緋扇邸のオオカミくん   作:アニアス

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更新遅れてすんません!!
ではどうぞ!


第36話 パンチラ大会

~ゆらぎ荘~ 午後6時

 

 

うらら「つまり、冬空くんはな?女子にパンツ見せてもらわな・・・死ぬんや」

 

 

ピシャァァァッ!! ゴロゴロゴロ・・・

 

 

雨が激しく降り雷も鳴り響いている天気の中、ゆらぎ荘の大広間では布団に横になって顔色が悪いコガラシを囲み、幽奈、狭霧、呑子、夜々、千紗希、仲居さん、こゆず、朧、雲雀、かるら、マトラ、うららの12人が集まっていた。

そしてうららの口から訳が分からない発言が出て来て一部はポカンとなってしまう。

 

 

仲居さん「えっと・・・何言ってるか分かんないんですけど・・・?」

 

千紗希「わ、私も急に朧さんに連れてこられて全然状況がわかんないんだけど!?」

 

朧「浦方が師匠も必要だと言うものでな」

 

 

状況がまったく読み込めない仲居さんたちはどういうことなのかと少し混乱していた。

 

 

狭霧「みんなすまない。私から簡単に説明させてもらおう・・・」

 

 

狭霧の話によると、今日の放課後、狭霧と雲雀はとある討伐任務を遂行していたのだが、敵は出鱈目で多種多様な呪いを操るとても厄介な悪霊だった。

悪霊を追い込んでいる中、偶然バイト中のコガラシに居合わせてしまい、コガラシの拳で悪霊を倒すことができた。

しかし問題はその後だった。

悪霊は消滅する直前、最後の力を振り絞りコガラシに強力な呪いを掛けてしまったのだ。

 

 

うらら「そんでウチが解析したところ、12時間以内に女子のパンツを12枚見ないと死ぬっちゅー呪いやと判明したんや・・・!」

 

千紗希「だからなんなのその呪い!?」

 

 

馬鹿げている話かもしれないが、実際コガラシにその呪いが掛かっているため信じざるを得なかった。

 

 

千紗希「じゃ///じゃああたし、冬空くんにパンツ見せるために!?///」

 

朧「いかにも」

 

こゆず「ごめんね千紗希ちゃん。葉札術で出したパンツじゃダメだったからさ~」

 

幽奈「やっぱり本物の女の子でないとってことになりまして・・・」

 

うらら「呪いが強すぎてウチも大天狗でも解呪できひんかってな・・・!」

 

呑子「あらあらぁ~また大変なことになっちゃってるわねぇ~」

 

かるら「ぬぅ、妾もまだまだ未熟よの・・・!///」

 

マトラ「ま、まぁおひいさんのためだ!///一肌ぬぐぜ!///」

 

仲居さん「12枚ってことはやっぱり私も・・・!?///」

 

狭霧「すみません、我々が不甲斐ないばかりに・・・!///」

 

夜々「コガラシ相変わらず呪いや術には弱いの」

 

雲雀「うぅ、黒龍神も一撃だったのになんで・・・!?」

 

 

みんながコガラシの安否を心配する中、

 

 

コガラシ「う、うぅ・・・!」

 

幽奈「コガラシさん!?」

 

 

呪いで身動きがとれず具合の悪いコガラシがゆっくりと口を動かした。

 

 

コガラシ「すまねぇみんな・・・!お、俺が不用意に、悪霊に近づいたりしなけりゃぁ・・・!無理だけは、しないで、く、れ・・・」

 

 

自分があと数時間で死ぬかもしれない状況にも関わらずみんなの心配をしてくれているコガラシに幽奈たちは絶対助けなければと思った。

 

 

狭霧「も、元は我ら誅魔忍の責任だ!誅魔忍を代表して先陣を切らせてもらおう!」

 

 

自分の力不足に誰よりも責任を感じている狭霧が一番手でパンツを見せることになった。

 

狭霧は恥ずかしさを堪えながらプルプルとスカートの裾を捲りパンツを見せたのだが、

 

 

マトラ「・・・遠くね?」

 

 

マトラの言う通り、狭霧は部屋の隅まで下がってパンツを見せていた。

やはりパンツを見せるなど卑猥な行為はいざとなると踏み留まってしまう。

 

 

狭霧「どうだうらら!?///効果はあったか!?///」

 

 

恥ずかしさに目を瞑っている狭霧はうららにコガラシの状況を聞いた。

 

しかし、

 

 

うらら「あかんわ狭霧!」

 

狭霧「なにぃ!?///」

 

 

まったく効果がないことに狭霧は驚いてしまう。

 

 

うらら「冬空くんがパンツを見るとこの額の紋章に火が灯るはずなんや!この12のパンツ全てに火が灯った時、冬空くんの呪いは解ける!」

 

