緋扇邸のオオカミくん   作:アニアス

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第17話 紫音ゆらぎ荘へ

~ゆらぎ荘~ 午前9時

 

ゆらぎ荘前にて、2人の人影があった。

 

 

紫音「ここが、ゆらぎ荘・・・!幽霊や妖怪がわんさかいるんスよね・・・!?」

 

千紗希「そんなに怖がらなくても大丈夫だよ」

 

 

紫音と千紗希の2人である。

今日は千紗希が紫音を誘って遊びに来ていた。

しかし、紫音は警戒の目をゆらぎへ向けており、千紗希は落ち着かせていた。

 

紫音は高校デビューをしてくれた千紗希の恋の応援をしているのだが、柳沢から千紗希の恋のライバルがいると聞いて驚いてしまった。

千紗希は学校のアイドル的存在なため、負ける要素が見当たらないのだが、ゆらぎ荘にライバルが集っていると柳沢から情報を手に入れた為、今回は敵情視察のために気合いが入っていたのだ。

 

いざ千紗希と共にゆらぎ荘へ入ろうとすると、

 

 

???「千紗希!紫音!」

 

???「んにやぁあ!」

 

 

上から声が聞こえて、見上げると、

 

 

千紗希「夜々っち!猫神様!」

 

 

屋根の上に紫音のクラスメイトの夜々と白い大きな猫の猫神様がいた。

夜々と猫神様は屋根の上から二人の前へ降り立った。

ちなみに自分は猫神様のことを入学式の時に知ったそうだ。

 

 

夜々「いらっしゃい2人とも」

 

千紗希「おはよう夜々ちゃん!」

 

紫音「おじゃまするッス!」

 

 

3人は軽く挨拶を交わした。

 

 

紫音(そういえば夜々っちもゆらぎ荘の女・・・)「あの夜々っち、コガラシ兄さんのこと、どう思ってんスか?」

 

千紗希「紫音ちゃん!?」

 

 

夜々がコガラシに対して好意を抱いているかもしれないと思った紫音は、確認の為に聞いてみた。

 

 

夜々「コガラシ?うーん・・・有能!」

 

紫音(あ、これは大丈夫ッスね)

 

 

コガラシが作ったご馳走を想像した夜々を見て、特別な好意は抱いていないと思った。

 

 

秋宗「なんだ?誰か客でも来たのか?」(ふわぁ~

 

 

すると、ゆらぎ荘の玄関から秋宗があくびをしながら出てきた。

 

 

紫音「どうもッス!秋宗兄さん!」

 

千紗希「おはよう西条くん!」

 

秋宗「あれ?宮崎と紫音?何でここに?ってあぁ、そういや今日来るとか言ってたな」

 

 

紫音と千紗希は秋宗に軽く挨拶をした。

 

 

夜々「・・・また夜更かしでゲームしてる」

 

秋宗「別にいいだろ?休みの日に何をしようが」

 

 

夜々から白い目を向けられながらも秋宗は適当に流した。

 

すると、

 

 

キイィン!キイィン!

 

 

金属がぶつかり合う音が聞こえてきたので、全員が音のする上を見ると、

 

 

雲雀「ふふふっ!もうそれは見切ったよ狭霧ちゃん!」

 

狭霧「言うじゃないか雲雀!」

 

 

なんと空中で狭霧と雲雀の雨野家誅魔忍コンビがクナイと手裏剣を投げ合って特訓をしていた。

 

それを見た紫音は愕然となった。

 

 

紫音「な、なんなんスかアイツらは!?刃物投げ合ってるッスよ!?」

 

千紗希「言われてみれば、そうだね」

 

夜々「大丈夫。誅魔忍の忍具は霊気を具現化したもので、人間に刺さっても痛いだけで済むらしいから」

 

秋宗「アイツら、誰かに見つかったらどうする気なんだよ?仮にも忍だろ」

 

 

千紗希が苦笑いを浮かべ、秋宗は呆れて特訓光景を見ていた。

 

