ようこそ事なかれ教師の実力至上主義の教室へ   作:グレン=レーダス

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感想を自作自演だと疑われていますが、そんなことは無いのでご理解いただけるとありがたいです。
無人島のところまで一気に書きたいのですが、なかなか出来なくて困ってます。


星之宮知恵との密談 前編

綾小路side

寮に戻ってきてから俺は自分の荷物の整理をしていた、まあ、整理といっても自分の服や皿、調理道具、ちょっとした家具程度なのだが。

料理は人並みには出来る自信があるので調理道具をもってきたが自炊をするのは面倒だ、こういうときに料理を作ってくれる人が欲しくなる。そんな人が出来る予定は当分ないがな。

あと1時間で約束の時間になる、シャワーを浴びて身なりを整えたりしたら丁度いい時間になるだろう、俺はそう思い用意をしだした。

待ち合わせの場所に来た時には約束の時間まで15分もあった、早く来すぎたかと思ったが、女性を待つのは男として常識だと思うのでちょうどいいだろう。

そんな事を考えていると向こうから手を振りながら星之宮先生がやってきた。

星之宮先生はピンク色のドレスを着ていて大人らしい綺麗さの中に可愛さを感じる。

星「待った?」

綾「少しなので大丈夫ですよ」

星「む、そこは嘘でも今来たところだよって言うところでしょ」

あぁ、そう言うのが正解なのか、覚えておこう

綾「そうですよね、すいません、それよりも星之宮先生、ドレスがとても似合っていて素敵ですね」

星「あら、ありがとう、綾小路先生もタキシードがすごい似合ってるわ」

綾「ドレスコードをしてこいと言われたので着てきたのですが、変じゃないなら良かったです」

星「とても似合っているから自分にもっと自信がもった方がいいわよ、じゃあ、行きましょうか」

そう言うと星之宮先生は腕を絡めて歩き出した、もう腕を絡めてくる事には慣れたので俺も何も言わずにそのまま歩き出した、こんな時間だから生徒に見られることもほとんどないだろう。

綾「ドレスコードが必要ということはそれなりの店に行くんですよね?」

星「そうよ、色んなお酒がそろっているし、料理もとても美味しくていい雰囲気の店よ、生徒もほとんどいないし完全個室制」

個室なのはありがたいな、誰に見られているかわからない状況なら気を抜くこも出来ないからな。

それから雑談をしながら歩いていると

星「この店よ、すいません、予約した星之宮ですが」

店員「星之宮様ですね、こちらへどうぞ」

そのまま店員に連れられて個室に案内された、案内された所には椅子が二つあり、外の夜景も見られる素敵なところだったのだが、何故か店員は星之宮先生に椅子を勧めることもひくこともしなかった。

店員が女性の椅子をひいてくれない場合は相手の男性が女性の椅子をひくのが常識だ、それでもドレスコードが必要な店で店員が椅子をひかないのは何かおかしい気がするな。

俺は椅子をひいて、星之宮先生を椅子に座らせた。

綾「どうぞ、星之宮先生」

星「あら、ありがとう」

どうやらこの店はコース料理なようでお酒以外は注文しなくても勝手に出てくるようだ。

星「綾小路先生は何飲む?」

綾「じゃあ、赤ワインを」

このような店でビールを頼むはマナー違反だ。

星「私も赤ワインを」

そう頼むと店員は注文を聞き、帰っていった。

星「今日は付き合ってくれてありがとね、清隆先生❤」

綾「いや別にお酒を飲むのに付き合うぐらい全然いいんですけど、いきなり何故下の名前で」

いきなり下の名前で呼ばれたのでだいぶ驚いた、まあ、表情にはだしていないがな。

星「今は二人きりだし下の名前で呼んでいいかなと思ったんだけど、嫌だったかしら?」

綾「いえ、全然嫌ではないのですが」

嫌ではないが少し恥ずかしいな。

星「じゃあ、これから二人きりの時は清隆くんって呼ぶわね?私のことも知恵って呼んで」

綾「善処します」

ここでごねても無駄なのはわかりきっているので俺は従うことにした、二人きりの時だけだと言っているので誰かに見られることもないだろうからまあ、別にいいだろう。

綾「星之宮先生はよくこのお店に来るんですか?」

星「むー、知恵でしょ?清隆くん、あと敬語も二人きりの時はやめて欲しいな」

綾「知恵はよくこのお店に来るのか?」

星「んー、たまにしか来ないわよ、1人で来るお店でもないし、そんなしょっちゅう来るようなところでもないでしょ」

そんな話をしていると赤ワインと前作が運ばれてきた。

赤ワインは年代物のとてもいいものが使われていたし、前菜を一口食べるとつい

綾「美味い」

と言ってしまった。

星「でしょー?私のイチオシのお店なんだ」

綾「とてもいい店ですね、またきたくなる」

星「近いうちにまた来ようね?二人きりで」

二人きりの所を強調された気がしたがまあ、気の所為だろう。

星「ねー、清隆くんはどうしてこの学校の教師になろうと思ったの?」

綾「そうですね、人にものを教えることは好きでしたし、自分の手で生徒達を導いてあげたいと思ったんですよ」

星「本当にそれだけ?清隆がこの学校を卒業する直前にプライベートポイントを使って2年後にこの学校で教師になる権利を買ったのに?」

綾「やはり母校なのでこの学校の教師になりたかったんですよ、正当法じゃこの学校の教師になるのはほとんど無理なので」

まあ、本心のところもあるがだいたいのところは嘘だがな、俺がこの学校の教師になりたかったのは自由が欲しかったからだ、この学校で3年間自由な日々を過ごして俺はそんな日々がもっと欲しくなった、だから理事長にこの学校で教師をする権利を得るために必要なポイントを聞いてそのポイントを貯めてその権利を買った、何故2年後に教師になれるようにしたのかというと、そのまま教師になろうとすると俺は必ずあの男に妨害され連れ戻されと思ったからだ、あの男は日本政府にすら影響を与えるほどの力をもっている、卒業と同時に俺を連れ戻すつもりだったろうが、俺は卒業してからの2年を使い、あの男が俺に手を出せないように動いた、理事長達の協力があり俺は再び自由を得ることができた、だが安心してはいけない、あの男はこの程度で諦める男ではないからだ、いつの日か必ず俺の前に再び現れるだろう、だがその時はまた潰すだけだ、何度来てもたたき潰してやろう、俺はあの男の所有物ではない、綾小路清隆という人間なのだから。

でもあの男は俺に執着している、さっさと諦めてほしいものだ、俺に執着するぐらいなら俺より有能な人をつくる努力をして欲しいのだがな、しかし、仕方がない、それがあの男、俺の父親であり、厄介な敵でもある綾小路清次という男なのだから。




綾小路の父親の名前は原作でもまだわかっていなので適当につけました。
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