That day, it was missing one of the month 作:サイバーエタニティー
(あたし…辛いよ。紗夜おねーちゃんにも裏切られて…優香おねーちゃんはもう帰ってこないんだ…!このまま人生を歩むんだったらいっその事死んでやる!)
そう思いあたしは道路に飛び出した。
その時だった。
「日菜!」
後ろから紗夜おねーちゃんの声がした。その瞬間背中を押された。
「キキーッ!」
物凄い音がしてあたしは震えながら振り向いた。
その光景はあたしにとってどれほどのショックだっただろうか。
紗夜おねーちゃんがトラックに轢かれていた。そして血液が頭から髪を伝いとめどなく流れていた。
あたしは怯えた犬のようにぶるぶる震えていた。
「……ゃ…」
あまりの恐怖に掠れて声が出なかった。だけど頑張って声を絞り出した。
「おねーちゃん…?おねーちゃん!」
返事はなかった。
その後紗夜おねーちゃんは緊急搬送されたが助からなかった。
お医者さんの話では即死だったそうだ。
元々心臓疾患も患っていたために血液量があまりにも足りなかったらしい。
トラックの運転手は過失運転致死傷の容疑で逮捕された。
だけどそんな事はどうでもよかった。
あたしの心にはドーナツホールほどの穴がぽっかりと開いたままだ。
いつまでもそれは変わらない。
いつもは元気いっぱいで先生を困らせるほどなのに今はそんな気力もない。
リサちーにもそれは見抜かれていた。
それは紗夜おねーちゃんが亡くなって1週間後の放課後のことだった。
「ヒナ…紗夜のこと気にしてるの?」
「ううん…気にしてなんか…」
「嘘。どう考えても気にしてるとしか思えない。」
「そんな事…ないよ…」
「ヒナ…一人で抱え込まないで。泣きたい時は泣けばいいんだよ。」
そう言ってリサちーは手を広げて飛び込んでこいと言わんばかりに目配せをした。
…少しくらい甘えてもいいかな…?
「リサちー…うわぁぁぁ!」
あたしはリサちーの胸の中で思い切り泣いた。今まで我慢し続けてきた涙を全て流し切った。
それは実に15分もの間続いた。
だけどリサちーはずっとあたしを抱きしめてくれていた。
「よしよし…辛かったね。」
「うん…!うん…!」
15分後
「少しは楽になった?」
「うん。ありがと…」
「…楽になったのはいいけど…」
「…ん?」
「二人が亡くなったからって自分も死のうなんて考えないでね?困ったらいつでも相談に乗るからね。」
「うん。ありがとリサちー!」
だけど…あたしにはどう頑張っても、相談に乗ってもらっても、心の溝を埋めることなんて不可能だった。
ごめんね…リサちー…
紗夜おねーちゃんの死から1ヶ月後…
あたしは学校の屋上から飛び降りその命を絶った。
こうして氷川三姉妹の未来は絶たれた。
やっと終わったで…
あと受験受かりましたで!
これで小説書く時間も…え?バイト掛け持ち?
更新はまだまだ不定期になりそうです。
気長にお待ちください。
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