 

秋宗「ま、立ち話もなんだ。せっかく来たんだから中入れよ」

 

紫音「ウ、ウス」

 

 

秋宗に促されて紫音と千紗希と夜々はゆらぎの中へと入って行った。

 

廊下を歩きながら、紫音は中を見渡していた。

 

 

紫音「なんだか旅館みたいッスね」

 

秋宗「このゆらぎ荘は元々旅館だったらしいんだ。今は下宿なんだけどな」

 

 

そうこうしている内に大広間前へ到着して、襖を開けると、

 

 

コガラシ「おう!よく来たな轟!」

 

呑子「いらっしゃ~い!」

 

 

中にはコガラシ、酒を飲んでる呑子、茶を啜っている朧の3人がいた。

 

 

千紗希「おはようございま~す」

 

紫音(ッ!コガラシ兄さんの隣が空いてるッス!)「千紗希姐さんこちらへどうぞ」

 

秋宗「何で客人のお前が座らせようとしてんだよ」

 

 

コガラシの隣へ行き、そこへ千紗希を座らせようとしている紫音を見て、秋宗は突っ込んだ。

 

すると、

 

 

ふにゅっ

 

 

紫音「?」

 

 

コガラシの隣に何か柔らかい感触があり、紫音は確かめようとした。

 

 

紫音「な、何スか?何か柔らかいもんが?」(もみもみ

 

幽奈「!///・・・」

 

 

そう、それは幽奈の胸だった。

 

霊力の弱い人間からは幽奈の姿が見えないため、紫音も同じく幽奈が見えていないのだ。

 

 

秋宗「あ~紫音、それ幽奈の胸」

 

紫音「えっ?」

 

秋宗「話しただろ?ゆらぎ荘に幽霊がいるって。お前は今、その幽霊の胸を揉んでるんだよ」

 

紫音「ッ!す、すんませんっした!!」

 

 

秋宗から説明を受けた紫音は、コガラシの隣にいるであろう幽奈に土下座した。

 

 

紫音「幽奈さんのことは秋宗兄さんから聞いてたんスけど・・・!」

 

幽奈「い、いえ、こちらこそ驚かせてすみません」

 

 

幽奈は紙とペンを持ち、字を書き出して紫音とコミュニケーションをとった。

 

目の前で紙とペンが浮いている光景を紫音は興味深そうに見ていた。

 

 

紫音(ここにいる幽霊が千紗希姐さんの恋のライバルの湯ノ花幽奈さん・・・!ホントに見えねぇッス!)

 

朧「まぁ霊力が弱い者には幽霊である湯ノ花の姿が見えないのだからな、致し方あるまい」

 

 

そういいながら、朧は自分とコガラシの衣服をはだけさせて、コガラシに覆い被さるように膝の上に乗った。

 

 

紫音「しれっと何してんスかこの人!?///」

 

秋宗「大丈夫だ、朧は毎回コガラシを襲ってるから、いつものことだから」

 

紫音「いつものこと!?///」(まさかこの朧って人も千紗希姐さんのライバル・・・!?)

 

 

顔を赤くしている紫音たちをよそに、秋宗は座ってお茶を啜った。

 

 

呑子「今日は一段と賑やかねぇ。そろそろあの子たちも来る頃かしら?」

 

秋宗「・・・あっ!?そういや今日はお嬢が来るんだった!」

 

紫音「お、お嬢?」

 

 

すると突然、大広間の天井に白い渦が現れて、

 

 

かるら「何をしておるのじゃ!?田舎神属風情が!コガラシ殿から離れよ!」

 

マトラ「おーっす!久しぶり秋宗!宵ノ坂!」

 

 

中からかるらとマトラの2人が出てきた。

 

かるらはコガラシとくっついている朧を見て、頭に血がのぼっていた。

 

 

紫音「い、今何もないところから人が・・・!?」

 

夜々「あれは天狗の瞬間移動的な術の一つ」

 

