伝説となった男の人理修復   作:Seli

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13話

俺は食事を終えて、ダ・ヴィンチと立夏と共にカルデア内を回っていた。

 

 

「んー、オルガの仕事の手伝いをしようと思ったんだが…………

断られたな。 施設の必要な設備でも増設しようかな?

そうだ! サーヴァント達の要望も聞いて作るようにしよう。 そうすれば不満も減ってくるはずだ。」

 

 

「設備の増設ですか?

良いですね、ハルキさん!

例えば、どんなものを考えてるんですか?」

 

 

「とりあえず、娯楽施設は欲しいな。

職員もリラックスできるだろうし、サーヴァント達も楽しむことができる。

例えば、プールとかアミューズメントパークとかかな。

道具があれば、サーヴァント達と協力して作ろうと思っているんだが……」

 

 

「増設は可能だと思うよ。予算等を含めた許可が必要だけどね。

君が作るのかい?!」

 

 

「そうだな。 生前は大工仕事みたいなこともしてたこともあったし、壊れたものは自分でほとんど直してたからな。

その技術を生かすつもりだが、限界があるな。

知識があるスタッフの協力が必要になるんだが、誰かいるか?」

 

 

「スタッフの中に何人かはいるから、声をかけておこう! 他に要望はあるかい?」

 

 

 

「そうだな…………… 力仕事になるだろうから、男手が欲しいな。 スタッフの本来の仕事に影響が出ない範囲で宜しく頼む。」

 

 

「了解したよ! それにしても、ますますハルキくんに興味が出たよ! 君の過去を知ってみたいね~」

 

 

「私も興味あります! ただ、いきなり聞いたら失礼だよ、ダ・ヴィンチちゃん!」

 

 

 

 

「ははは、別に良いですよ。俺の過去を聞いてもつまらないと思うよ? どこにでもいる平凡な人間だったしね。」

 

 

俺は暗い顔で言うと、ダ・ヴィンチちゃんに頬っぺたを引っ張られた。

 

 

 

「なにをふるんですか?」

 

 

「それは、良くないよ! 暗い顔をしてると元気も無くなるし、嫌な気分になってくるからね……… 私みたいに元気で明るくしてないとダメだよ?」

 

 

 

 

「ありがとう…………… そうだな。

俺が暗い顔してると、間違いなくマスターに怒られるな…………

俺の過去は、またの機会に話すよ、二人とも。

 

そう言えば、ロマンはどこにいるんだ?

ちょっと聞きたいことがあったんですけど…」

 

 

「ロマニかい?

ロマニなら医療室だよ。」

 

 

「そうか、ありがとう。

後で顔を出すとしよう。

先に、食堂に新たなテーブルを増設しよう。

二人とも手伝ってもらえるか?」

 

 

「勿論だとも!

私は芸術以外はからっきしだから、色々と教えてくれたまえ、ハルキくん!」

 

 

「はい! 私も手伝うので、分からない所は教えてください!

よーし、頑張るぞ!」

 

 

「ありがとう、二人とも。助かるよ。」

 

 

俺は、立夏とダ・ヴィンチに手伝ってもらいながら、食堂に置く新たなテーブルを作っていくのだった。

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