お昼が過ぎて時計の針が2時を差している頃、町のスーパーで仲居さんが買い物をしていた。
今晩の夕飯の材料を買うために買い物をしているが、ゆらぎ荘全員分の用意をしなければならないためいつも大量の荷物になってしまう。
会計を済ませ仲居さんはいつものように両手に大量に買ったものが入ったビニール袋を持ちスーパーを出た。
(さて、呑子さんたちはお片付けを終わらせてるでしょうか?)
買い物に行く前、呑子とマトラが組み手をしていたが庭庭大きなクレーターを作ってしまい2人揃って叱り片付けをするように言い聞かせたのであった。
そしてこれからゆらぎ荘へ戻ろうとした時だった。
「あれ?ちーちゃんだー!」
「?」
急に聞き覚えのある声が聞こえてきたため、仲居さんが声のした方を振り向くと仲居さんと同い年くらいに見える2人の女の子がいた。
「まおちゃん!?みっちゃん!?」
2人の姿を見て仲居さんは驚いて声を上げてしまった。
このまおちゃんとみっちゃんと言う女の子たちは仲居さんがゆらぎ荘の面々に隠して通っている中学校の同級生で親友と呼んでいい程の仲である。
「ど、どうしてここに…!?」
「買い物に決まってんじゃん!」
「そっちはすごい荷物だね~?」
「えっ…?えぇ!ウチの人にお夕飯の買い出しを頼まれまして…!」
当然まおちゃんとみっちゃんの2人にも自分が座敷わらしでゆらぎ荘の管理人をしていることを隠しているためバレないように誤魔化そうとした。
「荷物持つの手伝ってあげるよ!どうせ暇だし!」
「まだちーちゃんの家行ったことなかったしね!」
「!?」
仲居さんの荷物の量を見てまおちゃんとみっちゃんは家まで持っていくのを手伝うと言った。
2人をゆらぎ荘へ連れて行ったら何もかもバレてしまうため断ろうとした時だった。
「七海、こっちのスーパーの方が近かったんじゃない?」
「今日は向こうのスーパーが特売日だったのよ」
(!?あれは…!)
再び聞き覚えのある声が耳に入りその方を振り向くと向こうの道から浩介と七海がこちらへ歩いて来ていた。
買い物帰りなのか、2人とも両手にビニール袋を持っていた。
このまま2人と鉢合わせをしてしまえば秘密がバレてしまう。
そう思った仲居さんはまおちゃんとみっちゃんを壁にして身をかがめ浩介と七海から見えないように隠れた。
「ち、ちーちゃん…?」
「どうしたの?」
「すみませんお2人とも…!そのまま動かないでください…!」
仲居さんの突然の行動にまおちゃんとみっちゃんは首を傾げるも取り敢えず言うとおりに動かないようにした。
浩介と七海がこちらへ近づいて来る足音が聞こえながらも仲居さんはバレませんようにと祈った。
「そういえば今日の夕飯って何?」
「何だと思う?」
「う~ん…七海がこの前作ったちくわがメインのちくわチャーハン?」
「残念。正解はネギも卵も入ってないかまぼこオンリーのかまぼこチャーハンよ」
「あ~そっちか~…外れちゃった~」
(何ですかかまぼこしか使わないチャーハンって!?それただのかまぼこのご飯炒めですよ!)