紫音「スゲー・・・」

 

 

突然のことに紫音は呆然として見ることしか出来なかった。

 

かるらは朧にコガラシから離れるように言うが、

 

 

朧「断る」

 

かるら「なっ!?」

 

 

素直に言うことを聞く気のない朧はキッパリと断った。

 

 

かるら「ええい!捨て置けぬ!」

 

秋宗「ッ!待てお嬢!落ち着け!」(ガシッ

 

 

部屋で暴れそうなかるらを、秋宗は羽交い締めをして落ち着かせようとした。

 

 

かるら「離せ秋宗!今からあの田舎神属に天罰をくだしてやるところなのじゃぞ!それにこんなシーンがアニメ化されたら間違いなく打ちきりになるぞ!」

 

秋宗「大丈夫だ!この程度で打ちきりなんてありえねぇよ!それに現段階でお嬢と姐さんがアニメ化される予定はねぇだろ!」

 

千紗希「一体何の話をしてるの!?」

 

 

細かい話はさておき、秋宗は必死になってかるらを止めながら、紫音に2人を紹介した。

 

 

秋宗「紹介するぞ紫音。俺の幼なじみの戦闘好きの鵺の妖怪の巳虎神マトラ姐さんと世間知らずのヘタレ天狗の緋扇かるら嬢だ」

 

かるら「ってちょっと待てぃ!」(バッ

 

 

かるらは秋宗の羽交い締めを抜け出して、秋宗を睨んだ。

 

 

かるら「聞き捨てならんぞ秋宗!誰がヘタレなのじゃ!?」

 

秋宗「ヘタレはヘタレだろ!録にコガラシをデートに誘う勇気もねぇくせに!」

 

 

秋宗からヘタレと言われたかるらは、怒りの矛先を朧から秋宗へと向けた。

 

 

かるら「どうやら貴様には仕置きが必要のようじゃのう・・・場所を変えるぞ!」(ギュラッ

 

 

かるらと秋宗の頭上に白い渦が現れて、その渦に吸い込まれるように2人が消えてしまった。

 

 

紫音「秋宗兄さん!?」

 

幽奈「一体何処へ!?」

 

夜々「あそこ・・・!」

 

 

夜々が窓の外を指差すと、屋根の上に秋宗とかるらが向かいあっていた。

 

 

かるら「今一度、どちらの立場が上なのか分からせてやろう」

 

秋宗「そういや、お嬢と喧嘩するなんて久しぶりだなぁ」(ボキボキ

 

 

秋宗はオオカミ人間へ変身して指を鳴らしながら昔のことを思いだし、かるらは背中から羽を生やしてした。

 

 

幽奈「あ、あのマトラさん!お二人を止めなくていいのですか!?」

 

マトラ「ほっとけばいいさ。それよりも宵ノ坂、アタシらも勝負しようぜ!」

 

呑子「嫌よぉ。私はお酒を飲みたいのぉ」

 

 

幽奈たちはハラハラしながら秋宗とかるらの様子を見てマトラに止めるように言うが、マトラは呑子の隣に座って勝負に誘っている。

 

 

かるら「ではゆくぞ!」(ビュゥッ

 

秋宗「ハァッ!」(バシィッ

 

 

そうこうしている内に、かるらと秋宗の喧嘩が始まってしまった。

かるらが放った風の斬撃を、秋宗は容易く回し蹴りで打ち消した。

 

 

かるら「これならどうじゃ!」(ビュゥゥッ!

 

 

次にかるらが扇を振るうと竜巻が発生して秋宗へ向かって行った。

 

 

秋宗「うおぉっ!?」(フワッ

 

 

竜巻に飲まれた秋宗は、空中へ投げ出されてしまう。

 

 

かるら「そこじゃあ!」(ビュッ!ビュッ!

 

 

隙が出来た秋宗にかるらは斬撃を何発も繰り出した。

 

 

秋宗「ちぃっ」(ビシッ!バシッ!

