呑み込んだものを狂暴化させる妖怪、べたべたに呑み込まれた妖怪に苦戦している狭霧と浩介逃れ元に雲雀が駆け付けた。
そして妖怪の正体は切った人の想い人との縁を断ちきる縁切鋏だった。
雲雀「縁を断ち切るって、どうなるの・・・!?」
呪いを受けると実際にどんな影響が出るのかピンと来ない雲雀はうららから詳しく聞いてみた。
うらら『仲井さんの運勢操作知っとるやろ?アレみたいにありとあらゆる不可抗力が働いて、二度と想い人に関わることができんようになる呪いや。顔を見ることも、声を聴くことも、手紙を受け取ることすらな・・・!』
浩介「こんな時になんて妖怪が出て来るんだ!」
コガラシにフラれて心に傷を負っている雲雀の前にタイミングが良すぎるかのように縁を切る妖怪が現れたため浩介は疲れながらも苛立ちを露にした。
呪いのことを聞いた雲雀はあることを思いついた時、
グルンッ
縁切鋏が大きく回転させて、
ギュルルルルッ!!
雲雀「!?」
まるでブーメランのように高速で回転して雲雀目掛けて突っ込んで来た。
ギャリギャリギャリギャリッ!!
雲雀は咄嗟に手裏剣を盾にして縁切鋏の攻撃を防いだものの徐々に押されていってしまっている。
狭霧「早く霊装結界を纏え雲雀!この妖怪はべたべたという別の妖怪の影響で強力になっている!私たちにはもう霊力が・・・!」
うらら『生身で縁切鋏の攻撃を受けたら縁を切られてまうで!』
浩介「霊力補給装置も使いきってもうないんだ!だから急いで・・・!」
縁切鋏との戦いでダメージと疲労が蓄積した狭霧と浩介はその場に膝をついてしまう。
今この状況でまともに戦えるのは雲雀だけのため、2人はできるだけの情報を雲雀に教えた。
ガンッ!
攻撃を防いでいた雲雀だったが縁切鋏に手裏剣を弾かれてしまい隙が出来てしまう。
それでも雲雀はまだ霊装結界を纏おうとしない。
そんな雲雀の様子を見て浩介にある考えが過った。
浩介「ッ!!まさか雲雀さん!縁切鋏の呪いをわざと受けるつもりなんじゃ!?」
狭霧「何!?」
コガラシのことを諦めようとしていたことを知っていた浩介は雲雀がそのような行動を取ってしまうと思ってしまった。
確かに呪いを受けてしまえばコガラシに会えなくなり諦められるだろう。
しかし、それは同時に大怪我をしてしまうということ。
浩介「ダメだって雲雀さん!呪いを受けても肉体的なダメージも受けちゃうんだ!」
狭霧「そうだ!下手をすれば命を落としてしまうぞ!聞いているのか雲雀!?」
そんなことをさせてはならないと狭霧と浩介は必死に雲雀に呼び掛けるも雲雀は体制を崩したまま宙へ投げ出されてしまい、縁切鋏の刃が迫って来ていた。
雲雀(・・・二度と会えなくなれば、諦められるかなぁ・・・?)
宙に投げ出されている雲雀はそんなことを考えていると頭の中にある記憶が浮かんできた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
数ヶ月前のこと。
秋宗『んじゃ、行くぞ・・・』
雲雀『う、うん・・・!』
ゆらぎ荘の庭で秋宗と雲雀が対峙していた。
この日雲雀は秋宗に勝負をしてほしいと頼んだのである。
自分の実力がどのくらい上がっているのか確かめたいとのことらしい。
秋宗が氷河獣王を発動させて拳を振り上げ、
秋宗『氷柱乱咲!!』(ズドンッ
思い切り地面に叩きつけると、
ギンギンギンギン!!!!
