色々と楽しみです。
それでは、第2話です。
「なんですって!? 」
「うんうん。オルガマリーがこのように明るい顔をしているのは、大変珍しいよ! 君はおもしろいね! 大変気に入ったよ。
おっと、自己紹介がまだだったね。
私は、レオナルド・ダ・ヴィンチだ!
クラスはキャスターだよ。
こう見えて女性だから、ダヴィンチちゃんとでも呼んでくれ!」
「初めまして。天羽 ハルキです。
クラスはキャスターです。
ここまで有名な方に会えるとは感激です!
私は名の知れた者では無いので、恐縮です。
これからよろしくお願いします。」
「ハルキくんだね!
君の名前は、聞いたことが無いから、益々興味が出るんだよ!
カルデアに召喚されたのも気になるね~。
オルガマリーも気になるだろ?」
「はい。 その・・・・・
私をマスターにするといい、認めてくれたサーヴァントだから、彼が良いというなら私は知りたいです。」
「ああ。 それなら、このキャスパリーグが触媒になったんだと思いますよ?
キャスパリーグと仲良かったですから。
」
「フォウ、フォウ!」
キャスパリーグは俺の肩に乗りながら言った。
「なるほどね~。
オルガマリーをマスターにするって言ってたけど、どうやってするんだい?」
「それなら、すぐできますよ。
オルガマリー、ごめんけど手を借りるよ。」
俺はオルガマリーの手を取り、自分の魔力を流しパスをつないだ。
すると、オルガマリーの左手に令呪が現れた。
「うん、成功したみたいだね。私の魔力を流して君とのパスを繋ぐようにした。
オルガマリー、これで君は私のマスターだ。
どこか体に異変とかはないかい?」
オルガマリーに問いかけると、彼女は戸惑いながら
「…………は、はい。大丈夫です。」
「魔力を流してパスをつないだのかい!?
オルガマリーに害が無いとこを見ると、君の魔力を彼女に害が及ばないように変換したのかい?」
「そうですね。オルガマリーの体質に合うように変換しました。」
「だいぶ規格外なキャスターだね。
優秀な魔術師に習ったのかい?」
「はい。師匠が優秀すぎる魔術師だったので。
死物狂いで鍛えられましたよ・・・・。」
「なるほど………… まだまだ聞きたいことがあるけど、そろそろ戻らないと。
また話を聞かせてくれたまえ!
それじゃあね、オルガマリー、ハルキくん!」
「はい。それでは、また。
マスター、少し良いか? カルデアの案内をしてもらいたいんだけど………」
オルガマリー「カルデアの案内ですね。
少し時間もあるし、今から行きましょうか。
それと、砕けた言い方で大丈夫です。
貴方のマスターなのだから。
あと、マスターではなくオルガマリーと呼ぶこと!
この2つは決定事項です!
行くわよ、キャスター!」
オルガマリーは歩きだし、
「分かったよ、オルガマリー。」
俺はオルガマリーの後を付いていくのだった。