ツンデレな妹とヤンデレな姉との日常   作:ラシア

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(-_-)ウーム...
最近は忙しくてつい投稿をサボってしまいがち何ですよね…
あまり続きを期待してる人はいないと思いますけど遅れてすみません!(◉︎ɷ◉︎ )
これからはなるべく早めに投稿できるようにしたいな〜...


〜第4話〜僕と家族

前にも話したかな?

僕達には親がいない

...

って言っても別に気にしてはいないんだけどね

と言うかあまりに唐突なこと過ぎたせいか感覚が麻痺してるだけかもしれないけど

話がそれちゃったね...

それで、僕達に親がいないのには訳があってね

その...なんて言うのかな...事故...って言うのが一番いいのかな?

まぁその時の話でもしようかな

 

〜8年前〜

聡壱「え!明日いっしょに出掛けるの!?」

父「ああ、明日はお父さんもお母さんも休みだからね、せっかくだから家族みんなで出かけたいと思ったんだ」

聡壱「やったぁ!久しぶりにみんなでお出かけだ〜!」

恋楓「みんなでお出かけできるのすっごい嬉しい!」

優子「こらこら〜そんなに騒いだら危ないよ〜?」

聡壱「そういうお姉ちゃんだって嬉しそうじゃん!」

優子「えへへ〜バレちゃった!」

母「ふふっほんとにこの子達仲がいいわね」

父「きっと俺とお前を見て育ったからだな!」

母「もう!お父さんったら!」

恋楓「あっ!そういえば、お出掛けってどこに行くつもりなの?」

父「うーん、そうだなぁ...」

恋楓「えー!決めてなかったのー?」

聡壱「はいっ!はいっ!ぼく水族館行きたい!」

恋楓「私も行きたい!お魚さんいっぱい見れるから!」

父「水族館かぁ...行くの何年ぶりになるんだろうな?」

母「確か...新婚旅行で行ったきりよねぇ...」

父「...よし、いくか!水族館!」

 

...こうして僕達は家族揃って水族館へ出かけることになった

そして当日、思いもよらない事が起きたんだ...

 

〜水族館〜

恋楓「わぁ〜...すごい綺麗...」

聡壱「あっちで大きな魚が泳いでる!すごいねお姉ちゃん!」

優子「ふふっ、そうね〜...こうやってぼ〜ってしながら見るのがいいのよね〜...」

母「結婚したての頃を思い出すわね...」

父「あぁ...こんなに時間が経つのが早いとは思わなかったな...」

聡壱「お父さん!お腹減った!」

父「おっ、確かに言われてみればそうだなぁ...よし!ご飯食べに行こうか!」

母「確かあそこをまっすぐ行ったらお土産ショップとフードコートがあったはずよ」

聡壱「それじゃあ食べに、ゴー!」

 

〜水族館 フードコート〜

聡壱「ほいひぃね!」

優子「食べ物を口に入れながら喋っちゃダメよ〜?ほらこぼしちゃった...」

父「ホントに優子は世話焼きだな!」

優子「なんかこの子達見てると放って置けなくてね〜...特にそうちゃんはね〜」

聡壱「?僕がどうかしたの?」

優子「あっ、何も無いわよ?」

母「でも優子が居てくれるおかげでお母さん達とっても助かるわぁ...」

父「お父さん達だけだと手に負えなくなっちゃうからな〜...」

優子「ふふっ、ありがと」

父「ふぅ...そろそろ行くか?」

母「そうね...結構長いことここにいたものね」

父「?ちょっと待て...どこかからクラクションみたいな音が聞こえたような...」

優子、母「.....?」

父「あの車...こっちに向かって来てないか?」

母「言われてみれば...」

優子「まずいんじゃない!?早く逃げた方が...」

父「あぁ...そうだな...聡壱、恋楓、早く行こう」

聡壱「?うん、分かった」

恋楓「あ!お兄ちゃん待って〜!」コテッ

父「急げ!危ない!」

恋楓「.....え?」

 

 

その瞬間、お父さんが恋楓と僕を姉ちゃんのところにまで投げたかと思うと次の瞬間、窓ガラスが割れる音がして、車がすごい勢いでフードコートに入ってきて、丁度少し前まで自分たちが食事していた席の所を突っ切って奥の柱に激突したのが見えた

.....

聡壱「....お父...さん.......?」

優子「きゃあああああああああああああああ!!!!!」

 

恋楓と僕を助けてくれたお父さんは突っ込んできた車に轢かれてしまっていた

 

母「嘘...さっきまで一緒にしゃべってたじゃない...お昼ご飯を食べながら....たくさん笑いあって...いや...いやよ........こんなの嫌.......いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

その後、どれくらいの時間が経ったか、警察と救急隊員が来て水族館は一時立ち入り禁止になった

お父さんの亡骸は回収されたけど、人には見せられないような状態だったそうだ

僕達はしばらくの間その事実を受け止めきれず、悲しみに明け暮れていた

そんなことがあってから一週間後、お母さんがショックとストレスのあまりか酷い熱を出して寝込んでしまった

無理もなかった

いきなり目の前で愛する人を失ってしまったんだ

こうならない方がおかしいんじゃないか、そうも思えた

そうして、1ヶ月もしないうちにお母さんが死んでしまった

原因はストレスを溜め込みすぎたいわば過労死のようだった

その後は親戚が葬式を開いてくれた

みんな親の死を悲しんでいた

そんな中僕達3人だけは泣こうにも泣けなくてただただ虚無感に襲われていた

そこからだろうか

妹はあまり会話をしないようになり、姉ちゃんはいつも以上に優しくなった

そして時は流れて今に至る

姉ちゃんは大学に合格

僕と妹も無事県立の高校へ入学することが出来た

別にあの頃から僕達の関係は変わっていない

ただ妹が反抗期のせいか少し僕に対する対応が雑だったり、扱いにくかったりするけど

でもなんだろう

最近の姉ちゃんは本当に様子がおかしい

僕に対しての反応はともかく、妹への当たりがきついような気がするんだ

と言っても別に優しいってところは変わらないし、いつも通りではあると思うんだけど...

まぁ、そのうち姉ちゃんに聞いてみることにしよう

 

 

 

 




いろんな事してる合間にやってるから誤字とかのチェックがおろそかになってしまうんですよね...
結構疲れるなぁ...(◉︎ɷ◉︎ )
まぁ頑張っていきます(  ^ω^)  
それでは次回をお楽しみに〜(大喜利風)

新キャラ出す?出さない?

  • ボクっ娘の女の子がいい
  • 犬系の女の子を出して欲しい
  • クーデレ(猫系)の女の子出して
  • 別に新キャラはいらん

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