地面のあちこちから氷柱が飛び出して来た。
雲雀『!!』(ダッ
それを合図にするかのように雲雀は秋宗へ突っ込んで行った。
飛び出して来る氷柱を避けながら徐々に秋宗との距離を詰めていっている。
あと数メートルまで近づいたその時だった。
雲雀『ッ!?』
スタタンッ
ギィィン!!
秋宗『なっ!?』
一瞬雲雀が立ち止まり横へ飛ぶと今居た場所から氷柱が飛び出して来た。
攻撃を仕掛けていた秋宗もまさか避けられるとは思わず驚きの顔になってしまう。
雲雀『えいっ!』
その間に雲雀が突っ込んで秋宗に手裏剣を振り下ろした。
しかし、
ギンギンギンギン!!
雲雀『わわっ!?』
雲雀の足元から何本もの氷柱が飛び出して来て、刺さらなかったものの身動きが取れなくなってしまった。
秋宗『ま、こんなもんか』
そう言って秋宗が氷河獣王を解除すると氷柱も消えていった。
雲雀『はぁ~・・・』
解放された雲雀は疲れよりも秋宗に攻撃が届かなかったことに落ち込んでその場に座り込んでしまう。
コガラシ『何やってんだお前ら?』
すると騒ぎを聞き付けたコガラシが駆け付けて2人の元へ歩いて行った。
雲雀『あっ、コガラシくん・・・』
コガラシ『ほら、立てるか?』(スッ
コガラシは雲雀に手を差し出し雲雀は掴んで引っ張り起こされた。
秋宗『雲雀が勝負してほしいって言って来たからよ、それに付き合ってんだ』
コガラシ『へぇーそうなのか・・・』
秋宗『ちなみに今のところ10戦10勝で俺が勝ってるぞ』
ブイサインをして余裕の表情で秋宗は勝負結果を堂々と伝えた。
雲雀『ハァ~、やっぱり雲雀ってまだまだだなぁ~』
一回も秋宗に勝てなかった雲雀は実力が足りないことに落ち込んでしまう。
秋宗『そうでもねぇさ。最後の一撃を避けた時はマジか!?って思ったぞ。よく分かったな』
雲雀『うん、氷柱が飛び出る所に薄く霊力が見えるからもしかしたらって思っただけだよ』
秋宗『だとしてもだ。咄嗟に避けるなんていい反射神経だぞ』
秋宗は決して手を抜いた訳ではないため雲雀の咄嗟の判断力と反射神経に感心してしまう。
同時にそれほどまでに雲雀の実力が上がっている証拠でもある。
雲雀『でも雲雀なんて狭霧ちゃんに比べたら全然だよ!もっと頑張らないと!』
コガラシ『そっか!応援してんぞ雲雀!』
雲雀の頑張る姿をコガラシは笑顔で応援した。
その笑顔が雲雀にとって忘れられない笑顔になっていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
狭霧「雲雀ぃぃ!!」
浩介「雲雀さぁん!!」
縁切鋏が雲雀を真っ二つにしようと口を開いて切ろうとしていた。
狭霧時浩介はもうダメだと思ったその時だった。
どろんっ!! ガッ
正に間一髪。
切られる直前に雲雀は霊装結界を纏い攻撃を防いだ。
浩介「よかった・・・!」
狭霧「間に合っ・・・っ!?」
最悪の事態を免れることができた浩介は胸を撫で下ろすが狭霧は雲雀の霊装結界を見て目を細めてしまう。
狭霧(白い霊装結界・・・だと!?)
基本的に誅魔忍の霊装結界は黒なのだが、今の雲雀は白の霊装結界を纏っているため不思議に思ったのだった。
しかし雲雀にとってそんなことなどどうでもいいことだった。
何故なら頭の中にコガラシの笑顔が浮かんでそれどころではなかったのだから。
雲雀「イヤだ・・・コガラシくんにもう会えないなんて、そんなのイヤだよ!」
シュルルル!!
