人狼ゲーム 狂信者の惨劇 ~The Atrocious Of Fanatic~ 作:MOGIぴー
緋野 峰花 ~ひの みねか~
主人公の一人。しっかり者で、人一倍正義感が強い。
緋野 保 ~ひの たもつ~
主人公の一人。峰花とは双子でその弟。天然。
西園寺 玲未 ~さいおんじ れみ~
明るい性格。バレー部キャプテンを務める。
東 星彦 ~あずま ほしひこ~
色黒のスポーツマンタイプ。テストの成績はワースト1位。
琴石 奏 ~こといし かなで~
意見をはっきり言うタイプ。いかにもリーダーという感じ。
竜条 交也 ~りゅうじょう こうや~
本人曰く、文武両道だという。男女とすぐ親しくなれる。
津岡 果穂 ~つおか かほ~
メガネをかけた優等生タイプ。分析が得意。
由良 京二 ~ゆら きょうじ~
資産家の息子。常に上から目線。
山月 早苗 ~やまつき さなえ~
ギャル高校生。口は悪いが、ポジティブ。
福渡 乗梨子 ~ふくわたり のりこ~
盲目。目が見えないかわりに嗅覚と聴覚に優れる。
松前 宙太 ~まつまえ そらた~
腕が細く、頼りなさそうである。
大駅 幹葉 ~おおえき みきは~
常に冷静に物事を見る。表情の変化も乏しい。
「姉さん、姉さん」
自分に呼びかける声がした。
峰花はゆっくりと目を開いた。目に映ったのは、弟、保の顔だった。
「よかった。死んじゃったかと思ったよ」
保が胸をなでおろしている。
「全員お目覚めのようだね」
色黒の男子が、峰花を見て言った。
あたりを見回すと、10人ほど、制服を着た人たちが立っていたり座っていたりしていた。
「一体、ここはなんなの」
メガネをかけた女子が言う。
見た感じ、壁や床、天井は木でできているようだ。
「木で作られているな。コテージかなんかか?」
偉そうに椅子に座っている男子が言った。
「どうやら全員目を覚ましたようだな」
突然、暖炉の上のスピーカーから声がした。
声といっても、コンピューターのような声だ。加工されているのだろう。
「では、これより君たちには人狼ゲームをしてもらう」
加工音声の言葉に一同ざわめきが起きる。
そして、人狼ゲームの説明が10分ほど続いた。
「そこのカードをひいて決定せよ。では、健闘を祈る」
そう言った後、沈黙が室内を覆った。
テーブルの上には、12枚のカードが裏返して置かれている。
「あれをひけってことか・・・」
暗い声で、一人の男子が呟いた。
「本当にやるの・・・」
ショートカットの女子が声を震わせて言う。
「その前に」
峰花は大きいはっきりした声で言った。
「みんな名前がわからないので、自己紹介しませんか」
峰花が提案した。どこからか、「賛成」という声も上がった。
「じゃあ私から。私は緋野峰花。高1。一応、クラスの委員長してます、よろしく」
「俺は緋野保。峰花と双子で俺が弟です。同じく高1、以上」
峰花、保、と来て順番的には次は彼女である。
「この流れ、私かなぁ。えっと西園寺玲未、高1。バレー部キャプテンやってるわ」
さきほど声を震わせていた、ショートカットの女子だ。
「俺は東星彦。高2。色黒君って呼ばれてる、頭はもうだめだけどよろしく。ひがしじゃねえからな。あずまだからな」
色黒でスポーツマンの東。
「次、うちやね。琴石奏、高1。よくリーダーやってるので、なんかあったら私が司会するよ」
すごく頼れそうな女子である。
「竜条交也、高3。自分で言うのもなんだが運動も頭もそこそこだから、頼ってくれるとありがたい」
顔も整っていて、まさに非の打ちどころがない。
「津岡果穂、高2。陰キャだって言われるけど実際そうなのでよろしく」
いかにも優等生という感じのオーラが出ている。
「僕かい? 由良京二、高2。まぁいろいろ言うのはアレだが、一応資産家の息子だ。ほかの者は僕に忠誠を誓うのだ」
「こいつ初日に吊っちゃうか」
東が冗談で言ったが、由良は体を震わせた。
「あたし~? 山月早苗っていうんだけど~。高1兼ギャルやってま~す」
金髪で肌が黒い、まさにギャルである。
「次は君だよ、目を閉じてる子」
竜条が言う。
「あ、はい・・・。福渡乗梨子です。高1です。私、目が生まれつき見えないので、誰か付き添ってもらえるとありがたいです。以上です」
杖のようなものを持っている。視覚障害者がよく持っているものだ。
「松前宙太、高2。まぁ僕にはリーダーシップなんてものは無いのでよろしく」
運動をしていないのか腕がもやしのようだ。
「最後は私かな? 大駅幹葉、高3。よく周りから冷静って言われるのでまあよろしくね」
大駅の自己紹介が終わると、
「じゃあカードをひきましょうか」
峰花が言った。
「たしか、人狼3、占い師1、霊能者1、狩人1、狂信者1、狂人1、猫又1、市民3だったね」
と琴石が確認するように言う。
そして、全員一斉にカードを手に取った。
どうも、登場人物の名前を考える時が一番楽しい、MOGIぴーです。
さて第3弾開幕しましたね。主人公の双子は果たして、なんの役職になるのか。
次回お楽しみにぃ。