新タナ私ハ防空棲姫   作:深海提督

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集ウ深海棲艦ノ鬼ヤ姫達

会議を始めて3時間、顔を出していた太陽が完全に沈み、有明月が顔を出していた。

 

「………zzZ」

 

利根は集中力が切れたのか、腕組みをし、鼻ちょうちんを膨らませながら眠っていた。

 

「やはり対空面を考えて輪形陣にして、一航戦2人と秋月にできるだけ多くの艦載機を撃墜してもらうべきか…バリバリ…」

 

「いえ、そうすると武蔵さんの砲撃が活かせなくなって……ボリボリ…」

 

「ここは秋月さんと赤城さんの対空能力を信じバリボリ…」

 

一航戦と武蔵は真面目な顔をしながら会議を進めているが、真ん中に置かれている煎餅をバリバリと噛じっていた。

 

唯一私と筑摩、提督だけが普通に会議を進めていた。

 

「やはりここは単縦陣でどうでしょうか?」

 

「火力が少しだけ落ちてしまいますが、命中率重視で複縦陣にするべきかと…」

 

「いや、3人の成績を見る限り命中率はかなり高い。自信が無いなら複縦陣でもいいが、自分の命中率に自信が無いのか?」

 

「いえ…そういう訳では…」

 

「筑摩さん、自分の砲撃に自信を持ってください。砲撃の命中率は私と同じくらい良いんですから」

 

「そう…ですか…それなら、秋月さんの単縦陣にしましょう」

 

 

▫▫▫▫▫▫▫▫▫▫▫▫▫▫▫▫▫▫▫▫▫▫▫

 

 

「さて……これにて、大演習に向けての会議を終了する。大演習は今日から4日後に行われる、それまでの間に各自本番に備えるように」

 

会議がようやく終わり、時計を確認すると21時を回っていた。

 

「利根姉さん、会議終わりましたよ」

 

「んがっ!」

 

「赤城さん、一緒に食堂行きませんか?」

 

「いいですねぇ…今日はカツカレーでしたっけ…?」

 

会議室を出ると、各自部屋や鳳翔の店に向かっていった。

 

(サテ…私モ晩御飯ニ行コウカシラ…)

 

 

 

 

 

 

 

一方、深海の基地にある泊地棲鬼の個室にて……

 

椅子に深く座り込み、仕事用デスクに置かれたモニターを起動すると、画面に数隻の姫級と鬼級が表示された。

 

「アラ……泊地ガコンナニ各地ノ姫ヤ鬼ヲ集メテ通信ダナンテ、珍シイ事モアルモノネ」

 

1隻が少し小馬鹿にした風に泊地に問いかけてくると、真剣な眼差しを返しながら話し始める。

 

「……艦娘トノ戦争ガ忙シイ中、ワザワザ緊急ノ集会ニ集マッテクレテアリガトウ。今回ハ、トアル大型作戦ヲ大至急行ッテモラウ為ニ呼バセテモラッタワ」

 

「大至急トイウト……作戦決行日マデノ猶予ガ少ナイノカシラ?」

 

「アア、先ニ伝エサセテモラウガ、作戦決行日ハ今日カラ4日後ダ」

 

すると、4日後というかなり短い準備期間にモニターの姫級達がざわめき始める。

 

「4日後…カナリ急ネ……何カ大キナメリットデモアルノカシラ?」

 

「艦娘ヲ100隻近ク沈メラレルヨウナ作戦ジャナイト、メリットハ薄イワヨ」

 

「100隻…?イヤ…ソンナ数デ済メバ、艦娘達ハイツモ通リニ攻メテクルワヨ」

 

「ナラ……ドレダケ艦娘達ノ戦力ヲ減ラセルノカシラ…?」

 

1隻が泊地棲鬼に尋ねてくると、泊地棲鬼は悪魔のような笑みを浮かべながら問に答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今回ノ作戦…モシ成功スレバ…日本ニ居ル艦娘ヲホボ丸ゴト無力化デキルワ」

 

 

 

 

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