やはり呪いを受けたくない、コガラシを諦める切れない雲雀は縁切鋏をここで倒すと決めた。
手裏剣を投げて縁切鋏にダメージを与えていき、縁切鋏も負けずと攻撃を繰り出していき五分五分の戦いが繰り広げられた。
シュンシュンッ
ズドンッ!ズドンッ!
雲雀だけに任せる訳にはいかない狭霧と浩介も援護をしようとクナイや弾丸を縁切鋏に当てていった。
ビキィィッ!!
そしてようやく縁切鋏の刃に大きくヒビが入った。
狭霧「亀裂が入った!もう一息だ!」
うらら『いや、ここは一時撤退や!』
浩介「え!?なんで!?」
あと少しで倒せそうにも関わらず退くように指示したうららに狭霧と浩介は驚いてしまう。
うらら『雲雀の霊装結界ももう半壊しとる!これ以上は呪いを防ぎきれへんかもしれへん!』
うららの言う通り、雲雀の霊装結界はもう狭霧以上にボロボロでもう裸同然の姿だった。
ここまでボロボロだと呪いを受けてしまうかもしれない。
雲雀「ダメだよそんなの!ここで逃がしたら他の人たちが・・・!」
ギュルルルルッ!!
絶対に逃がしたらいけないと雲雀が主張した時だった。
縁切鋏がドリルのように回転して雲雀目掛けて突っ込んで行った。
ガッ!!
咄嗟に反応できなかった雲雀は諸に攻撃を食らってしまい霊装結界がさらに破れてしまった。
狭霧「雲雀ィィ!!」
狭霧が必死に声を掛けるも、
雲雀「平気だもん!」
雲雀は即座に体制を立て直した。
雲雀「コガラシくんとの縁が切られたってなんとかして結び直してみせるし!」
うらら『んな無茶な!?』
雲雀「狭霧ちゃんがコガラシくんといい感じでも関係ないし!」
狭霧「ななな何の話だ!?///」
雲雀「まったく関係ない平賀くんになんと言われようとどうだっていい!」
浩介「なんかディスられたんだけど!?」
雲雀「それでもいつか絶対!雲雀が手に入れてみせるんだからぁぁぁ!!」
ガシャァァァン!!
雲雀のコガラシに対する想いが力となり、縁切鋏は完全に砕け散っていった。
うらら『やるやんか雲雀~!』
浩介「スゴいよ雲雀さん!」
狭霧「大丈夫か雲雀!?」
縁切鋏は残骸となっており狭霧たちは雲雀の実力に感心してしまう。
しかし雲雀はガタガタと震えていた。
雲雀「ど、どうしよう・・・!ひ、雲雀、コガラシくんとの縁、切られちゃったのかな・・・!?」
あれだけ攻撃を受けてしまったため雲雀はもしや呪いを受けてしまったのではと震えてしまう。
うらら『縁切られても構わん言うとったやないか!』
雲雀「そりゃ諦めないけど!やっぱ大変なのはヤだし!」
狭霧・浩介『ハァ・・・』
先程までの頼もしい姿は何処へ行ったのだろうと狭霧と浩介はため息をついてしまう。
一件落着に思えたその時だった。
ズバッ!!
『!!??』
突如縁切鋏の残骸の中から黒い影、べたべたが飛び出して来た。
狭霧「べたべた!?」
浩介「な、何で!?」
うらら『仕留め切れてなかったんや!』
どうやら仕留められたのは縁切鋏だけでべたべたは運良く生き残ってしまったらしい。
べたべたは先程と同じように身体の体積を広げて雲雀目掛けて飛びついて行った。
狭霧「まさか、今度は雲雀を呑み込む気か!?」
浩介「マズイよ!こっちにはもう霊力も弾丸もないよ!」
狭霧と雲雀も霊力が底を尽きており浩介も弾丸どころか霊力爆散装置も使いきっていた。
雲雀は呑み込まれてしまうという恐怖で身体が硬直して動くことが出来なかった。
雲雀(そんな・・・!雲雀は、食べられちゃうの!?)
