伝説となった男の人理修復   作:Seli

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5話

熾天覆う七つの円環(ローアイアス)!」

 

俺はアイアスの盾を発現させ、防いだ。

 

俺は次の攻撃が来る前に、魔法で、弓を出し魔力を込めて相手がいる場所へ打ち返した。

 

すると爆発が起きた。

 

「ちっ、どうやら逃げられたみたいだな。

霊基にダメージは入ったはずだが...。

回復するまで、襲ってはこないだろう。」

 

と言うと、オルガマリー達が唖然としていた。

 

 

「キャスター、今のは何?!

弓撃ってたし、盾で防いだりしてたわよね?!

貴方キャスターよね?」

 

 

「魔術が一番得意なのは間違いないが、俺は剣とか弓や槍など色々な武器も使えるぞ?

様々な英霊に鍛えられたからな。

他のクラスの適性もあるんじゃないのか?」

 

 

「どれだけなのよ、貴方は………………

本当に何者なの!?」

 

 

「落ちつけ、マスター。立夏とマシュが思考停止してるぞ。 二人ともケガはないか?」

 

 

「はい、大丈夫です!

ありがとうございました、ハルキさん!」

 

 

「助かりました。 本来なら私が先輩を守らなければならないのに………。」

 

 

「マスターを含め、君たちを守るのが俺の仕事だからな。

マシュ、焦る必要はないよ。

君は君のマスターと共に成長すれば良いんだ。」

 

 

 

「そうだよ、マシュ! 私も頑張るよ!」

 

 

 

「ありがとうございます。ハルキさん。

お願いがあるのですが、宝具を使用し、先輩を守れるようになりたいので、特訓してもらえないでしょうか?」

 

 

 

「マシュが宝具を使えるようになれば、私達の戦力がアップするわね。 お願いできる、キャスター?」

 

 

「もちろんだ、オルガマリー。私で力になれるのならば喜んで協力しよう。」

 

 

「ありがとう、キャスター!」

 

 

オルガマリーは笑顔で言った。

 

 

 

 

「所長、ちょっと良いですか?」

 

 

 

と立夏は言い、オルガマリーとこそこそ話をし始めた。

 

 

 

 

「一体どうしたのよ?」

 

 

 

「所長はハルキさんのことどう思っているんですか?」

 

 

 

「………えっと、どうって…………

私を認めてくれて、マスターにまでしてくれた恩人だと思っているわよ。

それがどうかしたの?」

 

 

「ふむふむ、なるほど………

これは、先が楽しみになってきたぞぉ!

あ、私のことは立夏で良いですよ。」

 

 

 

「………! 分かったわ。

私のことはオルガマリーでいいわ!

改めてよろしくね、立夏!」

 

 

「こちらこそ、よろしくね!

オルガマリー!」

 

 

 

話の内容は聞こえないが二人とも仲良くなっているみたいだ。 良かったな、マスター。

 

 

さて、サーヴァントが一体近くにいるな。この感じは、アイツか…………………?

なら大丈夫だな。

 

 

 

「マシュ、お互いのマスターの話が終わるまで軽く修行でもするか?」

 

 

 

「はい! よろしくお願いします。」

 

 

マシュと話していたら、

 

「おいおい。楽しそうなことしてるじゃねーか。俺も混ぜてくれよ。」

 

杖を持ちフードをかぶった、青髪の青年が話かけて来たのだった。


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