狭霧「なんだそのギミック!?」

 

 

コガラシの額には骸骨の紋章が刻まれているが、その回りをパンツで囲っている模様になっている。

 

 

うらら「冬空くんは目が霞んどるんや!もっと近くで見せたり!大丈夫や!意識朦朧で何見とるかよく分かってへんはずや!」

 

狭霧「くぅ・・・!///うぅ~・・・!///」

 

 

先陣を切ると言ってしまったため狭霧はもう引き下がれず覚悟を決めてコガラシの近くへ寄り、

 

 

狭霧「ここ、これでどうだ・・・!?///」

 

 

至近距離でスカートを捲りパンツを見せた。

ちなみに色は白でタイツ越しで見せていた。

 

 

うらら「ほら冬空くん、パンツやで」

 

 

うららはコガラシの身体を起こしてパンツを見えるようにした。

 

 

雲雀「ホントもうなんなのこれ!?///」

 

千紗希「あ、あの雨野さんがここまで・・・!///」

 

 

これから自分たちもパンツも見せるとなると恥ずかしくてコガラシと顔を合わせられないと思ってしまう。

 

すると、

 

 

ボッ

 

 

コガラシの額の紋章に火が1つ灯った。

 

 

うらら「やったで狭霧!複雑な呪いやからちょいと心配やったけど、ウチの解析は合っとったようやな!」

 

千紗希「本当なんだね呪いって・・・」

 

 

千紗希は呪いが本当なのだと信じ、狭霧は緊張の糸が切れて恥ずかしさのあまりにドッと落ち込んでいた。

この調子でトントン見せていこうとうららが進めようとすると、

 

 

 

 

 

???「まったく、呆れて何も言えないわ」

 

 

 

 

 

大広間に聞き覚えのある声が聞こえて幽奈たちが振り向くとそこには、

 

 

幽奈「七海さん!?」

 

 

いつの間にかゆらぎ荘に来ていた七海が壁に背もたれしながら腕を組んでいた。

 

 

七海「話はすべて盗聴k・・・んんっ!話はすべて偶然聞かせてもらったわ」

 

雲雀「今盗聴機って言いかけたよね!?」

 

仲居さん「まさか仕掛けてあるんですか!?」

 

 

雲雀と仲居さんは盗聴機がどこかにあるのかと大広間を見渡した。

そんな2人をよそに七海は狭霧の前まで歩いて目の前に立った。

 

 

七海「堅物さん、何なのあの見せ方は?ただスカートを捲るだけなんて。普通にも程があるわよ。オマケに色も白でタイツ越し?はっ!そんなんでやっさんを堕とせるとでも思ってるの?」

 

狭霧「"堕とす"とはなんだ!?///私だって好きでやってる訳ではない!///それにどのように見せても問題は!///」

 

七海「シャーラップ!言い訳は聞きたくないわ!もっと腕を磨きなさい!」

 

狭霧「どこを磨けばいいのだ!?///」

 

 

パンツの見せ方に徹底してダメだしをしてくる七海に狭霧はただ突っ込むことしか出来なかった。

 

一通り言い終えた七海は机の上に置かれていた雑誌をクルクルと丸めてマイクのように持ち、

 

 

七海「はい!というわけで始まりました!第1回!やっさんを堕とせ!パンチラ大会~!」

 

千紗希「なんか始まっちゃったよ!?」

 

 

勝手にパンチラ大会の開催を宣言してしまい、幽奈たちは呆然と見ることしか出来なかった。

 

 

七海「司会実況兼審査員はこの私!七海が努めさせていただきま~す!」

 

仲居さん「ふざけないで下さいよ七海さん!」

 

うらら「せやで!これは遊びとちゃうんや!」

 

七海「さて!この中にやっさんを堕とせる選手は現れるのか!?」

 

かるら「人の話を聞かぬか!」

 

 

トントン進めていく七海にみんなはふざけるなと言うが、そんなことなどお構い無しに七海は司会をやめようとはしなかった。

 

 

七海「優勝者には、こちらの『女王秘書と醜いブタ社長第35シリーズ』のDVDを贈呈しまーす!」

 

幽奈「いりませんよそんなの!///」

 

夜々「というより、それ35シリーズもあるの?」

 

 

七海の手にはDVDがあるがパッケージには鞭を持った秘書が肥満体の中年男性を踏みつけているなんともおぞましい写真が掲載させていた。

こんなものを欲しがるのはよっぽどのマニアくらいしかいないだろう。

当然幽奈たちはそんなものなど欲しくはない。

 

 

七海「さらに副賞は焼肉店『肉まみれ』のお食事券2名様分もありますので頑張って下さいね~!」

 

雲雀「優勝商品そっちでいいじゃん!」

 

 