目の前が黒で覆われている雲雀の頭の中には走馬灯のようにあの男の顔が浮かんでいた。
雲雀(助けて!助けてコガラシくん!!)
ズドバァァァァン!!
雲雀「!?」
突然べたべたの身体が粉々に散ってしまい目の前の景色の黒が全て取り除かれた。
そしてそこには、
コガラシ「よかった、間に合ったみてぇだな・・・!」
拳を突き出して額に汗をかいているコガラシの姿があった。
雲雀「コガラシくん!?」
雲雀はコガラシがここにいることに驚いてしまう。
秋宗「何だ?相手は鋏の妖怪じゃなかったのか?」
浩介「秋宗くんまで!?」
更にそこへ少し息切れしている秋宗も駆け付けて来た。
うららが打診していたため2人はここへ駆け付けたのだった。
コガラシ「なんかほぼ終わってたみたいだったな///」
秋宗「何で俺らの周りの女たちは当たり前のように裸同然なんだよ?///」
浩介「言っとくけど一緒に居たけどそんなにジロジロ見てないからね!?///」
男たちは狭霧と雲雀の裸同然の姿を見ないように顔を赤くして反らしてしまう。
すると雲雀はあることに気がついた。
雲雀「あっ、コガラシくんとまた会えたってことは、縁は切られてないってことだよね!?」(ヘタリ
縁切りの呪いを受けていないと分かった雲雀は安心したあまりにその場に座り込んでしまう。
そうでなければコガラシと会うことなどできない筈だからだ。
雲雀と狭霧は同時に霊装結界から私服へと戻った。
狭霧「だが何故だ?あれ程霊装結界を消耗した状態で呪いを防ぎきれるとは・・・」
浩介「そういえば、さっきの雲雀さんの霊装結界って白だったよね・・・?」
霊装結界の色が違うことに気がついた浩介は何か関係があるのではないかと考えた。
すると霊視通報越しでうららが呪いを受けなかった謎を解いた。
うらら『こら驚いた!さっきの雲雀の霊装結界は、ほぼ完全な霊装結界やったんや!』
狭霧「なっ!?」
雲雀「ほ、本当!?」
コガラシ「どういうことだ?」
秋宗「ほぼ完全な霊装結界?」
浩介「雨野さんの霊装結界と違うの?」
うららの言葉を聞いて狭霧と雲雀は驚嘆してしまい秋宗たちはどういうことなのかと理解出来なかった。
そもそも霊装結界とはあらゆる攻撃や術を防ぐ誅魔忍の奥義である。
これが非常に難しい術の為、狭霧の黒い霊装結界も不完全で消耗すればするほど攻撃や術を防ぎきれなくなってしまう。
しかし、完全な霊装結界であれば一切れでも纏っている限り防御力が落ちることなく完全に防ぎきることができるらしい。
雲雀「てことは雲雀・・・ついに狭霧ちゃんを越えたってこと・・・!?」
誅魔忍として狭霧を越えることを目標にしていた雲雀にとってはこれ以上ない嬉しさが込み上げてきた。
浩介「でもなんで雲雀さんがそんな完璧な霊装結界を纏えたの?」
うらら『霊装結界は心の影響を受けやすいからな~。冬空くんとの縁を切られたないっちゅー雲雀の強い想いの賜物やろな』
雲雀「!」
確かに雲雀はあの時、コガラシとの縁を切られたくないと強く思ったためそれが縁切鋏を倒す結果に繋がったのだろう。
聞いていたコガラシも顔を少し赤くしていた。
しかしコガラシは雲雀をフッているため複雑な心境だった。
少し気まずい空気が流れる中、
浩介「・・・雨野さん、秋宗くん、少し見回りしない?」
秋宗「は・・・?」
狭霧「何・・・?」
浩介が切り出して秋宗と狭霧と一緒に見回りをしないかと提案した。