 

 

咄嗟に秋宗は腕をクロスさせてかるらの斬撃を防いだ。

オオカミ人間の毛皮は分厚いため、斬撃によるダメージはないのだが、鞭で叩かれた痛みが腕に走った。

耐えきった秋宗は、屋根へ着地した。

 

 

かるら「ほう、どうやら怠けてた訳ではなさそうじゃのう?」

 

秋宗「コガラシにやられてからリベンジのために隠れて特訓してんだよ!」

 

 

秋宗とかるらのピリピリした空気が大広間まで伝わってきた。

 

 

幽奈「お二人とも凄いですぅ!」

 

コガラシ「これ流石に止めた方がいいだろ!ゆらぎ荘が壊れるぞ!」

 

呑子「はぁ、仕方ないわねぇ。コガラシちゃんたちはここで待ってて」

 

 

コガラシたちは止めに行こうとしたが、呑子が窓を開けて屋根へ飛び移った。

 

 

呑子「いい加減にしなさい秋宗ちゃん!かるらちゃん!」

 

秋宗「の、呑子さん!?」

 

 

かるら「邪魔をするでない呑子殿!」

 

 

呑子が喧嘩をしている2人の元へ行こうとするが、

 

 

マトラ「おおっと行かせねぇぜ宵ノ坂!」

 

 

目の前に酒瓶を持ったマトラが立ち塞がった。

そこまでして勝負をしたいのだろう。

 

 

マトラ「ほら!前と違って酒もたっぷりあるぜ!?」(ビュッ

 

呑子「そうねぇ、強めの鵺と天狗とオオカミ人間なら・・・」(パシッ

 

 

マトラから受け取った酒を受け取り、ゴクゴクと飲み干すと、

 

 

呑子「五合ってところかしらぁ?」(ゴゴゴゴゴ

 

 

呑子の額から角が生えて、肌も少し褐色肌になり髪も逆立っている状態になった。

 

 

かるら「マトラ!お主余計なことを!?」

 

秋宗「待って下さい呑子さん!俺らもう喧嘩しませんから!」

 

マトラ「うおぉぉぉ!?いいぜ!来やがれ宵ノさ・・・」

 

 

 

 

 

ゴオォォォォッ!!

 

 

 

 

 

呑子の角から解き放たれたとてつもない霊力が3人を飲み込んだ。

 

 

かるら「こ、これが宵ノ坂の力・・・!!」

 

マトラ「す、すげえぇぇぇ!!」

 

秋宗「何でこんなことにいぃぃぃ!?」

 

 

3人は吹き飛ばされてしまい、空へ向かって、キラーンと星になってしまった。

 

この光景を見て、紫音は思った。

 

 

紫音「・・・ひとつわかったッス。番長勝てない」

 

千紗希「いいんだよそれで。だって人間だもの」

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

~午後0時~

 

騒ぎの後、ゆらぎ荘へ戻って来た秋宗たちは、温泉に浸かって、大広間にて、みんなと一緒に仲居さんと千紗希の作ったイタリアン料理を食べていた。

みんな浴衣に着替えて、紫音は秋宗の隣に座っていた。

 

 

コガラシ「お~!うまいなこれ!」

 

幽奈「さすが千紗希さんです!」

 

朧「いつもながら素晴らしい腕だな、師匠!」

 

かるら「ぬうぅ、千紗希と言ったか、やりおるわ!」

 

千紗希「あ、ありがと///・・・」

 

 

みんなから料理の腕を褒められた千紗希は少し照れてしまう。

 

 

秋宗「凄いな宮崎は、こんな絶品料理を作れるなんて。もういっそのことコガラシのお嫁さんになっちまったらどうだ?」(ニヤニヤ

 

コガラシ「は!?///西条!?///」

 

千紗希「お、お嫁さん!?///」

 

紫音(ッ!ナイスサポートッスよ秋宗兄さん!)