ポケットから焼肉店のお食事券を2枚取り出してヒラヒラと幽奈たちに見せびらかした。

こっちならまだ欲しいと思うが、七海の次の一言で幽奈たちの目の色が変わってしまった。

 

 

七海「このお食事券があれば"2人っきり"で行けるから"より親密な関係"になれるわねぇ~」

 

幽奈・千紗希・かるら・雲雀『!!!!』

 

 

『2人っきり』と『より親密な関係』の2つの言葉に幽奈と千紗希、かるらと雲雀は反応して想像してしまった。

コガラシと2人っきりで焼肉店で親密になっている光景を。

 

 

幽奈「で、では次は私が見せます!」

 

 

焼肉店のお食事券が欲しくなった幽奈はパンツを見せようとコガラシの元へ寄ろうとするが、

 

 

かるら「いいや!妾が先じゃ!」

 

雲雀「雲雀が先だよ!」

 

千紗希「私が先に見せるよ!」

 

 

あとの3人も幽奈に遅れを取らせまいと率先してパンツを見せようと名乗り出るが被ってしまったため互いに見合ってしまう。

 

 

かるら「貴様らそこまでしてかような不埒なDVDが欲しいと申すか!?」

 

千紗希「欲しくないよ!」

 

雲雀「雲雀が欲しいのはお食事券だよ!」

 

幽奈「あの!名乗りを上げたのは私が先なんですけど・・・!」

 

 

なんとしてでもお食事券が欲しい4人は我先にと見せようとするが中々話が決まらず言い争っていた。

それを見て呑子は呆れていた。

 

 

呑子「先に私たちからやっちゃいましょうかぁ。それに焼肉も行きたいしぃ」

 

夜々「う!」

 

朧「浦方、私の下着はぱんつではないのだが」

 

うらら「下着なら大丈夫やと思うで」

 

狭霧「何故そう平然と!?///」

 

 

なんの躊躇いもなくパンツを見せようとする呑子たちに狭霧はもう呆然とするしかなかった。

 

そして3人はパンツをコガラシに見せた。

 

 

呑子「もぉ、変な呪いにかかっちゃダメよぉ~?」

 

朧「冬空、お前を死なせはしない・・・!」

 

夜々「元気になって、コガラシ!」

 

 

呑子は真っ赤色、朧は白いフンドシ、夜々は深い緑色をそれぞれ履いていた。

 

 

ボッボッボッ

 

 

それを見たコガラシの額の炎も3つ連続で灯っていった。

 

 

雲雀「あぁっ!?呑子さんたちに先越されてる!?」

 

かるら「お主らが邪魔するからじゃ!」

 

幽奈「お互い様ですぅ!」

 

千紗希「だから喧嘩はよくないって・・・!」

 

 

言い争っている4人をよそに七海の審査が始まった。

 

 

七海「酔っ払いさんは大人の色気を誘う真っ赤なデザインで素敵ね。対照的に眼帯さんはフンドシという斬新なセンス。ネコさんはただパンツを見せるだけでなく敢えてお尻を強調させるテクニック。どれも素晴らしいわ」

 

仲居さん「なんでそんな解説ができるんですか!?」

 

 

真剣な目で審査をする七海に仲居さんは突っ込んでしまう。

 

 

七海「決まったわ!酔っ払いさん76点!眼帯さん68点!ネコさん78点!」

 

呑子「えぇ~?たったそれだけぇ~?」

 

朧「やはり色のある下着をつければ良かったか・・・」

 

夜々「夜々が1番なの!」

 

 

呑子は点数に不満を持ち、朧は顎に手を当てて反省点を述べ、夜々は現段階で自分が1番だということに喜んだ。

 

 

七海「ちなみに堅物さんは28点だから」

 

雲雀「狭霧ちゃん赤点!?」

 

狭霧「前から思っていたがお前私を嘗めてるだろ!?」

 

 

結構なダメ出しをした挙げ句、低い点数を付けてくる七海に狭霧の目はつり上がっていた。

みんながギャーギャーと騒いでいる中、仲居さんがうららにこっそり話しかけた。

 

 

仲居さん「あ、あのー///どうしても履いてる状態で見せなきゃだめなんでしょうか?///」

 

うらら「えっ?あぁせやねん、パンツ見せるだけ見せてもダメやったんや」

 

 

こゆずの葉札がダメならば本物のパンツならどうだと試してみたものの額の火が灯ることはなかった。

 

 

うらら「ま、まぁなんやったら七海に代役を任せるように頼んでみるで!」

 

 

仲居さんに無理をさせる訳にはいかないとうららは七海に代役を頼もうとするも、

 

 

仲居さん「・・・いえ!やります私!」

 

 

コガラシにパンツを見せることを決意した。

 

かるらたちが襲撃に来た時、自分が何も出来なかったことに不甲斐なさを感じていた。

だからこそ、どんな辱しめを受けようともそれでコガラシが助かるならば、

 

