永「準々決勝の相手は首都体育高校に決まったわ」
本「どんなチームなんですか?」
永「典型的な打撃のチームね。どの打者もホームランを打てるわ。守備はそれほどでもないけどね。ただ、ピッチャーは150キロ投げるからそれを打たないとね。4番にも要注意よ」
本「わかりました。ストレートで押すより変化球で躱したほうが良さそうですね」
準々決勝当日
スターティングメンバー
首都体育高校
1番 センター 筒井
2番 ピッチャー 堀
3番 ショート 五十嵐
4番 ファースト 野口
5番 レフト 関根
6番 ライト 金田
7番 サード 川井
8番 キャッチャー 西本
9番 セカンド 久保
明法学園高校
1番 センター 川崎
2番 レフト 林
3番 セカンド 串田
4番 キャッチャー 本条
5番 ファースト 白崎
6番 ショート 小山
7番 サード 大空
8番 ライト 美藤
9番 ピッチャー 早川
山「実況の山田です。明法学園は今大会初先発の早川選手を起用してきましたね」
田「解説の田中です。首都体育高校の強力打線相手に継投策も考えてということだと思います」
永「(もちろん継投も考えてるけどあおいの方が変化球中心だから良いのよね)」
本「今日も後攻よ。しっかり押さえてリズム作るわよ」
一回表
本「(継投もあるし全力で行きましょうか)」
早「(望む所です)」
本「(なら最初はこれで)」
ピシュ
筒「ストレート!貰ったぜ!」
ブンッ
審「ストラーイク!」
筒「何っ?」
本「(マリンボールを初見で打てるわけ無いでしょ)」
いきなり戸惑った相手打線を三者凡退に仕留める
一回裏
川「出塁してくるよー」
ビシュッ
川「(速いねー)」
審「ストラーイク!」
ビシュッ
川「っ!」
キン
山「打ったー!センター前ヒット!ランナー出ました」
永「うん。良いわ。マシンで打ち込みやった効果が出てるわ」
数日前
永「今日からマシン打撃を多くするわよ」
林「珍しいですね。今までしなかったのに」
白「スピードはどうするんですか〜」
永「150キロよ」
串「次の対戦相手の球速ですね」
本「確かにストレートがかなり多いからストレート攻略すれば打てそうですね」
林「(さてと俺はバント練習もしたけど)」
永「(送ってアウト1つあげる必要ないわ)」
林「(なるほどな。アレか)」
ビシュ
川「(行くよー)」ダッ
野「走った!」
林「んっ!」
キン
山「あーっと!ヒットエンドラン!大きく開いた12塁間を抜けていきました!川崎は俊足を飛ばして3塁へ!ノーアウト13塁!」
串「(普段なら犠牲フライで良いんだけどこの試合じゃダメだな)」
本「監督。サイン出さないと」
永「必要ないわ。彼ならやるべきことはわかってるでしょう」