サイクルの速さに驚く今日この頃
ヒーロー育成機関の授業中にヴィラン襲撃
前代未聞の事態を目の前にしながらも、流石はプロヒーロー、すぐに生徒に警戒心を促し臨戦態勢になる。
生徒も生徒もで気の遠くなるような倍率を勝ち抜いてきた猛者ばかり、すぐに気を確かにし余計なパニックなく事態の把握に努めた。
しかし、次の展開はあまりにも衝撃的過ぎた
13号「・・・・・・!?」
麗日「墓守君・・・?」
クラスメイトの裏切り
今回の演習で講師を担当していた担任ともう一人のプロヒーロー13号、いつの間にか墓守はその背後に回り込み金の杖を突き刺していた
相澤「13号!!」
目の前から襲撃してきた有象無象と相対しながら、後ろの異変に気付く
しかし・・・
チンピラ1「へっへっへっ、よそ見とは余裕だな」
チンピラ2「なめてんじゃねぇぞ!」
相澤「くっ!?」
流石に戦いが始まると幾ら圧倒出来るとはいえ数の暴力はいかんしがたく、相澤も助けに回れないでいた。
爆豪「てめぇっ!!」
いち早く事態を飲み込んだ爆豪が墓守に攻撃を仕掛ける
しかし墓守は杖を抜くやいなや突如現れた黒い穴に吸い込まれ次の瞬間、先ほど敵を名乗った者の隣にいた
墓守「黒霧さん、ありがとうございます。」
黒霧「いえいえ、あなたもお疲れ様です。」
まるで知人同士の会話のよう
上鳴「墓守!こりゃあいったいどうゆうことだよ?
なんでお前、そいつの隣にいんだよ!?」
墓守「見ればわかるだろ?僕も敵(こっち)側だからだよ、厳密にいうとちょっと違うけど」
墓守はさも当然と言ってのけた
峰田「なあ墓守、タチの悪い冗談はやめてくれよ・・・」
墓守「・・・ちょうどいいや。この辺でもう一回自己紹介させてもらうよ。」
墓守は被っていた戦闘服のフードをとり、眼をつむり指を鳴らした。
すると・・・
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パチンッ
あいつが指を鳴らした瞬間、あいつの見た目に変化が現れた
癖のある緑の髪の毛、
ーーー嘘だ、
忘れようもないマヌケずらとそばかす
ーーー嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ
瞼が上がる、深い緑の瞳におれらが写る
???「初めまして、そして久しぶり。
敵連合傘下組織【グールズ】リーダー
緑谷 出久です。以後お見知りおきを」
「デェェェェェェェクゥゥゥゥゥゥゥ!!」
そこにいたのは死んだ筈の幼馴染、嘘であって欲しかった
だからこそ反射的に体はあいつに個性を使い飛びかかっていた
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BOOM!!
爆豪は爆破の個性を使い反動で飛びかかった
緑谷「相変わらずせっかちだな、かっちゃんは・・・」
爆豪「!!」
次の瞬間、爆豪の目の前に黒い穴が現れ、飛びかかった勢いを押さえきれず飲み込まれていった
「「「「っ!?」」」」
黒霧「安心してください。まだ殺していませんから。私の役目は君たち金の卵を散らすこと、それから先は各自お楽しみください。」
また黒い穴がいくつか現れ、1-Aの生徒達は飲み込まれていった。
黒霧「おや、何人か逃れたものがいるみたいですね。」
緑谷「黒霧さん、手筈通りここは任せます。
僕も作戦通りに、」
黒霧「ええ、わかりました。あなたもお気をつけて。」
そう言うや緑谷の下に黒い穴が現れそこに入っていた
麗日「墓守君!」
なんとかこの場に留まれた麗日が呼び止めようと出てきた、しかし
黒霧「数人生徒を残してしまいましたが問題ないでしょう。ではさっそく・・・。」
麗日「!!」
これを好機と悪牙が迫る。
13号「危ない!」
なんとか個性により13号に引っ張られ難を逃れた。
黒霧「おや、まだ動けますか」
13号「なめないでよね、僕だってプロヒーローだ!」
先ほど刺された所から血を流しながらも戦う意思を向ける13号
13号「皆さん、しっかりしてください!」
13号の呼びかけに我に帰る生徒達に13号は更に続けて話す
13号「皆さん混乱してるのはよくわかります。しかし今は全員が生きてこの窮地を抜け出すことに全力をかけてください」
その言葉に、落ち着きを取り戻し臨戦態勢を整えていく生徒達
瀬呂「やってやるぜ!」
尾白「どうせいつか通る道だ、全力でいく!」
飯田「皆は無事か!?確認出きるか!?」
障子「散り散りになってるがこの施設内に全員いる」
常闇「これが俺に与えられたし、試練か・・・乗り越えて見せよう。いくぞ黒影《ダークシャドウ》」
黒霧「これは・・・いささか面倒なことになりましたね」
戦いの火蓋は切られた、これから先は深い混沌。
そこから生まれる物語はハッピーエンドの英雄譚か、はたまたバットエンドの悲劇か