紡物語(仮題)   作:バリスタ

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間が空いたけど

第二話


仕事

 

 

 

西野木

「…いたたたた…」

 

篠宮

「ったく…先輩が悪いんだかんな」

 

 

 

 

西野木

「えへへ…えっと…さて…仕事の話をしよう…

 

 

 

 

篠宮君も気づいてると思うけど

 

あの子…憑れてる…

 

いや、正確には狙われてるかしら」

 

 

篠宮

「…蜘蛛か」

 

 

西野木

「そう」

 

 

篠宮

「…でもあれ…神気を感じたが?」

 

 

西野木

「…そうね…神様よ

 

でも本当は違う」

 

 

篠宮

「……?」

 

 

西野木

「元々あれは怪異だったの…

 

それなのに…その理を逸れて

 

この街の神様を追い出したの…」

 

 

篠宮

「…ん?つまり…まがい物の神様に

 

狙われてるのか?」

 

 

西野木

「…そう…でも糸が急に消えたでしょ?」

 

 

篠宮

「…あぁ…確かに」

 

 

西野木

「…この街に元々居た神様はね

 

付喪神から土地神に成った神様なの」

 

 

篠宮

「……ハサミか?」

 

 

西野木

「正解…『コトワリさま』と言う神様」

 

 

篠宮

「…俺の仕事はその蜘蛛の退治と

 

『コトワリさま』を元に戻すって事か?」

 

 

西野木

「そう、ただ…麗華はね…

 

 というよりは西野木の家系はね…」

 

 

篠宮

「巫女の家系でしたよね」

 

 

西野木

「覚えてたのね…」

 

 

篠宮

「覚えてますよ…酔っぱらって

 

 『私、巫女の血筋なのよ』

 

 って何回言われたと思ってるんですか…」

 

 

 

西野木

「…その節は本当にごめん」

 

 

篠宮

「って事はこの町の神職者って」

 

 

西野木

「そうよ、麗華の両親だったの」

 

 

篠宮

「だった…」

 

 

西野木

「気づいてるんでしょ」

 

 

篠宮

「あぁ…」

 

 

西野木

「不自然な形で殺されたの」

 

 

篠宮

「…『コトワリさま』は?」

 

 

西野木

「…それが変なのよ」

 

 

篠宮

「神職者が…仮にも

 

 加護を受けてる人間が…」

 

 

西野木

「…私にもわからないのよ」

 

 

篠宮

「てことは、俺の仕事は

 

 『コトワリさま』に何が起きてるかを

 

 調べるってことでいいんだな?」

 

 

西野木

「えぇ、『コトワリさま』の神気の

 

 消失理由を調べて下さい…」

 

 

篠宮

「急に畏まらないで下さいよ…気持ち悪い」

 

 

西野木

「…ぐすん」

 

 

篠宮

「あぁ…めんどくせぇ…」

 

 

西野木

「警察には根回ししてあるから」

 

 

篠宮

「本当…あんたの人脈がわからねぇ」

 

 

 

 

 

麗華

「あれ?お二人とも起きてたんですか?」

 

 

篠宮

「あぁ…仕事柄寝なくても大丈夫な体になってるから」

 

 

麗華

「ちゃんと寝なきゃダメです!」

 

 

篠宮

「お…おう…」

 

 

麗華の気迫に気おされる西野木

 

 

西野木

「あら珍しい、押し負けるなんて」

 

 

篠宮

「うっせぇ」

 

 

麗華

「寝てくださいね!」

 

 

篠宮

「分かったよ」

 

 

西野木

「じゃ、私も自室に戻って寝よっと」

 

 

 

 

 

 

篠宮

「……明日から…忙しくなるな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌朝

 

 

 

麗華

「行ってきます!」

 

 

西野木

「はーい!」

 

 

篠宮

「いってらっしゃい…」

 

 

 

 

 

 

 

篠宮

「さて…まずは神社からか」

 

 

西野木

「じゃあ、わたしは」

 

 

篠宮

「お留守番で」

 

 

西野木

「えぇ!?なんでよ!」

 

 

 

 

 

 

 

篠宮

「あんたは厄介ごとしか

 

 起こさないでしょ!」






また間が空くと思いますが

そのうち三話投稿します
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