どうしてこうなったのか俺は考えていた。
今自分の目の前にいるのは、あのギレン・ザビだった。
俺は大学に帰って、疲れから強烈な眠気に襲われ、ソファに横になって寝ていたのに眼が覚めると、俺の好きなガンダムのギレン・ザビが目の前にいたのである。
「さて、レイン聞いているか?」
「えっ!自分ですか⁉︎」
「そうだ。何をおかしなことを言う。」
どうやら自分はレインという名前のようだ。
「お前も知っての通りルウム戦役で捕らえていたレビルに逃げられ、こちらの内情を連邦に知られてしまったが、我々はここで終わるわけにはいかない。」
話を聞くと、今はルウム戦役後でレビルに逃げられジオンにはあまり余力がないことを連邦に知られてしまった時期らしい。
「我々は近々地球に対しての降下作戦を考えている。その降下作戦にお前も参加してもらう。」
「はい。それで作戦目標はやはりオデッサですか?」
俺は原作を知っているため、ジオンが最初はどこに降下するのかわかっているので問題なく答えた。
「そうだ。よくわかっているな、さすが我が弟だ。」
ギレンの弟発言にどうやら自分はザビ家の人間ということがわかり俺は内心驚き、今自分が着ている佐官服チラッと見てみると階級は中佐であることに更に驚いた。
「お前には後々副官と部下をつける予定だ。何か質問はあるか?」
自分に副官がつけられることを知り、俺は試しに質問してみた。
「一ついいでしょうか?」
「何だ?」
「副官や部下は私が決めてもいいですか?」
「ふむ・・・ドズルやキシリアの部下を引き抜く場合は二人に話を通しておけ。」
副官と部下については問題ないようだが、ギレンの言う通りドズルやキシリアの部下を引き抜く場合は二人に話を通さないといけない。
「わかりました、ありがとうございますギレン兄様。」
「話は以上だ。もう下がっても良い。」
「はい、失礼します。」
ギレンの執務室を退出して、俺はしばらく歩いて誰もいないことを確認して
「どうなってんだこれは?」
壁に手をついてどうしてこうなったのか考えていた。
あの日は疲れてソファにそのまま寝たことは覚えているが、どうして自分がガンダムの世界にいてその上、レインという存在しないキャラになっているのか。
それに髪の色も白色で、黒色だった俺とは違いさらにわからなくなった。
そう考えていると誰かが近づいてくるのを感じ、何事もないようにし近づいてくる相手を確かめると
「ん、レインか。」
「キシリア姉様」
ギレンの次に今度はキシリアと会い、俺は内心驚きまくり叫びたい気分だったが、叫ぶわけにもいかずグッと抑え込む。
「どうした?」
「いえ、なんでもありません。」
「それで兄上の話は何だった?」
「はい。近々行われる降下作戦に参加するようにと言われました。」
「そうか。私としてはお前やガルマにはまだ早いと思うが・・・」
やはり原作同様キシリアはガルマなど弟には甘いようだが、俺は一番下の弟なのかなと考えていた。
「姉様、心配してくれるのは嬉しいのですが私もザビ家の人間です。兵達が戦っているのに私だけ安全な場所にいるのは嫌なのです。」
俺はキシリアにそう言うと、溜息を吐きながらも仕方ないという感じだった。
「お前がそこまで言うなら仕方がない。だが、死ぬではないぞ。」
「はい。それでは姉様失礼します。」
そう言って俺はキシリアと別れ、俺にあてがわれている部屋に向かおうとしたが、どこかわからず警備の兵に聞いて部屋に入り近くにある椅子に座った。
「はぁーー。本当にどういうことなんだ。」
俺は今でもどういうことかわからずに呟くが
「今は何を言っても変わらないんだ。とにかく俺の出来る限りの事と絶対に死なないようにしなきゃな。」
そのためにはと思い、俺は紙とペンを取り出しある機体の設計図を書き始めるのであった。
活動報告でアンケートを募集したいと思います。
募集内容はオリ主が設計する機体がどれがいいか募集したいと思います。
1.陸戦型高機動ザク
2.グフ先行量産型
3.ドム
の三つの内のどれか一つです。
後、オリ主の副官と部下の意見などもあればお願いします。