 

仲居さん「出来ることがあるならば私は・・・!///」

 

こゆず「じゃあボクと一緒にやろうよ!誰かと一緒なら恥ずかしくないし!」

 

うらら「せ、せやな!ほならウチも便乗させてもらおかな・・・!///」

 

 

恥ずかしさを押しきってパンツを見せようとする仲居さんにこゆずとうららも一緒にパンツをコガラシに見せて上げようと決めた。

 

そして3人はパンツを見せた。

 

 

うらら「こ、これでどや!?///」

 

仲居さん「あ、あんまり見ないでください・・・///」

 

こゆず「はい!パンツだよコガラシくん!」

 

 

うららは薄い水色、仲居さんは白、こゆずも白だがネズミがプリントされているパンツを履いていた。

そしてコガラシの額の火も灯っていった。

 

 

千紗希「ってこゆずちゃんまで何やってんのー!?」

 

こゆず「ボクだってコガラシくんを助けたいんだもん!」

 

 

千紗希はこゆずを人間社会で生活できるように教育しているためこのようなことをさせないように目を配っていたがいつの間にか見せていたため驚いてしまう。

 

 

七海「んー・・・うらさんもネコさんと同じようにお尻を強調させているけど色はもう少し派手でもいいんじゃないかしら?タヌキちゃんは恥ずかしがらずに元気いっぱいにパンツを見せてあげるなんてやるじゃない。仲居さんは影でパンツがはっきり見えないけど敢えてそうすることにより見る側は『一体どんなのを履いてるんだ?』という期待感が膨くらむわ、まさか仲居さんがこんな手の込んだことをするなんてね」

 

雲雀「何なの七海ちゃん!?パンチラのプロなの!?」

 

 

七海の分かりやすい解説も終わり採点を告げようとした時だった。

 

 

スゥッ

 

 

浩介「七海!やっぱりここにいた!」

 

 

襖が開きそこには浩介が立っていた。

 

何故浩介がゆらぎ荘にいるのかというと、七海が突然家を飛び出して何処かへ行ってしまったため浩介も慌てて探しに行った。

そうしている内にゆらぎ荘へ行ったのではないかと思いここへ来たのだった。

 

 

浩介「何やってんのここで?いきなり来たら仲居さんたちに迷惑で・・しょ・・・?」

 

 

浩介が大広間へと入り七海に説教しようとするが浩介は言葉が途切れてしまった。

何故なら仲居さんとこゆず、うららの3人が布団に横になっているコガラシにパンツを見せていたのだから。

状況が読み込めない浩介は何が何だか理解出来なかった。

 

 

浩介「は・・・!?///へ・・・!?///」

 

 

パンツを見られた仲居さんは、

 

 

仲居さん「キッ、キャーーーー!!!!///」(ビュンッ

 

 

ガァンッ!!

 

 

浩介「グハァッ!?」

 

 

バタリ・・・

 

 

思わず机の上に置かれていた湯飲みを浩介目掛けて投げてしまった。

湯飲みは見事に浩介の頭にヒットしてそのままうつ伏せに倒れてしまった。

 

 

仲居さん「あぁっ!?すす、すいません浩介くん!つい!」

 

呑子「大丈夫浩介ちゃん!?」

 

夜々「思いっきり湯飲みが頭に当たったの」

 

 

心配する仲居さんたちを代表して狭霧が浩介の安否を確認しようとうつ伏せから仰向けへと体制を変えて呼吸や心臓の音などを聞いた。

 

 

狭霧「・・・大丈夫です。どうやら気を失っているだけのようですので」

 

幽奈「良かったです~!」

 

七海「まぁ浩介のことはさておき、点数発表するわよ」

 

朧「平賀に対する扱いが酷いな・・・」

 

 

仰向けで気を失っている浩介を余所に七海の口から仲井さんたちの点数が発表された。

 

 

七海「うらさん65点!タヌキちゃん71点!仲居さん81点!」

 

こゆず「やったね仲居さん!今1位だよ!」

 

仲居さん「嬉しくないですよこんな1位・・・!///」

 

 

暫定で仲居さんが1位なのだが本人は恥ずかしさのあまりに手を顔で覆ってしまう。

 

 

マトラ「さてと、じゃあそろそろアタシもいっとくか///」

 

 

頬を少し赤くしながらもマトラはコガラシの側に座りスカートを捲った。

ちなみにスカートの下はスパッツを履いていた。

 

しかし、

 

 

シーン・・・

 

 

マトラ「あん?紋章に火ィつかねぇな?」

 

 

見せたにも関わらずみんなと同じように火が灯らないことにマトラは首を傾げてしまう。

 

 

うらら「どうやらスパッツじゃあかんみたいやな」

 