2人の会話に心の中で突っ込むもこちらに気づかずにそのまま通りすぎて行った。
2人が見えなくなったことを確認した仲居さんは壁から出てホッと胸を撫で下ろした。
「危なかったです…」
「ちーちゃん、今の人たちって…?」
「い、いえ!なんでもありません!それより私はこれから家の手伝いもしなければなりませんので!それじゃまた明日学校で!」
「う、うん、またね…」
これ以上2人から質問をされたらボロが出てしまいそうなため、仲居さんは挨拶をしてその場から逃げるようにゆらぎ荘へと帰って行った。
その背中を見送りながらまおちゃんとみっちゃんは目線を合わせた。
「…どう思う?」
「うーん…あたしちょっと心配かも」
「だよね!ウチも!」
仲居さんの行動を不審に思い2人は議論を始めた。
「あんな大荷物の買い出しを1人で行かせる!?土日に遊びに誘っても中々来てくれないし!たまに家の事情で学校休むし!」
「部活にも入らずすぐ帰るし!調理実習の時の手際の良さ異常だったし!それにさっきの2人も気になるし!」
今までの学校生活の様子や先程の行動、そして浩介と七海から隠れたことなどを見て普通の中学生にしては明らかに何かおかしいと思った。
「あぁ!?」
「もしかしてちーちゃん!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『さっさと窓拭きを終わらせなさい!それが済んだら洗濯と庭掃除をやって!』
『あと電球の取り替えもしてね』
『はい…分かりました…』
『もし手を抜いたら、貴女の今日の夕飯はかまぼこチャーハンのご飯抜きだから』
『それただのかまぼこ炒めだよ。手抜きなのは料理の方だよ…』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「さっきの2人にお家でコキ使われてるんじゃ!?」
「学校じゃ元気なフリしてるけど誰にも助けを求められず、いつもかまぼことちくわしか食べてないのかも!?」
いろいろ考察した結果、2人の頭にはシンデレラのように浩介と七海から召使いのように扱われ食事はかまぼことちくわしかないビジョンが浮かんでいた。
何故かまぼことちくわしか食べていないと思ったのかというと浩介と七海の会話を聞いたからである。
「こうなったらこっそり家までついて行こう!」
「ウチらでちーちゃんを助けなきゃ!」
友人として放っておくことができず、まおちゃんとみっちゃんは仲居さんの後をつけるのであった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
しばらくして、仲居さんの後をつけた2人は彼女が入ろうとしている建物を見て唖然となってしまった。
何故ならそこは地元で有名な心霊スポットのゆらぎ荘だったからである。
「こ、ここって…あの、幽霊旅館だよね!?」
「何でちーちゃんがこんなところに…!?」
まおちゃんとみっちゃんは茂みに隠れながら慣れた足取りで階段を上っている仲居さんに驚いてしまう。
そして更に目を疑う光景を目撃してしまう。
なんと仲居さんが持っていたビニール袋が宙へ浮いたのであった。
仲居さんはというと浮いているビニール袋の方を見ながら口を動かしている。
実は隣に幽奈がいるのだが、霊力の薄い2人にはその姿は見えずにいる。
「に、荷物が浮いてる!?ていうかちーちゃん誰かと喋ってない!?」
「誰!?誰かそこにいるの!?ちーちゃぁん!?」
2人が必死に呼び掛けるも仲居さんは幽奈と共にゆらぎ荘へと入ってしまった。
「も、もう帰ろうよみっちゃん!あたしお化けとかホントに無理だよぉ…!」
怪奇現象を目撃してしまったまおちゃんは涙目になりながら今にも逃げ出しそうであったが、みっちゃんがそれを引き留めた。
「ダメだよ!だってちーちゃんはいつももっと怖い思いをしているのかもしれないんだよ!?」
「!!」
「お化けなんて大人は絶対信じてくれない!ちーちゃんを助けられるのはウチらだけなんだよ!まおちゃんが無理ならウチ1人でも行く…!」
本当は怖くて帰りたいのは同じ気持ちだが、友人の仲居さんをこのまま放っておく訳にもいかないみっちゃんは1人でも行こうとした。
それを聞いてまおちゃんも一緒に行くことを決めた。
「あ、あたしも行くよ!かまぼことちくわしか食べてないちーちゃんを放っておけないよ…!」
「まおちゃん…!取り敢えずかまぼことちくわのことは一旦忘れよっか…」
「そ、そうだね…!」
混乱しておかしなことを言ってしまったまおちゃんは自分の頬を叩いて気合いを入れた。
「よしっ!2人でちーちゃんを助けよう!」
互いに頷きゆらぎ荘へ行こうとした時だった。
2人の目の前に巨大な顔が現れ、こちらをジッと見下ろしていた。
この顔の正体はこゆず。
変化の練習で巨大化していた時にまおちゃんとみっちゃんを見つけ覗き込んでいたのである。
「あれ?人だー!」
突然のことにまおちゃんとみっちゃんは頭の整理が追いつかず、身体を硬直したまま後ろへ倒れ込みそのまま気絶してしまった。
「わっ!?大丈夫ー!?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
買い物から戻り私服から割烹着へ着替えた仲居さんは目を見開いて冷や汗をかいていた。
その理由は、エントランスの畳の上で友人のまおちゃんとみっちゃんの2人が顔を青くしうなされながら気を失っていたからである。
あの後こゆずが幽奈を呼んで気絶した2人をここまで運んだのである。
(な、何故まおちゃんとみっちゃんがここに!?もしや私の後をつけて…!?)
