That day, it was missing one of the month   作:サイバーエタニティー

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二章 The moon shine, lack soon
9話 The moon does not return to the original After missing twice


9話

The moon does not return to the original After missing twice

─────────────────────────紗夜side

姉さんと別れた真夜中の事だった。

紗夜「すぅ…すぅ…すぅ…うぐっ!かはっ…!」

急に呼吸が苦しくなった。血も吐いてしまった。

私は意識がしっかり戻らないままナースコールを押し先生を呼んだ。

 

医師「氷川さん!しっかり!おい!緊急オペの準備だ。早くしろ!」

 

紗夜「………ぅ……………」

 

私の意識は闇の中に落ちていった。

────────────────────────

リサside

 

看護婦さんから連絡があり、私は急いで病院へ向かった。

 

リサ「すみません!氷川紗夜さんは!?」

 

看護婦「氷川さんのお友達の方ですね。こちらになります。」

 

アタシは目を見張った。そこには眠ったままの紗夜と、顔を歪ませた先生がいたのだから。

 

リサ「先生!紗夜は…紗夜は助かったんですか!?」

 

医師「一応は…それと彼女を検査した結果、彼女は心臓病にかかっています。」

 

リサ「そんな…」

 

アタシは膝から崩れ落ちた。その時の表情は「ガクゼン」

この言葉が一番しっくりくるだろう。さらに先生は追い打ちをかけるように言った。

 

医師「彼女の心臓病はかなり進行しています。残念ながら手術で完治させることは出来ません。それに…余命は持って一週間でしょう。」

 

リサ「じゃあ紗夜は…紗夜は死んじゃうんですか!?」

 

医師「いえ…まだ手はあります。薬剤を投与して永続的に治療を続けていけばもしかしたら完治する可能性はあります。」

 

リサ「じゃあそれを…」

 

医師「ですが問題が多数あります。」

 

リサ「問題って…?」

 

医師「1つは莫大な医療費がかかることです。保険適応外なので何百万という費用がかかります。」

 

リサ「な…何百万…」

 

医師「ひとつは家族の同意が必要だと言うことです。保護者はもちろんですが日菜さんや優香さんの同意を得なければなりません。優香さんは1ヶ月ほど隔離して様子を見ることになっているので、同意書を書いてもらうことが出来ないのです。」

 

リサ「そんな…」

 

 

医師「申し訳ありませんがこれ以上彼女を持たせるとなるとかなりの負担がかかり余命が短くなります。では、失礼します。」

 

先生が病室を出ていってからアタシは1人泣いていた。

 

リサ「何百万なんて…無理だよ…優香の同意書をアタシが書くことも出来ない…同じRoseliaのメンバーとしてアタシに何ができるの…」




紗夜が倒れたのに日菜が来なかったのは自分が倒れても氷川家に電話をかけないでほしいという紗夜の懇願を医師が承認したからです。
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