マトラ「んだとぉ~!?///」

 

 

うららの推理にマトラは声を上げてしまう。

ちゃんとスパッツの下も履いているため問題はないがいざとなると恥ずかしさが込み上げてきてしまう。

それでも幼なじみのかるらの為にとそれらを押し殺して、

 

 

マトラ「ったく!///ほらよっ!///」

 

 

スパッツを下ろして虎柄のパンツを見せた。

それによりコガラシの紋章にも火が灯った。

 

 

マトラ「はー・・・///八咫鋼のくせにしょーもない呪いにかかりやがって・・・!///」

 

 

自分の番が終わりスパッツを履き直そうとしたその時、

 

 

スゥッ

 

 

秋宗「ったく最悪だなオイ。コンビニ行ったら途中で雨降ってくるとか不幸すぎるだ・・ろ・・・」

 

 

出掛けて帰って来た秋宗が愚痴を言いながら襖を開けて入って来た。

髪も雨で濡れて服も肩の辺りがびしょびしょになっていた。

入って来たと同時に秋宗は絶句してしまった。

何故なら幼なじみの1人がスパッツを下ろしてパンツを露にしていたのだから。

 

 

秋宗「ね、姐さん!?///何やって!?///」

 

 

パンツを秋宗に見られたマトラは、

 

 

マトラ「こっ、こっち見るんじゃねぇーーーーーーーー!!!!///」(ブンッ

 

 

ズドォン!!

 

 

秋宗「ゲボォォ!?」

 

 

バタリ・・・

 

 

秋宗の脇腹にボディブローを食らわした。

秋宗は訳も分からず浩介と同じようにうつ伏せに倒れてしまった。

 

 

呑子「マトラちゃんこの間秋宗ちゃんに見られても恥ずかしくないって言ってなかったかしらぁ?」

 

マトラ「いざ見られるとハズいんだよ!!///」

 

千紗希「というか西条くん大丈夫なの!?凄い音したけど!?」

 

かるら「大丈夫じゃ。少なくとも骨は折れとらん筈じゃからのう」

 

 

秋宗を浩介の隣に寝かせて七海によるマトラの採点が始まった。

 

 

七海「始めはスパッツを見せて『えっ?それで終わり?』と思わせておきながら更にそこからパンツを見せる技、『パンツダブルフェイント』を鵺さんが使えるなんて!これは驚きだわ!89点!」

 

雲雀「まさかの高得点!?」

 

マトラ「ッシャア!!どうだ荒覇吐!!」

 

 

呑子より点数が高いことにマトラは思わずガッツポーズになってしまう。

 

これで残りは幽奈、千紗希、雲雀、かるらの4人だけになってしまった。

 

 

幽奈「いつの間にか私たちだけですよ!」

 

かるら「ええい!ならアミダくじでどうじゃ!」

 

雲雀「そ、それならまぁ・・・!」

 

千紗希「用意するね!」

 

 

誰が先に見せるか揉めないようにアミダくじで順番を決めることにした。

 

その結果、1番千紗希、2番かるら、3番雲雀、4番幽奈と順番が決まった。

 

 

千紗希「じゃ、じゃあ行ってくるね!///」

 

 

千紗希はコガラシの側へよりスカートを上げようとするが、

 

 

千紗希(うぅ・・・やっぱり恥ずかしいよ・・・!///お食事券が欲しいあまりに見せるとか言っちゃったけど・・・!///)

 

 

コガラシにパンツを見せることに躊躇してしまう。

男子の前でパンツを見せるなど死ぬほど恥ずかしい行為は舌を噛んでもやりたくない。

 

だが、

 

 

千紗希(こんなことで元気になってもらえるなら!///いくらでも見せてあげる!///)

 

 

覚悟を決めてスカートを捲りパンツを見せた。

色は桜色でデザインは前に小さいリボンがついているものだった。

 

 

うらら「はいオッケーや!」

 

こゆず「七海ちゃん!千紗希ちゃんの得点は!?」

 

 

こゆずは千紗希が何点か七海に聞こうとすると、

 

 

七海「う~ん・・・」

 

 

七海は腕を組んで難しそうな表情を浮かべていた。

 

 

雲雀「どうしたの?」

 

七海「いや、色とデザインは文句なしだったんだけど、見せ方がねぇ・・・これじゃあ80点以上は上げられないわ」

 

 

七海の言うとおり、千紗希はただスカートを上げただけのため夜々とマトラに比べたら至って普通すぎる。

その為七海も何点にするか悩んでしまう。

 

 

呑子「七海ちゃんそれは可哀想よぉ!」

 

朧「そうだぞ、師匠は恥ずかしさを押しきってまでも下着を見せたのだ。その心意気くらいは汲んでやれ」

 

夜々「せめて80点以上はつけるの!」

 