もし2人が起きてこゆずから仲居さんのことを色々聞かれたらバレてしまうのは明白。
どうにかして誤魔化さなければと考えた時だった。
「う~ん…」
「あぁ!?」
みっちゃんの眉毛が動き今にも起きそうな様子だった。
(こ、こうなったら仕方ありません!)
秘密がバレてしまうことを防ぐために仲居さんは運勢操作で自分の運を上げた。
すると庭の方から何か大きな音が聞こえた。
「何の音でしょう?」
「ボク見てくるー!」
音が気になった幽奈とこゆずの2人は庭の方へと向かっていった。
(今のうちに…!)
その隙に仲居さんがエントランスから逃げ出そうとした時だった。
向こうから歩いてきたコガラシに気づかずにそのままぶつかってしまった。
「うおっ!?」
「きゃっ!?」
そして2人はそのまま倒れ込んでしまったが、仰向けになっているコガラシの顔に仲居さんのお尻が覆い被さった体制になってしまった。
仲居さんの運勢操作は確かに強力ではあるが、デメリットとして自分の運勢を上げるとその反動で不幸なことが怒ってしまうのである。
「あ、あぁ…!?///」
「す、すんません仲居さん!///」
2人は顔を赤くしながら咄嗟に距離を取った。
しかし仲居さんの不幸はこれで終わりではない。
「ん…?あれ…?」
「ここは………?」
(あぁ!?2人が起きてしまいましたー!?)
まおちゃんとみっちゃんが目を擦りながら起き上がり窮地に追い込まれてしまった。
「あれ?誰か来てるんすか?」
エントランスにいるまおちゃんとみっちゃんを見てコガラシが声を掛けようとした時だった。
「………すみませんっ!」
仲居さんが急にコガラシの胸に顔を埋めるように抱きついて来たのだった。
突然のことにコガラシは戸惑ってしまう。
「な、仲居さ」
「私の名前を口にしないでください!」
「はい…!?」
「何も言わずに、あちらのお2人方に話しかけずこのまま一緒にあちらへ…!お願いしますコガラシくん…!」
2人に顔を見られないように仲居さんは離れずかなり切羽詰まっている様子である。
「よ、よく分かんねぇけど、了解っす!」
状況を把握していないコガラシは戸惑いながらも仲居さんの様子を見て取り敢えず言うとおりにこのまま歩き出そうとした時だった。
「あれ?もしかしてちーちゃん!?」
「な、何やってるの…!?」
(バレたぁぁ!?)