 

 

秋宗の冗談発言にコガラシと千紗希は揃って顔を赤くしてしまい、紫音は心の中で秋宗にグッジョブした。

 

 

かるら「秋宗!貴様は妾の味方じゃろ!?何故千紗希の味方をするのじゃ!?」

 

秋宗「だったらお嬢も料理の練習しときなよ。料理出来ないお嫁さんなんて炭酸のないコーラみたいなもんだからな」(ゴクゴク

 

夜々「例えがよく分からない」

 

 

秋宗はコップに入っていた飲み物を一気に飲み干した。

 

 

紫音「・・・秋宗兄さんも料理できるお嫁さんがいいんですか?って、秋宗兄さん?聞いてます?」

 

秋宗「・・・・・」(コトッ

 

 

紫音は秋宗に呼び掛けるが、秋宗は顔を伏せてコップを静かにおいた。

 

 

仲居さん「あの、秋宗くん?どこか具合でも悪いのですか?」

 

 

仲居さんが心配になり声をかけると、秋宗はゆっくりと顔をあげて・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋宗「・・・大丈夫ですよぉ~仲居さぁ~ん///俺はこの通りぃ、なぁんともないですよぉ~?///」

 

 

 

 

 

コガラシたち『・・・・・え?』

 

 

 

顔を赤くして喋り方もおかしくなっている秋宗を見て、一同は唖然となってしまう。

 

 

コガラシ「・・・誰だアイツ?あんな酔っ払いいたか?」

 

雲雀「私の記憶が正しければ、あれは秋宗くんだよ」

 

狭霧「私の記憶が正しければ、西条秋宗はあんな酔っ払いではないぞ」

 

呑子「・・・ひょっとして」

 

 

呑子は秋宗が先ほど使っていたコップの匂いを嗅いだ。

 

 

呑子「あらぁ~秋宗ちゃん間違えてお酒飲んじゃったのねぇ」

 

かるら「ま、マズいぞ・・・!」

 

マトラ「うっわ~、やばいなこりゃあ・・・!」

 

 

かるらとマトラは酔っ払った秋宗を見て冷や汗をかいてしまった。

 

 

コガラシ「ど、どうしたんだ2人とも?」

 

かるら「秋宗は酒がもの凄く弱くて、一口飲んだだけでも酔ってしまうのじゃ!しかも酔っ払ってる間は何をしでかすか予測がつかん!」

 

マトラ「コイツはもうただのオオカミじゃねぇ!夜のオオカミだ!」

 

幽奈「よ、夜のオオカミですか!?」

 

 

幽奈たちが騒いでいると、

 

 

秋宗「じゃあ~///気分がよくなってきたところでぇ~///暴露大会やりまぁ~すぅ!///」

 

 

秋宗が勝手に暴露大会開催を宣言した。

 

 

仲居さん「ば、暴露大会?」

 

秋宗「エントリーNo.1番!///こゆずぅ!///」

 

こゆず「え?ボク?」

 

 

秋宗が勝手に進行してこゆずの名前を挙げた。

 

 

秋宗「こゆずは宮崎のブラジャーをぉ///枕にして寝たことがありまぁ~す!///」

 

こゆず「なんで知ってるの!?」

 

千紗希「こゆずちゃん!?ホントなの!?」

 

こゆず「ごめんなさい千紗希ちゃん・・・!」

 

 

秘密をさらされたこゆずは千紗希に問い詰められて謝った。

 

 

秋宗「続いてぇ!///エントリーNo.2番!///雲雀ぃ!///」

 

雲雀「雲雀も!?」

 

秋宗「先週雲雀はぁ///通販サイトでぇ///膨胸パットの種類を見てましたぁ!///」

 

雲雀「わぁー!?///言わないでよー!///」

 

 

秋宗から秘密を暴露された雲雀は顔を赤くして声をあげてしまう。

 

コガラシ「緋扇!西条を止めろ!」

 