千紗希「もうやめて・・・!///気持ちは嬉しいけどもういいから・・・!」

 

 

呑子たちがブーイングするも千紗希はあまりの恥ずかしさに体育座りで顔を伏せてしまう。

しかし七海はそれでも悩んでしまう。

 

 

七海「確かにお母さんの気持ちは汲んであげたいけど・・・」

 

こゆず「七海ちゃん」

 

 

七海が振り向くとこゆずが見たことのないような真剣な目をしていた。

こゆずはポケットに手を入れてあるものを七海に差し出した。

何を握っているのか近くにいない幽奈たちには分からなかった。

手から何かしらの布がはみ出ているのは分かったが。

 

 

こゆず「千紗希ちゃんのだよ」

 

七海「・・・・・」

 

 

しばらくの沈黙が続き、

 

 

スッ

 

 

七海はこゆずが持っていたものをポケットへと仕舞った。

 

そして、

 

 

七海「お母さん92点」

 

狭霧・かるら『ちょっと待てぇ!!』

 

 

千紗希に高得点をつけた七海に狭霧とかるらは声を揃えてツッコんでしまう。

 

 

七海「何よ・・・?」

 

狭霧「明らかにこゆずから賄賂を貰っただろ!」

 

かるら「しかも察するに貰ったのは千紗希のパンツじゃろ!」

 

 

不正行為を見逃すまいと狭霧とかるらは七海を追及するが、

 

 

七海「証拠はあるの?私がタヌキちゃんからお母さんのパンツを貰ったという証拠でも?仮に私のポケットからパンツが見つかったとしてもそれはホントにお母さんのものなのかしら?」

 

狭霧「ぬぅ!?」

 

 

狭霧たちも近くで見ていなかったためこゆずから何を貰ったのかまで分からなかった。

シラを切っている七海に確たる証拠を掴めなかった狭霧はぐぬぬぬと睨むことしかできなかった。

 

 

かるら「ふん!まぁよいわ!不正だろうと妾が見事に巻き返してみせようぞ!」

 

 

しかしかるらはこれ以上七海を追及せずにコガラシにパンツを見せることにした。

 

 

かるら「そ、そもそもじゃ!///病床に臥せる者を無理に起き上がらせるものではない!///コガラシ殿はそのまま寝ておればよいのじゃ!///」

 

 

体調が優れていないコガラシに配慮してかるらは起こさなくていいとうららに言った。

 

そして寝たきりのコガラシの顔を跨ぐように膝立ちになりスカートを捲った。

 

 

かるら「つまりこれが誠の・・・///いたわりの心というものよ・・・!///」

 

 

パンツは紫でいかにも大人の女性が履きそうなデザインだった。

幽奈と雲雀はかるらの見せ方に呆然となってしまった。

 

 

秋宗「うぅ・・・」

 

かるら「!?///」

 

 

その時、気を取り戻した秋宗が上半身をゆっくりと起こした。

かるらはまだスカートを上げた状態のためパンツが丸見えになっていた。

 

 

秋宗「一体、何が・・・?」

 

 

頭を抑えながら秋宗が辺りを見渡そうとした時、

 

 

かるら「見るでないわぁーーーー!!!!///」

 

 

ズバァン!!

 

 

秋宗「ブベラッ!?」

 

 

 

かるらが秋宗の顔面に膝蹴りを食らわしてしまい、秋宗は再び倒れてしまった。

仲居さんは気を失っている秋宗と浩介を見て可哀想にと思ってしまった。

ピクピクと少し痙攣している秋宗を余所に七海は審査を始めた。

 

 

七海「成る程!見る側を敢えて下から見させることにより更に興奮を高まらせる・・・!やるわね天狗さん!95点!」

 

かるら「どうじゃ見たか!///お食事券は妾のものじゃ!///」

 

 

涙目になりながらも暫定1位のかるらは勝った気の顔になっていた。

 

 

雲雀「雲雀だって負けないもん!///」

 

 

しかし雲雀は諦めなかった。

お食事券を手に入れてコガラシと2人きりで行くために。

 

かるらと同じように膝立ちで股がりスカートを捲った。

色は水色と白の縞模様だが、これではかるらと同じである。

更に雲雀はここからアレンジを加えた。

 

 

雲雀「雲雀だって・・・!///雲雀だって・・・!///」(シュル・・・

 

 

なんと腰の紐をほどいてギリギリ見えないところまで下ろした。

 

 

七海「紐パンほどき!?ただパンツを見せるだけでなく見えるか見えないかのギリギリのラインまで下ろすなんて!素晴らしいわまな板さん!97点!」

 

かるら「なんじゃとぉぉぉ!?」

 

 

まさかのどんでん返しで雲雀が逆転してしまいかるらは畳に手をついてしまう。

 

 