割烹着を着ているにも拘らず後ろ姿だけであっさり見破った2人に仲居さんは動揺してしまう。
「ち、ちち違いますよ!?私はその………!?」
「っかしぃなぁ、どっかに置き忘れたか…?」
仲居さんが言い訳をしようとした時、奥の通路から秋宗の声が聞こえ足音が徐々に近づいていた。
「あっコガラシと仲居さん、ちょうどよかった。俺のドライヤー知らねぇか?部屋になくてよ」
そして秋宗が通路から姿を現したのだが、それを見て仲居さんは絶句してしまった。
何故なら上半身裸のまま首からタオルを下げてオオカミ人間の姿になっていたからである。
秋宗のオオカミの毛は手入れを怠ると傷んでしまうため定期的にトリートメントを行っているのである。
その際に自前のドライヤーを使っているのだがどこにも見当たらずゆらぎ荘内を探しエントランスへ来たのであった。
ちなみに秋宗の今の姿を目撃してしまったまおちゃんとみっちゃんはというと、
「きゃぁーーー!?で、出たぁーーー!?」
「化け物ぉーーー!?」
当然の反応と言うべきか、声を揃えて絶叫してしまった。
「………どういう状況だ?」
「俺が知りてぇよ………!?」
見かけない2人にコガラシに抱きついている仲居さんを見て秋宗はまったく理解できなかった。
(つ、次から次へと~………!)
仲居さんにとってどんどん最悪な状況へ流れていってしまう中、再び庭から大きな音が鳴り響いた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「あ~あ!また壊して~!」
「わざとじゃねぇよ!」
一方庭の方では片付けを終えた呑子とマトラの2人が組み手を再開していた。
片付けをしたにも拘わらず再びクレーターが出来てしまった。
すると呑子が鬼火砲を2発自身の角から発射するも、マトラは慣れたのか軽々と避けることができた。
「どうだ荒覇吐!?避けられるようになってきたぜ!」
「それはどうかしらぁ?」
そのまま突っこもうととしたマトラの後ろから先程の鬼火砲が追尾してきた。
「なっ!?」
鬼火砲は呑子の意思で自由自在に操ることができるのである。
「だったらよぉ!」
咄嗟にマトラは脚を呑子の腰に回してホールドした。
すると2発の鬼火砲は2人の左右を通りすぎていった。
もし鬼火砲が当たろうものなら呑子も被害を受けてしまうため操作して向こうへ飛ばしたのである。
「考えたわねぇマトラちゃん。でもそんな絞め技じゃ倒せないわよ~」
「だからこのままボコる!」
「それ無理じゃない~?」
マトラはラッシュを仕掛けるも呑子は軽々と受け止め中々勝負が決まりそうになかった。
そんな2人の様子を騒ぎに駆けつけた全員が傍観していた。
「なんなのあの人たち!?」
「鬼!?化け猿!?」
「そこだ姐さーん!負けんなー!」
宙に浮いている2人の人ならざる者たちの戦いを見てまおちゃんとみっちゃんは唖然となるも、秋宗はスポーツ観戦のように楽しみマトラに声援を送った。
事態が急激に悪くなってしまっていることに仲居さんが怒りでプルプル震えていると、後ろから声が聞こえた。
「こんにちはーって何この状況?」
「酔っぱらいさんと鵺さんがバトってんでしょ」
秋宗たちが振り替えるとそこには浩介と七海がいた。
2人とも買い物を終えて一旦家に帰って後、ゆらぎ荘へ来たのであった。
「七海ちゃん!」
「浩介、どうしたんだ?」
「ちょっと遊びにね」
「それより秋宗くん、これ返しとくよ」
そう言って浩介は秋宗に紙袋を差し出した。
「あれ?何か貸してたか?」
「ほら、この前秋宗くんのドライヤー結構いいやつだから使ってみたいな~って言ったら貸してくれたじゃん」
「………あぁ!そうだった!お前に貸してたんだな!」
どおりで見つからない訳だと少し恥ずかしくなりながら袋の中を確認すると、確かに自前のドライヤーが入っていた。
