谷「大丈夫、死んではいませんから・・・では、」
死柄木「ヒーロー共、覚えておけよ。次こそは必ず平和の象徴を潰してやる。」
こうして脅威達は去っていった
ヒーローの卵達に大いなる経験と、巨悪の影を残して・・・
USJ編一応完結です
嘘つきにならずに良かった笑