かるら「おのれぇ誅魔忍風情がぁ!!」

 

雲雀「これでもう雲雀の勝ちだよ!!」

 

七海「まだよ!まだ幽霊さんが残ってるわ!」

 

 

いつの間にか盛り上がってきてしまい最後の幽奈は頭がオーバーヒートしてしまいそうなくらい顔が赤くなっていた。

 

 

幽奈(か、かるらさんも雲雀さんもすごいですぅ!///一体どんな下着なら!?///どんな見せ方なら!?///)

 

 

大逆転してお食事券を手に入れるためにはどうすればいいのだろうと必死になって考えていた。

審査されているのは色、デザイン、見せ方、これらすべてを完璧にするパンツはどんなのだろうと悩んでいると、

 

 

コガラシ「はぁ・・・はぁ・・・」

 

幽奈「!」

 

 

苦しい表情のコガラシの顔が視界に入った。

 

幽奈は我に返り改めて考えた。

自分たちはお食事券を手に入れるためにパンツを見せているのではなくコガラシを助けるためにパンツを見せていると。

 

 

幽奈(・・・バカでした私は。本当はお食事券なんてどうでもいいんです)

 

 

幽奈は膝立ちで股がり、

 

 

幽奈(ただ、コガラシさんのために・・・!!///)

 

 

浴衣の裾を捲った。

 

そしてその下は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何も履いていなかった。

 

 

 

 

 

雲雀「履いてないじゃん!?///」

 

かるら「やりおったなこの痴女めがぁぁ!!///」

 

幽奈「ちちち違うんですぅ!!///」

 

 

恥ずかしさのあまり幽体変化するのを忘れていたためノーパンでコガラシに見せてしまった。

 

 

七海「ここでまさかのエアパンツ!履いてないと見せかけて実は空気パンツを履いてるとアピールするなんて!裸の王様もビックリだわ!技術点は100点よ!」

 

幽奈「ひゃっ、100点!?」

 

こゆず「ということは優勝は・・・!」

 

 

七海から100点と言われて幽奈は驚いてしまう。

 

こゆずたちも優勝は幽奈で決まりかと思ったが、

 

 

幽奈「でも結果的にパンツ履いてないので基本点マイナス100点でプラスマイナス0点です」

 

幽奈「はぅっ!?そんなぁ!?」(ガーン!

 

 

七海が急に真顔になり冷静にジャッジして幽奈は0点と点数を決めた。

技術点では100点にも関わらず基本点でマイナス100点のため総合点が0点になっしまった幽奈は酷く落ち込んでしまう。

 

 

ボシュゥゥ・・・

 

 

そして大会の終わりを告げるようにコガラシの額の紋章が消えていった。

 

 

七海「ということで優勝は!雲雀選手に決まりましたー!!」

 

雲雀「ヤッターーー!!!!」

 

 

七海から優勝を告げられて雲雀は涙目になって飛び上がり喜んだ。

 

 

七海「優勝者には『女王秘書と醜いブタ社長第35シリーズ』と副賞の肉まみれのお食事券を贈呈しまーす!」

 

 

そう言って七海は卑猥なDVDとお食事券を雲雀に差し出した。

 

雲雀は奪い取るようにお食事券だけを手に取り、

 

 

雲雀「やったよ!雲雀はやったよ!」

 

 

子供のようにピョンピョンと飛んで喜びを表に出していた。

これでコガラシと2人きりで焼肉に行けると思った時だった。

 

 

仲居さん「・・・ん?」

 

 

仲居さんがあることに気がついた。

 

 

仲居さん「すみません雲雀さん、そのお食事券ちょっと見せてもらってもよろしいでしょうか?」

 

雲雀「えっ?別にいいけど・・・?」

 

 

雲雀は仲居さんなら奪い取ることはないだろうとお食事券を渡した。

仲居さんはジッとお食事券を見るとある文章に目が止まった。

 

 

仲居さん「あの・・・このお食事券、『女性限定』って書かれてあるんですけど・・・」

 

雲雀「・・・え?」

 

 

雲雀は唖然となってしまうがすぐにお食事券を確認した。

そこには確かに、女性限定と書かれていた。

 

 

雲雀「な、七海ちゃん?あの、これって・・・」

 

 

どういうことなのかとお食事券を用意した七海に聞くと、

 

 

七海「私はただ"2人っきり"で行けるから"より親密な関係"になれると言っただけよ?これで女性同士で交流を深められるじゃない」

 

 

『何を言ってるの?』と言わんばかりで嘲笑っている七海の顔を見て幽奈たちは思った。

 

 

幽奈・千紗希・雲雀・かるら(((は、嵌められたぁ!!!!)))