そんな中、まおちゃんがみっちゃんが浩介と七海を見て声を上げた。
「あぁ!?さっきの2人だ!」
「ちーちゃんを苛めてる人たち!」
『………は?』
突然指を差され訳のわからないことを言われたことに浩介と七海は揃って首を傾げてしまう。
まおちゃんとみっちゃんは先程のスーパーにて、仲居さんが浩介と七海から隠れたことから2人が仲居さんを苛めていると勘違いしているのである。
「ちーちゃんに酷いことしないで!」
「かまぼことちくわだけじゃなくてもっといろんなものをちーちゃんに食べさせてあげて!」
「か、かまぼこ?ちくわ?そもそもちーちゃんって誰のこと…!?」
当然そんなことなど浩介たちが知るよしもなく初対面の2人から暴言を言われたことに戸惑ってしまう。
すると七海はまおちゃんとみっちゃんを鋭く睨んだ。
「………初対面なのに暴言吐くなんて…少し、お仕置きが必要ね」
そしてそのままポルターガイストで後ろに置かれていた岩を浮かした。
「ひぃっ!?」
「い、岩が浮いてる!?」
「(七海…!)」
「(大丈夫、寸止めするから)」
怯えてしまっているまおちゃんとみっちゃんを余所に浩介は小声で七海を叱るも、七海は元から当てるつもりなどなく笑って答えた。
その時だった。
「いい加減にしてくださいよ…!」
突然呑子とマトラ、七海の周りに黒い人魂のようなものが現れた。
「んぁ?何だこれ?」
「こ、これって仲居さんの…!?」
「何この人魂?」
マトラと七海はこの人魂のようなものが何なのかまったく分からないが、呑子だけは察し顔が青ざめていった。
この黒い人魂の正体は仲居さんの運勢操作で運を下げた時に発生するものでこれから間違いなく不幸なことが起きる前兆である。
「皆さんホントにいい加減にしてくださいよ…!次から次へと騒ぎを起こして…!もう私にも何が起こるか分かりません…ただ確実に、不運があなた方を襲います!」
そして仲居さんの運勢操作が発動された。
まず空に浮いている呑子とマトラへ鳩の群れが突っ込んで来た。
「わっ!?」
「何これぇ!?」
しかし鳩の群れはそのまま通り過ぎて行ったのだが、その進行方向には先程の2発の鬼火砲が向かっていた。
「いけない!そっちに飛んでいったら鬼火砲が!」
このままだと鬼火砲が鳩の群れに直撃してしまうことを避けようと呑子は慌てて鬼火砲を操作して軌道を反らした。
しかし、鬼火砲の1発は呑子とマトラ、もう1発は七海の方へと向かっていった。
「あ」
「え?」
「へ?」
「ちょっと待って、僕関係なくな」
そしてそのまま側にいた浩介をも巻き込んで鬼火砲は3人へと命中してしまい爆発に呑まれてしまった。
「呑子さーん!?」
「姐さーん!?」
「七海ちゃーん!?」
「平賀ぁ!?」
人が爆発に呑まれた光景にまおちゃんとみっちゃんはガタガタと震えてしまう。
「ち、ちーちゃん…」
「これって…!?」
「………もう、隠し通す訳にもいきませんね…!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あの後、千年もの時間を生き続けている座敷わらしだということをみっちゃんとまおちゃんに明かした仲居さん。
しかし2人は怖がることなくいつも通りに仲良くしたいと言い仲居さんは思わず嬉し泣きをしてしまったのであった。
そして今回の件で呑子とマトラはかなり反省し組み手も程々にしようと心に決め、流石の七海も仲居さんだけは怒らせないようにしようと誓った。
ちなみに大広間では、
「僕今回何も悪いことしてないよね!?やっぱりアレ!?かまぼこチャーハンのくだりでツッコミを入れなかったから!?」
「かまぼこチャーハン…!?」
「何言ってんだお前…!?」
感想の程、よろしくお願いいたします。