「
俺はアイアスの盾を発現させ、防いだ。
俺は次の攻撃が来る前に、魔法で、弓を出し魔力を込めて相手がいる場所へ打ち返した。
すると爆発が起きた。
「ちっ、どうやら逃げられたみたいだな。
霊基にダメージは入ったはずだが...。
回復するまで、襲ってはこないだろう。」
と言うと、オルガマリー達が唖然としていた。
「キャスター、今のは何?!
弓撃ってたし、盾で防いだりしてたわよね?!
貴方キャスターよね?」
「魔術が一番得意なのは間違いないが、俺は剣とか弓や槍など色々な武器も使えるぞ?
様々な英霊に鍛えられたからな。
他のクラスの適性もあるんじゃないのか?」
「どれだけなのよ、貴方は………………
本当に何者なの!?」
「落ちつけ、マスター。立夏とマシュが思考停止してるぞ。 二人ともケガはないか?」
「はい、大丈夫です!
ありがとうございました、ハルキさん!」
「助かりました。 本来なら私が先輩を守らなければならないのに………。」
「マスターを含め、君たちを守るのが俺の仕事だからな。
マシュ、焦る必要はないよ。
君は君のマスターと共に成長すれば良いんだ。」
「そうだよ、マシュ! 私も頑張るよ!」
「ありがとうございます。ハルキさん。
お願いがあるのですが、宝具を使用し、先輩を守れるようになりたいので、特訓してもらえないでしょうか?」
「マシュが宝具を使えるようになれば、私達の戦力がアップするわね。 お願いできる、キャスター?」
「もちろんだ、オルガマリー。私で力になれるのならば喜んで協力しよう。」
「ありがとう、キャスター!」
オルガマリーは笑顔で言った。
「所長、ちょっと良いですか?」
と立夏は言い、オルガマリーとこそこそ話をし始めた。
「一体どうしたのよ?」
「所長はハルキさんのことどう思っているんですか?」
「………えっと、どうって…………
私を認めてくれて、マスターにまでしてくれた恩人だと思っているわよ。
それがどうかしたの?」
「ふむふむ、なるほど………
これは、先が楽しみになってきたぞぉ!
あ、私のことは立夏で良いですよ。」
「………! 分かったわ。
私のことはオルガマリーでいいわ!
改めてよろしくね、立夏!」
「こちらこそ、よろしくね!
オルガマリー!」
話の内容は聞こえないが二人とも仲良くなっているみたいだ。 良かったな、マスター。
さて、サーヴァントが一体近くにいるな。この感じは、アイツか…………………?
なら大丈夫だな。
「マシュ、お互いのマスターの話が終わるまで軽く修行でもするか?」
「はい! よろしくお願いします。」
マシュと話していたら、
「おいおい。楽しそうなことしてるじゃねーか。俺も混ぜてくれよ。」
杖を持ちフードをかぶった、青髪の青年が話かけて来たのだった。