浩介「もしかしたらさっきの妖怪、べたべたがもう一匹いるかもしれないからさ、また誰かに呑み込まれたら厄介じゃん」
狭霧「確かにそうかもしれんが・・・」
浩介「そうと決まったら行くよ」
そう言って浩介は秋宗と狭霧の背中を押して歩き出した。
秋宗「お、おい浩介!」
狭霧「分かったから押すな!」
少し口論をしながらも3人はその場から離れて行き、コガラシと雲雀は2人きりとなった。
雲雀は浩介が気を使ってあのようなことをしたのではないかと思いあとでちゃんと謝らなければと決めた。
雲雀「あ、あのねコガラシくん!」
沈黙の中、雲雀がコガラシに話を切り出した。
雲雀「雲雀、フラれちゃったけど・・・!やっぱりまだ、諦めたくないの・・・!だからね?このままコガラシくんのこと、好きでいてもいいかな・・・!?」
一回フラれたくらいでは簡単に諦められない雲雀はずっとコガラシと一緒にいたいと心の内を明かした。
もしかしたら断られるかもしれない恐怖に涙目になりながらも自分の思いを伝えた。
聞いてたコガラシはしばらく黙りこんだ後にこう答えた。
コガラシ「・・・俺もあれから色々考えてみたんだ。雲雀のために何かできることはねぇのかって。でも、フッた側の俺が何をしたって、雲雀の幸せに繋がらないんじゃねぇかって気がして、なんにもできねぇままだった・・・!本当は今も、冷たく突き放した方が雲雀のためになるかもしれねぇって考えてる。でもそんなのは他人が決めることじゃねぇと俺は思うんだ・・・だから」
コガラシはまっすぐ雲雀の目を見て、
コガラシ「それが雲雀の出した答えならそれでいいんだ。それで雲雀が本当に、笑顔でいられるなら・・・!」
一緒に居ても構わないと答えを出した。
雲雀「・・・うん!ありがとうコガラシくん!」
またコガラシと一緒に居られると雲雀は感極まって泣き出してしまいそうだった。
そんな2人の様子を遠くから見ている集団がいた。
秋宗「なんだかんだで結局、元の鞘に収まっちまったってか?」
狭霧「そう言うな。あれでこそ雲雀だ」
浩介「まぁこれで一件落着、だね」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一方その頃、森の中を1人の人物が歩いていた。
???「マサカ、アメノヒバリがベタベタで強化サレタ妖怪倒スナンテ予想外スギタネ」
その人物は狭霧たちの戦いを見てべたべたを操っていた張本人だった。
???「ケド結界的にベタベタ倒シタのはフユゾラコガラシダケドネ。ソンデ最後の最後にナンカ2人の空間がホンノリ桃色にナテタヨ」
その人物は雲雀が完全な霊装結界を纏っていた所やコガラシがべたべたを倒した所、そして雲雀がコガラシに想いを伝えた所までしっかり見ていた。
???「アァ、ホントに、ホントに・・・
クダラナスギテイラツクヨ・・・!!」
ボォゥゥゥゥゥッ!!!!
先程まで陽気な声のトーンが急に低くなり顔が強張ったと同時にその人物の周囲に生えていた草や木が燃え上がった。
そして炎は燃え広がることなく瞬く間に草や木は燃え尽きて灰となり辺りは焦げた臭いで充満した。
???「オォット、ワタシとシタコトが、ツイ術を使テシマタヨ」
まるで人格が変わったかのように陽気な口調へと戻り歩き出した。
???「マァヤツラの実力も分カタコトダシ、トリアエズイイネ。今回はホンノゴ挨拶ダシネ。セイゼイ強クナテルコトを願テルヨ~」
そう呟いてその人物は鼻唄を歌いながら森の奥へと消えて行った。
感想のほど、よろしくお願いいたします。