 

 

コガラシと2人っきりで行けると思っていたのに一体自分たちの頑張りはなんだったのだろうと酷く落ち込んでしまう。

ここまで七海の思い通りに事が運んでいたことに不甲斐なさを感じていた。

 

 

七海「まぁいいじゃない。結果的にやっさんが助かったんだから」

 

 

ぐうの音も出ない七海の正論に幽奈たちは気持ちを切り替えてそれもそうだと思った。

何はともあれコガラシの命を救うことに繋がったのだから。

 

 

うらら「ッ!いやちょい待ち!」

 

 

みんながワイワイと騒いでいるとうららが声を上げた。

コガラシの様子が可笑しいことにいち早く気づいた彼女は確認すると、

 

 

うらら「あかん、今度はブラを見せな死ぬ呪いに変わっとる・・・!」

 

 

コガラシの額には先ほどと同じ紋章が表情されているが、パンツからブラジャーへと変わっていた。

 

 

狭霧「何だとぉ!?///」

 

マトラ「今度はブラジャーかよ!?///」

 

 

また恥をかかなければならないのかと狭霧たちが顔を赤くしている時だった。

 

 

千紗希「・・・ねぇ、なんか寒くない?」

 

夜々「う?」

 

 

大広間の温度が低くなっていることに気がついた千紗希は腕を組んで手で腕を擦り寒さに耐えていた。

夜々も千紗希に言われて寒さを感じて彼女に寄り添って体温を高めた。

 

 

呑子「言われてみればそうねぇ・・・」

 

こゆず「だんだん寒くなってきてるよぉ・・・」

 

雲雀「もうこれ冬だよ!冬の寒さだよ!」

 

 

呑子たちも大広間の寒さに手にハァーと息を吹き掛けると息が白くなっていた。

雲雀の言うとおり、まるで冬並みの寒さだった。

 

 

かるら「何故急にこのような寒さに・・・ハッ!?」

 

 

するとかるらが何かに気付き顔面蒼白になっていった。

 

そしてゼンマイが切れたブリキのようにギギギと振り向くと、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋宗「・・・・・・」

 

 

 

 

 

いつの間にか気を取り戻した秋宗が立ち上がっておりかるらたちに冷たい視線を向けていた。

おまけに氷河獣王を発動させて氷の籠手をつけていた。

 

 

かるら「あ、秋宗・・・!!」

 

 

かるらの震えた声に反応して幽奈たちも振り向き秋宗が起きていることに驚いてしまう。

 

 

幽奈「秋宗さん!?いつの間に・・・!?」

 

千紗希「何あれ!?何で西条くんの腕凍ってるの!?」

 

朧「秋宗が体得した秘術、氷河獣王だ。ありとあらゆるものを凍てつかせることができるらしい」

 

こゆず「カッコいい!」

 

狭霧「感心してる場合か!?西条秋宗のやつ絶対怒ってるだろ!?」

 

 

それもそのはず。

有無を言わさず2回も殴られ気絶させられたのだから怒るのも無理はない。

 

うららはみんなを代表して秋宗の怒りを抑えようとした。

 

 

うらら「さ、西条くん!これには深~い訳があるんや!冬空くんはパンツを見せな死ぬ呪いに掛かってたんや!せやから大天狗たちにも協力してもらってやな!」

 

秋宗「・・・それだけか?」

 

うらら「へっ?」

 

秋宗「遺言は、それだけかって聞いてんだよ」

 

 

聞く耳持たず。

秋宗は指をガチャガチャと動かし全員仕留めてやると言わんばかりだった。

 

 

雲雀「どうしよう!?完全にキレてるよぉ!」

 

幽奈「ってあれ?七海さんは?」

 

 

いつの間にか七海がいないことに気がついた幽奈は辺りを見渡すと、

 

 

七海「浩介を介抱しないといけないから、みんなオオカミさんよろしくね」

 

 

ポルターガイストで浩介を浮かせて大広間から出ていった。

 

 

マトラ「あの野郎逃げやがった!」

 

仲居さん「呑子さん!なんとかなりませんか!?」

 

呑子「今お酒切らしてるからムリィ~・・・」

 

 

涙目になっている者も現れてしまい、もうここには秋宗を止められる者はいなかった。

 

そして、

 

 

秋宗「テメェら・・・ショ・ケ・イ・カ・ク・テ・イ・ナ!」

 

 

何処ぞの学園都市のLEVEL5のようなセリフを言ってユラリと女性陣へと歩き出した。

 

 

かるら「ま、待て秋宗!妾たちの話を聞いとくれ!確かにお主を2度も気絶させたことはこちらにも非がある!じゃが決してわざとでは・・・!」

 

 

怒りに飲まれて話を聞かない秋宗はユラリユラリと歩みを進め、そして・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『キャァァァァァァァァァ!!!!』

 

 

 

 

女性たちの悲鳴がゆらぎ荘に響いた。




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