かるら「無理じゃ!酔っ払ったアイツを止めるのに緋扇邸総動員させたのじゃぞ!妾たちだけでは・・・!」

 

 

そんな時、

 

 

紫音「落ち着いて下さい秋宗兄さん!」

 

 

紫音が1人で秋宗を止めようとした。

 

 

千紗希「紫音ちゃん!危ないよ!」

 

狭霧「逃げるんだ!」

 

紫音「大丈夫ッス!自分が秋宗兄さんを食い止めてる間に皆さんは避難を!」

 

秋宗「・・・しぃ~お~ん~」(ガシッ

 

 

紫音が振り返ったと同時に、後ろから秋宗が肩を掴んだ。

紫音が覚悟を決めたその時、

 

 

 

 

 

ギュッ

 

 

 

 

 

紫音「・・・へ?///」

 

 

秋宗が後ろから紫音に抱きついて、

 

 

ゴロンッ

 

 

2人一緒に寝転がった。

 

 

紫音「あ、秋宗兄さん・・・!?///」

 

秋宗「あったけぇ~///それにいい匂い~///」(スンスン

 

紫音「ひゃあっ!?///」

 

 

秋宗に首筋の匂いを嗅がれた紫音は思わず声をあげてしまう。

 

 

幽奈「ハレンチですぅ!///」

 

呑子「あら~、秋宗ちゃんったら大胆ねぇ~」

 

千紗希「西条くんもやっぱりオオカミさんだったんだ!?///」

 

朧「何を言ってる?西条は元からオオカミだぞ?」

 

 

この光景を見て、幽奈たちは顔を赤くしてしまう。

 

 

秋宗「・・・なんか邪魔だなこれ///」(ガシッ

 

紫音「秋宗兄さん・・・!?///何を!?///」

 

 

秋宗が紫音の来ていた浴衣を掴むと、

 

 

 

 

バッ ポロンッ

 

 

 

 

 

紫音「なぁっ!?///」(カアァァァァ

 

 

浴衣を脱がせてしまい、紫音の胸がさらけ出されてしまった。

 

しかもこれだけでは終わらず、

 

 

秋宗「はぁ~///柔らけぇ~///」(ふにゅふにゅ

 

紫音「ちょっ!?///秋宗兄さん!///やめてくださいよぉ!///」

 

 

紫音の胸を秋宗は揉みまくってしまう。

 

 

雲雀「コガラシくんは見ちゃダメェ!///」

 

コガラシ「見てない!俺は見てないぞ!///」

 

朧「あの西条がここまで豹変するとは・・・!冬空に酒を飲ませれば子作りまでいけるのではないか・・・!?」

 

狭霧「こんな時に何を言ってるんだお前は!?///」

 

仲居さん「あっ!皆さん見てください!秋宗くんの様子が・・・!」

 

 

仲居さんが秋宗の様子に気づいて、振り向いているコガラシ以外が秋宗を見ると、

 

 

秋宗「・・・くぅー、くぅー、くぅー」

 

夜々「・・・寝てる?」

 

 

いつの間にか、秋宗が寝息を立てて眠っていた。

 

 

かるら「・・・どうやら眠ったようじゃのう」

 

マトラ「一時はどうなることかと思ったけど」

 

幽奈「と、取り敢えずは一安し・・・あ」

 

 

幽奈があることに気がついた。

 

それは・・・

 

 

紫音「ッ~!!///」

 

 

胸を触ったまま眠っている秋宗から紫音が抜け出せずにいた。

 

 

呑子「取り敢えず、秋宗ちゃんを剥がしましょうか」

 

千紗希「ごめんね紫音ちゃん!こんなことになって!」

 

紫音「お気になさらず!///覚悟の上ッス!///」(見られた!男の人におっぱい見られた挙げ句!触られてしまったッス!)

 

 

その後、酔いが覚めた秋宗が事情を全て聞いて、紫音に対して滅茶苦茶謝ったのは、言うまでもない。

 

 

 




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